こんにちは、こぱんです!
リベ大では、経済的自由を達成するために「お金にまつわる5つの力」について情報発信をしています。
▼図解:お金にまつわる5つの力
2018年から始めたリベ大の活動も、皆さんのおかげでどんどん大きくなっています。
リベ大の活動の中で、リベ大両学長はときどき「もうお金はいらない」と発言しています。
そのため、たまに以下のような質問を頂きます。
目次
解説動画:【人生のゴール】学長の言う「お金がいらない」の意味を解説します
このブログの内容は下記の動画でも解説しています!
学長が言う「お金はいらない」の意味について
ポイントは経済的自由における収支の均衡点
学長が「お金はいらない」と発言した意味は以下の通りです。
- 自分が贅沢するためのお金は、もういらない
- 自分が蓄財するための金は、もういらない
学長はYouTubeライブでも、必ず上記のように発言しています。
しかし、どうしても結論部分だけが一人歩きしてしまい、以下のように言われてしまうことがあります。
特にTwitterでは文字数の制限があるので、正しく伝わりにくいのは当然でしょう。
学長の言う「お金はいらない」とは、あくまで学長個人としてのお金はいらないという意味です。
つまり別の意味では、お金は必要なのです。
皆さんもご存知の通り、学長は自由が大好きです。
書籍「お金の大学」やリベ大YouTube、リベ大ブログで学長が伝えたいことは、お金こそが自由の土台だということです。
お金の自由、つまり経済的自由の定義は、「資産所得(不労所得)が生活費を上回る状態」です。
▼図解:自由になるための収入源の育て方
- やりたくない仕事はしない
- 嫌いな人とは付き合わない
- 好きな時に、好きなことをする
学長はビジネスで稼いだお金を元手に、日本とアメリカの不動産や高配当株に投資をして、その資産からのキャッシュフローで生活費を賄っています。
つまり、金のニワトリが生み出す卵だけで生活できる経済的自由な状態です。
▼図解:金の卵を産むニワトリを育てよう
関連動画
→ 高配当株は「金のタマゴ」を産む”痩せない”ニワトリ【お金のなる木】
皆さんの中には、経済的自由に関して、以下の疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。
だって資産所得が100万円程度って少ないじゃん。
生活費が3,000万円、資産所得が3,000万円なら立派なお金持ちだと言えるけど…。」
少しキツイ言い方になってしまいますが、上記の指摘は「余計なお世話」と言わざるを得ません。
なぜなら、理想の生活レベルや豊かさを感じながら自分らしく暮らせる金額は、人によって千差万別だからです。
経済的自由における収支の均衡点をどこに持つのかは、その人の価値観次第です。
わざわざ言う必要もないし、口出しされるものでもありません。
学長は友人との会話の中で、以下のように言われたそうです。
「僕はお金の器が大きくないから、収支が300万円の生活で満足できるよ。でも両さんはお金の器が大きいから、収支は3億円くらいになるよね。
どのレベルで均衡させたいのかは、その人の“お金の器”だと思う。」
ちなみに、お金の器の大きさに「良い・悪い」はありません。
なぜならお金の器は、パーソナリティ(= 性格)によって決まるからです。
この金額が「自分の正直な気持ち」なら、それで良いでしょう。
逆に絶対におすすめしないのは、「本当は年300万円で満足なのに、“友人や親せきの目”を気にして500万円に設定する」ことです。
なぜなら他人の価値観を気にし始めると、終わりがなくなるからです。
他人の目を気にしたお金稼ぎは、終わりのないRPGゲームと言っても良いでしょう。
だからこそ、「他人の価値観」ではなく「自分の価値観」で生きるのが大切なのです。
そのためのツールとして、リベ大では繰り返し価値観マップを作成することを強くおすすめしています。
▼図解:生き方の指針を作る「価値観マップ」
学長は多くのお金持ちとの交流を通して、自分の必要最小限の生活レベルを明確にし、自分の満足いく水準が分かったそうです。
例えば、お金持ちが所有しているような以下のものは、学長にとっては不要なのです。
- 別荘
- ヨット
- ヘリコプター
- 絵画
理想的な個人の損益計算書・貸借対照表
さて、皆さんは損益計算書(P/L)と貸借対照表(B/S)を知っているでしょうか?
- 損益計算書(P/L):会社の収益・費用・利益が記載された書類
- 貸借対照表(B/S):会社の資産と負債の内容が記載された書類
▼図解:FPと簿記を学ぶべき5つの理由
関連動画
→ 【最高の基礎教材】本気でお金持ちになりたいなら簿記とFPを学ぶべき5つの理由
→ 【価値ある資格】簿記3級・2級の学習を始めるのに「最適な時期」とその理由
リベ大が考える理想的な個人のP/LとB/Sは、以下の状態です。
理想のP/L
- 年間の収入:300万円
→ すべてペーパーアセットからの利息、配当金、売却益
- 年間の支出:300万円
→ 必要最小限の範囲で、満足度が高い支出 - 損益:0円
→ お金を貯める必要なし
理想のB/S
- 銀行預金:600万円
→ 生活防衛資金(生活費の2年分) - 証券口座:7,500万円
→ 資産所得が生活費より多くなる金額(7,500万円 × 利回り4% = 300万円)
→ 時価評価額が25年分の生活費になる金額 - 借入:0円
→ 自己資本比率100%
学長はとことん自由でいるために、持ち物をスマホ1台、証券口座、銀行口座だけにしたいと考えています。
持ち物がこの3つだけなら、常に身軽なので、どこでも暮らせるからです。
このように学長は、経済的自由をすでに達成していて、今以上の贅沢な暮らしは望んでいません。
つまり、「生活費を膨らませたい=均衡点を上に動かしたい」とは思っていないのです。
そのため「お金はいらない」と発言しているのです。
個人では「理想のP/L・B/S」を達成できているから
今持っている資産からの収入で、十分満足して暮らしていけるから
学長が会社経営をしている理由
学長がリベ大の活動を始めた理由
ここまでの話を聞いて、以下のように思う人もいるのではないでしょうか。
「学長個人はお金を稼いでいなくても、学長が経営する会社には、利益が残っているはず。
学長が株主の会社だから、その利益は学長のものだよね。学長はまだお金欲をしがっているじゃないか!」
先ほど解説した通り、学長は個人としての経済的な目標を達成し、完全な自由を得ています。
- お金を稼がなくても生活に困らない
- 遊んでも仕事をしても良い
- 時間に縛られることがない
- 付き合う人も、住む場所も自由に選べる
- 何でも好きなことができる
上記のような完全な自由の中で、何をするのかを考えることは、FIRE後の生き方を意味します。
ちなみにFIREとは、Financial Independence(経済的自立)とRetire Early(早期退職)の頭文字を合わせた言葉です。
▼図解:FIRE(ファイア)
FIREした学長は「みんなでワイワイしたい」と考えたのです。
その理由は以下の通りです。
- 昔から人と一緒に何かするのが大好き
- ずっと一人で過ごすのは耐えられない
- みんなと楽しく過ごしたい
ところが念願のFIREを達成し、「みんなでワイワイしよう」とした学長に大問題が発生しました。
FIREしている人は少数なので、遊んでくれる友人がいなかったのです。
そこで学長は「遊べる友達がいないなら作ればいい。自由な人を増やそう!」と考え、リベ大の活動を始めたのです。
そして今、学長にとってリベ大は「ダブルワイワイ」を作る場になっています。
→ 仕事でワイワイ
→ 一緒に遊んでワイワイ
学長がリベ大で収益化している理由
学長はFIREしていますが、学長の仕事を手伝っている仲間の全員が、FIREしているワケではありません。
彼らにはしっかりと報酬を払わなければいけないので、売上を発生させる必要があるのです。
- デザイナー
- イラストレーター
- アニメーター
- エンジニア
- マネージャー
- 総務
- 経理
そのため、YouTubeを収益化したり、広告を掲載しているのです。
広告の掲載に関してリベ大では、自分たちが実際に使って良いと思ったものだけを紹介するよう徹底しています。
「お金をもらったので(もらえるので)紹介しよう」という企業案件は、一つもありません。
つまり、リベ大の活動の中で学長が行っているのは、以下の通りです。
→ 売上を上げる
→ 社内スタッフやフリーランスに報酬を支払う
→ 情報発信を強化して活動の幅を広げていく
学長がもともと経営している会社はさておき、リベ大関係で発生している売上は、すべて関係者に還元しています。
会社のP/Lで言えば、以下の状態を目指して経営をしているのです。
- 学長の役員報酬:0円
- 会社の当期純利益:0円
学長個人としては、「もうお金はいらない」と考えていますが、会社活動の売上と費用は、大きければ大きいほど良いと考えています。
その理由は以下の通りです。
→ 多くの人に価値を提供できている
→ 費用の分だけ仕事を創れている
学長が理想とする「リベ大でのお金の使い方」
株式投資をしている人なら、利益率が高い会社に投資したいと思うのは当然のことでしょう。
しかし利益率が高い会社とは、株主が大きく勝つ会社、つまりオーナーが儲かる会社です。
当期純利益がたくさん残る裏には、以下のような人たちがいるのかもしれません。
少ない報酬で働く従業員
安い価格で買い叩かれる取引先
会社経営は、一人勝ちをしてはいけないのです。
有名な経営コンサルタントも以下のように言っています。
「強欲になりすぎるな。利益率が高すぎるということは従業員や取引先に無理を強いているという見方もできる」
「利益を分け合って、共に成長しないと関係性が続かない」
学長の会社には、学長以外に株主はいません。
そのため、当期純利益がゼロでも、怒る株主はいないのです。
「法人の利益も役員報酬もゼロだったら、学長にメリットはない」と思う人もいるかもしれません。
しかし学長にも、リベ大で得られる大きなメリットがあります。
やりたいことを、やりたいようにできる
気の合う仲間たちとワイワイできる
応援してくれる皆さんとワイワイできる
FIRE後のあり余る時間を、楽しく、有意義に使える
学長は皆さんと会話したり、切磋琢磨している時間がとても楽しくて好きなのです。
またリベ大を通じて、「人生が変わった」という人が1人でも多く増えたなら、こんなに嬉しいことはないでしょう。
ちなみに学長が理想とする人生は以下の通りだそうです。
→ 「いやぁ~、一生ワイワイやりきったなぁ~。」と最期に思う
→「俺のスコアは、100億円だった…。」と最期に思う
ちなみにリベ大では、学長がワイワイしたいからといって、「お金を集めて、身内にバラまく」ことは絶対にしません。
なぜなら、仕事で生み出した価値以上の報酬を払うと、人間関係が崩壊することを学長は身をもって学んだからです。
関連動画
→ 【一番大切なものはどれ?】お金・スキル・道徳・愛 なにか一つ足りない社長の話
そのため学長は、どんなに仲の良い友達にも、価値以上の報酬は支払わないと決めています。
逆に大きな価値を作っている人には、相当の対価を支払っています。
つまり、学長が理想とする法人のP/Lは、以下のような状態です。
- 売上:1億円
→ 三方良しになるような仕組みで、増やしていく
- 費用:1億円
→ 利益を残さないように、価値あることに使う
- 利益:0円
※ 仮の金額です
納税額も0円