こんにちは、こぱんです!
「働き方改革」という言葉を見聞きする機会が増えましたが、みなさんが勤めている会社での改革状況はどうでしょうか?
実は、以下のような声を上げている人達は少なくありません。
長時間労働がなくなる気配がない!
色々な働き方が選べるような気配もない!
むしろ何の変化もない!
政府も会社も、本当に働き方改革する気があるのかな…?
働き方改革に積極的な会社
働き方改革に消極的な会社
→ 今の会社が積極的ではないなら、転職も選択肢に入れるべき
→ 今の会社が消極的なら、今の会社で頑張ることも悪くない
ただ、上記の説明だけでは理解しづらい部分も多くあるでしょう。
そこで今回は、働き方改革で変われない会社で働き続けることに関して、以下2つのことを解説します。
- 働き方改革に「本気の政府」と「二極化する企業」
- みなさんが働くべき会社とは?
目次
解説動画:【働き方改革】変われない会社で働き続けるってどうなの?
このブログの内容は下記の動画でも解説しています!
働き方改革に「本気の政府」と「二極化する企業」
政府が働き方改革に本気である理由
政府が働き方改革に本気である理由は、現在の日本の状況を見ると分かります。
- 少子高齢化に伴う、生産年齢人口の減少
- 要介護者数と介護離職者数の増加
今後は年々、生産年齢人口は減り続けていくと予想されています。
その一方で、要介護者人数は増え続けており、介護対応のため介護離職者も激増していることが明らかになっています。
これはつまり、親などの介護のために、離職せざるを得なくなった人達が増えているということです。
生産年齢人口は減り続け、要介護者人数・介護離職者は増加し続けていく。
つまり、「働き手が今後も減り続けていくことは目に見えている状況」と言えるでしょう。
そして、働き手の減少は、日本という国全体にも大きな影響を与えます。
- 経済全体が縮小していく
- 健康保険制度、年金制度などの社会保障制度が維持できなくなる
- 年収や年金が減少していき、買えるモノが少なくなる
- 医療の質が低下していく
けれど、働き手の減少を食い止めるには、4つの対策をするしかないんだよ。
→ 今働いている人には、もっと頑張ってもらう
→ 女性や介護離職者など、今まで働く機会を失っていた人にも働いてもらう
→ 高齢になっても、できるだけ長く働いてもらう
→ 子供を生みやすい、育てやすい環境をつくる
そして、働き方改革は、上記4つの対策に向けた手法なのです。
生産性を上げ、誰もが長く働き続けられれば、人口が減少する日本でも三流国・四流国とならずに済むかもしれないと、政府は考えているわけです。
- 2015年:1.27億人
- 2030年:1.19億人
- 2045年:1.06億人
- 2050年:0.97億人
- 2065年:0.88億人
働き方改革に「積極的な会社」と「消極的な会社」
そんな積極的な政府の一方で、会社の反応は「働き方改革に積極的な会社」と「働き方改革に消極的な会社」で真っ二つに分かれています。
これは、実際の調査データを見ても明らかです。
事実上の持ち帰り残業を強制する
利用させる気のない見せかけだけの「福利厚生制度」を作る
育児中の社員をお荷物扱いする
法律の抜け道を探す
では、なぜ会社によって反応が大きく分かれてしまうのでしょうか?
それは、働き方改革の影響に対する考え方が全く違うからです。
会社とは本来、利益を追求する組織のため、利益が出ると考えられる行動をとります。
そして、働き方改革に積極的な会社は、働き方改革が会社の利益にプラスだと考えているのです。
生産性が向上する
優秀な人材が集まる
フルタイムで働けない人の力も活用できる
従業員のモチベーション・能力を引き出せる
一方、働き方改革に消極的な会社は、働き方改革が会社の利益にマイナスだと考えているのです。
残業規制で仕事が滞る
副業が本業に支障をきたす
テレワークで従業員が働かなくなる
みなさんが働くべき会社とは?
では、働き方改革に対して、積極的な会社と消極的な会社が存在すると分かったところで、みなさんが働くべき会社はどちらなのでしょうか?
質問①:みなさんの考えは、下記のどちらか?
質問②:みなさんの会社の考えは、下記のどちらか?
「働き方改革は会社の利益にプラス」という考え方
「働き方改革は会社の利益にマイナス」という考え方
会社の考えは、経営者の態度、職場の雰囲気、上司の発言などから、容易に想像できるでしょう。
そして、みなさんが働くべき会社は、みなさん自身と働き方改革に対する考え方が一致する会社です。
利益が上がると考える会社
今後も発展していくと考える会社
「魔の海域を進むオンボロ船」に乗り続ける必要はありません。
つまり、今勤めている会社と、働き方改革に対する考え方が一致しているなら、今の会社で頑張る方が良いでしょう。
ただ、もし考え方が一致しないのであれば、2つの道から1つを選ばなければなりません。
- あなたが会社を「変える」か
- あなたが会社を「変わる」か
方向性が一致していないのにも関わらず、一緒に居続けるということは、まさに悲劇です。
価値観の合わない恋人・友人と、ずっと一緒にいるということは、みなさんも選択しないでしょう。
つまり、会社の方針がみなさんの方針と合わないのなら、そのまま放置していてはいけないのです。
ちなみに、「誰かが会社を変えてくれるのを待つ」という3つめの道もあります。
ただ残念ながら、どれだけ叫んだとしても、ヒーローはやってこないのが「職場」という戦場です。
そのため、誰かの行動を待つという3つめの道はおすすめしません。
- あなたが会社を「変える」か
- あなたが会社を「変わる」か
2つの道の内どちらの道を選ぶかは、みなさんの能力、性格、周囲との関係、職場の状況によるでしょう。
そして、「どちらの道に未来が、希望がありそうなのか?」は、理屈ではなく、みなさんの「直感」が教えてくれるのです。
その上で、もし、みなさんが以下のように考えているのであれば、転職という選択肢も考えましょう。
→ ただ、会社は本気で働き方改革を行うつもりがない
→ このまま会社にいても、良い働き方ができるようになるとは思えない
「会社を変えること」、「会社を変わること」のどちらも、勇気が必要であることは分かります。
変化を怖いと感じることは、決しておかしな話では無いのです。
ただ、何もしないということは1番のリスクであるということも、同時に理解すべきです。
何もしなければ、確実に時間と体力という貴重な資産を失って行くわけですから、まずは行動しましょう。
転職に関しては、リベ大でも何度も解説しているので、以下の動画や記事を参考にしてみてください。
関連動画
→【年収アップしたい人必見】転職サイトではなく転職エージェントを使うべき理由
→【転職術の新常識】年収アップの基本戦略「軸ずらし転職」について解説
特にIT系の若い会社は、働きやすい環境が整ってることも多いからね。
ただ、転職経験が無いと、具体的にどんな転職エージェントが良いのか悩んでしまう人も多いでしょう。
そこで、リベ大が数十社の中から厳選した3社を紹介します。
実際に転職活動をして、年収アップや待遇改善といった成功を掴んだ報告も多くいただいている、おすすめの転職エージェントです。
JACリクルートメント
マイナビAGENT
就職カレッジ(株式会社JAIC)
在職されていない方・職歴のない方向け転職エージェント
- 利用できるのは18歳~35歳の人
- 親切・丁寧なサポートで総支援者数33,166名
- 長い就職支援歴(18年)
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- 未経験職種へのチャレンジも含め、まずは面談して状況確認するのがおすすめ
※30秒で登録完了→先方から連絡→個別面談という流れです
まとめ:働き方改革に合わせて働くべき会社を選ぼう
今回は、働き方改革が広まっていく中で、みなさんが今の会社で働き続けるべきかどうか?について解説しました。
結論としては、「みなさん自身がどう考えるのか?」ということです。
- みなさんが、働き方改革に対してどう考えるのか?
- みなさんが、どんな会社に未来があると考えるのか?
「自分の頭で考え抜いて、最後の最後は自分の直感、心の声を信じて自分に合う会社を選ぶ」ということです。
また、もう1つの参考として、「働き方改革に対するリベ大両学長の考え」も紹介しておきます。
働き方改革は、会社の利益にプラスだと考えているし、実際に自分の会社でも以下の取り組みをしてきた。
- 残業は推奨しない
- ムダな会議はやめる
- 週休3日制にする
- テレワークの導入・通勤の削減
- IT技術・IT機器を活用して効率化を図る
それこそ、働き方改革という言葉ができる前から実践してきたことばかり。
そして、取り組んだ結果は会社にとってプラスだったね。
優秀な人材が集まるようになった
従業員がイキイキと働いてくれるようになった
会社の利益もしっかり出せた
だから、従業員が働きやすい、能力を発揮しやすい環境を作れない会社は、いずれ消えていくと思う。
みなさん一人ひとりが、自分で考えて行動して欲しい。
自分の頭で考える
今できることから行動する
そして、自分の行動に責任をもつ(原因自分論)
関連動画
上記は自分がいつも大事にしていることで、その結果、自分にとって最善のかたちで道がひらけてくることを経験してきたよ。
リベ大では、上記のような考え方、そして「稼ぐ力」を身につけるための情報も発信し続けています。
関連動画
▼図解で簡単に分かる「稼ぐ力」
ただ、1人で取り組むことに不安を感じたり、動画や記事だけでは取り組み方が分からないという人もいるでしょう。
そういう時は、オンラインコミュニティのリべシティを活用しましょう。
実際に転職経験を持つ先輩方に相談したり、一緒に転職活動に取り組む仲間を見つけることもできます。
以上、こぱんでした!
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