こんにちは、こぱんです!
リベ大では、経済的自由を目指すための「稼ぐ力」、どんな時代・状況でも十分な収入を得る力についての情報も発信しています。
▼図解で簡単に分かる稼ぐ力
そして、リベ大をキッカケに副業を始めた人の中には、実際にせどりで月に10万円稼ぐなど、成果を上げている人も少なくありません。
その中で、
「今のサラリーマンを続けるより副業に集中したい」
「フリーランスになった方が楽しいのでは?」
と考える人も増えてきました。
自由には憧れるけどさ、正直ちょっと怖いかなって…。
リベ大両学長の周りはもちろん、リベ大をキッカケに独立をした人も多くいます。
そして、独立してフリーランスになった人と話をしてみると、ほぼ全員がフリーランスになって驚いた共通の事実が5つありました。
この「5つの共通の事実」こそ、まさに「サラリーマンとフリーランスのギャップ」と言えるでしょう。
そこで今回は、みなさんにフリーランスの実態をリアルに感じてもらうために、サラリーマンがフリーランスになると驚く5つのことを解説します。
- ①本当に何もかもが自由であること
- ②成果が全て自分に返ってくること
- ③税金と社会保険料が高いこと
- ④本業以外の仕事が多いこと
- ⑤サラリーマンの社会的信用が高いこと
ちなみに、サラリーマンからフリーランスになった人の多くは、独立後、数ヶ月は環境の変化に慣れずにソワソワするでしょう。
勘違いしないでほしいのですが、リベ大は「サラリーマンがダメで、誰もがフリーランスになるべき」とは考えていません。
ですが、いろいろな選択肢を知れば、みなさんの人生の選択肢も増えます。
そのため、記事の最後では、みなさんのタイプに合わせた5つのモデルケースも紹介します。
目次
解説動画:サラリーマンがフリーランスになって驚く5つのこと
このブログの内容は下記の動画でも解説しています!
サラリーマンがフリーランスになると驚く5つのこと
驚くこと①:本当に何もかもが自由であること
サラリーマンは、本当にたくさんのルールの中で働いています。
例えば時間については、「平日5日間の9:00~18:00」という決められた時間に働かなければなりません。
この時間は仕事に集中する必要があり、以下のようなことを勝手にやれば、上司・人事から怒られるでしょう。
「ちょっと疲れたから、気分転換に1時間パチンコに行ってきます!」
「朝は電車が混むので、11時出社にしてみました!」
「今週は気分が乗らないので、週3勤務にします!」
- 服装:スーツの着用必須やハイヒール・金髪の禁止
- 勤務場所:毎日指定の場所への通勤が必須
- 仕事の種類・量:上司の指示に従う
つまり、サラリーマンは基本的に「選べない」職業とも言えるでしょう。
一方フリーランスは、とにかく自由で、仕事の時間も人によってバラバラです。
- 朝4時に起きて、午前中だけ働く
- 13時頃まで寝て、昼から深夜まで働く
- 会社員時代と同じ勤務時間を守り続ける
- 育児をしながら、子どもが眠っている隙間で仕事をする
- たくさん稼ぎたいので寝る時間以外は全て仕事をする
上記のように、自分の好きなペースで、服装・勤務場所・仕事量も全て自由という環境で働くことができます。
もちろん、自由の裏返しで大変なこともあります。
例えば何のルールもないため、自己管理が必要不可欠です。
生活リズムを崩す人
引きこもり状態で寂しくなってしまう人
オンとオフの切り替えができず疲れてしまう人
今まで、周りに合わせる生活で慣れてきた人にとっては、自由ほどツライものはないという事実を知っておくべきでしょう。
驚くこと②:成果が全て自分に返ってくること
サラリーマンは成果と報酬の結びつきが弱い働き方と言えます。
- 成果が出ない時 → 給料が保証される
- 成果を出した時 → 給料は上がらないことが多い
学長の知人の営業マンは、「営業ノルマの1.3倍も売ったのに、ご褒美がクオカード1,000円分だった」と話していました。
みなさんの中にも、「自分はこんなに頑張ったのに!」とがっかりした人も多いのではないでしょうか?
一方フリーランスは、成果と報酬の結びつきが強いため、成果が全て自分に返ってきます。
- 成果が出ない時 → 何の保障もない
- 成果を出した時 → 全て自分自身の売上・利益につながる
つまり、年収1,000万円を軽々稼げる年もあれば、年収200万円を稼ぐのがやっとという年もあります。
このことを「面白い」と感じる人は、フリーランス向きと言えるかもしれません。
一方、「そんなの怖すぎる」と感じる人は、勤め先の会社にもう少し感謝しても良いかもしれません。
言い換えれば、収入の不安定さを補うスキル・人脈・戦略がある人は、自由を満喫できるということです。
驚くこと③:税金と社会保険料が高いこと
サラリーマンは税金・社会保険料を給料から天引き、つまり源泉徴収されています。
▼図解で簡単に分かる源泉徴収
そして、庶民からできるだけ反発を受けずに税金をむしり取るためには、できる限り痛税感(つうぜいかん)を与えないことが重要です。
つまり給与からの天引きは、痛みを与えずに税金を徴収する最高の方法と言えるでしょう。
病院の注射に例えてみると、国が「痛くないし、すぐに終わるから大丈夫だよ♪…(プス)」と優しく微笑みながら対応してくれる状況でしょう。
一方フリーランスは、自分で直接、税金や社会保険料を納めるため痛税感が本当に強いです。
請求書を受け取る度に、愛想の無い医者に、極太の注射針を何本も打たれる感じとも言えます。
所得税「40万円払ってね!」
住民税「40万円払ってね!」
健康保険料「60万円払ってね!」
国民年金「20万円払ってね!」
個人事業税「10万円払ってね!」
→ 年に十数回、総額170万円の請求書が届く
サラリーマンは、社会保険料の半分を会社が負担してくれています。
一方フリーランスは、全て自分で支払わなければならないため、負担が重くなります。
独立してフリーとなった元サラリーマンの多くが、今まで感じたことが無かった「痛税感」に悲鳴をあげるようになるのです。
ただ、痛みを知ることをキッカケに税金の知識を身につけて、正しく節税できる強いフリーランスになれば良いのです。
驚くこと④:本業以外の仕事が多いこと
サラリーマンは、会社内で役割分担をして働いているため、「自分の分担以外の仕事はよく知らない」ということも多いです。
「私は営業専門。人事のことは知らない。」
「私は経理専門。製造のことは知らない。」
「私は仕入専門。研究開発のことは知らない。」
一方フリーランスは、全部の役割を自分で担う必要があります。
例えばライターさんがフリーランスになった場合、文章さえ書いていればOKというわけにはいきません。
実際には以下のように、「文章を書く」以外の仕事にも時間を取られることになります。
- 営業
- 条件交渉
- 契約書の作成
- 請求書発行
- 入金管理
- 帳簿付け
- 確定申告 など
ちなみに、中小企業庁の調査によると、フリーランスになる時に直面した1番の課題は「顧客の確保」でした。
営業が苦手というフリーランスも多いですが、どんな人でも営業スキルは必須です。
フリーランスになって、サラリーマン時代は気にもかけなかった業務に初めて気づくことも少なくありません。
「会社は意外と良くできた仕組みだったんだな」と見直す人もいるでしょう。
驚くこと⑤:サラリーマンの社会的信用が高いこと
サラリーマンは、自分の社会的信用について意識することは少ないでしょう。
なぜなら、以下のことも「ごく自然に、当たり前に」できるからです。
クレジットカードを作る
ローンを組む
家を借りる
これら全て当たり前にできるのは、サラリーマンに社会的信用があるからこそなのです。
一方フリーランスは、社会的信用がそれほど高くありません。
収入が不安定と見られるため、サラリーマン時代の当たり前が、当たり前にならないのです。
クレジットカードの審査が通らない
ローンを断られる
住みたい家に住めない
特に独立初期の頃は、上記のようなことが起きやすく、できることは限られてしまいます。
ですが、稼ぐうちに社会的信用は少しずつ積み上がっていきます。
最近はフリーランスも増えているため、今後は「会社員じゃない = 信用できない」ということは少なくなるでしょう。
さて、サラリーマンがフリーランスになると驚く5つのことを解説してきました。
- ①本当に何もかもが自由であること
- ②成果が全て自分に返ってくること
- ③税金と社会保険料が高いこと
- ④本業以外の仕事が多いこと
- ⑤サラリーマンの社会的信用が高いこと
分からなくなってきたよ…。
5つのタイプ別モデルケースを具体的に解説
冒頭でも話しましたが、リベ大は「サラリーマンがダメで、誰もがフリーランスになるべき」とは考えていません。
そのため、いろいろな選択肢の中から、みなさんの答えを自ら導き出して欲しいのです。
リベ大で学ぶ多くの人は「経済的自由」を目指しているわけですから、モデルケースを見る前に、まずは自由に豊かに暮らすための全体像を再確認しておきましょう。
▼図解で簡単に分かる5つの力
- 貯める力:支出のバランスをコントロールする力
- 稼ぐ力:どんな時代・状況でも十分な収入を得る力
- 増やす力:資産と自由な時間を増やしていく力
- 守る力:貯めた資産を減らさない力
- 使う力:人生を豊かにするモノにお金を変える力
5つの力があれば豊かな暮らしができますが、5つの力が無ければお金に困り続けることになるでしょう。
お金にまつわる5つの力の解説記事
▼図解で簡単に分かる収入源の育て方
- 給与所得
- 事業所得
- 不動産所得
- 配当&利子所得
今回の記事では、①給与所得(サラリーマン)と②事業所得(フリーランス)の違いを解説してきました。
とにかく安定したいなら、給与所得は選択肢の1つですが、給与所得だけでは経済的自由を達成できません。
税金は取られ放題
年収も上がらない
時間も大きく拘束される
一方、事業所得(フリーランス)は自由度が高いですが、給与所得ほど安定はしません。
売上・利益に上限がない
税金をコントロールできる
時間の自由がある
給与所得と事業所得を組み合わせれば、最低限の生活を安定させつつ、税金もある程度コントロールすることができるでしょう。
収入も上げていけるためメリットも大きいですが、時間の確保が確実に厳しくなっていきます。
▼図解で簡単に分かる最強の資産(健康)
- ①30代以上・家庭持ちサラリーマン
- ②給与が少なく給与所得だけでは不安定な人
- ③とにかく早く自由になりたい人
- ④現在ブラック企業で病んでる人
- ⑤年収1,000万以上の高所得サラリーマン
ケース①:30代以上・家庭持ちサラリーマン
30代以上のサラリーマンや、家庭を持っているサラリーマンにおすすめするのが「サラリーマン+副業」です。
理由は、リスクが圧倒的に少ないからです。
スモールスタートすれば金銭的なリスクも小さくでき、行動した時間・経験は絶対に無駄になりません。
しっかり地盤を固めて、稼げるようになってから会社を辞めれば良いのですから、多くの人にオススメしやすいモデルです。
仕事で疲れてヘトヘトになった身体で副業に取り組むため、自分を律して規則正しい生活と時間を確保することが必要と言えるでしょう。