こんにちは、こぱんです!
リベ大では、経済的自由を達成するために「お金にまつわる5つの力」について情報発信をしています。
▼図解:お金にまつわる5つの力
皆さんの中には、「お金持ちは非常識である」というイメージを持っている人も多いかもしれません。
そこで今回は、お金持ちがなぜ周りから非常識に見られるのか、お金持ちの行動と考え方について以下の2つを解説します。
- お金持ちの非常識な行動7選
- お金持ちのお金を呼ぶ非常識3選
「お金持ちの非常識な行動7選」については、「お金持ちってどうしようもないなぁ」とか「そんなことを考えて変な行動してたのね」と気軽に読んでください。
一方、「お金を呼ぶ非常識3選」については、お金持ちの思考を学ぶ絶好の機会です。
常識的な考え・行動を続けていれば、常識的な年収・資産になるだけです。
お金持ちになりたいのなら、やはりどこかの部分で「常識のネジ」を1本外して非常識にならないといけません。
以下の図解を見てから記事を読み進めると理解しやすくなるので、参考にしてください。
▼図解:お金持ちは 非常識!?
目次
解説動画:【なぜそうなる】お金持ちの「非常識な行動」7選と「お金を呼ぶ非常識」3選について解説(アニメ動画)
お金持ちの非常識な行動7選
まず、お金持ちの非常識な行動7つを解説します。
- ① 旅先で服を買って旅先で捨てる
- ② 罰金を承知でスピード違反する
- ③ ホテルの最上階で連夜怪しいパーティ
- ④ 見たいコンサートチケットにはいくらでも札束を積む
- ⑤ 入会金を数百万円払ってでも高級人間ドックを受ける
- ⑥ 高級ホテルの高級ビュッフェでテンションが下がる
- ⑦ スイスに現金1億円を担いで渡航する
非常識な行動①:旅先で服を買って旅先で捨てる
お金持ちの中には、服は旅先で購入して、旅先で捨てる人がいます。
- 旅先で着る服は旅先で買う
- 旅先を後にするとき服は捨てる
理由を尋ねると、「ハワイにはハワイに、モルディブにはモルディブにふさわしい服装がある。でもそんな服、日本では着ないよね。」とのことでした。
確かに合理的な考え方であり、資産を築いていく過程では、様々なシーンで合理的な判断が求められます。
しかし、経済的合理性を優先する判断を繰り返すうちに、常識を完全に置き忘れて「合理性こそが正義」になってしまったのです。
その結果、周りからは非常識に見えてしまうのです。
非常識な行動②:罰金を承知でスピード違反する
お金持ちの中には、一般道を法定速度をはるかに上回るスピードで運転しても、平気な顔をしている人がいるようです。
「お金を払えばルールは無視しでも構わない」という非常識な考えに染まっている人もいるのです。
ボクの時間単価考えたら罰金取られたってプラスだからね。
早く目的地に着けば罰金の分はペイできるし、罰金は好きなスピードで道路を走るための許可料でしょ?」
スピード違反に限らず、駐車違反などでも同じ考えがいる人もいます。
このような非常識の行動が、多くの人の頭の中に「お金持ちはイヤな奴」というイメージを創ってしまうのかもしれません。
関連動画
非常識な行動③:ホテルの上層階で夜通し怪しいパーティー
ホテルの最上階にある200㎡以上のスイートルームを貸し切り、連日連夜なんとも怪しげなパーティを行うお金持ちもいます。
一部のお金持ちは、ホテルの本来の用途や一般常識・倫理道徳といった社会のルールを無視した非常識な行動をします。
当たり前ですが、お金持ちにも色々な人がいるのです。
真っ当なお金持ち
どうしようもないお金持ち
皆さんは、ぜひ真っ当なお金持ちになってください。
ちなみに、奈良時代である西暦780年頃に完成したとされる万葉集には、以下の歌があります。
人妻に 我も交はらむ 我が妻に 人も言問へ この山を うしはく神の 昔より 禁めぬ行事ぞ 今日のみは めぐしもな見そ 事も咎むな
(私は人妻と良いことをするので、他の誰かは私の妻と良いことをしてください。今日だけは山の神様だって許してくれますよ。)
この歌の詠み手がお金持ちだったのかはさておき、昔から人間のやっていることはあまり変わらないようです。
非常識な行動④:見たいコンサートチケットにはいくらでも札束をつぎ込む
自分の欲しいモノを手に入れるためなら、数十万、時に数百万円ものお金を積み、非正規ルートを含めて探し回るお金持ちもいます。
お金の魔力に魅入られて、常識どころか倫理観まで揺らいでしまうお金持ちも少なくないようです。
- 見たいコンサート
- 行きたいイベント
- 気になるデバイス
- 試したいサービス
欲しいモノを手に入れるためにルール違反を犯しても、本人は何がダメなのか分かっていません。
また、お金さえ払えば行列に割り込んでも良いという感覚を持っている人も、決して少なくありません。
このような「お金さえ払えば何をやっても良いのか?」というテーマに興味がある人は、書籍「それをお金で買いますか」を読んでみてください。
倫理・道徳と市場経済の関係性を、ハーバード大学の教授が突き詰めて研究しています。
非常識な行動⑤:入会金を数百万円払ってでも高級人間ドッグを受ける
人間ドックと言えば手軽なものだと数千円、しっかり受けても数万円のものを想像する人が多いでしょう。
しかしお金持ちの中には、非常識な価格の会員制人間ドックを選択する人もいます。
- 入会金150万円、年会費50万円
- お出迎えからお見送りまでコンシェルジュが対応
- ラグジュアリーな空間でプライバシーにも配慮
- 一人ひとりに合わせた検査項目
- 普段の健康管理も専門医が365日徹底サポート
良くも悪くも、健康のために大金を払うお金持ちは多いようです。
良く言えば「お金持ちは健康を大事にしている」
悪く言えば「お金持ちは健康に異常な執着を持っている」
非常識な行動⑥:高級ホテルの高級ビュッフェで気分が下がる
ホテルの朝食と言ったら、好きなモノを選び放題のビュッフェを楽しみにしている人も多いでしょう。
しかし、このビュッフェでも非常識さを発揮してしまうお金持ちがいます。
まるでパリの宮殿内で行われる晩餐会のような景色を目の前にしても、気分が上がらないそうです。
何を選べば良いのか判断するエネルギーももったいないし、誰か適当なのを選んでくれないかな…。」
楽しそうに選んでる人たちとは大違いです。
お金持ちは、何か判断する際のエネルギーを大事にしています。
ビュッフェのような些細なことや余計なことに、判断するエネルギーを使いたがりません。
- 毎朝の洋服選びがイヤで同じモノばかり着る
- 毎日のルーチンを一切崩そうとしない
お金持ちはそのマイペースさゆえに、周りから変わり者扱いされます。
非常識な行動⑦:スイスに現金1億円を担いで渡航する
「政府にも家族にも友人にも、誰にもナイショの資産を海外に隠しておきたい!」こんな願望を持ったお金持ちが、スイスのプライベートバンクに預けるため、現金をトランクに詰め込んで飛行機に乗り込んだそうです。
彼は、現金をスイスのプライベートバンクへ預けるために、約10kgの札束を持ってスイスへ渡航しました。
手荷物検査で検査官から変な目で見られても、機内持ち込み手荷物の重量がギリギリでも、何食わぬ顔でファーストクラスへ乗り込みます。
無事にスイスに到着し、プライベートバンクのバンカーに会うことができました。
バンカーはこのように言ってくれています。
「スイスにさえ来ていただければ後はどうとでもなりますから、私どもにお任せください。」10kgの現金をプライベートバンクに預け、彼は安心して帰国しました。
ある程度以上の資産を持つと、失う不安が急速に膨らむタイミングがあります。
不安に駆り立てられたお金持ちは、非常識な選択をし始めるのです。
- 資産防衛のためなら何でもする
- 現金1億円を担いで飛行機にだって乗る
お金持ちのお金を呼ぶ非常識3選
お金持ちの非常識な行動7選を紹介しましたが、お金持ちはただ非常識なだけでなく、お金持ちたる理由もあります。
ここからは、お金持ちのお金を呼ぶ非常識3選を解説します。
- ① いくらお金を持っていても値切る
- ② リスク感覚がズレている
- ③ 楽しくない仕事はやらない
お金を呼ぶ非常識①:いくらお金を持っていても値切る
お金持ちは、年収数千万円、数億円と稼いでいたり、数億円以上の資産があったりするのに、たった数千円でも値切ることがあります。
わずかな金額でも値切るので、「お金持ちはケチだ」と言われることもあるのです。
普通の感覚からすると、「そんなにお金があるんだったら少しぐらいのお金は払えばいいのに」と思うでしょう。
- 常識:お金があるなら払う
- 非常識:お金があっても値切る
お金があるにもかかわらず値切るお金持ちの金銭感覚について、学長の知り合いの話を紹介します。
知人は、コロナ禍で遠隔地とのオンライン会議が増えたために、仕事専用のリモート会議部屋を借りることにしました。
自宅が狭く、子供が騒ぐとZOOM会議に集中できないからです。
すると、自宅から徒歩数十秒のところに、築古の戸建てがたまたま空いていたそうです。
この家を借りようと不動産屋から見積もりをもらったのですが、ぼったくりの数字のオンパレードだったのです。
- 割高な火災保険料
- 鍵交換費用
- 入居前クリーニング
- 害虫駆除セット
- 仲介手数料1ヶ月分
- 生活相談オプション
▼図解:賃貸契約のぼったくり
払う必要があるのか分からない費用は合計約25万円にのぼりましたが、お金持ちの彼にとっては端数と言える金額でしょう。
しかし、どうしても納得できないと価格交渉をし、費用を全額カットしてもらうだけではなく、礼金をゼロにする交渉までしたそうです。
値切り交渉の話を聞いた彼の奥さんは、「それぐらい払ってあげたら良いじゃない。お金に困ってないんだし。」と呆れていたそうです。
どちらかと言うと、奥さんの感覚のほうが一般的でしょう。
ただ、お金があるなら払うという考えは、多くのお金持ちが納得しません。
納得できるものにはいくらでもお金を払う
納得できないものには1円も払わない
お金持ちがお金を払う基準は、リベ大が繰り返し伝えているように、価格ではなく価値です。
価値があるから払うのであって、価格に惑わされてはいけないのです。
▼図解:モノの「価格」と「価値」の違い
1億円を持っているのだから1万円ぐらい払っても良いという常識は、お金持ちにとっては非常識です。
だからこそ、お金持ちは価格に納得がいかなければ、見合う価格になるまで値切るのです。
お金を呼ぶ非常識②:リスク感覚がズレている
お金持ちの多くは、リスク感覚がズレています。
多くの人がリスクだと思うことを、お金持ちはリスクではないと感じます。
逆に、多くの人がリスクではないと思うことを、お金持ちはリスクだと感じるのです。
その典型例が、独立・起業に関する認識です。
- 常識:独立・起業はリスク
- 非常識:誰かの言うことを聞いて働く方がリスク
皆さんの中にも、独立や企業は危険でリスクが高すぎると感じている人もいるでしょう。
しかし、お金持ちの多くは「誰かの指揮下で働く方がリスクだ」と感じているのです。
- 望まない転勤や異動を命令される
- リストラの対象にされる
- 長時間労働を強制される
- 有給をとらせてもらえない
- 違法スレスレの仕事を強要される
会社員の場合、自分の上司次第で人生が大きく変わり、給与が安定的であるが故に大きく稼げるチャンスは多くありません。
もちろん、会社員として働くことのリスクには、労働法という盾があるのも事実でしょう。
しかし、労働法がリスクを全てカバーしているのなら、日本の会社員の満足度はもっと高いはずです。
▼図解:今すぐ辞めるべきブラック企業の特徴
お金持ちの多くは、自分で独立・起業した方が裁量がある分リスクは低いと考えるのです。
- 事業の内容は自分でコントロールできる
- 誰と働くか誰と取引するかを自分で選べる
- 人生が台無しになるリスクに対しては保険が有効活用できる
- 税理士、弁護士、コンサルといった専門家の力を借りてチームを組める
- 事業が成功すれば、会社員なら30年かけて貯めるようなお金を1年で貯められる
- 会社員の生涯賃金を1年で稼げることもある
独立・起業した方がリスクが低いと考える人がいる一方で、起業して失敗する人や独立して後悔する人もいるのは事実です。
そのため、誰もがすぐに会社員を辞めて起業すれば良いとはリベ大も考えていません。
自分に心地良いリスクをとり、自分に合った働き方をするのが良いでしょう。
▼図解:副業×リーマン業で税金をコントロールしよう!
皆さんに知ってほしいのは、良い悪いはさておきお金持ちの多くはリスク感覚がズレているという現実です。
非常識なリスク感覚こそが非常識な財産を生む源泉であることを、ぜひ認識しておいてください。
皆さんが人生の岐路に立った時、進むべき道を選ぶヒントになるかもしれません。
大切なのはリスクを避けることではなく、適正なリスクをとっていくことです。
お金を呼ぶ非常識③:楽しくない仕事はやらない
最後は仕事に関する考え方についてで、多くのお金持ちは楽しくない仕事はやりません。
しかし、仕事に対する一般的な常識・非常識は以下の通りでしょう。
- 常識:仕事は大変で苦しい
- 非常識:仕事は楽しい
実際のところ、毎日ウキウキしながら仕事をしている人は本当に少ないです。
また、仕事は楽しんで取り組もうと言われても、多くの人が以下のように感じるでしょう。
しかし、お金持ちの多くは、本当に仕事を楽しんでいるのです。
彼らは実にワガママな働き者と言えるでしょう。
- やりたいことはやる、やりたくないことはやらない。
- 興味のない仕事には、時間もエネルギーも一切使いたがらない。
- 周りの音も聞こえなくなるほど集中できる。
お金持ちにとって仕事とは、小学生がゲームにハマって深夜まで遊んでいるのと変わりません。
イヤイヤ働いているのではなく、楽しくてやめられないのが仕事なのです。
さらに仕事が楽しくなると、大きなメリットもあります。
日々が充実する
楽しい仕事の先には富がある
本当に楽しい仕事を極限まで突き詰めると、お金は自然と後からついてきます。
なぜなら、仕事は楽しいという感覚は非常識であり、少数派と言えお金は少数派に集まる習性があるからです。
もしお金が多数派に集まるのであれば、世の中の大多数の人がお金持ちになっているでしょう。
しかし、仕事を楽しみさえすれば誰もがお金持ちになれる、と無責任なことを言うつもりはありません。
楽しい仕事は、決してラクな仕事ではなく、経済的に豊かになりたいなら時にハードワークも必要だからです。
とは言え、お金持ちになりたいなら楽しい仕事をやりましょう。
ただ、多くの人が楽しい仕事を選ぶ勇気が持てない理由の1つとして、以下のようなリスクに対する不安も挙げられます。
そんな時は、客観的な数字である貯金額を活用しましょう。
楽しい仕事を追い求める勇気が持てないと感じているなら、リベ大で学び続けて、まずはお金を貯めてみてください。
「貯金が30万円じゃ、楽しい仕事にチャレンジする勇気が持てないな…。」
「貯金が1,000万円貯まったから、楽しい仕事にチャレンジしてみよう!」
貯金が10万円増えるごとに、皆さんのリスク耐性はドンドン強くなるでしょう。
すぐに行動できる人も、タイミングが来るまで今の仕事を続けながら準備する人も、自分の個性・得意を活かして楽しい仕事ができるのが理想です。
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まとめ:自分の人生をより良くするために「どこを非常識にするか」考えてみよう
▼図解で分かる「お金持ちは非常識!?」
今回は、お金持ちはなぜ周りから非常識に見られるのか、お金持ちの行動と考え方について解説しました。
まず、お金持ちの非常識な行動7選を紹介しました。
- ① 旅先で服を買って旅先で捨てる
- ② 罰金を承知でスピード違反する
- ③ ホテルの最上階で連夜怪しいパーティ
- ④ 見たいコンサートチケットにはいくらでも札束を積む
- ⑤ 入会金を数百万円払ってでも高級人間ドックを受ける
- ⑥ 高級ホテルの高級ビュッフェでテンションが下がる
- ⑦ スイスに現金1億円を担いで渡航する
- ① いくらお金を持っていても値切る
- ② リスク感覚がズレている
- ③ 楽しくない仕事はやらない
常識的な考えで常識的な行動をしていたら常識的な年収・資産になるだけです。
とは言え、全て常識・非常識であるべきというゼロか百かの極端ではなく、バランス良く考えて生きていきましょう。
自分の人生をより良くするための、非常識な行動。
社会の中で周囲の人と一緒に心地よく生きるための、常識的な行動。
他者に迷惑をかけたり、人の自由を破壊しなければ、自分の好きなようにわがままに生きて良いと考えます。
常識と非常識のバランスを取って、より豊かな人生を歩んでいきましょう。
以上、こぱんでした!
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同じ志を持った仲間と一緒に成長していきましょう!
140万部発行された、「お金の大学」。
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