
これから投資をはじめようと考えているあなた!この講座を読めば、「株」と「投資信託」の基本をおさえることができます!
基本を知らない人はかならず損をします。それは投資でマイナスを出してしまうということだけではありません。
知らずのうちに手数料をぼったくられたり、そもそも投資以前に、詐欺にあってしまうことも考えられます。せっかく投資でお金を増やそうとしているに、騙されてしまったら元も子もないです。
- 【第1回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」基本の考え方編
- 【第2回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」家の支出を抑える編
- 【第3回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」保険の支出を抑える編
- 【第4回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」車の支出を抑える編
- 【第5回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」サラリーマンの税金編
- 【第6回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」個人事業主の税金編
- 【第7回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」投資をはじめてみよう編
- 【第8回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」投資商品を知ろう編
- 【第9回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」株と投資信託の基本編
- 【第10回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」不動産で騙されたくない編
株式投資
株式投資について説明します。まず、会社が株券を発行して、会社のオーナーの権利を分割します。その分割された権利=株券を購入することで、あなたはその会社に投資ができます。
株のメリットの一例
①株は流動性が高いので、簡単に売ったり買ったりできる
②株は買ったら、売る以外は何もしなくていいので楽
③株は値段が大きく変わることがある
- 株は流動性が高いので、簡単に売ったり買ったりできる
- 株は買ったら、売る以外は何もしなくていいので楽
- 株は値段が大きく変わることがある
「個別株」と「投資信託(ファンド)」
たとえばトヨタやソフトバンクなどの企業の株をそれぞれ購入することを「個別株」を買うといいます。
一方で、Apple、Google、FacebookなどのアメリカのIT企業ばっかりをあつめた株のパック売りや、日本の不動産ばかりをあつめた株のパック売りなど、たくさんのパック売りも存在します。
こういった、パックで株を購入するやりかたを「投資信託」といいます。投資信託は、ファンドという言い方もできます。
- 個別株と投資信託(ファンド)という買い方がある
- 投資信託(ファンド)は99%の人がぼったくられてしまう
「個別株」と「投資信託」どちらを買うべき?
個別株と投資信託(ファンド)にはそれぞれ特徴があります。まずはそれぞれのメリットを比較してみましょう。
個別株を購入するメリット
①株主優待がある
一度は聞いたことがあるかもしれませんが、企業の株をある程度もっていると、「株主優待」を受けることができます。
その企業に関連したモノ(自社製品など)がもらえたり、サービスの割引券など幅広い種類の優待が存在します。
②企業を正確に分析することで、大きなリターンを得られる
個別株は「どの企業の株をいつ買うか」をしっかり吟味する必要があります。正しい分析を行い、正しいタイミングで購入することで、投資信託(ファンド)よりも大きなリターンを得られます。
投資信託(ファンド)を購入するメリット
①少額からはじめられる
個別株にはある程度まとまったお金が必要(企業によって変動)ですが、投資信託は1万円程度の資金からはじめることができます。
②勉強や企業分析の時間を短縮できる
投資信託(ファンド)は、専門性の高い知識を持ったプロが、代わりにあなたの資金を運用してくれます。
もちろん、時間や興味がある方は企業分析の努力をするにこしたことはありませんが、「仕事の片手間にとりあえず投資をはじめてみたい」という方には大きなメリットです。
投資はしてみたいけど、企業分析とかはちょっと苦手かも…プロが運用してくれるのはありがたいなぁ
③複数の企業などに分散して投資するので、投資先が倒産した際のリスクが少ない
投資信託(ファンド)は、さきほど紹介したとおり複数の企業や商品の「パック売り」です。つまり、多くの企業や債券などに分散投資をしてくれているのです。
1つの企業に集中して資金を投入した場合、極端な話、その企業が潰れてしまったらあなたの資金は一気に消えてしまいます。
いくつかの企業に分散投資をすることで、リスクも分散することができます。
投資信託(ファンド)をはじめてみよう
- 株主優待がある
- 企業を正確に分析することで、大きいリターンを得られる
- 少額からはじめられる
- 勉強や企業分析の時間を短縮できる
- 複数の企業などに分散して投資するので、投資先が倒産した際のリスクが少ない
株でぼったくられないための3つのポイント
①難解な商品は避ける
自分が理解できる商品に投資しましょう。
株にはむずかしい内容の商品がたくさんあります。負けている人・損をしている人は、営業マンなどにすすめられ、難解な商品に投資していることが多いです。
なかには複雑な投資手法をもちいた商品もありますので、自分が一体何に投資をしているのかを理解できないといけません。逆に、理解できない商品は避けましょう。
なぜなら、複雑な商品は手数料稼ぎのぼったくり商品がほとんどだからです。
②買うときにたくさんの人を通さない
たとえ悪い商品ではなかったとしても、商品を購入するためにたくさんの人を仲介することで、余分な手数料がかかってしまいます。
手数料は最小限に押さえましょう。
- 銀行の窓口
- 対面営業、電話営業で販売している証券会社
- 保険会社
これらを経由して投資信託(ファンド)を購入すると、営業マンや窓口担当、オペレーターなどが対応する分の人件費などが乗っかってきますので、手数料が高額になります。
また、こちらが素人だと判断されると、悪質な商品を売りつけてくる可能性もあります。
高い手数料をさけるためには、「楽天証券」か「住信SBI」を通して商品を購入するのがベターです。
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③毎月分配型は避ける
毎月分配型の商品は非常に人気が高いですが、99%がダメな商品です。
毎月分配型の商品とは、言葉の通り「毎月分配金がでる商品」をさします。
毎月分配金をもらえると嬉しいですが、本当に分配金は必要でしょうか?
まずは、毎月分配型の特徴をご紹介します。
毎月分配型の特徴①『タコ足配当』
タコ足配当とは、簡単にいうと「証券会社が皆さんから預かった1万円の中から毎月300円ずつ返している状態」と同じことを指しています。
タコが自分の足を食べながらどんどんやせ細っていく姿から、そう呼ばれています。
これは、そもそも得していないですよね。
毎月分配型の特徴②『運用で儲かっているのかわかりにくい』
タコ足配当は「みんなから預かった1万円をしっかり運用して出た利益から毎月配当」なのか、それとも「預かった1万円の中から毎月配当」のどちらなのかが、とてもわかりにくいです。
例えば、預けた1万円が1年後に11000円になっていたらわかりやすいですよね。「あ、10%運用で増えたんだ!」と納得できます。
しかし、毎月分配型は、分配金も出されている上、投資信託(ファンド)の中の商品が上がっているのか下がっているのか、そもそも運用されているのかもよくわからない状態なので、どのくらい利益があったのかとてもわかりにくいです。
負けている人・損をしている人は、難解な商品に投資していることが多いんですよね!シンプルイズベスト!
毎月分配型の特徴③『リスクの高い銘柄に入れていることが多い』
例えば、1万円預かってみんなに毎年300円ずつ返すためにはどうしたらいいかというと、30%以上の利回りを実現する必要があります。
実際に、これほど高いパフォーマンスを出すことは困難です。
なので、毎月分配型の商品には海外のいつ潰れるかわからない会社の債券なども入っています。ある日、突然資産が減っているなんてこともざらにあります。
インデックス投資とアクティブ投資
投資信託(ファンド)を買ってみるうえで、最低限覚えて欲しい用語を紹介します。
投資信託(ファンド)の種類には「インデックス(バッシブ)投資」と「アクティブ投資」があります。
インデックス(パッシブ)投資とは
インデックス投資とは、わかりやすく噛み砕いていうと「とある指標を元に人間の判断を入れずに機械的に全部買っていく」という投資方法です。
例えば、日経平均株価などの指標に連動するように機械的に全部買っていったり、アメリカの平均値になるように全部買っていくなどがあります。
アクティブ投資とは
インデックス投資とは反対の、アクティブ投資という方法があります。アクティブ投資は「人間の判断を入れながら買う」ことを指します。
カリスマヘッジファンドマネージャーなんて言葉は聞いたことはありませんか?
そんなふうに呼ばれるプロの投資家が「今日はトヨタの株を買う!」「明日はソフトバンクの株を売る!」などの売買を判断する投資のことを指します。
インデックス投資とアクティブ投資を比較
率直に聞きたいのですが、インデックス投資とアクティブ投資なら、どっちのほうが利益がでるんですか!?
機械的に投資するインデックス投資と、プロの判断をはさむアクティブ投資は、どちらがパフォーマンスがいいでしょうか?
実は、長期目線で見るとインデックス投資のほうが良い結果がでています。20年単位などで見ると、カリスマファンドマネージャーなんて呼ばれているプロも含めた8割〜9割の人が、機械的なインデックス投資に負けているんです。
実際にどれを買えばいい?最適解の1つを紹介
- ここまでの話をまとめてみようと思います!
楽天・全米株式インデックス・ファンド積立投資&長期保有で資産を増やす
こちらは、リベラルアーツ大学内の「楽天・全米株式インデックス・ファンド積立投資&長期保有で資産を増やす」という記事です。
まとめ
- 株は流動性が高いので、簡単に売ったり買ったりできる
- 株は買ったら、売る以外は何もしなくていいので楽
- 株は値段が大きく変わることがある
- 個別株と投資信託(ファンド)という買い方がある
- 投資信託(ファンド)は99%の人がぼったくられてしまう
- 株主優待がある
- 企業を正確に分析することで、大きいリターンを得られる
- 少額からはじめられる
- 勉強や企業分析の時間を短縮できる
- 複数の企業などに分散して投資するので、投資先が倒産した際のリスクが少ない
- 長期目線だと、アクティブ投資よりインデックス投資のほうがパフォーマンスが良い
これから投資をはじめようと考えているあなた!この講座を読めば、「株」と「投資信託」の基本をおさえることができます!
基本を知らない人はかならず損をします。それは投資でマイナスを出してしまうということだけではありません。
知らずのうちに手数料をぼったくられたり、そもそも投資以前に、詐欺にあってしまうことも考えられます。せっかく投資でお金を増やそうとしているに、騙されてしまったら元も子もないです。
- 【第1回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」基本の考え方編
- 【第2回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」家の支出を抑える編
- 【第3回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」保険の支出を抑える編
- 【第4回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」車の支出を抑える編
- 【第5回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」サラリーマンの税金編
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- 【第9回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」株と投資信託の基本編
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