こんにちは、こぱんです!
リベ大では、経済的自由を達成するために「お金にまつわる5つの力」について情報発信をしています。
▼図解:お金にまつわる5つの力
誰もが経済的自由を目指せると伝えているリベ大には、色々な質問や相談が届きます。
その中で、転職するべきか悩んでいるサラリーマンから寄せられた質問がありました。
現在、私が勤務している会社が以下のような状態です。
- 長時間労働が当たり前で、毎日終電まで働いている。
- 休日出勤や10連勤以上も日常茶飯事。
- 給料は安いし、残業代も出ない。
- 上司の失敗は部下である自分の責任として押し付けられる。
私としてはブラック企業だと感じているので、辞めた方が良いと考えていますが、勇気が出ません…。
ぜひ背中を押して欲しいです!
少し厳しい言い方ではありますが、自分の人生の選択は皆さん自身にしかできません。
「〇〇さんに決めてもらおう」「〇〇さんの言うとおりにしよう」という他人任せの意思決定は、良い結果に繋がりにくいからです。
これまでリベ大が繰り返し伝えてきているように、誰かのことを盲信するのはNGです。
もし冒頭の質問に対してリベ大が答えるのであれば、「質問者さんの立場であれば以下の理由から辞めるのもアリ」といった回答になるでしょう。
- 今すぐ辞めるべきブラック企業の特徴に当てはまる
- 関わってはいけないヤバい上司の特徴に当てはまる
- 本人が会社をイヤで仕方がないと考えている
しかし、「リベ大が辞めた方が良いと言ったから辞める」という他人からの理由だけで、人生の選択をしてはいけません。
大切なのは、どう考え、どう行動するかを最後は皆さん自身が決めることです。
そこで、今回の記事では以下の2点について解説します。
- 自己決定の重要性の高さ
- 自己決定できるようになるための2つのポイント
最短で不幸になる方法は、全てを他人任せにすることです。
それくらい、自己決定は重要だということを忘れてはいけません。
また、重要性を理解するだけでなく、具体的にどんな行動をしていけば良いのかも解説するので、今日からの行動につなげていきましょう。
以下の図解を見てから記事を読み進めると理解しやすくなるので、参考にしてください。
▼図解:不幸になりたくない人が守るべきこと
目次
解説動画:【真理】不幸になりたくない人が最重視すべきたった1つのこと【人生論】
このブログの内容は下記の動画でも解説しています!
人生の幸福につながるほど自己決定の重要性は高い
データから見る幸福度と自己決定の関係性
誰もが毎日、本当に様々な事柄に対して選択をしながら生きています。
- 朝ごはんをパンにするかご飯にするか。
- イヤな上司に笑顔で挨拶するか、無視するか。
- 定時に帰るか、残業するか。
- 今の会社に勤め続けるか、転職するか。
- 今の彼氏・彼女と結婚するか、しないか。
上記のように、小さなことから大きなことまで日々多くの選択があり、これらの選択の積み重ねこそが人生そのものだと言えます。
ここで、神戸大学の西村和雄特命教授、同志社大学の八木匡教授が国内約2万人に行ったアンケートを元にした研究結果を見てみましょう。
以下のグラフは、学歴・世帯年収・自己決定が幸福に与える影響を示したものです。
上記の結果から、学歴や世帯年収よりも、選択を自分で行う自己決定が幸福につながるということが分かります。
世界幸福度ランキングとは、国際連合の持続可能開発ソリューションネットワーク(SDSN)が、毎年3月20日の「国際幸福デー」に合わせて発表しているものです。
日本は年々順位が下がっており、2021年に発表された結果によると先進国の中で最下位の56位でした。
- 1位:フィンランド
- 2位:デンマーク
- 3位:スイス
- 4位:アイスランド
- 5位:オランダ
- 56位:日本
(出典:World Happiness Reportより)
世界幸福度ランキングの中でも、人生選択の自由度は調査項目の1つになっています。
このことからも、人生において、自分の意思で自己決定することと幸福度に関係があると分かるのではないでしょうか。
また、Appleの創業者スティーブ・ジョブズ氏も以下のように発言しています。
あなたの時間は限られています。他人の人生を生きて自分の時間を無駄にしてはいけません。
他人に選択をゆだねたり、他人の価値観に従ったりすることは、他人の人生を生きることに他なりません。
書籍『LIFE SHIFT(ライフシフト)』によると、2007年に生まれた人の約50%が107歳まで生きるという研究結果もあります。
人生100年時代が現実になっている今、他人の人生を生き続けるには長すぎます。
自己決定で失敗したことも人生の大きな糧となる
自分自身で決めた結果が全て良い形で終わるとは限りません。
リベ大両学長もやりたいと思ったことを全て実践していますが、その過程では成功だけでなく、数多くの失敗や他人からの反対を経験してきました。
YouTubeの動画でも、その一部を紹介してくれています。
両学長は高校生の時に起業したものの、教師や周りの大人からの反対は多かったそうです。
教師「何か怪しいことをしているんじゃないのか?」 周りの大人「今はたまたま稼げたとしても、将来も続くとは限らない。もっと安定した商売を考えるべきだ。」高校時代に限らず、両学長はやりたいことを実践すると「続くわけがない」「夢物語だ」と反対され続けてきました。
また同時に、大切な仲間やお金を失う失敗もたくさんしてきたのです。
関連動画
しかし両学長は、過去の失敗を受け入れているため後悔をしていません。
むしろ過去の失敗があったからこそ、今の自分があり、今の仲間たちと出会えたのだと前向きに考えています。
周りの意見に振り回されることなく、最終的には全て自分で選択をして、自分の意思で行動してきたからこそ、両学長は人生を肯定的に考えられているのです。
自己決定できるようになるための2つのポイント
人生の幸福につながるほど自己決定は大切だと理解できても、実際に行動するのは難しいと感じる人もいるでしょう。
そこで続いては、自己決定ができるようになるための2つのポイントを解説します。
- ①他人の責任にする怖さを知る
- ②いつでも選択の自由が自分にはあると知る
ポイント①:他人の責任にする怖さを知る
1つ目のポイントは、他人の責任にする怖さを知ることです。
少し厳しい言い方になってしまいますが、自分で決めるのは怖くてイヤだという考え方は、他人の責任にすれば楽というのと同じです。
どれだけ他人に責任を押しつけても、以下のように相手は責任を取ってくれないでしょう。
自分「あのとき、あなたがこうしろといったんじゃないですか!」
相手「そう言われても…最終的にやると決めたのはあなたですよね?」
自分の人生の責任は自分しか取れません。
また、他人の責任にしようとすることで、当然、相手との人間関係は悪化します。
例えば、皆さんが善意で友人にアドバイスをした時、以下のように言われたらどう感じるでしょうか?
- 「そんな会社辞めた方が良いんじゃない?」
→ 「会社を辞めたら就職先に困った。どうしてくれるんだ!」
- 「良い人紹介するよ」
→ 「結婚したらとんでもない相手だった。私の人生をめちゃくちゃにして、どうしてくれるんだ!」
- 「おすすめの投資方法があるよ!」
→ 「おすすめされた投資をしたら失敗した。責任を取ってくれ!」
他人の責任だと思う行為は、「自分にはどうにもできず、なんとかする力も無い」といった暗示を、自分自身にかけることになるでしょう。
つまり、他人の責任にすることには、以下のような怖さがあるのです。
- 実際は誰も責任を取ってくれない
- 人間関係がどんどん悪化していく
- 自分の無力感が育ち続ける
ポイント②:いつでも選択の自由が自分にはあると知る
2つ目のポイントは、いつでも選択の自由が自分にあると知ることです。
例えば、以下のようなセリフが口癖になっている人はいませんか?
- 「○○しなきゃいけない…。」
- 「○○するしかない…。」
- 「○○は絶対に辞められない…。」
これらの口癖は、本当にそうと言い切れるでしょうか?
皆さん自身が意思を持って選択さえすれば、いつでも状況や行動を変えることができるはずです。
リベ大が大切にしている、原因自分論も参考になる考え方なので、下記の動画も合わせて参考にしてください。
関連動画
強制収容所から生還したユダヤ人で精神科医のヴィクトール・E・フランクル氏が書いたもので、日本でも累計100万部が発行されました。
この書籍の中に、以下のような一節があります。
人は強制収容所に人間をぶちこんですべてを奪うことができるが、たったひとつ『あたえられた環境でいかにふるまうか』という、人間として「最後の自由」だけは奪えない。
この言葉から、ナチスの強制収容所に収監されていても、「選択の自由は自分にある」という境地に達している人がいたことが分かります。
全く自由が無いような環境であっても選択の自由があると思えるのであれば、現代の日本を生きている私たちに選択の自由が無いわけがありません。
まとめ:自己決定をして自由で豊かな人生を歩もう!
今回の記事では以下の2点について解説しました。
- 自己決定の重要性の高さ
- 自己決定できるようになるための2つのポイント
自己決定は皆さんの人生の幸福につながる非常に重要な要素です。
自己決定が学歴や世帯収入よりも幸福度に大きな影響を与えることは、世界の常識になりつつあります。
決めたことの積み重ねが人生そのものです。
また、自己決定と言われても自分で選択できる自信がない人は、以下の2つをしっかり意識しましょう。
- 他人の責任にする怖さを知る
- いつでも選択の自由が自分にはあると知る
他人の責任にできれば楽と考えてしまう人もいるでしょう。
しかし、他人の責任することは以下のような怖さがあるのが現実です。
- 実際は誰も責任を取ってくれない
- 人間関係がどんどん悪化していく
- 自分の無力感が育ち続ける
もし、「〇〇しなければいけない」「〇〇するしかない」と、自分には選択の自由がないと考えているのは思い込みかもしれません。
書籍「夜と霧」によると、ナチスの強制収容所に収監されるという厳しい状況においても、選択の自由は自分にあるという境地に達していた人がいたそうです。
もちろん、規模や皆さん自身の資金の関係で、個人の力では今すぐ解決できないこともあるでしょう。
しかし、小さなことでも自己決定をして行動をし続けていけば、皆さんが思い描く自由を実現できる日は近づいて来ます。
今回は自己決定の重要性を主に伝えてきましたが、お金についても同時に考えるべきです。
なぜなら、お金は皆さんの人生の選択肢を増やしてくれる大切なツールだからです。
だからこそリベ大では、お金にまつわる話題を中心に、役立つ情報・ノウハウを伝えています。
結論として、皆さんが自由で豊かな人生を送るために大切なのは以下の2つです。
- 自分の人生は自分で決められる自己決定マインド
- やりたいことを実現するためのツールとしてのお金
以上、こぱんでした!
▼「お金と幸せに関して学びたい」という人に読んで欲しい記事がこちら!
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