こんにちは、こぱんです!
リベ大では、経済的自由を達成するために、お金にまつわる5つの力をバランス良く伸ばそうと伝えています。
また、豊かな人生を過ごすためには、自分の価値観に基づいて人生を豊かにするモノにお金を変える力(使う力)が必要不可欠です。
▼図解:使う力
しかし、どうしてもお金を増やすことばかりを意識してしまいがちです。
あくまでお金は、人生を豊かにするためのツール(道具)に過ぎません。
使う力を伸ばせば、人生の幸福度を高めながら生きられるはずです。
プレゼントで人生の幸福度を上げる
自己投資をする
健康維持にお金を使う
心が豊かになる浪費をする
時短家電で自分の時間を増やす
今回の記事では、良いお金の使い方をするためのポイントを解説していきます。
目次
「使う力」を伸ばすための3つの基礎知識
具体例の前に、良いお金の使い方をするために大切な3つの基礎知識を解説します。
- ①価格と価値の違い
- ②消費・浪費・投資の違い
- ③腐るお金と旬なお金
基礎知識①:価格と価値の違い
豊かな人生のためにお金を使おうと冒頭で話しましたが、無駄遣いをすれば良いというワケではありません。
使うべきところには惜しまずお金を使うべきだということです。
▼図解:“価格”ではなく“価値”で判断しよう
価格
- 物やサービスの購入時の値段
価値
- 精神的なメリット:満足感や安心感などを得られる
- 将来的な金銭のメリット:売却時の価格(リセールバリュー)が高い
- 時間のメリット:浮いた時間を有意義に使える
- 将来発揮されるメリット:知識や経験への自己投資
リベ大は、「価格 ≦ 価値」というモノに対してお金を使うべきだと考えています。
価格と価値(得られるメリット)を比較して、価値のほうが大きければお金を使い、そうでなければ安くてもお金を使うのはおすすめしません。
物の価値を見極め、お金を使える人こそ、生活も心も豊かになれるのです。
単に節約をするのではなく、価格と価値で判断して、お金の使いどころを見つけていきましょう。
以下の記事では、リセールバリューやお金の使い方を価格と価値の観点から解説しています。
基礎知識②:消費・浪費・投資の違い
皆さんは、「消費・浪費・投資」の違いを理解してお金を使っていますか?
▼図解:消費・浪費・投資の違い
浪費:心を豊かにするための出費
投資:お金を増やすための出費
どれもお金の出費という点では同じですが、それぞれ用途が違います。
どの出費にも優劣はありませんが、3つの出費をバランス良くすると人生を豊かにするお金の使い方ができるはずです。
基礎知識③:腐るお金と旬なお金
使う力を伸ばすために「腐るお金」と「旬なお金」についても知っておきましょう。
まず、お金には以下のような特徴があります。
貯め込むほど、自己増殖して増えていく。
たとえば、銀行預金をイメージすれば分かりやすいでしょう。
銀行にお金を預けておけば、なくなりませんし、貯めるほど利息がついて増えていきます。
しかし、お金を貯め込むと、社会にお金が流れにくくなり、経済が停滞してしまうのです。
そこで「腐るお金」という考え方が生まれました。
お金が自由の土台である以上「自由に暮らしたい!」と願うなら、ある程度のお金は貯めなければなりません。
しかし、貯め込みすぎるとお金は流れず、経済も動かない負のサイクルに陥ります。
負のサイクルに陥らせないために、「お金を腐らせなければ…」という考えも生まれるのです。
そこで、上手くお金を使うために知っておきたいのが「旬なお金」です。
食べ物に旬があるように、お金にも使い時の旬があります。
旬なお金かどうかを判断できれば、お金を使う力を大きく伸ばせます。
以下の記事で腐るお金と旬なお金について詳しく解説しているので、参考にしてください。
良いお金の使い方を事例から学ぼう
ここからは、お金の良い使い方を事例をもとに解説します。
- ①プレゼントで人生の幸福度を上げる
- ②自己投資をする
- ③健康維持にお金を使う
- ④心が豊かになる浪費をする
- ⑤時短家電で自分の時間を増やす
事例①:プレゼント用口座で人生の満足度を上げよう
生活費や貯蓄など目的によって、銀行口座を使い分けている人も多いのではないでしょうか。
リベ大では、使い分け方の一つとして、プレゼント用口座の活用をおすすめしています。
プレゼント用口座とは、人に贈り物をするためのお金を待機させる専用の口座で、次の3つのメリットがあります。
▼図解:プレゼント用口座がおすすめ
- ポジティブな出来事に目が向くようになる
- 良好な人間関係を維持できる
- 的外れな浪費が減る
「プレゼントするなら生活費や貯蓄用の口座からお金を出しても同じなのでは?」と思うかもしれませんが、口座からお金が減ると、どうしてももったいなく感じてしまいがちです。
しかし、プレゼント用口座のお金であれば、貯まっても使っても幸福感に繋がります。
以下の記事では、人生の幸福度が上がる口座の使い分け方を解説しています。
また、プレゼントをする時のポイントについても、具体的な事例をあげて解説してきました。
ぜひ以下の記事もあわせて参考にしてください。
事例②:自己投資の利回りは無限大
投資には株式や不動産など様々な種類がありますが、リベ大では最も利回りの良い投資は自己投資だと考えています。
なぜなら、自分が身につけた知識や経験は誰にも奪われることなく、豊かな未来を手にするために現状を変えられる有効な手段となるからです。
▼図解:自己投資こそ最高の投資
- 体を鍛える
- 読書をする
- スキルを身につける
- 資格を取る
- 尊敬できる人に会う
- 事業を起こしてみる
しかし、自己投資は成功する人と時間を無駄にしてしまう人の2パターンに分かれます。
自己投資を時間の無駄にしてしまう原因は次の3つです。
- 目的が不明確だから
- 目的と手段が一致していないから
- 延々と準備するだけで実践しないから
絶対に勝てる投資手法がないように、絶対に成功する自己投資もありません。
しかし、上手くいかない原因や成功に結びつけるポイントはあります。
以下の記事を参考にして、自己投資を成功に結びつけられる人になりましょう。
事例③:健康維持にお金を使おう
以前の記事「【老後の後悔】「不幸な歳のとり方」をしないためのお金の基本【データあり】」でも解説しましたが、健康は人生の幸福度に大きな影響を与えます。
どんなに自由なお金や時間があっても、健康でなければ全ての自由が制限されます。
大切なのは「心身ともに自立し、健康的に生活できる期間」である健康寿命を伸ばすことです。
日本は長寿国とも言われますが、平均寿命と健康寿命には差があります。
男性
- 平均寿命:81.5歳
- 健康寿命:72.6歳
女性
- 平均寿命:86.9歳
- 健康寿命:75.5歳
(※参考:World Health Organization - World health statistics 2021)
平均寿命が長くても、健康寿命が短ければ人生は制限されてしまいます。
そこで、なるべく健康を維持するために、おすすめなお金の使いどころは以下の6つです。
- 質の良い食事
- 睡眠(ベッド)
- 運動
- 歯
- ストレスを無くすこと
- 予防医療
以下の動画では、健康維持するために役立つお金の使い方を解説しているので、参考にしてください。
関連動画
→ 【健康こそ最高の富】お金持ちが裏でコッソリ実践している健康法
事例④:豊かな浪費で精神的なメリットを得よう
浪費と聞くと、なるべく減らしたほうが良いと思いがちです。
しかし、幸せな人生にするためには、心が豊かになる浪費も欠かせません。
豊かな浪費とは、自分の価値観に基づいて、他人になんと言われようとも「これが好き!」と心の底から言えるものにお金を使うことです。
- 旅行
- 食事
- ライブ
- 観劇
ただし、豊かな浪費だからといって無計画にお金を使うのはおすすめしません。
ぜひ、豊かな浪費をするための参考にしてください^^
関連動画
→ 【特徴3選】良い贅沢と悪い贅沢の見極め方をシンプル解説(アニメ動画)
事例⑤:時短家電で自分の時間を増やそう
自分の時間を増やすための出費も、良いお金の使い方の典型と言えます。
時間を増やすためにおすすめなのは、ロボット掃除機や乾燥機付き洗濯機などの時短家電を購入したり、家事代行サービスを利用したりすることです。
もちろん、少なからずお金がかかりますが、長期的な視点で考えると元は取れていきます。
例えば、自分の時給を1,000円、毎日の家事の時間を1時間と仮定します。
時短家電を導入した場合
- 1時間の家事がなくなる:1カ月で30時間分(30,000円分)お得
- 20万円の家電を購入する:約6カ月半で元が取れる
空いた時間を副業や家族との時間などに充てれば、豊かな人生に繋がるでしょう。
残念なお金の使い方を知ろう
ここまで、良いお金の使い方について解説しました。
しかし、残念なお金の使い方も存在します。
- 目的と手段が一致していない
- 自分のことしか考えていない
先程、出費の分類として「浪費・消費・投資」を紹介しましたが、目的と手段が一致していないと、消費のつもりが浪費になるケースもあります。
もう少し具体的に、車の出費を考えてみましょう。
- 移動手段として必要 → 消費
- 見栄や心の豊かさのため → 浪費
車を買う目的が消費なら中古車で十分ですし、浪費なら予算の範囲内で好きなものを購入すれば良いでしょう。
しかし、移動手段として必要なのに、中古の車は嫌だからと新車を購入しては、目的と手段が一致していません。
また、良いお金の使い方と残念なお金の使い方の判断が難しいと感じる人もいるでしょう
以下の記事では、判断基準を詳しく解説しているので、参考にしてください。
まとめ:良いお金の使い方で人生を豊かにしよう
今回の記事では、良いお金の使い方について解説しました。
使う力は人生を豊かにするために、必要不可欠です。
「資産が増えて、お金に余裕が出てきたら使う力を伸ばそう」と考える人もいるかも知れませんが、資産形成の過程においても使う力は重要な役割を持っています。
あくまでお金はツール(道具)であり、上手に使えるようになれば、より良い人生を送れるようになります。
ただし、お金にまつわる5つの力がバランス良く育っていることが前提です。
世の中には、1つの力の一点突破でお金持ちになった人もいます。
- 貯める力:月数万円の生活費で楽しく暮らす。
- 稼ぐ力:何億円も稼いでいるのに、宵越しのお金は持たずに使い切る。
- 増やす力:超ハイリスクをとって、短期間でお金を10倍、20倍にする。
上記のような方法でお金持ちになるのは、誰にでもできることではありません。
そのため、5つの力のどれか一つで120点を取るよりも、5つの力それぞれで70点を目指したほうが再現性が高く、コスパも良いのです。
使う力以外の伸ばし方は、以下の記事で解説しているので、参考にしてください。
また、5つの力を伸ばしていくうえで不安なことや分からないことがあれば、リベ大のオンラインコミュニティ「リベシティ」を活用してください。
以上、こぱんでした!
▼使う力をもっと伸ばしたい人に読んでほしい記事がこちら!
「お金にまつわる5つの力」を磨くための実践の場として、オンラインコミュニティ「リベシティ」をご活用ください♪
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