はじめに

「お金の増やし方講座」の第4回では、前回に引き続き「出ていくお金(支出)を減らす」というテーマでお話します。

前回は「保険」についてお話しましたが、今回は「車」です。

車は、20歳から70歳まで乗り続けた場合、4000万ほどのお金がかかると言われていますので、ご自分の見直せる箇所がないか、一緒に探してみましょう!

おかだ
「お金のなる木」をもつためには、支出を抑えるのは必須ですよ!

この講座は起業家兼投資家で、リベラルアーツ大学・学長の両さん(@freelife_blog)とのインタビューを元に、ご本人監修で構成・執筆しています。

インタビュアー・ライター 岡田早季(@sakiarise)

動画解説はこちら

復習 : 感情論は忘れよう

両@学長

第二回でもお話しましたが、大切なことなのでもう一度ご説明したいことがあります

 

車の話からいきなり話がそれてしまいますが、わたしたちが経済的に自由になるためには「お金を増やすことと感情論はわけて考える」ということが大切になります。

家の例でいうと「マイホームを持って一人前」だとか、保険でいうと「保険は安心料だから」という感情論は、今回は忘れましょう。

感情論が悪いわけではありません。「心の充足感を得るため」には、感情論も必要です。

ですが、まずは経済的に豊かになるために、ここは一旦わけて考えて、どう行動するとお金が増えるのか?を一緒に考えてみましょう。

おかだ
それでは、お金のなる木をもつために、車を見直してみましょう!

7章 : 車は人生で一番お金のかかる要素

みなさんは車をもっていますか?車は、地域によって必要性も変わってきますし、維持費にもお金がかかりますよね。

そんな車ですが、「家」「保険」についで、人生でお金がかかる出費の第3位です…が、早い年齢で車に乗りはじめた人や、買い替えの頻度が高い人だと、いっきに第1位に!

つまり、人によっては「車は人生で一番お金のかかる要素」といっても過言ではないのです。

わたしは田舎出身なので、地元にいたら車は必須だな〜。どうしたら安く済むだろう。

モノを安く買う考え方

両@学長
安いお店を探したりする努力もときには大事ですが、買い物には「たいせつな基本」があります。

 

車を買うなら、「安く買うか」というよりも、「最終的にどれくらいコストがかかったか」が重要です。

車は、新しい車に買い換える際に、いままで乗っていた車を中古で買い取ってもらったり、下取りをすることができます。

このときに「購入時の価格」から、「売却時の価格」を引いた金額が、「実質的に車の購入にかかったお金 =実質車体コスト)」ということになります。

今後も出てくる重要なワードをご紹介します。モノを再販売するときの価格を「リセールバリュー」といいます。「売るときの値段も合わせて考えるのが大切」と考えると、リセールバリューの意識は車だけでなく、家や服などあらゆるものに共通します!

ポイント
購入時の価格 ー 売却時の価格 = 実質車体コスト

車体コストを下げよう

両@学長
車体コストを下げるのは重要です。例で見てみましょう。

 

たとえば、トヨタの軽自動車パッソが新車で購入時価格100万円。もう一台、購入時価格900万円の中古ポルシェがあったとします。

一見、パッソのほうが購入価格が安いです。しかし、アパッソの売却時価格が30万円で、ポルシェの売却時価格が850万だったらどうでしょうか?

新車パッソの車体コストは、購入時100万 ー 売却時30万 = 実質車体コストは70万です。

一方ポルシェは購入時900万 ー 売却時850万 = 実質車体コストは50万 ということになります。

維持費などを計算してないので、あくまで考え方の例になりますが結果的にはポルシェのほうが実質車体コストは安かったことになります。

おかだ
この例だと、軽自動車のパッソよりポルシェのほうが結果的に車体は安かったってこと!?どうしてそうなるんだろう?

価格が落ちるもの・落ちないもの

両@学長

「家の支出を抑える」の回で、新築の家は買ったら価格が3割落ちる話をしましたが、これは車も共通なんです。

 

新車は、購入してわずか1年で価格が3割落ちることがほとんどです。つまり、元々は200万円の価値しかない車を300万円で購入しているということになります。

そして、一度値下がりした中古車は価格が下がりにくいです。車は「毎年3割ずつ値段が落ちていく」という計算なので、年々値段は落ちにくくなっていきます。

さらに、希少価値が高く、価格が落ちにくい車種なども存在します。さきほど例にだしたポルシェは代表例です。

ポイント
◯新車は買ってすぐに価格が3割落ちる
◯すでに価格が下がっているので中古車は価格が下がりづらい
◯希少価値や人気が高く価格が下がりづらい車種もある

お金を増やす車の選び方

両@学長
ポルシェはかなり極端な例です。今回は、身近でリセールバリューの高さなどの点から、おすすめの車をご紹介します。しかし車はそのときによって変動しますので、これはあくまで一例です!ぜひご自分でもお調べください。
トヨタ 『プリウス』などのハイブリッド車

ハイブリッド車は売却時の値段が高いことで有名です。燃費が良いことはもちろん、車内装備も充実しているため人気です。人気が高いと、売却時価格が高い傾向があります。

ホンダ 『フィット』などの人気コンパクト車

 

コンパクト車の中でも、ホンダのフィットや、トヨタのアクアなどのメジャーな車種は人気が高いため、売却時価格も高くなる傾向があります。コンパクト車の中でも、ハイブリッドタイプはさらに高値がつく可能性があります。

日産『エクストレイル』スバル『フォレスター』などのSUV

アウトドアーな見た目の大きなタイプ「SUV」は指名買いが多く、根強い人気を誇るため売却時価格が高くなる傾向があります。トヨタのハリアーなども人気で、リセールバリューを考えるとおすすめできます。

中古車を買う

先程紹介したように、中古車はすでに値段が落ちているので、新車ほど値段が落ちません。

おかだ
特にこだわりがないわたしは、中古車にしようかな。
ポイント
◯すでに価格が落ちている中古車を選ぶ
◯新車ならリセールバリューの高い車種を選ぶ

車の維持費を抑える

おかだ
車体コストを抑える方法はわかった!けど、維持費もどうにかできないかな?

両@学長
前回の話につながってきますが、車の保険を見直すといいですよ。

 

車の保険はいくつか種類がありますが、交通事故は運転テクニックだけでは防ぎきれないトラブルもたくさんあります。

それ故に、「対人・対物 無制限保険」は加入をおすすめしています。

しかし、車の修理費などを補償してくれる「車両保険」は不要だと思われます。というのも、車両保険は修理費を考えると保険適用しない方がお得なケースがあったりするので、保険料が高額になる割に使い勝手が悪いです。

車両保険を契約しないだけで、年間4〜5万円のコストダウンが見込める場合もあるため、おすすめです。

車を所有しないという選択

両@学長
そもそも、都心部に住んでいて車に乗る頻度が少ない方は、車を持たないという選択肢もあります

 

たとえば、都心部に住んでいてふだんは電車通勤で車にあまり乗らないという人であれば、そもそも車は持たないほうが圧倒的にコストを浮かせることができます。

かといって、たまに家族で外出したいときもあるでしょう。そういうときは、レンタカーを借りたり、シェアカーを利用して支出を下げるといいですね。

都心部だと駐車場代も高いですし、車体コストもかからないので支出を抑えるにはいい事づくしです。

ポイント
◯車両保険は不要なケースが多い
◯都心部に住んでいるならレンタカーやシェアカーも選択肢に

支出を抑えたらどうする?

両@学長
ここまで、支出を抑える勉強をしてきましたね。これで良質な「土」を得るきっかけはつかめたかとおもいます。

 

第一回〜第四回は上の図でいう、「出ていくお金を減らす」の土の部分です。

家・保険・車で大きな支出を抑えて、生まれた自由なお金を「お金のなる木」にしていきましょう。

ここから、投資・資産運用といった「お金のなる木」をそだてていく話に行くために、最後に「税金」という大きなテーマの講座をみていただきます。

税金は、逃れることのできないとても大きな支出です。ここをしっかり理解すれば、あなたは経済的に一歩近づけますので、一緒にがんばりましょう!

まとめ

両@学長
リベラルアーツ大学に、車の支出を抑える保険の見直しを実践しているライターもいるので、あわせて読んでみてください。
ポイントまとめ
◯車は人によっては人生で一番お金のかかる要素
◯購入時価格 - 売却時価格 = 実質車体コスト
◯車体コストを抑えよう
◯新車は買ってすぐに価格が3割落ちる
◯すでに価格が下がっているので中古車は価格が下がりづらい
◯希少価値が高く価格が下がりづらい車種もある
◯車両保険は不要なケースが多い
◯利用頻度が少ないなら車を所有せず、レンタカーやシェアカーを利用しよう

おかだ
次回は「お金の増やし方 税金編」です!車や保険と違い、税金は例外なくみなさん関係あります!この税金とは一体何なのか、一緒に学んでみましょう!
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