こんにちは、こぱんです!
リベ大では、正しい節約と節税で支出のバランスをコントロールする「貯める力」に関する情報も発信しています。
▼図解:貯める力
貯める力を育てることが経済的自由を達成するための土台となります。
そのためにも固定費の見直しは必須です。
そこで今回は、固定費の中でも電気代について見ていきましょう。
ご存知の方も多いですが、2016年4月から一般家庭でも電力自由化が始まり、電力会社を自由に選べるようになりました。
固定費の削減に着目した場合、電力会社を変えるメリットは以下の通りです。
- 電気代を安くできる
- ガスとのセット割やポイントのサービスがある
- 自分の希望に合ったプランが選べる
中でも最大のメリットは、電気代を安くできることです。
電気の使い方やプランにもよりますが、月額1,000円前後、年間にして約1~1.5万円の節約ができます。
そこで今回の記事では、電力会社の乗り換えに関する4点について解説します。
- なぜ電力会社を乗り換えた方が良いのか
- 電力会社を乗り換える具体的な方法
- おすすめの電力会社と選び方
- 電力会社の乗り換えに関する「よくある質問」
電力会社の乗り換えは面倒といったイメージがあるかもしれませんが、手続きも簡単で、一度行動するだけで固定費の見直しが可能です。
おすすめの電力会社を知りたい方は、以下のボタンから該当箇所までジャンプできます。
なお、今回の記事の元になった動画はこちらです。
→ 電気代を安くする一番効果的な方法 〜電力会社を乗り換えて最強の節約をしよう!〜【マンガで解説】
目次
なぜ電力会社を乗り換えた方が良いのか?
冒頭でも紹介したように、2016年4月から電力会社を自由に選べる電力自由化がスタートしました。
自由化に伴い様々な企業が電力事業に参入した結果、安さを強みにしたもの、環境に配慮したものなど、続々と新しい料金プランが生まれています。
まだ一度も電力会社の乗り換えをしたことがなければ、より安い電力会社と契約することで、電気代を下げられるでしょう。
使用量やライフスタイルによって異なるものの、毎月1,000円前後の節約が可能です。
電力会社の乗り換えは、基本的に工事が不要で、ネットから簡単に申し込みできます。
そこで、次は具体的な乗り換え方法を見ていきましょう。
電力会社を乗り換える具体的な方法を3ステップで紹介!
電力会社の乗り換えは次の3ステップと簡単です。
- ①現状を把握する
- ②料金をシミュレーションする
- ③新しい電力会社に申し込みをする
ステップ①:現状を把握する
まずは、毎月の電気使用量と電気代を把握しましょう。
どちらも、毎月の検針票や契約している電力会社のホームページから確認できます。
「いくら電気代が節約できるのか?」というシミュレーションに必要なため、大体ではなく正確に把握しておきましょう。
ステップ②:料金をシミュレーションする
現状を把握したら、乗り換えによってどれくらいの電気代が節約できるのかシミュレーションを行います。
シミュレーションは各電力会社のホームページでもできますが、1社ずつだと効率が悪いです。
そこでおすすめなのが、電力代やガス代を一括で比較できるエネチェンジというサイトです。
住んでいる地域や世帯人数、ライフスタイルを記入することで、お得な電力会社のプランをリスト化してくれます。
ただし、電力会社の中には最低契約期間や解約金を設けていることがあるので注意しましょう。
ステップ③:新しい電力会社に申し込みをする
シミュレーションをして、乗り換える会社を決めたらネットから申し込みましょう。
この時、現在利用中の電力会社への連絡は基本的に不要です。
申し込み後2~3週間で、自動的に新しい電力会社へと切り替わります。
おすすめの電力会社の探し方
一括見積りをして電気代が安くなる電力会社を探す
電力会社の乗り換え先を探す場合、まずは一括見積りサイトを活用しましょう。
どの電力会社の料金プランが安いかは、以下の基準によって大きく異なります。
- 住んでいる地域
- 家族構成
- ライフスタイル
- 普段の電気使用量
おすすめの一括見積りサイトは、先ほども紹介したエネチェンジです。
エネチェンジでは、「居住地域・世帯人数・ライフスタイル・現在の電力会社や電気代」を記入するだけで、最適な電力会社のプランを提案してくれます。
ただ、比較サイトでは紹介料の高い電力会社を優先的に紹介することもあるので注意が必要です。
電力会社の乗り換えに関する「よくある質問」
最後に電力会社の乗り換えに関してよくある質問へ回答します。(※質問をタップするとその質問へジャンプします)
質問①:賃貸でも乗り換えはできますか?
電力会社の乗り換えは賃貸でも持ち家でも可能です。
ただし、賃貸でも自由に電力会社の乗り換えができないケースがあります。
- アパートやマンション全体で、高圧一括受電契約を電力会社と結んでいる。
- 大家さんが直接電気代を支払っている。
上記の場合でも、管理会社や大家さんが合意をすれば乗り換えができる可能性はありますが、簡単にはいかないケースも多いです。
乗り換えできるか不安な方は、自分の住んでいる賃貸の契約を確認しておきましょう。
基本的に毎月検針票が届いていれば、電力会社と直接契約していることになるので、自由に乗り換えが可能です。
質問②:スマートメーターって何ですか?
スマートメーター:通信機能を持ち、電気の使用量を遠隔で検針したり、30分ごとの使用量を計測したりできる新しい電気メーター
電力会社を乗り換えるためには、スマートメーターという新しいメーターが必要となります。
乗り換え先の電力会社に申し込みをした後に、現在契約している電力会社から交換工事の連絡があるので、忘れないようにしましょう。
質問③:電力会社の切り替えにはどれくらい時間がかかりますか?
電力会社の切り替えは乗り換え先の会社によっても異なりますが、2~3週間程度かかるとされています。
また、乗り換え期間はスマートメーターへの交換工事の有無によっても異なります。
- 交換工事がない場合:4日程度
- 交換工事が必要な場合:2~3週間程度
※参考:経済産業省「電力会社を切り替えるには?」より
質問④:電力会社によって停電の起きやすさに違いはありますか?
電力会社を乗り換えたからといって、停電が起きやすくなることはありません。
なぜなら、電力を供給する設備自体は、どこの会社と契約をしても変わらないからです。
また、仮に乗り換え先の電力会社が倒産しても、新しい電力会社と契約するまでは各地域の電力会社から電気が供給されるため、停電することもありません。
まとめ:電力会社を乗り換えて電気代(固定費)を削減しよう
今回の記事では、電力会社の乗り換え方や、おすすめの電力会社を紹介しました。
家庭にもよりますが、電気代を見直すことで、毎月約1,000円、年間にして約1~1.5万円ほどの節約ができます。
しかし、月約1,000円では大きな効果は得られないと感じる人もいるかもしれません。
確かに電気代の見直しだけだと効果は感じにくいかもしれませんが、通信費やガス代と一緒に見直しをすれば、毎月約10,000円(年間約12万円)もの節約が可能です。
また、節約で浮いた月10,000円を年利5%で30年間運用した場合、約830万円の資産が作れます。
電気代を見直す際は、他社と比較して自分にあった電力会社を見つけることが大切です。
エネチェンジであれば、条件を入力するだけでお得なプランを教えてくれるので、まずは一括見積りをしてみましょう。
もし楽天経済圏にいるのであれば、楽天ポイントで支払い可能な楽天でんきも選択肢の一つです。
公式ホームページで料金のシミュレーションができるため、乗り換え前に必ず現在の電気代との差を確認しておきましょう。
電気代やガス代、通信費を見直せば、固定費削減になり、その分資産を作ることができます。
しかし、「他の支出も見直したいけど、どんな風に見直したら良いのか分からない」という方もいるのではないでしょうか。
そんな方は、リベ大が運営するオンラインコミュニティ「リベシティ」で相談してみてください。
ちなみに、電力会社の自由化と同じように、2017年4月から都市ガスも自由化がされています。
今回の記事で紹介したエネチェンジで一括見積りができるので、ガス代の見直しをしたい方はお得な料金プランを探してみましょう。
また、あまり知られていませんがプロパンガスはもともと自由化されています。
プロパンガスを安くする方法も記事で紹介していますので、参考にしてください。
以上、こぱんでした!
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