こんにちは、こぱんです!
リベ大では、サラリーマンが経済的自由に近づくために、稼ぐ力についても発信しています。
30万円だけ年収が下がるけど、ありかな!?
そしたら、今の給料より良くなるんだ!
リベ大では、年収の下がる転職はオススメしません。
もちろん、ブラック企業から抜け出すための転職など、場合によって例外はありますが、基本的には推奨できません。
今回の記事では、年収の下がる転職をしてはいけない3つの理由を解説します。
- 理由① リスクを負わされているから
- 理由② 自分の安売り根性が身に付くから
- 理由③ 次の転職に響くから
目次
解説動画:【要注意】年収の下がる転職は後悔のモトです
このブログの内容は下記の動画でも解説しています!
年収の下がる転職をしてはいけない3つの理由
年収の下がる転職をしてはいけない理由は、以下の3つです。
- 理由① リスクを負わされているから
- 理由② 自分の安売り根性が身に付くから
- 理由③ 次の転職に響くから
理由① リスクを負わされているから
入社前の口約束を守らない企業は、当たり前のように存在します。
- 「入社後、パフォーマンスが良かったらすぐ昇給させます。」
- 「あなたは管理職候補です。入社1~2年でマネジメントをやってもらいます」
入社前に言われたことが守られなければ、転職後にギャップを感じて当然ですよね。
実際に、エン・ジャパンが597名に行ったアンケートによると、転職後に感じたギャップは「給与・待遇が悪かった」という回答が2位でした。
「給与・待遇が悪かった」と回答した人の割合は、なんと41%。
入社したら待遇が良くなると信じていたのに、期待通りにならなかったと感じている人が41%もいるのです。
本当に欲しい人材だったら
最初から高年収でオファーを出し
最初からポジションを与えるはずです。
採用後のパフォーマンスは、絶対に事前には分かりません。
100人採用して、100人全員が企業にとって満足のゆく成果を出すのは不可能で、一定数「失敗だった」と判断せざるを得ない採用が生まれます。
だから、企業側は「できるだけ安く採用する」ことでリスクヘッジするというわけです。
満足のゆく成果がでれば、厚遇してあげればいいし
満足のゆく成果がでなければ、冷遇すればいい(どうせその後転職する)
企業には、「“採用後の選択肢”を残して採用したい」という事情があります。
一方、転職者の目線では、転職後すぐに高いパフォーマンスを発揮するというのは難しいでしょう。
なぜなら、成果を出すために必要な情報が揃ってないためです。
- 会社のビジネスモデル・組織はどうなっているか?
- 社内のキーパーソンは誰か?
- 職場はどのような文化か?(保守的?挑戦的?)
これらを知って、会社に馴染むまでにはどうしても時間がかかります。
もちろん、すぐに会社に馴染んで成果を出せる人もいますが、そんな人はほんの一握りです。
多くの人は、転職先でうまくやっていけるかどうかなんて、確信を持てないと思います。
確信が持てない(=不確実な未来)ので、上手くいくかもしれないし、上手くいかないかもしれません。
未来が不確実なのは当たり前ですが、その不確実な未来(リスク)をどのようにコントロールするかが問題です。
失敗した時のダメージを考えると、上手くいかなかった時のリスクは、転職者側ではなく、本来は企業が持つべきでしょう。
もし企業から本当に欲しがられる人材なら、企業はリスクをとってでも好条件で採用したいはずです。
微妙な条件を出してくる時点で、そこまでの熱意がないということですね。
熱心ではない企業のために、あえて自分が積極的にリスクを背負う合理性はありません。
理由② 自分の「安売り根性」が身につくから
多くの人にとって、自分の労働力こそが、収益を生み出す「唯一の資産」です。
自分の労働力の価値で人生は変わります。
高い価値をつけるか
低い価値をつけるか
自分を安売りして良いことはありません。
売上が、何で決まるかご存知でしょうか?
売上=単価×販売個数です。
喫茶店の経営で考えてみましょう。
あひるくんだったら、ここから売上を伸ばすために何をする?
800円のランチを50人に売ったら、売上は4万円になるもん!
一般的に、単価を安くすれば買い手は多くつきます。
ですが、単価を下げて販売個数を増やすのは、大企業の戦略です。
資本があって、膨大な数の商品を販売できるなら、確かに低単価でも儲けが出すことができます。
しかし、中小事業者が単価を下げたら、値下げ競争に巻き込まれて、大企業に負けてしまいます。
中小事業者がすべきことは、大企業が埋められない「スキマ」を狙うことです。
- スキマを狙って、高品質・高単価のものを販売する
- とにかく、単価・利益率が高いものを売る
大企業は、市場シェアを全部取ったとしても売上が少ししか上がらないような、小さい市場は狙いません。
ですが中小企業は、少数の熱烈なファンがいれば、その小さい市場を狙う価値は十分にあるのです。
転職戦略も同じで、自分を安く売れば、確かに採用してくれる企業は増えるかもしれません。
しかし、“あなた”という商品がたった1つしか販売できない以上、自分を安く売った場合はいつまでも売上は上がりません。
自分自身を「高品質・高単価な商品」にして、
自分を高く評価してくれる一部の顧客(=企業)に売り込む
これで、個人が手堅く生き残る唯一の道が開けます。
理由③ 次の転職に響くから
不思議な話ですが、年収の高い人は優秀そうに見えます。
SNSでも、高年収の人=スゴイ人として、ファンが多くついてますよね。
経営者や採用担当者など、採用する人の立場に立って考えてみてください。
年収500万円の人が「僕は仕事ができます!年収1,000万円で採用してください!」と言ったら、それを信じて採用できますか?
転職市場では「前職の年収」というのが、1つの評価・判断材料になります。
転職エージェントは、求職者の在籍していた会社・年収水準を踏まえた上で、次の求人を紹介します。
先ほども解説した通り、転職先でうまくいくかどうかなんて誰にも分かりません。
- 今の会社に残る
- 転職する
どちらにしても、リスクはつきものです。
リスクがあるなかで、自分の価値を高く保ち続けるためには、年収の下がらない転職をすることが重要なのです。
年収の下がらない転職をしておけば、もしまた転職したくなっても、無駄に不利にならずに済みます。
年収が下がらないどころか、年収が上がる転職をしておけばたくさんのメリットがあります。
転職後に貯められるお金も増える
高く評価してくれた会社のために働ける(モチベーションが上がる)
もしまた転職したくなっても、次を探しやすくなる
転職による年収事情
ここまで、年収の下がる転職はしない方が良い理由を話してきましたが、
転職で年収アップする人の割合
転職で年収ダウンする人の割合
についてご存知でしょうか?
年齢区分ごとに、転職によって年収が「増加」「変わらない」「現象」のどう変化したかを3択でアンケートしたもので、
表を見ると、15~44歳までは40%以上の人が転職で年収アップしています。
年収が下がりそうなら転職しなければ良いだけなので、転職活動そのものには「チャンスしかない」ことが良く分かると思います。
- 年収が上がる→転職すれば良い
- 年収が下がる→転職をしなければ良い
また、「年収が増加したと答えた人」の数から、「年収が減少したと答えた人」の数を引いてグラフにすると、以下の通りです。
転職で年収を上げたいなら、とにかく若い方が有利です。
この超少子高齢化の時代では、20~30代の若い労働力は希少価値があります。
「若さ」に価値があると気づいている人は、すでに行動して主体的にキャリアを作っています。
まとめ:満足のゆくレベルの待遇を“今”勝ち取っておくべき
今回は、年収の下がる転職をオススメしない理由について解説しました。
その理由は3つです。
企業の「入社後のパフォーマンスが良ければ、待遇アップ」という口約束を鵜呑みにしてはいけません。
不確実な未来に身を委ねるのではなく、満足のゆくレベルの待遇を“今”勝ち取っておきましょう。
本当にあなたを評価してるなら「最初から」好条件を出してくれるはずです。
自分という商品は1つしかないので、単価を下げるという戦略はご法度です。
自分の労働力の単価が上がる方法を考えましょう。
年収が高い人は、優秀に見えます。
転職という不確実な世界で、最も信じられるのは「数字=年収」です。
今までの年収が800万円だったら、企業から「800万円分の仕事をする人」という風に見られます。
なので、保険の意味でも自分の単価は高めにキープしておきましょう。
関連動画
15歳~44歳のうち、40%以上の人が、転職により年収が増えたと答えています。
当ブログの読者のみなさんはまさにこの年齢層が多いので、この記事を見ている人の40%は、収入を上げられる可能性があるということです。
もし転職で年収50万アップを実現できれば、今後30年で1,500万円の経済的メリットがあります。
さらに、増えた分の収入を複利5%で運用すれば、3,000万円を越える可能性も十分見込めます。
3,000万円あれば…
子供の教育費も出せる
良い車・住宅と贅沢する余地も生まれるかもしれない
老後の心配もなくなる
5度の転職と副業を駆使して年収5,000万円を稼ぐようになった「次世代型サラリーマン」、moto氏の著書『転職と副業の掛け算』は、現在6万部を超えるベストセラーになりました。
moto氏は2020年6月現在、副業では年収1億超を稼いでいます。
日本企業における「年功序列」の賃金上昇スピードが非常に遅いこと
日本企業の「終身雇用」がアテにならなくなっていること
賢い人達はこの2つをよく理解しており、個人が稼ぐためには「転職」「副業」が非常に有効なことを分かっています。
転職にはリスクが伴いますが、転職活動自体はノーリスクです。
色々と行動して、年収が下がりそうなら転職しなければ良いのです。
転職活動をしてみると、
- 「今の会社は自分のことを評価してくれていたんだ!」
- 「今の会社に安く買い叩かれている!」
ということがわかります。
それを踏まえて、トータルで稼ぎがアップする戦略を自ら考えてみましょう。
転職市場で自分の価値を高めるために、実績を積んだり、戦略を練る
副業などで稼ぐ路線にする
まずは自分の市場価値を知ることが最重要です。
自分の市場価値を知らない人は搾取されてしまうので、転職活動を始めてみましょう。
「年収アップ」という観点から、オススメできる転職エージェントは以下の3つです。
JACリクルートメント
マイナビAGENT
就職カレッジ(株式会社JAIC)
在職されていない方・職歴のない方向け転職エージェント
- 利用できるのは18歳~35歳の人
- 親切・丁寧なサポートで総支援者数33,166名
- 長い就職支援歴(18年)
- 高い相談満足度(93.5%)
- 6日間みっちり行われる研修や集団面接で、正社員経験のない人もしっかりサポートしてもらえる
- 未経験職種へのチャレンジも含め、まずは面談して状況確認するのがおすすめ
※30秒で登録完了→先方から連絡→個別面談という流れです
数十社ある中から厳選した、イチオシのエージェント3社です。
転職エージェントによっては、「とにかく転職させてしまおう」という担当者もいますが、これら3社の評判は非常に高いです。
リベ大が運営するオンラインコミュニティ「リベシティ」でも、この3つのエージェントを使って年収アップに成功した人がたくさんいます。
転職活動自体はノーリスクで、しかも色々と会社の比較もできるので、自分の市場価値が分かります。
早く行動するに越したことはありません。
皆さんもぜひ、自分の市場価値を確かめてみてください。
以上、こぱんでした!
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