こんにちは、こぱんです!
皆さんは「金の亡者」と「倹約家」の違いが分かりますか?
お金に執着を持っていたり、お金を大事に使ったり…イメージは様々だと思います。
二者の違いは、お金との関係性にあります。
- 金の亡者は「お金に支配されている人」
- 倹約家は「お金をコントロールしている人」
お金をコントロールする側になれば、周囲に惑わされず自信を持ってお金を貯めることができます。
では具体的に「金の亡者」と「倹約家」はどんな人なのか?
記事では、3つの違いについて解説します!
以下の図解を見てから記事を読み進めると理解しやすくなるので、参考にしてください。
▼図解:あなたはどっち?金の亡者 or 倹約家
目次
解説動画:【あなたはどっち?】金の亡者と倹約家の決定的な3つの違い
このブログの内容は下記の動画でも解説しています!
そもそも「金の亡者」ってどんな人?
本題の前に、質問です。
皆さんは「金の亡者」と聞いてどんな人をイメージしますか?
(※本人のYouTubeサムネより引用)
- Youtube(登録者80万人以上、推定年収数千万円~)
- 月額有料メルマガ(2018年6月時点で登録者2万人以上、年収2億円~)
- 有料サロン「堀江貴文イノベーション大学校」(月11,000円×1,500人でざっくり年収2億円)
- その他にも和牛ビジネスなど、色々なビジネスを手掛けている
これを見ると、元々かなりの資産を持っていると言われているのに、さらに稼いでいるのが分かります。
ホリエモンは歯に衣着せぬ発言で炎上していることも多く、「金の亡者は黙ってろ!」なんて不愉快に感じている人も多いのではないでしょうか?
(※本人のYouTubeサムネより引用)
- 1,000億円を記帳してみた
- 3.8億円のスーパーカーを買ってみた etc...
https://twitter.com/yousuck2020/status/1202003678896390144?s=20
しかし、彼らは「金の亡者」ではありません。
人は「自分よりお金を持っている人」に対して不快感を抱きやすいものです。
ですが、お金を持っているかどうかと、金の亡者かどうかは別の話です。
「お金持ち = 金の亡者」だと考えるのは、「お金 = 汚い」と考えることと同じです。
汚いものを貯めようとする人はいません。
「お金 = 汚い」という考えになると、無意識にお金を遠ざけてしまいます。
というわけで前置きが長くなってしまいましたが、本題の「金の亡者と倹約家の違い」について解説していきます!
金の亡者と倹約家の3つの違い
「金の亡者」と「倹約家」には3つの大きな違いがあります。
- お金を手に入れる目的
- 人生の優先順位
- 人間関係
違い①:お金を手に入れる目的
金の亡者は、お金を手に入れることそのものが目的です。
1億円より2億円、2億円より3億円…と際限なく、あればあるだけ良いのです。
- お金を「稼ぐ・増やす」ためなら手段を選ばない
- 倫理・道徳は気にしない
- 時に犯罪にも手を染める
しかし、前澤さんのような起業家には「やりたいことをやった結果、お金がついてきただけ」という人が多いです。
ZOZOTOWNが「お金」だけが目的の企業で、社会に価値を提供していなければ、ここまでの規模になるわけがありません。
倹約家にとってお金は、自分のありたい姿・目指す生活を実現するためのツールです。
大切なのは自分がどう生きたいかで、お金はそれを支える「手段」にすぎません。
倹約家は「自分の価値観」に向き合っているため、世間に流された無駄な支出を嫌います。
- テレビで紹介された商品
- みんなが持っているもの
- マイホームや車 etc...
世間一般的に買うのが当たり前とされていても、それが自分の生活に不必要であれば買いません。
そのため、自分のやりたいことや目的を叶えることに惜しみなくお金を使うことができるのです。
違い②:人生の優先順位
金の亡者は、とにかくお金が最優先です。
文句なしにお金を一番大事にしています。
お金を「使う力」が極端に欠如していて、
- お金を手に入れられると上機嫌になり
- お金を失うことを極度に嫌がり
- お金を失うと取り乱します
つまり、お金を貯めこむことよりも人生の充実・ワクワクの方を大事にしているのです。
倹約家は、お金が大切なことは知っていますが、一番大切だとは考えていません。
なぜなら、お金以外にも大切なものがあることを知っているからです。
お金を「貯める力」と「使う力」のバランスや質が非常に良いので、お金をコントロールできます。
違い③:人間関係
金の亡者はお金の力を見せつけて、上下関係を作ります。
極端に言うと「カネのある自分は偉い!自分よりカネのないお前はゴミ!」のような思想を持っています。
また周囲に敵が多く、
- 自分に近寄ってくる人 = 自分のお金を狙っているハンターに見える
- 自分より稼いでいる人 = 自分が得るべきお金を横取りしているように見える
- 自分の側にいる人 = お金を稼ぐためのツールとして扱う(だから嫌われる)
- GIVEしない = 自分のカネを人のために使うことはない
- TAKEはする = 人が自分のためにカネを使うことは当然
といった人が多いです。
一方、倹約家は人目を気にせず、見栄を張りません。
お金に惑わされず、自分と他人で競争関係になることもありません。
金の亡者と違い、家族や友人を喜ばせるためにGIVEすることをいとわない人がほとんどです。
倹約家の人にとって、お金は「大切なものを大切に扱うための道具」になります。
そのため、自分や周りの人と「豊かな時間を過ごすため」のお金の使い方を選択することができます。
▼こんなお金の使い方もあります^^
まとめ:「お金を持っていること」と「金の亡者」は別の話
「金の亡者」と「倹約家」の違いは下記です。
- 金の亡者 = お金に支配されている人
- 倹約家=お金をコントロールしている人
- 目的 :お金を手に入れることが目的で、カネを増やすためには手段を選ばない
- 優先順位:お金こそが人生で一番重要で、「あれば幸せ、なければ不幸」
- 人間関係:お金を中心にした上下関係。周りの人は、敵か搾取対象
- 目的: お金は自分のありたい姿・目指す生活を実現するためのツール
- 優先順位:お金は大切だが一番ではない。貯めると使うのバランスをとる
- 人間関係:他人とは競争せず、家族や友人を喜ばせるためにお金を使う
重要なのは「お金を持っているかどうか」と「金の亡者かどうか」は別だということです。
- 資産が100万円だけど「金の亡者」ということもありえる
- 資産が1,000億円あるけど「金の亡者」じゃないということもありえる
倹約家のモデル象として、本多静六(ほんだせいろく)さんという方がいます。
- 貧農に生まれながら、苦学して東大教授になる
- 「月給4分の1 天引き貯金」を元手に投資して巨万の富を築く
- 定年と同時に全財産を寄付
- 林学博士・造園家として、日本の農林業に貢献した人
倹約家の心を知るのに、本多静六さんの「私の財産告白」という書籍がおすすめです!
投資ブログなどでもよく紹介されており、投資家の人も参考にしている書籍です。
Kindle版なら376円、Kindle Unlimitedなら無料で読む事ができますよ♪
読んだことのない人には、ぜひ読んで欲しい一冊です!
最後に、幸せにお金と向き合うためのアドバイスを1つだけすると、「他人と比べないこと」です。
- 年収を比べない
- 貯金額を比べない
- 投資額を比べない
他人と比べることで分かることもありますが、自分より稼いでる人を見て、妬んだり否定する必要はありません。
- どうすれば近づけるのか?と肯定的にとらえてみる
- 優越感や劣等感を感じないようにする
ということが大切です。
劣等感を感じるかもしれませんが、自分のことをこの世の誰とも比べてはいけません。
それは、自分自身を侮辱することになるからです。
関連動画
▼お金に対する考え方・使い方についてはこちら!
▼人生の価値観や過ごし方についてはこちら!
以上、こぱんでした!