
こんにちは、リベ大メンバーのWebデザイナー:パスコです。
このリベ大ブログでは主にお金にまつわる記事が多いので、それをお目当てに読みに来て下さる方も多いのではないでしょうか。
ですがこのリベラルアーツ大学では、「投資」や「稼ぐ」ことを考える以前の準備段階として、「人生の羅針盤(価値観マップ)をつくる」ということをとても大切にしています。
何ごとも
- その人がどんな価値観をもっているか
- 何に幸せを感じるか
- どんな人生を歩みたいか
それによって、「何をどうすべきか」という答えは変わります。
そのため、まずは「自分自身の価値観をよく知る」ことが、自由で豊かな人生を歩むための第一歩と言っても過言ではありません。
以下の図解を見てから記事を読み進めると理解しやすくなるので、参考にしてください。
▼図解:人生の羅針盤 価値観マップを作ろう
動画解説:人生の羅針盤(価値観マップ)を作ろう!作り方解説
このブログの内容は以下の動画でも解説しています!
基本的なことは学長が動画でほとんど説明しています。
ですが、価値観マップの大切さを皆さんにより深く理解していただくためにも、私なりの視点で動画の内容をおさらい&補足説明をしていきます。
▼オンラインでマインドマップを作れる無料ツール「MindMeister(マインドマイスター)」はこちら
人生の羅針盤(価値観マップ)とは?
「そもそも人生の羅針盤( 価値観マップ)って何?」という疑問をもった方もいらっしゃるでしょう。
【人生の羅針盤】とは、言い換えれば【人生の軸】です。
そんな【人生の軸】を決めるために、"マインドマップ"という思考法を使って考えを深めたり整理したりすることから、リベラルアーツ大学ではこの人生の羅針盤を「価値観マップ」と呼んでいます。
この価値観マップがしっかり作られていれば、おのずと
- 悩んだ時に自分が取るべき選択肢は何か
- どんな生き方をしたいか
- 自分が幸せだと感じることは何か
- 自分がやるべきではないこと(やると幸せを感じられないこと)
といったことが分かります。
価値観マップはなぜ作るのか?価値観マップを作るメリット
価値観マップを作ることで下記のようなメリットがあります。
- 何を大事にして生きるかを決めると、人生の中で選択に迫られた時の指標になる
…目の前の誘惑に負けなくなる - 自分がなりたい将来に向けて、具体的な行動に落とし込んで考えることできる
…目的地を決め、そこから逆算して行動することで、無駄な選択を避けられる - 幸せを感じやすくなる
…自分にとっての幸せが何かを考えることで、今ある幸せに気づく
価値観マップでは、自分の幸せや大切にしている事(=人生の軸)を決め、その軸を元にどんな生き方をしたいかを考えます。
そのため、仕事や人間関係に悩んだ時・選択に迫られた時も、どんな選択が自分の幸せに繋がるかを判断することができます。
つまり、ブレない人になることができます。
具体例のひとつとしては、就職活動の時などにも役立ちます。
自分の価値観(自分の軸)がハッキリしていれば
- 給料
- 休み
- やりがい
- その他…
何を重視して仕事を選べば自分にとって幸せで、なりたい自分に近づけるのかを冷静に判断しやすくなります。
価値観マップの作り方
価値観マップを作る大まかな流れは以下の通りです。
- 価値観マップを作るためのツール(MindMeister)を導入する
- テンプレートの質問に沿って回答を記入していく
…回答に対して自分でも「なぜ?」という深掘りをしていくのがコツ - ある程度回答できたら親しい人にマップを見せ、回答に対するツッコミ(深掘り)をしてもらう
- 3で書いてもらったツッコミに返事を書く
- 3〜4を3回ほど繰り返す
- 最後にもう一度自分で価値観マップをイチから書き直してみる
▼マインドマップを作れる無料ツール「MindMeister(マインドマイスター)」
価値観マップを作るためのツール
価値観マップは、"マインドマップ"という思考法で作っていきます。
マインドマップとは上記のような図を使った思考方法です。
描き方は、表現したい概念の中心となるキーワードやイメージを中央に置き、そこから放射状にキーワードやイメージを広げ、つなげていく。思考を整理し、発想を豊かにし、記憶力を高めるために、想像 (imagination) と連想 (association) を用いて思考を展開する。
簡単なマインドマップであれば紙とペンだけでも作ることができますが、価値観マップの場合はマインドマップを作れるツールを利用した方が良いです。
なぜなら
- キーワードや書きたい言葉が大量に出てくる
- 他の人に見てもらい、深掘りのためのツッコミをもらう
- ツッコミに対して更に答えを書いていく
という風に作っていくと、無限にマップが広がっていくからです。
そのため、領域に限界のある紙で実践するのは難しいと思います。
ツールは特に指定はありませんが、リベラルアーツ大学のメンバーはMindMeister(マインドマイスター)というオンラインで扱えるツールを使っています。
▼MindMeister(マインドマイスター)の使い方
テンプレートの質問に沿って回答を記入していく
マインドマップを扱えるツールを導入したら、早速テンプレートの質問に沿って回答を入力していきます。
- 自分にとっての幸せとは?
- 何を大切にしていますか?
- 何をどうしたくて今ここにいるか?
- 人生のやりたい30のこと

回答に対して自分でも「なぜ?」という深掘りをしていく
質問に対して答えを書いたら、「なぜそう思うのか」という理由や考えを、自分なりに深掘りしてコメントをしていきます。

親しい人にマップを見せ、回答に対するツッコミ(深掘り)をしてもらう
ある程度自分で答えが書けたら、家族・友人といった身近な人にマップを見せ、ツッコミ(深堀りのための質問)を入れてもらいましょう。
自分とは異なる視点から質問をもらうことで、更に深く考えるキッカケになります。
書いてもらったツッコミに返事を書いていく
他の人にもらったツッコミに返事を書いていき、再度ツッコミをもらいます。
この一連の流れを3回ほど繰り返します。
最後にもう一度自分で価値観マップをイチから書き直してみる
何度もツッコミをもらってそれに回答していくと、自分がよく使っているワードがあったり、本当に言いたかったことが何だったのか、だんだん自分の中で情報が整理されていく感覚になります。
そこで、もう一度マップをイチから書き直してみます。
そうすることで当初作ったマップに比べ言葉が洗練され、別の適切な言葉に言い換えられた、筋の通った価値観マップが完成します。
価値観マップを作る上でのコツ・ポイント
なるべく色んな人にツッコミをしてもらう
色んな人の視点で多方面からツッコミをもらった方が、色々な角度から自分の価値観を見つめることができます。
とはいえ自分の根幹部分を見せるわけなので、なるべく自分が心を許せる人・尊敬できる人2〜3人に見てもらうのがオススメです。
誰かと一緒のタイミングでマップづくりに挑戦する
価値観マップを作る作業は頭を悩ませる部分も多く、ひとりで作っていると煮詰まってくることもあります。
そのため自分以外にも一緒に価値観マップづくりにチャレンジしている人がいると頑張れますし、お互いにツッコミをし合えれば、自分ひとりでマップを作るだけでは気づけない考えや言葉を引き出せることがあります。
また相手も価値観マップをやっていれば、自分の価値観マップにツッコミをもらう上で恥ずかしさは多少はマシになります。
もし、価値観マップをつくる仲間やツッコミをしてもらう人が周りに見つからないという人は、ぜひリベ大オンラインコミュニティの「リベシティ」を活用してください。
リベシティには、価値観マップをツッコミし合う専用のチャットルームがあるので、価値観マップ作りには最適の環境でしょう。
定期的に価値観マップを見直す
基本的に人生の軸である価値観はあまり変わりませんが、ライフイベントや周りの環境の変化、自分自身の成長によって、多少の変化が起こることはあります。
また根本的な考え方は変わらなくても、時間を置くことで、更に熟成された考えと適切な言葉で価値観マップを更新できることもあります。
そのため、何年かに一度は価値観マップを見直すのも大事です。
まとめ
人生の羅針盤…価値観マップの作り方について解説してみました。
この価値観マップを作ることによって直接的に収入が増えたり、投資で成功するといったことはありません。
ですが、人生の羅針盤ができれば
- どんな方法で豊かさを獲得していくのが自分に向いてそうか
- どんな投資方法が自分の生き方に合っているか
を決める上での判断基準になり、いたずらに迷うことなく行動に移すことができます。
更に自分の軸があれば、人間関係においてどんな人とどんな風に付き合っていくべきかも見えてきます。
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▼価値観マップを作るのにオススメ!MindMeister(マインドマイスター)の使い方