
こんにちは、こぱんです!
リベ大では、経済的自由を達成するために「お金にまつわる5つの力」について情報発信をしています。
▼図解:お金にまつわる5つの力
誰もが経済的自由を目指せると伝えているリベ大には、毎日のように様々な質問や相談が届きます。
その中で今回は、時間管理に関する質問を見ていきましょう。
「私はいつも、やることに追われて時間が足りません。
リベ大両学長は日々多くのタスクをこなしながら、友達や家族との時間も上手にとっていると感じます。
同じ24時間を生きているのに、どうして違いが出るのでしょうか?
また、両学長の会社は普通の会社の3倍から4倍の生産性があるとYouTube Liveで聞きました。
生産性アップや時間に余裕を持たせるために、時間管理のコツがあれば教えてください。」
まず結論からお伝えすると、両学長はやらないことリストを作ることをおすすめしています。
時間管理が苦手な人は、物を整理したり捨てたりするのが苦手な人と同じように、物事を整理したり捨てたりできず、増やしてばかりなのかもしれません。
物と同じで、時間も以下のように整理して考えるのが大切です。
- 不要な物を買わない → 優先度が高くないことはやらない
- 必要な物だけを買う → 優先度が高いことに集中する
やらないことリスト作りは、整理をするための基礎的な手段の一つなのです。
そこで、今回の記事では以下の2点について解説します。
- やらないことリストを作る4つのメリット
- 両学長のやらないことリスト25選
両学長のやらないことリストの中は、両学長の独断と偏見も含まれています。
中には皆さんが日常的にやっていることもあり、賛否両論あるでしょう。
しかし、多くの人と同じことをやっていると、多くの人と同じ結果になりやすいのもまた事実です。
目次
解説動画:【人生を無駄にしないために】学長が「絶対にやらない」と決めている25のことを公開します
このブログの内容は下記の動画でも解説しています!
やらないことリストを作る4つのメリット
やらないことリストを作るメリットは以下の4点です。
- ①時間に余裕ができる
- ②やりたいことが分かる
- ③ステータスを振り切れる
- ④良いチームが作れるようになる
メリット①:時間に余裕ができる
やらないことリストを作るメリットの1つ目は、時間に余裕ができることです。
様々な物やサービスが溢れかえっている現代、やらないことを決めないと、どんどん時間が足りなくなります。
いつか落ち着いたらやろうと思っていても、なかなか落ち着く日はやって来ないでしょう。
時間に余裕を持ちたいのであれば、自分で意識的に作っていかなければなりません。
多くの人にとって、週5日間の仕事に加えて、生活に必要な食事や睡眠などの時間を除くと、余暇時間は本当に僅かでしょう。
時間に余裕がないと言う人ほど、必ずしも皆さん自身がやらなくていいことに手を出しがちです。
自分のやらないことをハッキリさせておかないと、「できないわけではないから自分でやろう」や「人に任せるなんて悪い気がする」とつい考えてしまいます。
その結果、気づいた時には時間のクローゼットがいっぱいになり、何かを整理しようとしても目の前のやらなければいけないことに追われて、余裕がなくなってしまうのです。
事前に自分のやらないことを書き出しておけば、それに沿って日々の行動を整理するだけなので、判断が楽になります。
メリット②:やりたいことが分かる
やらないことリストを作るメリットの2つ目は、やりたいことが分かりやすくなることです。
「好きは抽象的、嫌いは具体的」と言われるように、自分の好きなことが分からない人も多いでしょう。
しかし、やりたいことが今見つからなくても、やりたくないことは分かるはずです。
やりたくないことを考えると、自分のやりたいことが少しずつ見えてきます。
→ リモートワークやフレックスタイムといった、時間や場所に縛られない仕事がしたい。
→ 人と直接会って喋ることが好き。
→ 自分で起業してみる、いつでも辞められる準備を始める。
メリット③:ステータスを振り切れる
やらないことリストを作るメリットの3つ目は、ステータスを振り切れることです。
今の時代、特に強みはないものの幅広く大体のことができる人よりも、特化した専門スキルを持っている人の方が重宝されやすいでしょう。
スキルを磨くには時間とお金がかかるからこそ、選んだ専門スキルを伸ばすことが重要です。
メリット④:良いチームが作れるようになる
やらないことリストを作るメリットの4つ目は、良いチームが作れるようになることです。
自分がやらないことを決めると、必ず誰かの力を借りる必要があります。
例として、両学長が通っている指圧師の話を紹介します。
ある日、両学長が母親の背中をマッサージしたのですが、10分もたたずに指が痛くて腕がパンパンになり、お金をもらってもしんどいなと感じたそうです。
もちろんマッサージしてあげたいという気持ちはありましたが、両学長にとっては仕事としては無理そうだと考えました。
後日、両学長が通っている指圧の先生にその話をしたところ、以下のような返事をもらったのです。
「僕はどれだけ腕がしんどくなっても、人の身体をほぐすのが好きなんですよ。確かに機械を使えば楽なんですけど、コリがあったところがほぐれてくるのが楽しくてしょうがないのです。」
自分一人でできることの限界を知り、やりたくないことを他の人にお願いすれば、任せることがどんどん上手くなっていきます。
仕事を任せて大きな成果をあげられる人は、良いチームを作れるリーダーです。
そして、人に仕事を頼めると感謝の心も持てるようになります。
両学長のやらないことリスト:仕事編
やらないことリストを作るメリットを解説したところで、ここからは両学長のやらないことを具体的に解説していきます。
全部で25個と多いため、仕事編、経営編、生活編、人間関係編の4つに分類しました。
まずは仕事編の12個から見ていきましょう。
- ①電話をかけない・でない
- ②会議をやらない
- ③紙を使わない(ペーパーレス)
- ④人と会わない
- ⑤通勤しない
- ⑥難しいことからやらない
- ⑦100点を目指さない
- ⑧繰り返し同じことをやらない
- ⑨全部自分でやらないでプロに頼む
- ⑩ITを活用できないことはしない
- ⑪自分が嫌な仕事をしない
- ⑫理念に共感できない相手とはどれだけ売上が上がっても取引しない
やらないこと①:電話をかけない・でない
電話は通信手段の一つですが、強制的に相手の時間を奪うツールとも考えられます。
プライベートで友達と楽しく雑談するなら良いのですが、営業電話の対応が面倒だったり、着信によって作業の集中力は途切れたりしてしまいます。
両学長は基本的に電話は必要ないと考え、経営する会社には置いていませんでした。
もちろん、電話が必要な業種もあるでしょうが、例えば部署単位で考えれば電話の数も見直せるかもしれません。
両学長の会社ではChatworkというコミュニケーションツールを採用し、メールも使っていませんでした。
メールしか対応してくれない会社は、取引をお断りするかChatworkを導入するよう頼んでいました。
中には、「隣の席にいる人とチャットでやり取りするのは逆に効率が悪い」「文面のやり取りだけでは寂しい」といった意見を持つ人もいるでしょう。
実際は電話を一切使わないのではなく、コミュニケーションレベルを用途によって分けていたのです。
→ ほとんどチャットで対応可能。
→ 1カ月に1回程度で、相手が隣にいる時は話しかける場合もある。
超緊急時:電話
→ 1年に1回程度。
チャットでのやり取りは、口頭よりも効率が良い面があるのです。
横にいる人に何かを伝えるだけなら、チャットよりも会話のほうが確かに早いでしょう。
しかし、チャットには以下のようなメリットがあります。
- 相手の時間を奪わない。
- 話しかけて集中力を途切れさせることはない。
- 普段の会話自体が議事録になる。
- ミスが起きたときも原因の所在地がはっきりして改善がしやすい。
- 記録が残るので、情報の共有が簡単にできて休暇や遠方にいる社員へ引き継ぎできる。
やらないこと②:会議をやらない
要件が分かれば会議をやる必要はありません。
会議は無駄の温床になりやすく、資料をキレイに作るためだけに時間をかけたという人もいるのではないでしょうか?
参加者も、会議に参加しただけで仕事をした気分になりやすいのも問題です。
どうしても会議をやる場合、両学長の会社では議題を事前に流したり、7人以上の会議はやらないというルールを徹底したりしていました。
やらないこと③:紙を使わない(ペーパーレス化)
資料を探す時間は価値を生み出しません。
生産性の低い会社ほど何かを探す時間が多く、探しもので圧倒的に多いのが紙です。
両学長の会社では、紙はすべて検索できるようにクラウド化して、それ以外の紙は受け取らないようにしました。
ちなみに、会社で唯一紙として存在していたのは決算書だけでした。
やらないこと④:人と会わない
両学長は、飛び出し営業などでよくある、以下のような申し出は全て断っていました。
- まずは一度会って、打ち合わせしませんか?
- 一度お電話でご挨拶させていただけますか?
人と会うことで新たなアイデアが湧いて刺激になることもあります。
リベ大が運営するオンラインコミュニティ「リベシティ」でも、「一人だけで頑張らず人と会った方が良い」「ぜひオフ会に参加して仲間を作ろう」とおすすめしています。
自分の一歩先を行く人に教えてもらうことや、誰かと交流することが目的であれば、直接会った方が深い話も聞けるでしょう。
オンラインでは話せないこともあるため、一度は会っておいた方がその後のコミュニケーションが取りやすいのは確かです。
しかし、人生の時間は有限であり、とりあえず誰でも会ってみれば良いワケではありません。
直接会わなくても仕事はできますし、人脈を広げるならSNSの方が効率も良いです。
例えば両学長の場合、アメリカでIT以外の仕事でも、直接会うことなく良い人間関係を作れています。
- アメリカの不動産投資:一回も会ったことない人と良い関係を築きビジネスが成立している。
- アメリカの税理士:問題なくコミュニケーションが取れている。
仕事がベースなので、お互いに良い仕事ができていれば良好な関係が築けます。
なお、友達や家族といったプライベートであれば、時間効率など考えず時間をしっかり無駄遣いするのも良いでしょう。
お金と一緒で心の豊かさのためには、時間の浪費も大切だからです。
やらないこと⑤:通勤しない
両学長は通勤に時間をかけたくないと考えており、会社のオフィスがあったものの、通勤するかどうかは社員が決められるようにしていました。
その日に一番生産性が高くなる場所で仕事をすることが目的だったからです。
もちろん、通勤しないとできない仕事もたくさんあります。
ここで伝えたいのは、通勤するのが当たり前という常識にとらわれないでほしいことです。
通勤を前提に考えるのでなく、通勤しなくても高い生産性で仕事ができないかを考えてみましょう。
通勤が当たり前とされた仕事の中にも、週に1日くらいは出勤しなくても大丈夫といった日があるかもしれません。
やらないこと⑥:難しいことからやらない
先々の難しいことを考えて諦めるのではなく、できることから順番にやっていくことが大切です。
最初は自分のできることからスタートして、できるところまでやってみると次の景色が見えてきます。
やらないこと⑦:100点を目指さない
皆さんは、パレートの法則を知っていますか?
「80点を取るのに2割の時間がかかり、残り20点を取るために8割の時間がかかる」という法則です。
時間には限りがあるため、全ての仕事で100点を目指す必要はありません。
1つの100点より5つの80点を取ることを意識すると、時間に余裕を持てるようになるはずです。
やらないこと⑧:繰り返し同じことをやらない
2回以上同じことをする業務は、今後も繰り返す作業だと考えられます。
繰り返しの作業を外注化やシステム化すれば、自分の時間を作り出せます。
頻繁に行っている作業があれば、自分がやらなくても良い仕組みが作れないかを考えてみましょう。
やらないこと⑨:全部自分でやらないでプロに頼む
何か一つの作業を考えた時、自分よりも上手な人はたくさんいます。
自分が得意なことに集中するために、自分以外の人ができる作業は他人に任せられないかを常に考えてみてください。
両学長も、リベ大のYouTube動画については全て自分でやるのではなく、作業の一部を人に任せています。
→ 代わりの人に喋ってもらうわけにはいかないため、両学長自身が全て行う。
→ 両学長もできるが、得意な人に任せている。
やらないこと⑩:ITを活用できないことはしない
ITを活用できないことをしないというのは、決してITの仕事以外をやらないという意味ではありません。
IT以外の業種も含めて、ITを積極的に活用しようという意味です。
例えば、ITに関係のないアナログな店舗商売であっても、ITを全く使えない仕事はないでしょう。
- 予約システム
- シフト管理システム
- 集客のためのSNS活用
やらないこと⑪:自分が嫌な仕事をしない
自分が楽しくない仕事をすると、大切なモチベーションが上がらず、結果的に生産性も上がりません。
例えば、儲けるためだけに嘘の記事を書いたり、全く興味が無いジャンルの情報を発信したりするのは、なかなか続けられないでしょう。
仕事とは、本来楽しいものです。
もし皆さんが働くのが嫌だなと感じているのであれば、転職を検討するべきタイミングかもしれません。
やらないこと⑫:理念に共感できない相手とはどれだけ売上が上がっても取引しない
せっかく仕事をするのであれば、楽しく稼ぎたいと思う人は多いでしょう。
そのためには、一緒に仕事をして楽しい仲間や取引先と働くことが大切です。
仕事はお金を稼ぐだけでなくて、社会との繋がりや自己実現の意味でも、人生において重要な要素となります。
理念に共感できない人たちや価値観が合わない人たちと一緒に働いても、心は満たされません。
両学長のやらないことリスト:経営編(社長として)
続いて、経営編について解説します。
社長としての両学長の考え方を一緒に見ていきましょう。
- ⑬社員をクビにしない
- ⑭社員の失敗を怒らない
- ⑮許可を求めない
- ⑯規模の拡大(利益の追求)を目指さない
やらないこと⑬:社員をクビにしない
「何か悪いことを言ったらクビになるかも…。」
「社長や上司に言ったら、減給されるかも…。」
上記のような職場環境では、社員は不安で働きづらいでしょう。
両学長は、社員が安心して働ける環境を作るために、社員をクビにしないことを守っています。
やらないこと⑭:社員の失敗を怒らない
クビにしないのと同様に、良い結果を出すには心理的な安全が大事です。
「失敗してもいいんだ、怒られないんだ」と思えるからこそ、社員も積極的にチャレンジできるのです。
もちろん、何をしても許される職場というワケではありません。
やらないこと⑮:許可を求めない
「許可を得るより許しを請う方がたやすい」という言葉があります。
許可を求めようとすると、組織が硬直化し、考える力が失われてしまいます。
両学長は社員に「相談は大事だけど、許可は求めずに自分で判断しよう。責任は会社、社長である僕が取るから大丈夫。」と伝えていたそうです。
両学長自身も人に許可を求めるのではなく、やってみてダメだったら全力で謝るというスタンスで行動しています。