こんにちは、こぱんです!
リベ大では、正しい節約と節税で収支のバランスをコントロールする力「貯める力」について、情報発信をしています。
▼図解:貯める力
突然ですが、お金持ちに関する意外な事実をお伝えします。
お金持ちの多くは、数百円・数千円といった少額を節約するために、値切ったりクーポン券を使ったりします。
総務省の家計調査(令和3年5月分)によると、一般家庭の家計支出は以下のようになります。
- 月間:約30万円
- 年間:約360万円
- 50年間:約1.8億円
皆さんが値切ったりクーポン券を使ったりして、月間30万円の5%である15,000円を節約できたとします。
その節約で浮いたお金を優良ファンドに投資し、5%のリターンで50年運用したら、約4,000万円もの資産を作れる可能性があるのです。
お金持ちは「いくら貯めてどれだけ投資に回せるかが蓄財ゲームの本質である」とよく知っているのです。
そこで今回の記事では、皆さんの家計支出を確実に減らすノウハウとして、家電を安く買うコツ5選を紹介します。
- ①型落ち品を買う
- ②展示処分品を買う
- ③ポイント還元率が低い商品を買う
- ④決算セールで買う
- ⑤価格を比較してから買う
家電は頻繁に買うものではありませんが、数年に一度は買い替えタイミングがやってきて、まとまったお金が財布から出ていきます。
つまり、家計を圧迫しがちな買い物なのです。
また、次のような家電は、壊れたらすぐ買い替えるしかない生活必需品です。
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- エアコン
生活必需品がである家電は壊れると急いで買い替える必要があるため、10万円で買えるものを、買い方を間違えて20万円出して買ってしまう人もいます。
家電は1~2年といった短期間では大きく性能が変わらないので、生活の満足度を下げずに支出を下げられる典型例です。
今回の記事で5つのコツを学んでおけば、誰でも今日から家電を今より3割安く買えるようになるでしょう。
また、5つのコツは家電以外の買い物にも応用できる考え方です。
無駄な支出を削減して、急な出費の家計負担を少しでも抑えましょう。
以下の図解を見てから記事を読み進めると理解しやすくなるので、参考にしてください。
▼お得に家電を買うコツ5選
目次
解説動画:【3割引で購入可能】家電を安く買うコツ5選
このブログの内容は下記の動画でも解説しています!
家電を安く買うコツ5選
- ①型落ち品を買う
- ②展示処分品を買う
- ③ポイント還元率が低い商品を買う
- ④決算セールで買う
- ⑤価格を比較してから買う
コツ①: 型落ち品を買う
各家電メーカーは、毎年のように新商品をリリースします。
新しいモデルが発売されたことで、旧モデルとなったものが「型落ち品」です。
例えば、2020年モデルの商品は、2021年モデルが発売されると型落ち品と呼ばれます。
型落ち品は、価格が安くなるのが特徴です。
さて、皆さんが家電を買うとき、以下のキーワードにとらわれすぎると余計なお金が出ていきます。
安心
見栄
最新
かまどのようにお米がふっくら炊けることで人気の炊飯器「炎舞炊き」シリーズを見てみましょう。
下記は2020年モデルで、価格は2021年7月21日時点で63,208円です。
次に、2021年の最新モデルは91,800円となっています。
2020年の旧モデルと、2021年の最新モデルではかなりの価格差があります。
最新モデルだからと言って、旧モデルから大幅な機能改善がされているとは限らないのです。
ちなみにリベ両大学長の友人のとある家電メーカー開発者は、次のように言っていたそうです。
「新商品を毎年出すために、何か1つでも新機能を付けないといけない。
基本性能はほとんど変わらないから、自分なら型落ち品を買う。」
よほど「最新モデルに付加された機能にこだわりがある」「最新モデルのデザインに惚れ込んでいる」など理由がなければ、安い型落ち品でも十分に満足できるでしょう。
以下のような人は、型落ち品がおすすめです。
- 最新機能にこだわりがない
- できるだけ安く商品を買いたい
コツ②: 展示処分品を買う
展示処分品とは、店内で見本品として使われていた商品のことです。
箱がない状態で販売されていたり、値札に「展示」という文字が入っていたりすることが多いです。
お店側が展示処分品を安くしている理由は、早く売り切ってしまいたいからです。
展示処分品は箱から出された状態で販売されているので、倉庫で保管することが難しく、商品棚を圧迫しています。
お店にとっては売り切るか、廃棄するかしかありません。
しかし、展示処分品はあまり人気がありません。
多くの人に触れられた商品を、あえて買いたい人は少ないので売れずに残り、お店にとって困った存在になりがちです。
そのため、お店は展示処分品を早く売り切るためにひたすら価格を下げ、結果的に未開封品に比べて非常に安くなるのです。
ただ、いくら安いと言っても、商品により反応は変わるでしょう。
「誰が触ったかわからない電動歯ブラシの展示処分品は買いたくないな。」
「ブルーレイレコーダーなら、展示処分品でも気にならないよ!」
人が触っていても気にならない商品なら、展示処分品を買うのはかなりおすすめの方法です。
ただし、展示処分品を買う際には、次の2点に注意しましょう。
付属品が付いてない場合がある
多少の傷や汚れが付いている場合がある
まず、展示処分品には箱や説明書などの付属品が付いていない場合があります。
付属品が付いてくるかどうかは、買う前に店員さんに確認しましょう。
また、展示処分品は見本として陳列されているので、傷や汚れがあったり、色あせていたりすることがあります。
買う前に商品の状態をしっかり確認して、納得した上で買いましょう。
展示処分品がおすすめの人をまとめると、次のようになります。
- 人が触った商品でも気にならない
- 箱や説明書を必要としていない
上記の条件に当てはまる人は、展示処分品を買うことで大幅に安く家電を手に入れることができます。
コツ③: ポイント還元率が低い商品を買う
家電量販店で商品を購入すると、お店で使えるポイントをもらうことができます。
最大で10%のポイントが付くことが多いようです。
しかし、家電を安く買うにはポイント還元率が低い商品を狙いましょう。
ポイント還元率が低いのは、これ以上値下げできないからです。
基本的にポイントを10%還元するお店で、ポイント1%還元の商品を見つけたら、その商品はもう値下げできないというお店からのメッセージです。
下記は値下げのたびに、お店の利益とポイント付与がどのように減っていくかを表した図です。
発売時はお店の利益がたくさん取れるので、ポイント還元率を高く付けられる状態です。
売れなくなってくると、値下げに伴ってお店の利益や付与するポイントが減っていきます。
最終的には、お店の利益もポイントもほとんど残っていない最も安い状態になります。
ポイント還元率が低い商品を見つけるコツは、値札の違いをよく観察することです。
ポイント還元率が高い商品はまだ値下げの余地があるので、「ポイントが1%還元」「ポイント還元なし」などと書かれた値札を狙うと良いでしょう。
ポイント還元率のカラクリを知っておくことで、ギリギリまで値下げされた商品を賢く買うことができます。
家電量販店に行った時はポイント還元率に注目してみてください。
コツ④: 決算セールで買う
皆さんも、「決算セール」という文字をお店で見たことがあるでしょう。
決算セールでは、ほとんどの家電量販店で大幅な値引きが行われます。
企業からすると、決算時期をまたいで在庫を持つことは避けたいからです。
下記は、主な家電量販店の決算月一覧です。
決算セールは、中間決算月や本決算月の前の月の下旬から始まることが多く、型落ち品や展示処分品を中心に大幅な値引きが行われます。
もし家電を買いたくなった時に、決算月が近ければ決算セールまで待つことで安く買うことができるでしょう。
ちなみに、中間決算より本決算の方が安くなる傾向があります。
時期は限られてしまいますが、かなりお得に家電を買えるチャンスなので、最大限活用していきましょう。
コツ⑤: 価格を比較してから買う
家電を安く手に入れるために、もう1つ必ずやってほしいことがあります。
最後のコツは、ネット上で価格比較をすることです。
皆さんに伝えたいのは、商品の相場を知る大切さです。
例えば、定価10万円の商品が3割引の7万円で売られていたとします。
定価の3割引がお買い得に見えたとしても、ネット上では半額の5万円で販売されているかもしれません。
相場を知ることは、損をせずお得に買うための第一歩です。
商品の相場価格を調べ、比較をしてから買うかどうかを判断しましょう。
相場よりも安いのであれば、店頭の商品をそのまま買う
相場よりも高いのであれば、店頭の商品は買うべきではない
ネットショップと価格比較をすることで、店頭価格が相場より安いのか高いのかが分かります。
なお、価格比較をする際、以下のサイトが使いやすいのでおすすめです。
価格.comはネット上の小さなショップでも価格が掲載されているので、ショップにこだわりがなくとにかく最安値で買いたい人におすすめです。
ただし、送料が別途かかったり、在庫がなくて取り寄せに数週間かかったりすることもあります。
一方で最安値.comは、次のような大手のショッピングサイトの価格比較に特化したサイトです。
- Amazon
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
楽天ポイントやPayPayのポイントを貯めている人は、ポイント分を加味した価格を表示できます。
ポイントを含めて最安値ショップが探しやすいので、よく使うサイトのポイントを貯めたい人には最安値.comがおすすめです。
価格比較をした結果、店頭価格の方が安いのか、ネットでの価格の方が安いのかチェックしてください。
まとめ:家電を安く買う5つのコツを活用して、無駄な支出を減らそう
今回の記事では、家電を安く買うコツを5つ紹介しました。
- ①型落ち品を買う
- ②展示処分品を買う
- ③ポイント還元率が低い商品を買う
- ④決算セールで買う
- ⑤価格を比較してから買う
新しいモデルが発売されたことで、旧モデルとなったものを型落ち品と呼びます。
最新機能が必要なければ、あえて最新モデルを選ぶ必要はありません。
箱や説明書を必要としないなら、展示処分品も狙い目です。
ただし、汚れやキズが付いている場合があるので、チェックしてから買いましょう。
ポイント還元率が低いということは、これ以上は値下げできないということです。
値札をチェックして、ポイント還元率が低い商品を見つけましょう。
決算セールは、中間決算月や本決算月の前月の下旬から始まることが多いです。
決算月付近で家電が買いたくなったときは、ぜひ活用しましょう。
損をしないために、商品の相場を調べましょう。
相場を知るには、価格比較ショッピングサイトを利用するのがおすすめです。
さて、今回は家電についてテーマを絞って解説をしました。
家電に限らず、お金持ちは買い物上手だということをぜひ覚えておきましょう。
皆さんが小学生の頃、ルックスが良くて、勉強もできて、スポーツもできて、さらに性格まで良いクラスメイトはいませんでしたか?
長くお金持ちでい続けられる人は、マネー界の出木杉君のような広い分野でデキル人です。
- お金を稼ぐのが得意
- 資産運用でお金を増やすのも得意
- 価値あるものを安い価格で買うのも得意
お金の分野でデキル人だと、どんどん資産が増えていきます。
お金があるからと言って無駄遣いをするような、迂闊(うかつ)なことはしません。
本当のお金持ちは、あらゆるところで賢い買い方をします。
- 家
- 車
- 保険
- 教育
- 服・時計
- 家電
一方で、お金持ちになれない人は、あらゆるところで残念な買い方をしています。
賢く買えたかどうかの日々の積み重ねが、未来を作っているのです。
今回の記事も、たかが家電の話だと捉えずに、安く買う考え方をぜひマスターしましょう。
賢い買い方には共通点があるので、他のモノを買うときにも活用できます。
賢く買えるモノを増やすことで、皆さんのお金の未来は必ず明るくなります。
今回お伝えしたコツは、今日から誰でも実践できるものばかりです。
10万円の家電を3割引でゲットできれば、それだけで3万円の支出を削減できます。
無駄な支出を削減し、浮いた分のお金を投資に回せば、今より経済的自由に近づけるのです。
以上、こぱんでした!
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同じ志を持った仲間と一緒に成長していきましょう!
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