こんにちは、こぱんです!
リベ大では、経済的自由を達成するために「お金にまつわる5つの力」について情報発信をしています。
▼図解:お金にまつわる5つの力
2018年から始めたリベ大の活動は、皆さんのおかげでどんどん大きくなっています。
リベ大がこれだけ早いペースで成長してる理由の1つは、毎日継続して情報を発信しているからです。
そのため、リベ大には継続に関する、以下のような質問が寄せられます。
- 貯金を頑張ろうと思ったのに、3カ月目で挫折。
- 毎日早起きして資格の勉強をしようと思ったのに、3日目で寝坊してそのまま挫折。
- 副業で月5万円を稼ぐと意気込んだものの、1カ月も続かずに挫折。
実は世の中には、目標を立ててゴールできる人と、目標を立てたのにゴールできない人がいます。
そこで今回は、両者の3つの違いを書籍『「後回し」にしない技術』の内容と、リベ大両学長の経験・意見を交えながら解説します。
- ① 2種類のモチベーションがあることを知っている
- ② 楽観と悲観の両方を持ち合わせている
- ③ 問題を正しく把握できる
この記事を読めば、ゴールまで行動を継続できる人の考え方や方法が学べます。
「5年後、10年後、年収・資産額に満足できる自分になりたい!」という人には、特に役立つ内容でしょう。
以下の図解を見てから記事を読み進めると理解しやすくなるので、参考にしてください。
▼図解:成果を出せる人 特徴3選
目次
解説動画:【違い3選】「目標を立ててゴールできる人」と「挫折する人」の決定的な違いについて解説(アニメ動画)
このブログの内容は下記の動画でも解説しています!
目標を立ててゴールできる人の3つの決定的な違い
違い①:2種類のモチベーションがあることを知っている
目標を立て、無事ゴールテープを切るところまで行ける人は、以下の2種類のモチベーションがあることを知っています。
もしくは、2種類のモチベーションを言葉として知らなくても、感覚的に理解しているのです。
- スタート・モチベーション
- 持続モチベーション
スタート・モチベーション
スタート・モチベーションとは、物事を開始するきっかけになるエネルギーです。
例えば以下のように、何歳でどのような収入・資産を築いていたいのか?というゴールをイメージしてみてください。
- 25歳で年収300万円 + 副業収入200万円
- 30歳でフリーランスで年収1,000万円
- 40歳で毎月5万円の配当金収入
- 60歳で2,000万円の資産
実際にイメージをしたことで、以下のようにポジティブな感情を抱いた人も多いでしょう。
「よし、自分も今から投資を始めよう!」
「スキルを身につけてまずは副業をしよう。それからフリーランスを目指そう!」
このような思いがスタート・モチベーションです。
先ほど皆さんにイメージしてもらったように、スタート・モチベーションはゴールの見える化によって生まれます。
それに、有名コンサルタントやインフルエンサーも、ゴールの見える化を意識した発言をしています。
写真を見るという行為によってゴールを見える化し、スタート・モチベーションを湧かせるわけです。
ちなみに、両学長は高校生の時に起業しましたが、起業当初のモチベーションは以下のようなものでした。
- 女の子とメールしたいから携帯電話が欲しい!
- 満員電車に揺られたくない!
- 毎日好きな時間に起きたい!
- 理不尽な上司や苦手な人と一緒に働きたくない!
- 自由な生活がしたい!
「自分が成功した姿をイメージして常に見えるようにしよう!」という話を聞くと、以下のように感じる人もいるでしょう。
「自己啓発セミナーのようなキラキラ話はうんざりだ」
「引き寄せの法則のような都合の良い話あるわけないじゃん」
「胡散臭い…」
このように皆さんが思うのは当然です。
なぜなら、スタート・モチベーションをいくら高めても、それだけではゴールできないからです。
スタートダッシュをした後もしっかり走り続けなければゴールできません。
成功を掴むには、より具体的な行動につなげるための持続モチベーションが必要不可欠なのです。
持続モチベーション
持続モチベーションとは、ゴールに向けて始めた活動を最後までやり遂げるエネルギーのことです。
多くの人が、目標設定(=スタート・モチベーション)が強烈なら、努力は継続できると勘違いしています。
例えば、「エベレストに登って頂点で朝日を拝みたい!」と強烈なスタート・モチベーションを持ち、体力づくりのためウォーキングを始めたとしましょう。
しかし、三日坊主になるのが関の山です。
継続力に関係するのは、スタート・モチベーションではないからです。
スタート・モチベーション
持続モチベーション
スタート・モチベーションがゴールの見える化によって作られる一方で、持続モチベーションはプロセスの見える化によって作られます。
では、3年後に世界で一番高い山であるエベレストに登ることを事例として、プロセスの見える化をしてみましょう。
→ 「2年以内に難易度の高い山を5つぐらい制覇しないとな」
→ 「2年間で複数の山を制覇するには、コーチをつけたトレーニングが必要だ」
→ 「コーチをつけたトレーニングをするには、資金と時間を確保しないと」
→ 「よし!資金と時間は、〇〇によって工面しよう!」
携帯電話を持ちたいと考えた時
- 携帯電話を持つためには、月額3,000円必要だ
- 月額3,000円稼ぐためには、1日100円稼げれば良い
- ライティングが1文字0.1円だとして、毎日1000文字ぐらいだったら書けるだろう
- もしくは、せどりで利益100円の商品を30個売れば稼げるだろう
- 部活が終わって寝るまでの時間で毎日3時間やれば達成できるだろう
会社に勤めなくても良くなるために経済的に自立したいと考えた時
- 会社に勤めなくても良くなるために、月額15万円あれば1人で暮らせる
- アフィリエイトで、単価3,000円の商品が月間50件売れれば15万円稼げる
- 現在は毎日0.5 ~ 1件売れている
- 商品紹介の記事紹介を3倍にして内容を充実させれば、1.5 ~ 3件ぐらい売れるだろう
- 自分1人で今の3倍書くのは無理だから、友達にお小遣いを渡して手伝ってもらおう
プロセスが視覚的に分かりやすく妥当であればあるほど、持続モチベーションは高まります。
プロセスを踏み進めるだけで、夢あるゴールにたどり着けるからです。
継続できない人が着目すべきは、具体的なプロセスというワケです。
ゴールへの想いをひたすらに強化すること
具体的なプロセスに目を向けること
お金持ちになる目標を強化するために瞑想や目標宣言を続けても、周囲から冷ややかな目で見られる可能性の方が高いのでくれぐれも気をつけてください。
周囲の人に理解・応援してもらうためにも、自分の継続力を高めるためにも、具体的・現実的なプロセスにしっかりと目を向けましょう。
違い②:楽観と悲観の両方を持ち合わせている
プロセスに組み込むべき悲観的情報
ここまでの内容で、以下のように悩んでしまう方もいるかもしれません。
具体的なプロセスが大事なんてことは分かってるんだよ…。
具体的な計画を立てられないんだよ!
具体的なプロセス(=計画)が失敗する理由の多くは、悲観的な思考が足りていないためです。
大切なのは、楽観ではなく悲観です。
例えば、皆さんも以下のような挫折の経験はありませんか?
リベ大おすすめの10個の副業に取り組めば、月5万円は稼げそうだと感じた。
稼ぐための具体的なノウハウも紹介されていたので、意気込んで始めてみることに。
ところが1ヶ月後、稼ぐことができず挫折してしまった…。
- せどり
- 動画編集
- プログラミング
- ウェブデザイン
- ハンドメイド
- YouTube配信
- ブログ/アフィリエイト
- コンテンツ販売
- コンサルタント
- Webライター
以下の記事では、10個の副業の具体的な始め方や大切な考え方を解説しています。
挫折してしまう、持続モチベーションが下がってしまう理由は、プロセスに悲観的な情報が組み込まれていないからです。
ブログやYouTubeを例に挙げるなら、悲観的な情報は以下のようなものが挙げられます。
- 毎日60分 ~ 120分の作業時間を確保することの大変さ
→ 例:残業で作業時間が取れない、子育てで計画通りに作業が進まない
- Googleのアルゴリズムが変わって、自分のサイトが評価されなくなる可能性
→ 例:「リベ大」で検索した時に、リベ大のブログやYouTubeが一番上に表示されない
- 競合ブログ・サイトの出現
→ 例:大手金融機関が「お金の教育ブログ」や「お金の教育チャンネル」を開設
人は、想定外のイヤなことがあると「やってられるか!」と持続モチベーションが下がるものです。
一方で、想定内のイヤなことであれば「まぁ、仕方ないよね。そういうこともあるよね」と持続モチベーションへのダメージが少なくて済みます。
リベ大両学長もビジネスの数字はかなり悲観的に見積もっています。
「最悪〇〇万円ぐらい損するな。
半年ほどビジネスをしても、1円も利益が上がらないこともあり得るな。
最悪な状況も想定して、手段や方法も考えておこう。」
最悪の状況さえ飲み込めたら、あとは行動あるのみです。
それ以上悪くなることはないですし、悲観的に見ているため、実際に起きたとしてもダメージが少ないのです。
悲観的情報を事前に知る大切さ
悲観的な考え方は「増やす力」、例えば株式投資においても重要です。
コロナショック時、日経平均株価もS&P500も一時は半値近くになるほど大暴落しました。
しかし、リベ大で学んでいる人の多くは冷静に受け止めて、パニックになったり投資をやめたりしませんでした。
暴落が投資の持続モチベーションに影響しなかったのです。
なぜなら、投資で資産が増えるプロセスの途中に起こり得ることを事前に知り、納得していたからです。
- 必ず大暴落がある
- 大暴落が起きた時は何もしないが最良の対策である
投資をした際に、株式が定期預金のように安全に増えていくと誤解をしていたら、暴落時に大きなショックを受けたでしょう。
持続モチベーションを保つのは、かなり難しかったはずです。
関連動画
→ 投資初心者が絶対に知っておくべき「暴落の歴史」とその対策
プランBを生み出す悲観的思考
また悲観的な思考は、プランBを生みだす原動力にもなります。
プランBを生み出す悲観的思考ができたら、持続モチベーションは消滅しません。
なぜなら、もともと進んでいた道が塞がれてしまったとしても、いずれにせよゴールには辿り着けるからです。
そんなプランBの重要性が理解できる、「成功率を99%に高める方法」というエピソードを紹介します。
とあるIT企業で働くAさんは、社長と共にテレビ番組に出演することになりました。
出演番組側から、会社の商品である音声認識システムを実演して欲しいと依頼されたのです。
(社長)「音声認識の成功確率はどのぐらいだ?」 (Aさん)「90%ぐらいです」 (社長)「システムに改良を重ねて成功率を99%まで高めてくれ」~ 翌日 ~
(Aさん)「成功確率を99%にしました」実際、テレビでの実演は成功を収めました。
(社長)「ご苦労だった。昨日はシステム変更で大変だっただろう?」 (Aさん)「システムは何も変更していません」 (社長)「じゃあ、成功確率が99%に上がったのはどういうことだ?」それでは、タネ明かしにいきましょう。
問題が起きることを想定して、コンピュータを2台用意したんです。
1台のコンピュータがエラーを起こす確率は10%、2台のコンピュータが同時にエラーを起こす確率は10% × 10% = 1%です。
つまり、成功確率は99%です」
次は、もう少し実践的な例として「給料以外に月5万円の副業収入が欲しい」というケースを考えてみましょう。
- 副業A:90%の確率で月5万円稼げる
- 副業B:同じく90%の確率で月5万円稼げる(プランB)
→ 副業がAとBの2つあるなら月5万円稼げるようになる確率は99%になる
ゴールにたどり着く唯一の方法は、あらゆる可能性を捨てずプロセスを改善し続けることです。
プロセスを無視してゴールにワープすることは誰にもできません。
成功へのルートは複数あり、そのルートもあくまで手段に過ぎないのです。
「表から富士山に登れなければ、裏から登れば良いだけ」と柔軟な発想を持ちましょう。
- ブログのテーマをペットにして始めたが、キャンプに変える。
- ブログを始めたが性に合わないので、せどりに変更する。
このようなマイナーチェンジでも良く、柔軟な発想を持てるかどうかが成功の分かれ目となります。
ゴール設定はそのままでも、柔軟な発想によって歩みは持続できるのです。
- 想定外の事態や苦労を悲観的思考を持って予測する
- プランAを突き進める対策を用意する
- 時にプランAを捨ててプランBを選択することも意識しておく
注意点としては、悲観的思考が強くなりすぎると持続モチベーションを失います。
楽観と悲観をバランス良く共存させることが大切です。
プロセスを進めばゴールできるという楽観
プロセスに障害が起きたらどうしようという悲観
違い③:問題を正しく把握できる
問題の見極めと良い質問
前述の通り、モチベーションにはゴールの見える化によって生まれるスタート・モチベーションと、プロセスの見える化によって生まれる持続モチベーションがあります。
持続モチベーションに関係するプロセスを改善するにあたって、何が問題かを見極めることが重要です。
皆さんがより理解できるよう、「反対側の足を掻く」という韓国のことわざを紹介しましょう。
「痒い足は放っておいて反対側の足を掻く」という意味で、以下のような状況を表しています。
- 問題の本質を把握できていないこと
- 意味のないことに力を注ぐこと
- 問題の本質:作業量が圧倒的に足りない
- 実際の行動:レッドオーシャンだからとジャンルのせいにする
成果が出ず右足をがむしゃらに掻いても、実は痒みがある(問題がある)のは左足のため、全く痒みが治まりません。
資産運用や副業でも、作業量が足りない人が何をやっても成果を出せないのは当たり前です。
実際リベ大に相談してくる人の本質的な問題は、作業量が圧倒的に不足していることが多いのです。
何が問題かを見極められないと残念な結果になるエピソードを紹介しましょう。
犬と一緒に座っている男の前に、ある通行人が話しかけてきました。
「あなたのワンちゃんは、噛みつきますか?」 「いいえ」通行人が手を伸ばして犬をなでようとすると、その犬はガブリと通行人に噛みついたのです。
通行人は、怒って男にこう言いました。
「あなたの犬は噛みつかないと言ったでしょう!」 「この犬は、私の犬ではありません」この通行人にとっての問題は、「この男の犬を触ったら噛みつくか」ではなく、「そこにいる犬を触ったら噛みつくか」です。
そのため、通行人は以下のように質問するべきでした。
そうすれば、男性は以下のように返答したかもしれません。
「私の犬ではないの分かりませんが、さっき触ったら噛みついてきましたよ。」何が問題かを見極められない人は、「それ、聞いてどうするの?」というトンチンカンな質問をします。
優しくて察しの良い聞き手なら、意図を汲んで良い回答をくれるかもしれません。
しかし多くの人は、先ほどの通行人の例のように、トンチンカンな回答をされるでしょう。
質問者が本当に聞きたかった回答は得られないのです。
関連動画
自分だけで問題を解決する難しさ
継続できない人は、プロセスの途中でトラブルが発生した時に、何が問題かを見極められません。
そして、反対側の足を掻いたり、問題の解決に繋がらない意味のない質問をしたりします。
そのため、トラブルを解決できずに成果が出ず、継続もできないという悪循環に陥ってしまうのです。
ゴールまでのプロセスをより良いものにするには、以下の2つが不可欠であることを忘れないようにしましょう。
何が問題かを見極める目
良い質問
ちなみに、周りに質問相手がいない人は、ぜひリベ大オンラインコミュニティ「リベシティ」を活用してください。
リベシティでは、お金にまつわる5つの力に関する以下のことを、講師や先輩に相談することができます。
貯める力:固定費削減・節約
稼ぐ力:転職や副業・起業
増やす力:投資などの資産運用
守る力:保険や節税・詐欺の回避
使う力:生活の満足度に関すること
親切な人が多いので、お金に関するどんな質問にも答えてくれるでしょう。
自分には見えない問題の本質も、少し前を歩いている講師・先輩からはお見通しなこともあります。
なぜならば、先輩たちにとってはすでに歩いてきた道だからです。
成功者と呼ばれる人たちの多くは、たくさんの先輩たちに助けられてきているものです。
目標を立ててゴールできる人の3つの技術を取り入れよう
▼図解で分かる「目標を立ててゴールできる人 特徴3つ」