
こんにちは、こぱんです!
リベ大には、サラリーマンの方から日々、様々な質問をいただきます。
中でも、
- 長時間労働が当たり前で、毎日終電まで働いている
- 休日出勤や10連勤以上も日常茶飯事
- 給料は安いし、残業代も出ない
- 上司との相性も悪い
「こういったブラック企業なんですけど、辞めた方が良いですよね?勇気が出ないから背中を押して欲しい」といった質問が多いです。
- 「〇〇さんに決めてもらおう」
- 「〇〇さんの言うとおりにしよう」
こういった意思決定は、絶対に良い結果に繋がりません。
これまでリベ大の記事でも伝えてきた通り、誰かのことを盲信するのはNGです。
もし冒頭の質問に対して答えるのであれば、あくまでもリベ大の見解では「質問者さんの立場であれば辞めるのもあり」といった回答になってしまいます。
辞めるのもありと考える理由は以下の3つです。
会社が過去動画で話した“今すぐ辞めるべきブラック企業”だから
参考動画
→今すぐ辞めるべきブラック企業の特徴3つ【人生論】
上司が過去動画で話した“関わってはいけないヤバい上司”だから
参考動画
→【人生の無駄】関わってはいけないヤバい上司5選【人生論】
本人が会社をイヤで仕方がないと考えているから
上記の3つの理由を見て「どう考え、どう行動するか」は皆さん自身が決めることです。
そこで、今回の記事では、「最短で確実に不幸になる方法は、全てを他人任せにすることである」という自己決定の重要性について解説していきます。
目次
解説動画:【真理】不幸になりたくない人が最重視すべきたった1つのこと【人生論】
このブログの内容は下記の動画でも解説しています!
自己決定の重要性
人は毎日、以下のように、いろんな選択をしながら生きています。
- 朝ごはんをパンにするかご飯にするか
- イヤな上司に笑顔で挨拶するか、無視するか
- 定時に帰るか、残業するか
- 今の会社に勤め続けるか、転職するか
- 今の彼氏・彼女と結婚するか、しないか
このように、小さなことから大きなことまで、たくさんの選択があり、“選択の積み重ね”こそが、人生そのものだと言えます。
神戸大学と同志社大学の教授が2万人を対象に行った調査によると、「選択を自分で行うことが、幸福につながる」という以下の結果が出たようです。

(神戸大学「所得や学歴より「自己決定」が幸福度を上げる 2万人を調査」より抜粋)
上記の結果から、所得や学歴よりも「自己決定」が幸福度を上げることが分かります。
フィンランドやデンマーク、ノルウェーが上位にいることが多いですが、日本は年々、順位が下がっていき2019年には過去最低の58位でした。
参考動画
→世界幸福度ランキング58位の日本、幸せに生きるには?【人生論】
世界幸福度ランキングの中でも、「人生選択の自由度」が調査項目の1つになっています。
このことからも、人生において、自分の意思で取捨選択できることと幸福度に関係があるとわかるのではないでしょうか。
Appleの創業者スティーブ・ジョブズも以下のように言っています。
他人に選択をゆだねること
他人の価値観にしたがうこと
これらはすなわち、「他人の人生を生きること」に他なりません。
今は、2007年に生まれた人の約50%が107歳まで生きると言われている時代です。
両学長は、高校生の時に起業して、最初は周りからの反対が大きかったようです。
教師:「何か怪しいことをしているんじゃないのか?」
周りの大人:「今稼げてても、ネットの未来がどうなるかわからない。もっとちゃんと食べていける商売を考えろ!」
このように、「怪しい・続くわけがない・夢物語だ」と言われ、大切な仲間やお金を失う失敗もたくさんしています。
参考動画
しかし両学長は周りの意見に振り回されることなく、全て自分で選択し、自分の意思でやってきました。
自己決定できるようになるための2つのポイント
ここまで、自己決定することが人生の幸福度において重要であると解説してきました。
しかし、自己決定が大切だと理解はしていても、実行することを難しく感じる人もいるのではないでしょうか。
そこで、ここからは自己決定が出来るようになるための2つのポイントを紹介します。
- “人のせいにする”ことの怖さを知る
- “いつだって選択の自由はある”と知る
それぞれ詳しく解説していきます。
ポイント1:人のせいにすることの怖さを知る
1つ目のポイントは、人のせいにすることの怖さを知るです。
少し厳しい言い方になってしまいますが、「怖いから自分で決めるのはイヤ」と思っている人は、
「“人のせい”に出来ればラク」
と言っているのと同じです。
どれだけ“人のせい”にしようとも、以下のように相手は責任を取ってくれません。
あなた:「あのとき、あなたがこうしろといったんじゃないですか!」
相手:「そう言われても…。」
このように、自分の人生の責任は、自分にしかとれないのです。
さらに、人のせいにしようとすることで、当然その相手との人間関係は壊れます。
例えば、皆さんが善意で友人にアドバイスをしたとして、以下のように言われたらどう思うでしょうか?。
あなた:「そんな会社辞めた方が良いんじゃない?」
→ 「会社を辞めたら就職先に困った。どうしてくれるんだ!」
あなた:「良い人紹介するよ」
→ 「結婚したらとんでもない相手だった。私の人生をめちゃくちゃにして、どうしてくれるんだ!」
あなた:「おすすめの投資方法があるよ!」
→ 「おすすめされた投資をしたら、失敗した。責任取って!」
もし皆さんがアドバイスをした立場であれば、「善意で言ったのに…」とイヤに感じませんか。
また、“人のせい”と思うことは、
自分には、どうしようもない
自分には、なんとかする力がない
こういった暗示を自分自身にかけることになってしまいます。
結局、人のせいにしても、
- 誰も責任を取ってくれない
- 人間関係がどんどん壊れていく
- 自分の無力感が育ち続ける
このように、実は少しも楽ではないということがわかります。
ポイント2:いつだって選択の自由はあることを知る
2つ目のポイントは、どんな時でも選択の自由があると知ることです。
例えば、以下のようなセリフが口癖になっている人はいませんか?
「○○しなきゃいけない」
「○○するしかない」
「○○は絶対に辞められない」
こういった口癖、本当にそうでしょうか?
皆さん自身が意思を持って選択さえすれば、いつでも状況を変えることが出来るはずです。
参考動画
この本は、強制収容所から生還したユダヤ人で精神科医のヴィクトール・E・フランクルという人が書いたもので、日本でも累計100万部が発行されました。
その本の中に、こういった一節があります。
人は強制収容所に人間をぶちこんですべてを奪うことができるが、たったひとつ『あたえられた環境でいかにふるまうか』という、人間として「最後の自由」だけは奪えない
この言葉から、ナチスの強制収容所に収監されていても、「選択の自由はある」という境地に達している人がいたことがわかります。
このように、全く自由がないような環境であっても、選択の自由があると思えるのであれば、現代の日本を生きている私たちに選択の自由がないわけがありません。
まとめ:自己決定が収入よりも幸福度に大きな影響を与える
今回の記事では、「自己決定」が幸福度を決めるための非常に重要な要素であることを解説してきました。
自己決定が収入や学歴よりも幸福度に大きな影響を与えることは、世界の常識になりつつあります。
もし「自己決定って言われても選択できる自信がない…」と思ってしまう人は、以下の2つをしっかり意識しましょう。
- “人のせいにする”ことの怖さを知る
- “どんな時でも選択の自由はある”と知る
人のせいにしても、結局誰も責任をとってくれません
人のせいにすると、人間関係が壊れていきます
人のせいにすると、自分の無力感が育ち続けます
もし「〇〇しなきゃいけない」「〇〇するしかない」と思っているのであれば、それは強烈な思い込みです。
どんな環境であっても、自分自身が選択することで、すぐに状況を変えることが出来ます。
リベ大では、お金にまつわる話題を中心に、役立つ情報・ノウハウを伝えています。
▼図解で分かるお金にまつわる5つの力
ここまで、幸福度を上げるために、お金よりも自己決定の方が重要だと伝えてきましたが、お金もあって困るものではありません。
お金は、皆さんの人生の選択肢を増やしてくれる大切なツールだからです。
結果として、人生において大切なのは、以下の2つ。
- 自分の人生は自分で決められるという「自己決定マインド」
- やりたいことを実現するためのツールとしての「お金」
以上、こぱんでした!
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