【実例紹介】30歳で7,000万円貯めてセミリタイアをする方法【再現性はあるのか？】

こんにちは、こぱんです！

リベ大では、経済的自由を達成するために大切な「お金にまつわる5つの力」について、情報発信をしています。

▼図解：「お金にまつわる5つの力」

 

突然ですが、皆さんはTwitterで2019年10月に話題となった穂高 唯希（三菱サラリーマン）さんの投稿をご存知でしょうか？

ついに、ついに、７年半毎日思い描いていたセミリタイアを実現しました。振り返れば、労苦ありとも実り多きサラリーマン人生でした。愛すべき豚舎を含め、全てに感謝です。

【念願】30歳で本当にセミリタイアしました。【FIRE】 https://t.co/uvR6aKuC8C

— 穂高 唯希｜新刊 #シンFIRE論 (@FREETONSHA) October 18, 2019

穂高さんは、30歳で7,000万円を貯めて経済的自由を達成し、Twitterにて発表しました。

そこで今回は、穂高さんのセミリタイア方法を紹介し、再現性の有無について解説します。

経済的自由を達成したい方にとって、穂高さんが実践してきた方法はとても参考になるはずです。

穂高さんは2020年6月に「本気でFIREをめざす人のための資産形成入門 30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法」という本を出版しています。

興味のある方は、読んでみてください。

解説動画：【実例紹介】30歳で7,000万円貯めてセミリタイアする方法【再現性はあるのか？】（アニメ動画）

このブログの内容は下記の動画でも解説しています！

穂高唯希さんについて

それでは、そんな穂高さんが実践したセミリタイアの方法を紹介していきます。

穂高さんが実践したセミリタイア方法

穂高さんがセミリタイアをするために意識したことは、次の3つのポイントです。

ポイント①：高給取りになる

穂高さんは、「資産が収入と支出の差から生まれる」という資産形成の黄金ルールを若いうちから知っていました。

そのため、セミリタイアをするために「とにかく年収の高い企業への入社」を最優先して就職活動を行っていたようです。

▼図解：「稼ぐ力」

 

ポイント②：給与の8割を貯蓄

日本で伝説の投資家と言われる本多静六（ほんだ せいろく）氏は、「収入の25％を貯蓄せよ」という言葉を残しています。

しかし、穂高さんは25％どころか、一切無駄なお金を使わずに収入の80％を貯金していたようです。

穂高さんの倹約への徹底ぶりは目を見張るものがあり、「階段は資源」という名言も生まれました。

おそらくですが、穂高さんは年収1,000万円以上を稼ぎながらも、生活費は年間150～200万円ぐらいだったはずです。

それにも関わらず、穂高さんは生活をエンジョイしていました。

▼図解：「貯める力」

 

ポイント③：高配当株を買い続ける

穂高さんは、貯蓄の大半を高配当株に回し、その配当金を再投資し続けました。

ここでのポイントは、「集中投資で運よく資産を数倍にしたのではない」ということです。

 

穂高さんは、高配当株の分散投資という再現性の高い方法で、キャピタルゲインを取らずに資産を増やしていきました。

その結果、2016年に年間数十万円だった配当金が、2019年には年間200万円越えにまで増えたのです。

▼図解：「増やす力」

 

穂高さんのような理想的なお金の流れを実現するためには、生活費を下げて、収入や不労所得を増やさなければなりません。

そこで大切になるのが「お金にまつわる5つの力」です。

先ほど紹介したように、穂高さんは超倹約家であり年間の配当金が200万円あれば、それだけで暮らしていけるはずです。

関連動画

→ 【ゆるく生きる】高配当株投資のみでセミリタイアを目指すための3つの条件（アニメ動画）

穂高さんの方法に再現性はあるのか？

初めに結論から伝えると、穂高さんのセミリタイア方法には再現性があります。

再現性があると言える理由

穂高さんの方法に再現性があると言える理由は次の3つです。

穂高さんのスゴイ点は、「事業で一発大当たりした」や「集中投資や短期トレードで運良く儲かった」のではなく、誰でも再現できる方法でセミリタイアしたことです。

確かに、誰もが穂高さんと同じ7年半でセミリタイアをするのは難しいかもしれません。

しかし、時間さえかければ誰でもできるのが、穂高さんが実践したセミリタイア方法です。

再現するために大切なマインド

マインドについて解説する前に、まずは経済的自由を達成するための道筋を確認しておきましょう。

経済的自由を達成するためには、次の4つの所得を育てる必要があります。

上記の図から、穂高さんが経済的自由を達成したルートは、「①給与所得から④配当&利子所得を増やすルート」で、②事業所得を飛ばしていることが分かります。

一般的なルートは、「①給与所得や②事業所得で種銭を増やし、③不動産所得や④配当&利子所得を増やすルート」です。

 

今回のような穂高さんのルートを辿るために大切な要素が「高所得」や「倹約家」です。

しかしここまで読んで、以下のように思っている方もいるのではないでしょうか。

少し厳しいかもしれませんが、こういったマインドの人はお金持ちにはなれません。

なぜなら、「自分の立場でどう工夫できるか？」という発想を持って行動できる人にしか未来は拓けないからです。

関連動画

→ 原因自分論で考える

再現するためにやることはシンプル

穂高さんが実践した方法は非常にシンプルで、再現するためにやることは次の3つです。

収入を増やす

「そんな簡単に給与は上がらないよ」と思っている方もいるかもしれませんが、難しく考える必要はありません。

今の会社で給与が上がらないのであれば、年収が高い会社に転職できるようにアクションを起こせば良いのです。

転職活動をして、自分の市場価値を測ることは完全にノーリスク・ハイリターンの行動です。

なぜなら、もっと良い条件の会社が見つかれば転職し、見つからなければ転職しなければ良いだけからです。

もし、どうしても転職できない理由があるのであれば、副業という選択肢もあります。

このように、収入を増やすための選択肢がたくさんあるにも関わらず、多くの人はやろうとすらしていないのが現状です。

 

支出を減らす

収入を増やすことと同じで、支出を減らすことも決して難しくありません。

なぜなら、支出を下げるための具体的な方法は多くあり、リベ大でも丁寧に解説しているからです。

 

投資をする

投資もやろうと思えば、誰でも実践できます。

ネットが普及していなかった時代は投資へのハードルは高いモノでしたが、今では誰もが簡単に使えるネット証券口座があり、スマホ一つで世界中の金融資産に投資ができます。

さらに、つみたてNISAやiDeCoなど、国が投資を後押しする優遇税制も作ってくれているのです。

「投資って言われても何をしたら良いか分からない」と思う方がいるかもしれませんが、ネット検索で投資に関する有益な情報を手に入れられますし、リベ大でも詳しく解説しています。

 

多くの人は「現状維持バイアス」という恐ろしい呪いにかかっています。

つまり、「変わりたい」と口にはするものの、心の奥底では「今のままでいること」を願っているのです。

穂高さんのように、圧倒的に行動し、変化を起こした人だけが自分の人生を切り拓いていけます。

反対に、行動を起こせない人や行動を起こさない理由を探している人は、いつまで経っても経済的自由になれません。

そして、行動を起こせない人は自分の人生の主役を演じることができないため、幸せにもなれないのです。

なお、投資にはリスクがあることを正しく理解して、最終的な投資判断は、皆さん自身の判断と責任で行ってください。

まとめ：今から行動を起こそう

今回は、穂高さんが30歳でセミリタイアした方法を紹介しました。

この方法は再現性があり、次の3つをシンプルに守っただけです。

リベ大ブログやYouTubeチャンネルでは、収入を増やす方法、支出を減らす方法、優良な高配当株の購入方法など、全て解説しています。

年収を増やす転職をしたいのであれば、転職エージェントを活用することをおすすめしています。

そして、「どこの転職エージェントが良いのか分からない人」は、リベ大が数十社の中から厳選した3社を活用してみてください。

転職活動はノーリスク・ハイリターンということを理解しましょう。

サラリーマンの人なら、まずは副業から始めてみることをおすすめします。

どんな副業が良いのか悩む人は、リベ大がおすすめしている10個の副業から興味のあるものを選んで始めてみてください。

ちなみに、最初に選んだ副業で確実に稼げるようになるとは限らないので、色々な副業に挑戦し続けていきましょう。

以下の記事では、10個の副業の具体的な始め方や大切な考え方を解説しています。

 

資産は収入と支出の差から生まれる