はじめに

人生で一度だけ自分のお金で宝くじを買ったことのある、あやちん(@mile_tabiiku)です。

 

通しで10枚購入したので、支払った金額は3,000円。

そして結果は……300円が当たっただけでした(笑)。

 

あひるくん
だって宝くじは夢を買うものだからね。次は人気のある売り場で買ってみたら~?

 

私と同じような方、けっこういらっしゃるんじゃないでしょうか?

 

あやちん
あひるくん、私はもう宝くじは買わないって決めた! だって、損するってわかってるものにお金を使いたくないもの。

 

あひるくん
損する? なんで? そもそも買い続けなくちゃ当たるわけないじゃん!!

 

確かにあひるくんの言うとおりです。

何事もやってみなくてはわかりません。

 

買い続ければ、いつか7億円が手に入る日がくるかも……って、そんな日はやってこない確率がかなり高いです。

 

なぜだかわかりますか?

 

そこで今回は、知らないと損する宝くじの仕組みについて一緒に考えていきましょう。

 

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宝くじを発行しているのは地方自治体

 

日本の宝くじの起源は江戸時代初期の寛永元年(1624年)頃。

摂津国(現在の大阪府)の箕面山瀧安寺で、正月の元旦から7日までに参詣した善男善女が、自分の名前を書いた木札を唐びつの中に入れ、7日の日に寺僧が3人の“当選者”を選びだし、福運の“お守り”を授けたのが始まりとされています(出典:宝くじ公式サイト)。

 

そして、宝くじを発売できるのは昭和23年施行された「当せん金付証票法」に定められた全国都道府県と20指定都市。

 

つまり地方自治体です。

 

あやちん
一般の個人や会社などが宝くじを発売することは法律で禁止されていますのでご注意くださいね。

 

 

ちなみに、宝くじの収益金がどのように使われているのかご存知ですか?

下の表にあるとおり、主に公共事業等に使われています。

 

出典:宝くじ公式サイト

 

あひるくん
あやちんが買った宝くじ購入金3,000円のうち、1,500円以上は販売元に回ってるんだ~。

 

あやちん
そうなの。だから当選を期待するよりも自治体に寄付するついでに……ぐらいの気持ちで買うならいいかもね!

 

そして宝くじの販売が開始すると、このように自治体の公式アカウントが一斉に告知ツイートを始めます。

地方自治体にとっては大切な財源ということで、告知に奮闘する様子が見てとれますね。

 

 

ちなみに、各地方自治体における具体的な収益金の使途名目の一例を総務省のホームページからピックアップしました。

気になる方は一度チェックしてみてもいいかもしれません。

 

北海道 交通安全施設整備事業
東京都 子育て推進交付金事業
愛知県 交通安全施設整備事業
大阪府
児童福祉施設事業
福岡県
高齢化少子化対策事業

 

宝くじを買ってるのはどんな人?
宝くじを過去に一度でも購入したことのある購入経験者の割合は、76.4%で、そこから推計される購入経験者数は約8,115万人です。

宝くじの購入経験者を属性別にみると、性別では男性が81.4%、女性が71.6%と、男性の経験率が女性に比べて高い値を示しています。

年齢別では、40代(81.1%)、50代(82.1%)、60代(82.7%)が特に高く、次いで30代(79.6%)となっています。 (出典:宝くじ公式サイト

 

宝くじは愚か者に課せられた税金!?

 

宝くじをはじめとするギャンブルには期待値というものがあります。

 

両@学長
期待値とは賭け金に対して戻ってくる確率上の見込みの金額のことで還元率で表します。

 

この還元率が高いものほど、勝てる確率が高いギャンブルとなります。

ちなみに、日本の宝くじの還元率は47%。

1枚300円の宝くじを買った時の期待値は140円です。

 

もう少し大きな金額で考えてみましょう。

 

もし宝くじが100万円分売れたと仮定します。

販売元に入る金額は53万円。

残った47万円を購入者たちで分け合うことになるわけです。

 

これは日本の公営ギャンブルの中でも最も低い還元率です。

橘玲氏の言葉を引用します。

 

ところで日本の宝くじは、平均的な期待値が47円と恐ろしく低いことが特徴です。
サマージャンボを3000円分買ったとすると、その瞬間に1590円が日本宝くじ協会によって差し引かれてしまいます。
これほど割に合わないギャンブルはほかにはないので、「宝くじは愚か者に課せられた税金」と呼ばれるのです。

 

あやちん
「宝くじは愚か者に課せられた税金」とは言い得て妙ですね。

 

宝くじは紙に数字を印刷しただけのとてもシンプルな商品です。

 

  • 手間とコストがほとんどかからない
  • 多くの国民が行列をなしてまで買ってくれる
  • 当選確率は交通事故に合う確率よりも低い

 

という、売り手側からしたら「儲かってしょうがない」とても美味しい商売ともいえるでしょう。

 

宝くじを買うひとは誰もが1等当せんを期待するでしょうが、その夢がかなうのは交通事故で死ぬ確率よりもはるかに低いのですから、購入者が合理的であれば、大金持ちになる前に交通事故死してしまうと考えて買うのをやめるはずです。

 

それでもまだ、宝くじを買いますか?

 

平成20年に集計された少し古いデータですが、宝くじと競馬や競輪などの公営ギャンブル、サッカーくじの3つを比べたデータが総務省公式サイトに掲載されていました。

この表によると、期待値が一番高いのが競馬、競輪、競艇、オートレースといった公営ギャンブルですが、当選金に対して所得税・住民税が課税されるため、還元率で言えば58.5%となります(実際に払っている人がどの程度いるかは別として……)。

 

つまり、いずれのギャンブルも儲けを期待して行うものではないことがわかりますね。

また、お金持ちはこの手の商品を手にすることはほとんどありません。

 

両@学長
なぜなら、お金の損得勘定だけで言えば損することのほうがはるかに多い商品だからです。

 

また、宝くじで一攫千金を成し遂げたとしても、お金の知識、正しい使い方を知っていなければ、かえって不幸になることも考えられます。

 

 

 

毎年宝くじを購入した場合の資金推移

参考までに、100万円の予算で毎年宝くじを1回購入した場合の資金推移表を作ってみました。

還元率は47%で計算しています。

 

▼宝くじ購入資金100万円で10年間購入した結果
開始時 100万円
1年目 47万円
2年目 22万円
3年目 10万円
4年目 4万8千円
5年目 2万3千円
6年目 1万8千円
7年目 5,000円
8年目 2,400円
9年目 1,100円
10年目 520円

 

100万円の資金が、3年目には1/10の10万円に。

そして、10年目には520円にまで減ってしまいました。

 

もちろん、この間に高額当選する可能性はゼロではありません。

しかし上述のとおり、宝くじの1等に当選する可能性はあなたが交通事故に合う確率よりも低いのです。

 

一方、この100万円を積立投資に使っていたらどうなっているでしょうか。

その結果をご覧ください。

 

▼毎月8,333円を10年間積立投資で運用した結果

 

あやちん
100万円の元手で136万円まで増やすことができますね。

 

宝くじ、そして高額当選を夢見る人を否定するわけではありませんが、「当たったらラッキー」程度のものに振り回されるよりも、正しいお金の知識を身に着け、節約・投資をして資産を積み重ねていくのが確実だと改めて考えさせられました。

 

まとめ

 

本田健さんの言葉にもあるとおり、「お金の主人(資本家側)」になるためにはギャンブルにお金をつぎ込むのはナンセンスです。

 

まずは、お金の増やし方講座で正しい知識を得る。

 

投資をしないと貧乏になることを知る。

 

そして、投資商品をきちんと見極め、積立投資を実行する。

 

特に積立投資は「時間を味方につける」ことで大きな複利効果が期待できる商品です。

「もう一歩自由になる」ことを願うなら、宝くじの販売行列に並ぶのではなく、そのお金を投資に回していきましょう。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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