
こんにちは、こぱんです!
リベ大では、経済的自由を達成するために大切な「お金にまつわる5つの力」について情報発信をしています。
▼図解で分かる「お金にまつわる5つの力」
- 事業所得
- 税金
- 経費
数字が苦手な人は、「うわぁ、勘弁してくれ!」と思ってしまうのではないでしょうか。
しかし、資本主義社会の日本において、これらの知識なくして、お金持ちになるのは難しいです。
そこで今回の記事では、好きを仕事にするお金のメリットについて解説していきます。
- 性能の高いPCを買ったり
- 高級なカメラを買ったり
- 日本中を旅行したり
こういったことも、仕事にしてしまえば、関連する費用を経費にすることが可能です。
今回は「エンジニア」を例に挙げて、
「どんな支払が経費になるのか?」
「どれだけ節税メリットがあるのか?」
について解説していきます。
もちろんエンジニアに関わらず、どんな職業の方にも役立つ内容になっています。
目次
解説動画:【経費最高】「好き」を仕事にすると貯金が増える理由
このブログの内容は下記の動画でも解説しています!
3つの基本用語を解説
まず初めに、以下の基本的な3つの用語について解説していきます。
- 事業所得
- 経費
- 税金
基本用語①:事業所得
法律上、皆さんの所得=収入は10種類に区分されています。
一番有名なのは、会社員として働くことで得られる給与所得です。
そして、所得には、給与以外にも配当所得や利子所得など様々な種類があります。
その中で事業所得とは、製造業、小売業、サービス業など「業」を営んで得られる所得のことです。
そのため、独立した自営業者(フリーランス)の人は、事業所得を得ていることになります。
具体例を挙げて解説すると以下の通りです。
例えば、皆さんが八百屋さんをやっていて、年間売上が1,000万円あるとします。
- 野菜の仕入れに500万円
- 店舗の家賃や人件費に200万円
かかっている場合、事業所得は300万円となります。
※事業所得=売上(1,000万円)-経費(500万円+200万円)=300万円
基本用語②:経費
経費とは、「売上を立てるために必要不可欠なお金」といったイメージを持ってもらえれば大丈夫です。
先ほどの八百屋さんの例であれば、
- 野菜の仕入れ費用
- 家賃や人件費
が経費となります。
基本用語③:税金
所得が300万円だと仮定した場合、300万円に税率をかけることで、納税額が計算できます。
もし税率が20%だとすると、「300万円×20%=60万円」が納税額です。
ここまでをまとめると、以下の通りになります。
- 事業所得:事業を運営することで得られる所得。「売上-経費」で計算できる。
- 経費:売上を立てるために必要不可欠なお金。
- 税金:「所得×税率」で計算できる。
Twitterなどで「経費を使って節税だ~!」と騒いでいる社長さんやフリーランスの方を見かけます。
彼らが経費を使いたがるのは、経費をたくさん使うことで所得が減って、その結果、税金も減らせるからです。
- 例①:1,000万円の売上 - 500万円の経費 = 500万円の所得
→所得の500万円に税金がかかる。
→税率が20%であれば、100万円の税金
- 例②:1,000万円の売上 - 700万円の経費 = 300万円の所得
→所得の300万円に税金がかかる
→税率が20%であれば、60万円の税金
以上を踏まえたうえで、サラリーマンエンジニアの人がプログラミングで副業を始めた場合、経費を使えば、どれくらい節税が出来るのか見ていきましょう。
経費になるもの4選
プログラミングを副業として始めた場合、間違いなく経費になるものは以下の4つです。
- パソコンやスマホの代金
- 新聞・雑誌・書籍など
- 各種セミナー参加費
- カフェ代・食事代・飲み代
それぞれ詳しく解説していきます。
経費①:パソコンやスマホ代金
パソコンやスマホの代金は、まず間違いなく経費として認められます。
ガジェットが好きな人の場合、1年~2年で買い替えをすると思いますが、購入するたびに経費に計上が可能です。
値段によって経費の扱いは変わるのですが、仮に25万円のPCを購入した場合、まるまる経費にすることが出来ます。
税率が30%だとすると、25万円×30%=7.5万円の節税となる計算です。
仕事で使うのであれば、通信費も経費にすることが出来ます。
もし年間で5万円の通信費を払っているのであれば、5万円×30%=1.5万円の節税が可能です。
経費②:新聞・雑誌・書籍など
エンジニアであれば、関連した業界紙や雑誌、書籍なども頻繁に購入しているはずです。
本業であるサラリーマンでも、
仕事に活きるスキルを伸ばそう
会社で活躍しよう
このように思ったら自己投資をするのではないでしょうか。
そういった情報収集や学習するためのコストも、副業である事業の売上に結びつくものであれば、もちろん経費として計上できます。
仮に毎月1万円、年間12万円を雑誌や書籍などに使っている場合、12万円×30%=3.6万円の節税になります。
経費③:各種セミナー参加費
例えば、以下のような場合も全て経費になります。
- 新しいお客さんを開拓するために、マーケティングセミナーやSNS活用法セミナーに通う
- 新しいプログラミング言語を学ぶために、プログラミングスクールに通う
もし仕事に必要であれば、英会話や簿記の学習費用なども経費にすることが可能です。
これらの費用を年間10万円使うとしたら、10万円×30%=3万円の節税になります。
ただし、税率は人によって変わるので、注意しましょう。
学習費用も経費にすることができるため、以下のような最強のサイクルを節税メリットを受けながら実行できるのです。
何もしなかった人と最強のサイクルで行動した人では、1年後や2年後に差がつかないワケがありません。
経費④:カフェ代・食事代・飲み代
カフェ代や食事代、飲み代なども仕事のために利用したものは経費になります。
例えば、
- エンジニアの知人との情報交換
- 先輩エンジニアと飲みに行く
これらは売上を伸ばすための情報収集の場でもあるため、経費にする余地は多いにあります。
そして、同じ職業の人たちは、頻繁に集まって食事・情報交換をするものです。
最近では、SNSを通じて色々な人と知り合うことができます。
事業に関係がありそうな人と接触して、食事をしながらビジネスの機会を探ることは、一般的にもよくあることです。
もし年間で20万円の飲食をするのであれば、20万円×30%=6万円の節税になります。
ここまで解説した通り、
- PCやスマホなどの備品代
- 雑誌、書籍などの図書費
- セミナーなどの研修費
- 飲食を伴う会議費・交際費
基本的な部分だけでも、これだけ経費として使える余地があります。
これまで紹介した例だけでも、トータルで20万円以上の節税が可能です。
このほか、以下のものも事業に関係することであれば、全て経費にすることができます。
- 家賃の一部
- 光熱費の一部
- 車代の一部
- 交通費
今回はエンジニアを事例として紹介してきましたが、職業の数だけ経費のパターンはあります。
音楽関係でも、美容関係でもジャンルを問わず、基本的には全て同じです。
リベ大両学長の知り合いは、広告業の会社でOLをやりながら、副業としてWebデザイナーを始めて年間30~50万円の節税になっているようです。
もちろん、その事業も黒字であり、副業のために学んでいるスキルは本業でも活きています。
自分のビジネスを作ると、
副業の収入は増えて
税金が減るため
手取りの効率が非常に高くなります。
そして、上手く経費を使えば将来の売上に繋がって、どんどん収入は増えていきます。
サラリーマン1本では、絶対にこうはなりません。
なぜなら、
そもそも経費が使えない
経費を使っても、売上が伸びない
からです。
安定が保障されている代わりに、自分の能力・成果がすぐに反映されないのがサラリーマンだと言えます。
リベ大で以前から、会社員として安定を得つつ、スモールビジネスを持つことは、攻守に優れた戦い方であるため推奨しています。
経済基盤が作れて、ビジネスが順調に育てば、独立を選択肢に入れることも出来ます^^
まとめ:好き・得意を仕事にすることで得られる経費のメリットは計り知れない
今回の記事では、どんなものが経費として計上できるのかを解説してきました。
前提条件として、以下の3つの用語は確実に覚えておきましょう。
- 事業所得:事業を運営することで得られる所得。売上から経費を引くと計算できる。
- 経費:売上を立てるために必要不可欠なお金。
- 税金:所得×税率で計算できる。
そして経費になる例として、以下のようなものを挙げました。
- PCやスマホなどの備品代
- 雑誌、書籍などの図書費
- セミナーなどの研修費
- 飲食を伴う会議費、交際費など
- その他、家賃・光熱費・交通費など
このように、好きや得意を仕事にすることで、普段何気なく使っていたお金を経費にすることが出来ます。
そしてもし、
- どんな副業が自分に合うか
- 開業届の作り方
- 青色申告の届け出の方法
- 帳簿の作り方
こういったことを知りたい場合は、ぜひリベラルアーツシティに参加して、仲間に聞いてみてください。
以上、こぱんでした!
「お金にまつわる5つの力」を磨くための実践の場として、オンラインコミュニティ「リベシティ」をご活用ください♪
同じ志を持った仲間と一緒に成長していきましょう!
140万部発行された、「お金の大学」。
情報を最新化・新規コンテンツ追加して【改訂版】としてパワーアップ!(なんと52ページ増量!)
貯める・増やす・稼ぐ・使う・守る…一生お金に困らない「5つの力」の基本をまとめた一冊!
▼今回の記事に興味を持ってくれた人に読んでほしい記事はこちら!