こんにちは、こぱんです!
リベ大では、自分の価値観に基づいてお金を人生を豊かにするものに変える「使う力」についても発信しています。
▼図解:使う力
皆さんは「資源」と聞いて何を思い浮かべますか?
人がより良い生活を送るために活用できるものが資源と呼ばれ、現代には様々な種類の資源があります。
- 鉄や銅などの鉱物資源
- 木材といった森林資源
- 石油や天然ガスなどの海洋資源
そして、情報化社会の現代において、最も価値ある資源の一つと言われているのが情報です。
リベ大ブログで繰り返し伝えているように、世の中には知っているだけで得をし、知らなければ損をすることが数多く存在します。
人生の質を左右し、お金に苦労しない人生を歩めるかどうかは、以下の2つが大きく影響してきます。
どのように良質な情報を入手するのか
情報をどのように上手く活用するのか
おそらく、リベ大ブログの読者の中に、アラブの王族のような石油の利権を持っている人はいないでしょう。
しかし現代社会では、石油や天然ガスなどの資源を持たなくとも、情報という資源さえあれば誰でも「資産5,000万円超えの小金持ち」になれるチャンスがあるのです。
- 「〇〇さんが、99,800円の副業教材を販売していますが、どう思いますか?」
- 「〇〇さんから、178,000円の投資講座に誘われたのですが、どう思いますか?」
情報が極めて重要な現代だからこそ、情報の価値の見定め方が非常に悩ましい問題となっているのです。
そこで、今回の記事では情報をテーマに、以下の3点について解説します。
- 情報商材とは何か?
- 情報商材を買っても良いケース5選
- 情報投資の3つの原則
良い情報を入手できるかどうかは、皆さんの収入や資産の増加にも直結する重要なポイントです。
今回の記事を読むことで、情報商材の使いどころや、良い情報を手に入れるための原則に対する理解が深まっていくでしょう。
なお、過去の記事で「資産5,000万円超えの小金持ち」に到達するための方法を詳しく解説しているので、興味のある人はぜひ読んでみてください。
以下の図解を見てから記事を読み進めると理解しやすくなるので、参考にしてください。
▼図解:情報投資 3つの原則
▼図解:買っても良い情報商材
目次
解説動画:【知らないと苦労する】「情報商材を買っても良いケース5選」と「情報投資の原則」について解説
このブログの内容は下記の動画でも解説しています!
情報商材とは何か?
まずは、情報商材とはどういうものかを見ていきましょう。
独立行政法人 国民生活センターによると、情報商材は以下のように定義されています。
情報商材とは、インターネットの通信販売等で、副業や投資等で高額収入を得るためのノウハウなどと称し、PDFファイル等の様々な形式で販売されているものです。
情報商材で、以下のようなキャッチフレーズの広告を見かけたことはないでしょうか。
- 誰でも簡単にできる!自宅で専業主婦がスマホ1台で月30万円稼ぐ方法。
- 資金がなくても始められる!貯金ゼロの僕が1カ月で月200万円稼いだ方法。
- 経験やスキルは一切必要なし!年利40%の投資術を教えます。
ぼ、僕は買わないぞ!
あひるくんのように考え、情報商材に手を出さない人は多いはずです。
しかし、世の中には上記の広告のような甘い言葉に弱い人も少なくありません。
そのため、キャッチフレーズに惹かれ、情報商材を購入する人が1,000人に1人いれば十分だと販売者側は考えているのです。
情報商材に関しては賛否両論があり、マイナスなイメージを持つ人がいる一方で、肯定的な意見を持っている人もいます。
「広い意味では世の中の有料情報は全て情報商材になるはずだ」
- 本や新聞
- 資格スクールが販売する通信講座やDVD
- セミナーやコンサルティング
上記のような意見も一理ありますが、情報商材の定義は曖昧なため、現状はケースバイケースで判断するしかありません。
とはいえ、仮に街行く人々に「売られている本や新聞は、情報商材ですよね?」と尋ねても「確かに情報商材ですね!」という言葉は、おそらく返ってこないはずです。
なぜなら、言うまでもなく本は本であり、新聞は新聞だからです。
狭い意味で情報商材は、一つの独自カテゴリーと考えた方が無難でしょう。
なお、リベ大の考える情報商材の典型的なイメージは以下の通りです。
- 権威ある専門家ではなく、いち個人が販売。
- 無料や3,000円未満の低単価ではなく、約3,000円〜20万円の中単価で販売。
そして残念なことに、情報商材には内容と価格が釣り合わない商品があまりにも多すぎるため、いまや言葉そのものにネガティブな響きが含まれています。
消費者庁の情報商材に関する消費生活相談件数データを見てみると、トラブルの相談件数は年々右肩上がりなのが分かります。
2013年は841件だった情報商材に関する相談件数は、2018年には8,787件に急増しており、たった数年で約10倍です。
さらに、リベ大にも情報商材を購入した人から様々な相談が届きます。
内容がどこかの情報のコピーだった
全く中身のない内容だった
商材で紹介していた内容が違法なものだった
つまり、多くの人が「情報商材を購入したけれど、支払った価格と情報の価値が合っていない。」ことに悩んでいるのです。
どこにも相談できていない人がいる可能性も考慮すると、消費者庁への相談件数は氷山の一角に過ぎないかもしれません。
自分自身を守り、豊かな人生を目指すためにも、情報商材ビジネスの手法について以下の図解や記事でしっかり学んでいきましょう。
▼図解:「楽して稼げる」は、ほぼ100%詐欺!高額商材に騙されるな
情報商材の問題で悩ましいのは「情報商材の中に、価値がある情報も存在する」ことです。
ほぼ価値のないガラクタのような情報商材は確かに多いですが、宝石が一つもないワケではありません。
両学長の知人には4,980円の情報商材のおかげで売上が大幅に増えた人もおり、情報商材への苦手意識が原因で売上を伸ばすキッカケを逃すのは、もったいないです。
記事の冒頭で触れたように、情報化社会において情報こそが最も重要な資源であり、自分の人生に役立つ優良な情報に出会うことは大切です。
そこで続いては、多くの情報商材は価値のないものという前提の上、情報商材を買っても良いケース5選について解説していきます。
情報商材を買っても良いケース5選
情報商材を買っても良いケースは以下の通りです。
- ①行動していて成果・利益を出せている
- ②仕事に必要な経費として扱える(個人事業主・法人)
- ③資金的な余裕がある
- ④すでに王道の方法を一通り試している
- ⑤バックエンド商品の見極めができる
買っても良いケース①:行動していて成果・利益を出せている
情報商材を買っても良いケース1つ目は、行動していて成果・利益を出せている場合です。
すでに自分が実績を持っている分野の情報商材であれば、購入検討の余地はあるでしょう。
- 投資で利益を出せている人が、投資に関する情報商材を購入する。
- せどりで利益を出せている人が、せどりに関する情報商材を購入する。
- ブログで収益を上げている人が、ブログに関する情報商材を購入する。
…etc
なぜなら、自分が実績を持っている分野であれば情報を生かせるスキルや土台があり、情報商材を購入しても無駄になりにくいからです。
例えば、実績を出した経験から、以下のものを得ているはずです。
- 正しい情報を見分ける目
- 情報をくみ取る力
- 情報を活用できる場所
逆に言えば、何も知らないピュアな初心者の状態で、いきなり情報商材に手を出すのはおすすめできません。
自分への投資を考えている人は、以下の図解や記事を参考に、正しい自己投資の手順を学んで一つずつ行動してみましょう。
▼図解:自己投資こそ最高の投資!
買っても良いケース②:仕事に必要な経費として扱える(個人事業主・法人)
情報商材を買っても良いケース2つ目は、個人事業や会社経営をしている人で、仕事に必要な経費として扱える場合です。
10万円の情報商材を購入するケースで考えてみましょう。
会社員の場合は、情報商材の購入費10万円を支払って終わりです。
しかし、個人事業主や法人を持っている人なら、情報商材の購入費10万円を経費として計上できるので、費用の何割かの税金負担を減らせます。
もし、税率が30%であれば、10万円 × 30% = 3万円の節税になります。
情報商材は玉石混交、つまり石やガラクタのようなハズレの情報に当たることも多いからこそ、受けられる節税のメリットは積極的に活用していきましょう。
ただし、経費になるからと情報商材を無差別に購入していいワケではありません。
先述している通り、自分にとって役立つ優良なものかどうか、情報の価値を見定めていく姿勢が非常に大切です。
なお、どのようなものが経費として計上できるのか、経費に関する基礎知識を過去の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
買っても良いケース③:資金的な余裕がある
情報商材を買っても良いケース3つ目は、資金的な余裕がある場合です。
シンプルな話で、多くの資金を持っている人は、とれるリスクが大きくなります。
9割以上がハズレの可能性がある情報商材の中から、当たりの情報を見つけるには、どうしても大量に購入する必要があります。
そのため、資金的な余裕は、ハズレ情報を許容できるだけの心のゆとりを生むのです。
商材の内容が予想と違っても問題ないと考えられる、心と資金に余裕がある人のみ、情報商材の購入を検討しましょう。
情報商材は、一発逆転に賭け、なけなしのお金をはたいて買うようなジャンルではありません。
買っても良いケース④:すでに王道の方法を一通り試している
情報商材を買っても良いケース4つ目は、すでに王道の方法を一通り試している場合です。
皆さんの中に、情報収集の王道を一通り試したものの、以下のように行き詰まっている人がいるのではないでしょうか。
「情報収集の王道は全て試してみたが、成果が出ない。」
「これ以上、どうやって情報を得ればいいか分からない。」
上記のケースであれば、情報収集の後半戦の手段として、情報商材の中にヒントがないか探してみるのも一つの選択でしょう。
なお、情報収集の王道と言えば、やはり専門家の発信になります。
以下の方法を一つずつ試していけば、大抵は十分な情報を得られるはずです。
- 本
- Webメディアや雑誌などのインタビュー記事
- 講演会やスクール
情報商材は「関連するテーマの本は全て読み、書いてある内容を一通り試したけれど、さらに大きな成果が欲しい!」というレベルに達した段階で考えれば十分です。
買っても良いケース⑤:バックエンド商品の見極めができる
情報商材を買っても良いケース5つ目は、バックエンド商品の見極めができる場合です。
情報商材の中には、以下のような仕組みで収益を得ているものがあります。
- まず、低単価の情報を販売する。
→ 興味や関心を引くような集客用の商品。(フロントエンド商品) - その後、高単価の情報を販売する。
→ 集客用の商品の提供後に紹介する、利益確保が目的の商品。(バックエンド商品)
買い手が、最初に購入した情報に満足していれば、高単価の商材にも手を伸ばしやすくなります。
「低単価でこんなに価値がある情報だったのだから、きっと高単価なら…!」と考えるのも自然な流れです。
バックエンド商品といったビジネスの仕組みや購入の流れ自体は、全くおかしな話ではありません。
そこで、無料や低単価の情報を目にした時は「この発信者はどうやって稼いでいるのだろう?」という視点を持つように心がけてみましょう。
常識的なビジネス感覚を磨き続けることで、直感的に以下のような把握ができるようになります。
- 「この低単価の情報は、あくまで集客用だな。」
- 「本当に売りたいのは、別の商品だろう。」
- 「この仕組みなら広告収入が入るから、バックエンド商品を販売しなくてもビジネスとして成立するだろう。」
以上を踏まえ、リベ大