こんにちは、こぱんです!
リベ大では、経済的自由を達成するために「お金にまつわる5つの力」について情報発信をしています。
▼図解:お金にまつわる5つの力
人生ツラすぎるよ…。
皆さんの中にも、人生に息苦しさを感じている人は少なくないでしょう。
リベ大にも、以下のような質問が届きました。
2021年の世界幸福度ランキングで、日本は56位と先進国の中では最下位でした。
どうすれば日本人は、幸せになれるのでしょうか。
また、楽しく自由に生きる秘訣について、リベ大の考えを教えてください。
そこで今回は「幸福度」というテーマで以下の2点を解説します。
- 日本人の幸福度が低い理由
- 日本人の幸福度を上げる5つのステップ
なお、今回の記事のもとになった動画はこちらです。
目次
日本人の幸福度が低い理由
国際連合の持続可能開発ソリューションネットワーク(SDSN)が、毎年3月20日の「国際幸福デー」に合わせて発表しているのが、世界幸福度ランキングです。
以下の7項目を指標として、各国の幸福度を評価しています。
- 一人当たりGDP
- 社会的支援
- 健康寿命
- 人生の選択をする自由度
- 他者への寛大さ
- 社会の腐敗度(汚職)
- 全項目が最低である架空の国「ディストピア」との比較
- 1位:フィンランド
- 2位:デンマーク
- 3位:スイス
- 4位:アイスランド
- 5位:オランダ
- 6位:ノルウェー
- 7位:スウェーデン
- 8位:ルクセンブルク
- 9位:ニュージーランド
- 10位:オーストリア
一方、近年における日本のランキング結果は以下の通りです。
- 2017年:51位
- 2018年:54位
- 2019年:58位
- 2020年:62位
- 2121年:56位
(出典:World Happiness Reportより)
しかし、日本の生活環境は決して悪くなく、むしろ恵まれていると言えるでしょう。
- おいしい食べ物が豊富にある
- 治安が良い
- インフラが整っている
- 衛生的に保たれている
- レジャー施設が多い
上記のような恵まれた環境にありながら、なぜ日本人の幸福度は低いのでしょうか。
調査結果の内訳を見てみると、日本はランキングを決める7項目のうち、「人生の選択をする自由度」と「他者への寛大さ」が低いことが分かります。
実際、何をもって幸福とするのかは人や国の文化によって異なるため、幸福を数値化するのは難しいです。
しかし、幸福度ランキングの結果を参考とするならば、「日本人は心に余裕がなく、他者に不寛容」であることが、幸せを感じられない大きな原因の一つだと言えるのではないでしょうか。
日本人の幸福度を上げる5つのステップ
幸福度ランキングの結果から、日本人の幸福度を上げるポイントは「人生の選択の自由度が上がり、他者に寛容になれること」だと言えるでしょう。
そこで、リベ大が考える日本人が幸福度を上げるためのステップは以下の5つです。
- ①「自分自身が豊かになる」と決める。
- ②自分にとっての豊かさを考え、ゴールを決める。
- ③自分が豊かになる具体的な方法を学ぶ。
- ④学んだ内容を行動に移し、結果を出す。
- ⑤無理のない範囲で人に与える。
ステップ①:「自分自身が豊かになる」と決める
まずは「自分自身が豊かになる」、つまり「自分の手で未来を明るくする」と決めましょう。
なぜなら、未来に不安がなく明るいと思えることが幸せにつながるからです。
実際、リベ大両学長が世界を旅した中で、「未来に不安がなく明るいと思えている国の人たちは幸せそうだと感じた」と話していました。
→ 今は経済的に豊かでなくても、これから右肩上がりで成長できるという希望がある。
北欧の国の人たち→ 税金が高くても学費や医療費などが無料のため、未来の不安が少なく未来が明るいと思える。
一方、未来が暗く、現状に不安や不満がある状態では、幸せを感じるのは難しいでしょう。
そして不安や不満が多く、心の余裕がない状態では、なかなか他者に寛容になれないのは当然です。
お金がなくて理想の生活ができない
好きなことをする時間がない
満員電車での通勤がツラい
理不尽なことを言う上司にも我慢しないといけない
上記のような状態では、どうしてもイライラしてストレスも貯まってしまうでしょう。
他者に寛容になるどころか心がすさみ、他者を羨ましく思ったり、ねたんだりしてしまうのも不思議ではありません。
そのため、まずは自分を満たしてあげる必要があるのです。
自分が満たされた状態だと余裕も生まれ、他者と比べることも減り、寛容さを伸ばすことにも繋がります。
ちなみに、多くの人が「お金持ちは嫌な人」というイメージを持っていますが、両学長の周りのお金持ちは良い人が多いそうです。
- いつもニコニコしている
- 誰とも争わない
- 平和な考え方をする
- 心が安定している
上記のような状態でいられるのは、お金と時間が十分にあり、心に余裕があるからと言えるでしょう。
人に優しくするには、自分に最低限のゆとりがある状態が必要なのです。
そのために、まずは自分自身が豊かになると決意しましょう。
ステップ②:自分にとっての豊かさを考え、ゴールを決める
豊かになると決意したら、自分にとっての豊かさを考え、ゴールを決めましょう。
あまり考えたことがなかったよ…。
そもそも幸せとは何なのでしょうか。
幸せについて様々な定義がありますが、リベ大では以下のようなものから感じられる「心の豊かさ」だと考えています。
- 経済的な豊かさ
- 時間のゆとり
- 円満な人間関係
- 健康
経済的に豊かな状態
- Aさん:毎月100万円を稼げる
- Bさん:月20万円の不労所得が得られる
- Cさん:貯金が500万円ある
時間のゆとりがある状態
- Aさん:週に2日働くだけで良い
- Bさん:何も働かなくて良い
- Cさん:趣味の時間を存分に使える
人間関係が円満な状態
- Aさん:大切な人と毎日ずっと一緒に時間を過ごせる
- Bさん:誰にも干渉されない
- Cさん:気が合わない人とは付き合わない
幸福度を上げるためには、自分にとっての理想の状態や幸せを具体的に考えるのが大切です。
なぜなら、自分にとっての理想の状態や幸せが分かっていないと、以下のような状態になりがちだからです。
すでに幸せなのに気づけない
なんとなく不幸と感じる
理想と違う方向へ進んでしまう
満足できる状態なのに「もっと欲しい」と思ってしまう
人間の欲は無限でキリがありません。
無限の欲は永遠に満たされないので、無限の欲を持ち続ける限り、幸せを感じるのは難しいです。
そのため、「こんな状態になれば満足できる」という自分にとってのラインを決めましょう。
また、人生の選択を自分で決められない人も少なくありません。
しかし、自分の人生に責任を持って、自分で人生の選択をするのも、幸福度を上げる大切なポイントとなります。
さらに、日本では人に評価されることで幸せを感じるような、他人軸の人が少なくありません。
しかし、人の評価は自分ではコントロールできず、どうすることもできないので、幸せを感じる基準が他人軸である限り、生きづらさを感じることになるでしょう。
幸せに生きるには、人の評価のような他人軸でなく「自分はこうであれば幸せだ」といった自分軸で幸せの定義を考えるのが大切なのです。
人に迷惑さえかけなければ、わがままであっても自分の幸せは自分で決めれば良いのです。
人から何を言われても関係ありません。
実際、海外の人が幸福な理由の1つは、自分軸を持っているからだと言えるでしょう。
とはいえ、自分にとっての幸せや豊かさを考えるのは、想像以上に難しいものです。
そこでリベ大では、自分の人生の価値観マップを作ることをおすすめします。
価値観マップとは、自分の生き方の指針をまとめたマインドマップのことです。
▼図解:生き方の指針を作る「価値観マップ」
価値観マップを作る過程で、以下のことがはっきり分かるようになります。
- 自分にとっての幸せとは何か?
- どこに到達すれば満足なのか?
- 悩んだ時に自分が取るべき選択肢とは?
- どんな生き方をしたいのか?
- 自分がやるべきではないことは?
人の数だけ幸せがあるので、自分にとっての幸せとは何なのかを明確にしましょう。
そうすれば、ブレずに自分の人生を生きることができます。
なお、価値観マップを作る大まかな流れは、以下の通りです。
- 価値観マップを作るためのツール(MindMeister)を導入する。
- テンプレートの質問に沿って回答を記入していく。
- 回答に「それはなぜなのか?」を考え深掘りしていく。
- ある程度回答できたら、色んな人から回答に対するツッコミ(深掘り)をしてもらう。
- ツッコミに対する返事を書く。
- ④と⑤を3回ほど繰り返す。
- 最後にもう一度、自分で価値観マップを最初から書き直してみる。
- 自分にとっての幸せとは?
- 何を大切にしていますか?
- 何をどうしたくて今ここにいますか?
- 人生のやりたい30のことは?
ステップ③:自分が豊かになる具体的な方法を学ぶ
「自分にとっての豊かさとは何か」というゴールを定めたら、自分が豊かになる具体的な方法を学びましょう。
なぜなら、ゴールまでの具体的な方法を学ばなければ、ゴールに到達するのは難しいからです。
今から学んでいかなきゃ。
リベ大では、基礎教養として知っておくべきお金の知識を「お金にまつわる5つの力」として解説しています。
▼図解:お金にまつわる5つの力
過去記事で、それぞれの力について詳しく解説しています。
皆さんの学びたい内容に合わせて、ぜひ参考にしてください。
→ 給与や事業で十分な収入を得る「稼ぐ力」
→ 株式・不動産投資(資産運用)をする「増やす力」
→ 詐欺やぼったくり投資商品、浪費などから回避する「守る力」
→ 無駄金ではなく、満足感の高い有意義なことにお金を使う「使う力」
時間についても、リベ大で使い方や考え方について解説していますので、参考にしてください。
関連動画
→ 「副業の時間がない」人のための解決策【飲み会に行かず定時帰り】
人間関係については、良い書籍がたくさんあるので興味あるものから読んでみると良いでしょう。
なお、リベ大が人間関係でおすすめしたい書籍は以下の3つです。
ちなみにリベ大では、人間関係の他にもおすすめの書籍を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
また皆さんの周りで、いつもニコニコして幸せそうな人はいませんか。
もし心当たりがあるなら、その人に物事の捉え方や考え方を聞くのも良いでしょう。
関連動画
→ 他人を変える方法【他人は変えられないが気づきの種は蒔ける】
ステップ④:学んだ内容を行動に移し、結果を出す
人生を豊かにする方法を学んだら、自分にとっての豊かな状態にするために、どう行動すれば良いのか具体的に考えましょう。
- いつまでに何をすべきか
- 望む未来にするために何をすべきか
具体的な行動を決めれば、あとは行動に移すのみです。
しかし実際には、本を読んだり動画を見たりしただけで満足してしまい、結局行動しない人が本当に多いです。
行動し続けていけば結果はついてきますし、大金持ちになるのは難しくても、ある程度の豊かな暮らしやゆとりのある時間を手に入れられます。
今に不安や不満があるのなら、行動して現状を変えていきましょう。
ステップ⑤:無理のない範囲で人に与える
行動した結果、お金や時間に少しずつ余裕が出てきたら、無理のない範囲で人に与えてみましょう。
実際、「人は助けることで満足感や幸福感を得る動物だ」と研究レポートでも証明されています。
(参考:ニッセイ基礎研究所「他人の幸せの為に行動すると、幸せになれるのか?―利他的行動の幸福度への影響の実験による検証―」より)
ちなみにリベ大では、プレゼント用口座を作るのをおすすめしています。
プレゼント用口座を持つと、間違いなく人生の幸福度が上がりますので、皆さんもぜひ作ってください。
▼図解:人生の満足度があがる!プレゼント用口座を持とう
無理して何かを与える必要はなく、好きな人からで構わないので、自分の手から余った分だけ少し与えてみましょう。
そして、その時に感じた気持ちを大事にしてください。
まとめ:学んで行動して、自由で豊かな人生にしていこう
今回の記事では、幸福度ランキングで先進国最下位でもある日本において、どうすれば幸福度を上げられるかについて、リベ大の考えを解説しました。
リベ大が考える幸福度を上げるステップは以下の5つです。
- ①「自分自身が豊かになる」と決める。
- ②自分にとっての豊かさを考え、ゴールを決める。
- ③自分が豊かになる具体的な方法を学ぶ。
- ④学んだ内容を行動に移し、結果を出す。
- ⑤無理のない範囲で人に与える。
正しいお金の知識をつけて行動すれば、少しずつでも必ず豊かになります。
経済的に豊かになれば、選択の自由も広がり、他者にも寛容になれるでしょう。
またリベ大では、幸福度を上げるために複数のコミュニティを持つのも良いと考えています。
なぜなら、様々な行き方・考え方を知ることができ、学びも多くなるからです。
関連動画
→ 人生を幸せにするのは何?複数のコミュニティを持つ事の大切さ
「所属しているコミュニティが少ない」という人は、ぜひリベ大オンラインコミュニティ「リベシティ」を活用してください。
様々な年齢や地域、職業の人と交流することで視野が広がり、人生が大きく変わるきっかけになるかもしれません。
また、今回の記事をきっかけに価値観マップを作りたいという人もいるでしょう。
価値観マップを作り上げる上で重要なのは、色々な人たちからツッコミをもらい、自分の考えを深堀りすることです。
身近な人には見せにくい場合や、ツッコミをしてもらえる人が周りにいない場合も「リベシティ」を活用してみましょう。
「価値観マップをお互いにツッコミ合うための専用チャット」があり、たくさんの仲間と交流しながら、価値観マップを作り上げられます。
経済的に豊かになることが全てではありませんが、お金が幸福度に影響を与えるのは確かです。
これからもリベ大は、皆さんが自由の土台を固めるためにお金に強くなり、自分らしく豊かに生きるために役立つ情報を発信していきます。
さらに、より自分らしく豊かに生きるための教養を含めて、コンテンツの幅を広げていく予定です。
以上、こぱんでした!
「お金にまつわる5つの力」を磨くための実践の場として、オンラインコミュニティ「リベシティ」をご活用ください♪
同じ志を持った仲間と一緒に成長していきましょう!
140万部発行された、「お金の大学」。
情報を最新化・新規コンテンツ追加して【改訂版】としてパワーアップ!(なんと52ページ増量!)
貯める・増やす・稼ぐ・使う・守る…一生お金に困らない「5つの力」の基本をまとめた一冊!
▼「お金と幸せに関して学びたい!」という人に読んでほしい記事はこちら!