こんにちは、こぱんです!
リベ大では良いお金の使い方の一例として、自己投資をおすすめしています。
▼図解:自己投資こそ最高の投資
自己投資は利回りが無限大なので、「自己投資が一番の投資である」とリベ大は考えています。
そんな自己投資に関して、次の質問をいただいたので今回の記事で解説します。
現在は会社員ですが、人生を豊かにするために経済的自由を目指しています。
リベ大では「自己投資が一番の投資」と言っています。
私も自分なりに自己投資をしてきましたが、イマイチ身になっている実感がなく、時間の無駄だったなと思うことも多いです。
そこで、結果の出せる自己投資とはどういうモノでしょうか?
コツなど教えて欲しいです。
- 目的(ゴール)を明確にする
- 最適な手段を選ぶ
- 行動する
これらのうち、1つでも欠けてしまうと自己投資を成功させるのは難しいです。
そこで今回は、自己投資について次の2点を解説していきます。
- 自己投資が上手くいかない3つの原因
- 自己投資を成功に結び付けるための3つのポイント
漠然と行う自己投資は、時間とお金を無駄にしかねません。
以下の図解を見てから記事を読み進めると理解しやすくなるので、参考にしてください。
▼図解:自己投資で 成功する人しない人
目次
解説動画:【ここで差がつく】自己投資を「成功に結びつける人」と「時間のムダにする人」の違い(アニメ動画)
このブログの内容は下記の動画でも解説しています!
前提条件:自己投資は最高の投資である
自己投資が最高の投資であることは、これまでも伝えてきました。
- 身体を鍛える
- 読書をする
- スキルを身につける
- 資格を取る
- 尊敬できる人に会う
- 事業を起こしてみる
これら全ての自己投資において、共通して言えるのは「利回りが無限大であること」です。
株式投資や不動産投資の年間の利回りはせいぜい数%であり、お金は使ってしまったり、取られてしまったりして、ゼロになることがあります。
一方で、自己投資で身につけた知識やスキルは、人に取られることも無くなることもありません。
だからこそ、豊かな未来を手にするために現状を変えられる有効な手段となるのです。
しかし、自己投資をする人の結末は2パターンに分かれます。
成功に結び付けられる人 時間の無駄にしてしまう人
絶対に勝てる投資方法がないのと同じように、絶対に成功する自己投資もありません。
では、自己投資が上手くいかない原因がどこにあるのかを解説していきます。
自己投資が上手くいかない3つの原因
自己投資が時間の無駄になってしまう原因は3つあります。
- ①目的が不明確だから
- ②目的と手段が一致していないから
- ③延々と準備するだけで実践しないから
それぞれ詳しく解説していきます。
原因①:目的が不明確だから
1つ目の原因は「目的が不明確だから」です。
例えば、以下のような理由で自己投資に取り組んでいる人はいないでしょうか?
なんとなく不安だから、資格を取る。 何かしている気になれるから、やみくもに勉強を始める。
行かないと損をしそうなので、勉強会に参加する。
医者になりたければ、医学部に行く必要があるように、明確な目的を持って自己投資を行わなければ成功には絶対に結び付きません。
これは自己投資だけでなく、全ての投資に共通していることです。
▼図解:投資で成功したいなら目的を知れ
また目標を決めることで、初めて行動が「過程」になります。
金融資産への投資であれば、「老後のために60歳までに3,000万円」や「40歳でFIREするために1億円」といった明確な目標作りが大切です。
また、リベ大は投資や資産形成にまつわる情報を発信しているため、次のような質問をいただくことが多くあります。
このように「どう思いますか?」だけ質問されてもハッキリとした回答はできません。
関連動画
一方で、「プロ野球選手を目指すために、△△高校に行って、☆☆の練習をすることについてどう思いますか?」といった質問であれば、答える側もより具体的に回答ができます。
目的によって手段は異なるため、目的が明確になっていないと最適な手段は選べないのです。
原因②:目的と手段が一致していないから
2つ目の原因は「目的と手段が一致していないから」です。
目的が明確になっていても、手段を選び間違えると自己投資は成功できません。
転職のために資格を取得する
→ その資格の取得によって本当に転職できるのか不明。
見聞を広げるために海外旅行に行く
→ 本当に見聞が広がるのか不明であり、ただの浪費になっている可能性がある。
※浪費だと割り切っているのであれば大丈夫
身の安全を守るために良い車に乗る
→ 良い車が欲しいだけの理由になっていないか。
目的を明確にしても手段に辻褄が合わなければ、絶対に自己投資は成功に結び付きません。
しかし、点と点が未来でどのように繋がるかは誰にも分かりません。
そのため人生のあらゆる場面で、目的を決めて最適な手段を上手に選択していくのは難しいとも言えるでしょう。
ここで大切なのが、「自己投資」は「お金を増やすための出費」であることです。
リベ大で学ぶ皆さんの中には、「稼ぐ力を身につける(=お金を稼ぐ)」ことを自己投資の目的としている人も多いでしょう。
その場合、自己投資は「お金を増やすための出費」だと理解することが重要なのです。
もし、お金が増えない自己投資になっているのなら、目的と手段がちぐはぐになっている可能性が高いので注意しましょう。
▼図解:稼ぐ力
例えば「転職」という目的に対して「資格の取得」という手段を取るのであれば、資格を取る前に転職エージェントへ「この資格で私の市場価値は高まりますか?」と確認すれば良いのです。
このように目的と手段を一致させれば、自己投資が非常にコスパの良い投資となるでしょう。
また、「見聞を広げる」という目的に対して「海外旅行」を手段とするのであれば、以下の点を明確にして初めて、自己投資となるのです。
何をもって「見聞を広げられた」とするのか? 普通の海外旅行と何が違うのか?
海外旅行が「お金を増やすこと」に繋がるのか?
ただ観光地を旅行して、美味しいご飯を食べるだけでは仕事に結び付きません。
両学長も「何か仕入れるモノはないかな?」や「何か商売の種はないかな?」と考えながら旅行しているようです。
皆さんも、自分の行動とお金が「消費・浪費・投資」のどれに当てはまるのかを、明確にしてください。
▼図解:消費・浪費・投資の違い
原因③:延々と準備するだけで実践しないから
3つ目の原因が「延々と準備するだけで実践しないから」です。
これは耳が痛いという方が多いのではないでしょうか。
ブログやせどりを始めるためにコンサルを受ける。
→ その後、ブログを書いたり商品を仕入れたりしない。
会費を払って異業種交流会に参加する。
→ やみくもに名刺交換を続けて仕事に繋げない。
資産運用を始めるために、情報を集める。
→ 集めるだけで行動するタイミングを決めていない。
いずれのケースも「自己投資の準備止まり」であり、いつまでも行動に結びつかないノウハウコレクターになっている状態です。
ノウハウコレクターとはお金を増やすのが目的ではなく、情報収集が目的になっている状態であり、肝心のお金を増やすための行動に情報を昇華できていません。
多くの人がノウハウコレクターになりがちな理由は、自己投資の準備だけでもある程度の満足感を得られるからです。
世の中には、自己啓発本がたくさん出版されており、ベストセラーも多数あります。
しかし、自己啓発本の内容を実践する人は少なく、実践しても継続できる人はさらに少ないです。
自己啓発本を読むことも大切ですが、行動して継続できなければ意味がありません。
重要なことなので繰り返し伝えますが、自己投資は投資である以上、「お金を増やすための出費」です。
ただ準備だけするようなお金も時間も無駄にしている状態を避けるために、次からは自己投資を成功に結び付けるためのポイントを解説します。
自己投資を成功に結び付けるための3つのポイント
自己投資を成功させるために大切なポイントは次の3つです。
- ①価値観マップを作る
- ②良質な情報を集める
- ③インプットとアウトプットのバランスを取る
それぞれ詳しく解説します。
ポイント①:価値観マップを作る
1つ目のポイントは「価値観マップを作ること」です。
▼図解:生き方の指針を作る“価値観マップ”
価値観マップを作ると、「自分がどういう生き方をしたいのか」人生の軸が作れます。
具体的には、自分に以下のような質問をするのです。
自分にとっての幸せは何か? 自分にとってのゴールとは何か?
自分が大切にしたいことは何か?
自分が何のために生きているのか?
価値観マップを作る際は、周りに何を言われようとも「自分はどうなのか?」と考えることが大切です。
価値観マップは人生の羅針盤とも言えます。
人生の羅針盤は、自己投資を成功させるために無くてはならないモノです。
自己投資の目的が自然と明確になるから 成功に結び付けるためにやるべきことが見えてくるから
優先順位が明確になって行動の選択がしやすいから
価値観マップを作ってみると、あれもしたい、これもしたいと全部を足してしまう人もいますが、全てをやることは現実的ではありません。
そのため、他の人から別視点でツッコミを貰って優先順位を明確にしてみましょう。
なぜなら優先順位を明確にすることで、自己投資の迷いを無くすことができるからです。
そういう意味でも、人生の目的であるゴールを見つけられた人は幸せだと言えるでしょう。
皆さんの中にも、価値観マップのゴールが決まらない人もいるでしょうし、若いうちからゴールを決めるのは確かに難しいかもしれません。
もしゴールが見えないのであれば、今エネルギーを注げるモノを見つけましょう。
その連続で自然とゴールも見えてくるはずです。
少なくとも価値観マップを作ることで、ゴールそのものは見えなくても、ゴールに近づけることは確かです。
関連動画
先ほど伝えたように、価値観マップを作ったら他の人からツッコミをもらうのも大切です。
ツッコミとは、自分とは異なる視点から質問をもらえるので、さらに深く考えるきっかけとなります。
恥ずかしいかもしれませんが、心許せる家族や友人などに見てもらい、どんどんツッコミをもらいながら深堀りしましょう。
もしツッコミをしてくれる人がいない方は、リベ大が運営しているオンラインコミュニティ「リベシティ」に参加してみてください。
価値観マップを作成するための専用チャットもあります。
ポイント②:良質な情報を集める
2つ目のポイントは「良質な情報を集める」です。
良質な情報と聞くと、有料のセミナーやメルマガをイメージするかもしれませんが、それらは基本的には必要ありません。
しかし、ネットの情報は有料・無料問わず、フェイクもたくさんあります。
玉石混交(ぎょくせきこんこう)であるため、正確かつ自分にとって価値のある情報を精査しなければなりません。
つまり、情報リテラシーを高めることが必要不可欠となるのです。
そこで大切になるのが、見極める力です。
情報の正確性 情報主が情報を発信している意図
情報主の背景
良い情報を見つけるための方法は過去の動画で解説しているので、参考にしてください。
関連動画
ポイント③:インプットとアウトプットのバランスを取る
3つ目のポイントは「インプットとアウトプットのバランスを取る」です。
先ほど解説した「延々と準備するだけで実践しない」という人は、本当に多くいます。
もちろん自己投資には情報を集めたり勉強したりといった必要な準備(インプット)もありますが、行動(アウトプット)に変えてこそスタートなのです。
インプット以上のアウトプットがなければ、自己投資が成功することはありえません。
自分の中で咀嚼して、自分のモノにする。 どんどん実践する。
行動して、改善する。
上記のようなアウトプットを繰り返しながら、目標達成を目指していきましょう。
たとえ失敗したとしても、改善して行動し続けることで、過程における失敗はその後の行動でカバーされます。
失敗を過剰に恐れる必要はないのです。
関連動画
日本人は、できている部分よりもできていない部分にフォーカスしがちです。
例えば学校のテストで90点取れたとして、90点よりも逃した10点に意識が向いてしまうといった経験が皆さんもあるのではないでしょうか。
行動した結果による失敗は、失敗と捉えなくても大丈夫です。
成功者で失敗せずに今の地位まで登り詰めた人はいません。
あくまでも、インプットはアウトプットのためのモノであることは忘れないようにしましょう。
行動することでしか、今の状況や未来を変えることはできないのです。
ちなみにリベ大では、毎月「お金のニュース」をまとめて紹介しています。
毎月1本、このシリーズの記事を1年間読み続ければ、金融リテラシーが上がるネタを約100本も学べます。
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まとめ:正しい自己投資で未来を好転させよう
今回は、自己投資が時間の無駄になる原因と成功させるためのポイントを解説しました。
まず自己投資が時間の無駄になってしまう原因は次の3つです。
- 目的が不明確だから
- 目的と手段が一致していないから
- 延々と準備するだけで実践しないから
- 価値観マップを作る
- 良質な情報を集める
- インプットとアウトプットのバランスを取る
価値観マッ