こんにちは、こぱんです!
皆さんは、株式投資などの資産運用をしていますか?
リベ大では、投資初心者に「インデックス投資」をおすすめしています。
もしベストな投資タイミングがあるなら教えて欲しいな…!
というわけで今回は、
- 投資を始めるベストなタイミングはいつ?
- 2020年にインデックス投資を始めるのはNGなの?
という疑問について、解説していきます。
最後に、株価に関わる「2020年最大の注目イベント」についても解説するので、合わせてチェックしてくださいね!
目次
解説動画:【初心者必見】2020年にインデックス投資を始めるのはNGなのか?
このブログの内容は下記の動画でも解説しています!
ベストな投資タイミングはいつ?
結論から言うと、「ベストな投資タイミングは誰にも分かりません!(笑)」
ベストな投資タイミングが分かっていれば、
- 自分もたくさん儲けてウハウハになれる
- 家族や友人にも教えて、儲けさせてあげられる
なんてことも出来ちゃうはずです。
しかし、残念ながらベストな投資タイミングは世界一の投資家でも分かりません。
もし「俺は投資タイミングが読める!教えてやる!」と豪語している人がいたら、要注意です!
ベストな投資タイミングが知りたいと思うのは、インデックス投資に対する理解度がまだ足りていない証拠です。
今回はインデックス投資について、基礎からじっくり解説していきます。
インデックス投資の基本
はじめに、インデックス投資がどのようなものか説明します。
インデックス投資とは、
- 日経平均
- TOPIX
- S&P500
- NYダウ
といった、株価指数(インデックス)と同じ値動きを目指す投資手法のことです。
まず、「株式投資 = 会社の株を買う」という考えの人が多いのではないでしょうか?
例えば、下記のような株価が伸びそうな会社購入し、
- 任天堂
- SONY
- トヨタ
- ソフトバンク etc...
値上がりしたらすぐ売って儲ける!と言うのが一般的なイメージだと思います。
一方、インデックス投資は「会社」ではなく「指数」を買う投資方法です。
指数とは、簡単に言うと「会社の詰め合わせパック」のようなものです。
- 日経平均…日本の大企業225社を集めたパック商品
- NYダウ…米国の超優良企業30社を集めたパック商品 etc...
つまり個別の会社を買うのではなく、たくさんの会社が詰められたパック商品(=インデックスファンド)を購入します。
株式投資が生まれたのは1600年のオランダです。
その当時、日本では「徳川家康VS石田光成の関ヶ原の戦い」が行われていました。
数百年前は、投資先を1社1社見極めて株を買うしかありませんでしたが、1971年に入りようやく米国でインデックスファンドが誕生。
日本で初めてインデックスファンドが誕生したのは1985年で、パック商品を気軽に買えるようになったのは、ここ20~30年の出来事です。
インデックスファンドは人類の知恵の結晶とも言えるもので、とんでもなく大きなメリットがあります。
次は、そのメリットについて解説していきます!
インデックス投資のメリット3つ
インデックス投資には、大きく3つのメリットがあります。
- 少額で分散投資できる
- 管理の手間がかからない
- 長期投資なら勝てる可能性が高い
① 少額で分散投資できる
インデックス投資は、少額で複数の会社に分散投資することができます。
2020年1月現在、任天堂の株を購入する場合は430万円必要になります。
しかし、日経平均に連動したインデックスファンドなら、数百円から買うことが可能です。
2つの購入方法を比べてみましょう。
- 430万円で1つの株を買う(個別株投資)
- 1万円で225社が詰め合わせられたパック商品を買う(インデックス投資)
言い換えれば、
- 10年後に任天堂が生き残っている可能性
- 10年後に日経平均に含まれる225社が生き残っている可能性
▼投資信託(ファンド)の仕組みについては下記をチェック!
② 管理の手間がかからない
インデックス投資は、購入株の管理の手間がかかりません。
個別の企業の株を買っていた場合、企業が潰れてしまったらおしまいです。
しかし指数の場合は、ファンドの中の会社が入れ替わって新陳代謝が起こります。
例えば、NYダウを構成する30社のうち、1900年代から生き残っている企業は20社程度しかありません。
古くてイケていないと判断された10社は、2000年以降に指数から外されて消えていったということです。
まともなインデックスファンドであれば、ずっと放置しておくことができます。
- ファンド内で自然と中身がメンテナンスされていく
- 常に更新されるので、古びていかず、潰れることもない
これが、インデックス投資で買いっぱなしで放置してOKな理由です^^
※ただし、世の中にはイケてない指数もあるので、インデックスファンドなら何でもOKというわけではありません。
失敗しないインデックスファンドを選んで、「お金を増やす柱」をしっかり育てていきましょう!
③ 長期投資なら勝てる可能性が高い
インデックスファンドは10年20年と長期で持てば、勝てる可能性が非常に高まります。
「勝てる」というのには2つの意味があります。
- 投資成績がマイナスにならない
- プロの投資家の投資成績に勝てる
つまり、インデックスファンドは
- 投資の素人でも
- 少額から分散投資できて
- 完全にほったらかしでも
- 長期でやれば勝てる
という素晴らしい投資商品なのです。
ここまでの説明で、インデックス投資が素晴らしい投資方法だということが分かったと思います。
しかし、そのメリットを「台無しにしてしまう行動」もあるので解説します!
インデックス投資を台無しにする3つの行動
以下の行動は、インデックス投資を台無しにしてしまいます。
- 投資タイミングを測る
- 短期売買をする
- SNSの投資アカウントを追いかけ続ける
① 投資タイミングを測る
インデックス投資において「株をいつ買うか?いつ売るか?」と言うタイミングを一生懸命測るのはNGです。
これでは、インデックス投資のメリットを自ら捨ててしまっているようなものです。
インデックス投資の投資スパンは、そもそも10年、20年といった長期にわたります。
つまり直近の1~2ヵ月、半年程度の動きなんて見ていても仕方がないのです。
まずはいきなり利益を増やすことを考えず、コツコツ積み立てていくことから始めましょう!
解説動画
② 短期売買する
インデックス投資は
- 広い視点に基づいて
- 長期的にやるもの
なので、短期トレードはムダでしかありません。
株価が5%上昇したから売って、価格が3%下落したから損切りする…
といったデイトレーダーのようなことをやっている人がいますが、これもNGです!
一生懸命、短期間の値動きを追いかける必要はまったくありません。
短期で株を売買するなら個別株投資で良いので、インデックス投資をする意味も無くなります。
世間では、
- 東京オリンピックが終われば日本経済はオワコンになる!
- 米中の貿易対立が激しくなるから株式投資は危ない!
- 戦争が起きそうだから「有事の金」に乗り換えろ!
インデックス投資を続けるには、10年、20年は売らないつもりで投資していくことが大切です!
③ SNSの投資アカウントを追いかけ続ける
人の投資成績を気にしていても仕方ありません。
投資の世界は、影響力の大きい人が目立つ世界です。
TwitterやYouTubeなどのSNSを見ていると、
- 3ヵ月で200万円増やしました!
- 1年で+50%の利益を得ました!
こういった人ばかりが目についてしまいます。
派手に稼いでいる人を見ると、自分がやっているインデックス投資が不安になってくる人も思います。
でも、惑わされてはいけません。
インデックス投資を長期で続けていれば、"あなたの資産"は増えていく可能性が高いはずです。
SNSで「儲けたアピール」をする人を一生懸命追いかけるのは
- 時間のムダ
- 精神的にもムダ
です。
解説動画
→ 【失敗回避法】インデックス投資の魅力と「失敗させないためのコツ」5選
インデックス投資のハードルは最初だけ
インデックス投資を始めるとき、ハードルになるのは最初の3つだけです。
- 口座開設をする
- どんなファンドに投資するか決める
- 積立ての設定をする
投資を始めることで、お金を「増やす」を仕組み化することが出来ます!
後は、「貯める」「稼ぐ」にひたすら注力していくだけでOKです。
NG行動を避け、余計なことをしなければ、あなたの資産はどんどん増えていきます。
また、合わせて以下の記事を読んでオススメのインデックスファンドについて学んでいきましょう。
まとめ:インデックス投資を理解したら、今すぐ始めればいい
インデックス投資は長期戦なので直近の情勢は関係ない
いつから投資を始めるのがベストか?という疑問を持つのは、インデックス投資への理解不足の証拠と言えます。
自分が「これはイケる」と思ったインデックスがあるのなら、今からコツコツと積立始める方が合理的です。
なぜなら、適切な投資タイミングは誰にも読むことができないからです。
インデックス投資のメリットは下記です。
- 投資の素人でも
- 少額から分散投資できて
- 完全にほったらかしでも
- 長期でやれば勝てる
これらのメリットがあるにも関わらず、
- 投資タイミングを測ったり
- 短期売買したり
- 他の投資家のSNSを追いかけたり
といった「余計なこと」をやればやるほど、インデックスファンドのメリットを台無しにしてしまいます。
2020年最大の注目イベントについて
何と言っても、2020年11月には米国大統領選挙が行われます。
今年はトランプ大統領が再選に向けて、色々と相場を引っ掻き回すはずです。
また、トランプ大統領の対抗馬として台風の目になっているのが「エリザベス・ウォーレン氏」です。
ウォーレン氏は、分かりやすく言うと「大企業と富裕層が嫌い」です(笑)
この人が当選すると、大企業や富裕層に不利な政策がたくさん行われ、株価が下落するのでは?と言われています。
米国の株価が下がれば、世界経済への影響は免れません。
アメリカの有名な金融拠点、ウォール街では「ウォーレン・リスク」という言葉まで出てきています。
今回の大統領選挙では、
- トランプ大統領が再選するか?
- エリザベス・ウォーレン氏が当選するのか?
- はたまた別の候補者が当選するか?
今年はかなり荒れる相場になるのでは…と、予想されます。
以上、こぱんでした!
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