こんにちは、こぱんです!
リベ大では、経済的自由になるための「お金にまつわる5つの力」について発信しています。
▼図解:お金にまつわる5つの力
リベ大で学んでいる皆さんの多くが、経済的に豊かな生活を送りたいと思っているでしょう。
最近は1億円を超える資産を持ちながらも、生活費は月20万円前後の「普通の暮らし」を志向する人が増えています。
では、年収3,000万円を稼ぐためには、どんなスキル・マインドが必要なのでしょうか?
そこで今回は、年収3,000万円を稼ぐことに関して、以下の2つのことを解説します。
- 多くの人が年収3,000万円に届かない2つの理由
- リベ大が「小金持ち」をおすすめする理由
会社員の人にとっては「目から鱗」の内容なので、新たな気づきを得られるかもしれません。
目次
解説動画:あなたの年収がバグらない2つの理由【稼ぐヒントも伝えます】
このブログの内容は下記の動画でも解説しています!
多くの人が年収3,000万円に届かない2つの理由
「年収3,000万円を稼ぐにはどうしたら良いのか?」を知るためには、「なぜ多くの人が年収3,000万円に届かないのか?」を解説した方が分かりやすいでしょう。
そこで、多くの人が年収3,000万円に届かない2つの理由を解説します。
- ①トップエリートになれないから
- ②お札の上手な燃やし方が分からないから
理由①:トップエリートになれないから
年収3,000万円に届かない理由の1つ目は「トップエリートになれないから」です。
まず、厚生労働省の「平成30年賃金構造基本統計調査」を参考に、給与の高い仕事のトップ5を見てみましょう。
- パイロット(航空機操縦士):2,048万円
- 医師:1,161万円
- 大学教授:1,081万円
- 公認会計士・税理士:891万円
- 大学准教授:867万円
この後には歯科医師、記者、弁護士といった職業が続き、典型的なエリートたちが上位を独占しています。
しかし、上記のような年収ランキング上位の仕事でも、平均年収は3,000万円に届いていません。
つまり、年収3,000万円に到達するためには、競争倍率の高い高年収の仕事に就くだけではなく、さらに「上のポジション」に到達しなければいけません。
民間企業で働く人が、年収3,000万円以上を稼ぐコースとしては、以下のような例が挙げられます。
- ゴールドマンサックスなど、外資系金融機関で実績を出す
- 今をときめくGAFAMなどのハイテク企業で、トップエンジニアとして活躍する
- トヨタやソニーなど、誰もが名前を知る上場企業の役員にまで出世する
国税庁は、毎年国民の年収を集計して分布データを作っていますが、年収の区切りは2,500万円が上限です。
それ以上稼いでいる人はほとんどいないため、
- 年収2,600万円の人は何人
- 年収2,700万円の人は何人
といった細かい分類はせず、「年収2,500万円超の人は何人」とひとまとめにしています。
では、実際の年収の分布を見てみましょう。
国税庁のデータによると、民間企業勤務で年収2,500万円以上を稼いでいる人は、サラリーマン3,000万人のうち「たった0.5%」の上位15万人です。
では次に、「民間」ではなく「官」の世界を見てみましょう。
- 総理大臣:約4,000万円
- 大臣:約3,000万円
(出典:日本経済新聞「首相は4049万円、閣僚の給料は安い?高い?」より) - 最高裁判所長官(全国3,000人を超える裁判官達のトップ):約4,000万円
(出典:現代ビジネス「『年収4千万・退職金1億』最高裁判所エリートの羨ましすぎる境遇」より) - 事務次官(国家公務員試験をパスした官僚のトップ):約2,400万円
(出典:東京カレンダー「“エリート官僚”に魅力なし!?年収2,000万円超えでも人気が凋落」より)
つまり年収3,000万円は、「公職でもトップレベル」の水準と言えるのです。
官民どちらの世界であっても、エリートコースを歩んでいるのは以下のような人達です。
- 幼い頃から神童と呼ばれている
- 数々の英才教育を施されている
- 出身大学が東大・京大・ハーバード・オックスフォードというのは当たり前
- 海外留学をしてMBA(経営学修士)を取得していることも珍しくない
ただ悲しいことに、エリート達が乗っている「年収3,000万円の金持ち列車」には、基本的に途中乗車ができません。
だから「年収3,000万円の金持ち列車」に乗るためには、幼少のうちに乗っておくしかないのです。
しかも、この列車に乗れるのは「優れた遺伝子」と「教育環境」が与えられている、ごく一部の人に限られています。
しかも「年収3,000万円の金持ち列車」は、途中乗車できないだけではなく、乗客をドンドンふるいにかけていきます。
競争に勝ち続けて、電車に残り続けられる限られた人だけが、年収3,000万円の世界を満喫できます。
職業
- 医師
- 大学教授
- 大臣
- 裁判官
- パイロット
勤め先
- 外資系金融機関
- GAFAM
- 大手コンサル
- 一部上場企業(幹部クラス)
上記のようなトップエリートしか、年収3,000万円を稼げないということは、統計的にも証明されています。
さらに、そんなトップエリートでさえ、雇われている場合、ひと一人が自力で稼げるのは、年収3,000万円程度が限界です。
もし、皆さんが「自分はエリートじゃないけど、年収3,000万円を稼ぎたい!」と思うのなら、以下のタイプの「金持ち列車」に乗り込む必要があります。
優れた遺伝子(頭脳・身体能力)がなくてもOK
幼少時から英才教育を施されていなくてもOK
エリート同士の競争に勝ち続けなくてもOK
途中乗車が可能
理由②:お金の上手な燃やし方がわからないから
リベ大で学んでいる人なら、先程の「途中乗車ができるお金持ち列車」についてピンと来る人も多いでしょう。
つまり、起業家たちが乗っている列車ということだね。
自分のビジネスを持つことができれば、実質年収3,000万円オーバーは決して夢ではありません。
典型的なエリートを目指すより、よほどチャンスがあるでしょう。
「実質年収」と表現したのは、過去の動画・記事でも解説したように、社長の年収が給料だけでは測れないからです。
こっちはこっちで大きな問題があるんだ。
途中乗車ができる起業家コースは、「札束に火をつけないとお金は稼げない」という問題があります。
これが、多くの人が年収3,000万円に届かない理由の2つ目です。
先ほど解説した、「雇用されていて、ひと一人が自力で稼げるのはエリートでさえ3,000万円程度が限界」という点は、自分でビジネスを立ち上げても同じ話です。
やはり、人間1人の力で稼ぐことには、限界があります。
下記のような人達も、年収1,500万円~2,000万円ほどのラインになると限界が訪れます。
- 優秀な士業の先生
- 人気のコンサルの先生
- 有能なプログラマー
なぜなら、どこまでいっても結局は、「時間の切り売り」だからです。
実際に稼いでるフリーランスでも、年収2,000万円前後で稼ぎの限界を迎える人は多いです。
では、この壁を乗り越えて、年収3,000万円~5,000万円以上稼ぐためにはどうするべきなのでしょうか?
その答えが、「組織化」や「仕組化」と呼ばれている、「稼ぐためのチーム作り」です。
「仕組化する」とは簡単に言うと、「他人にお金を払えますか?」ということです。
人を雇って、効果的に働いてもらう
人にお金を払って、生産性を上げるシステムや設備を開発してもらう
人に広告費を払って、効果的に宣伝してもらう
このように、「他者にお金を払ってビジネスを自動化する」のが仕組化です。
大切なことなので再度強調しますが、自分の年収をバグらせるためには、仕組化が必要です。
そして、仕組化するためには、他人にお金を払わなければいけません。
「僕は、年収3,000万円欲しい!」
「私は、1億円以上の資産を築きたい!」
→「それなら、他の人にお金をたくさん払おう!」
お金を稼ぎたいのは自分であり、お金を貯めたいのも自分なのですが、稼ぎたい・資産を増やしたいのなら自分の銀行口座から他人の銀行口座にお金を送らないといけません。
言い換えれば、「受け取ることよりも、払うことを考える」のです。
皆さんの中にも、「もっと稼ぎたい!」と願う人は多いですが、そのために「もっと払わないといけない!」と考えている人は、ほとんどいないでしょう。
まさに、壮大な矛盾であり、1億円にしたいはずの自分の銀行口座からお金を抜くことは、札束に火をつけるようなものです。
- 自分がお金を払った相手が、期待通り働いてくれるか分からない
- 自分が払った広告費が、期待通りの効果を出してくれるか分からない
上記のような状況で、勇気を出してお金を払わないといけないため、訓練された人にしか絶対にムリなことです。
なぜなら、返ってくる保障がどこにもないのに、お金を支払う必要があるからです。
この先に自分の大切な何かを差し出すノーペインノーゲインの法則については、タルムードの小話とともに解説しているのでぜひご覧ください。
例えばボクシングの場合、ボクサーは目の前の相手が自分に殴りかかってきても目をつむることはありません。
しかし一般の人は、殴りかかられたら目をつむってしまいます。
それが、ヒトとしての本能です。
ボクサーが目をつむらないのは、勝負に勝つために訓練で本能を克服しているからです。
これがビジネスの場合、事業家は自分の資産・稼ぎを増やすために、他人にお金を払います。
しかし一般の人なら、自分の銀行口座にお金を閉じ込めておくでしょう。
それが、ヒトとしての本能だからです。
「貯金を増やしたいのなら、お金を閉じ込めてどんどん追加すればいい」
このように考えるのは当たり前の話です。
しかし、繰り返しになりますが、ひと一人が稼げる額には限界があります。
年収3,000万円、4,000万円と稼ぎたければ、誰かにお金を払って協力してもらうしかありません。
自分の資産、稼ぐ金額を増やしたいのに他人にお金を払う。
この、「本能に逆らう行為」をいかに上手にできるのか?
これこそ、皆さんが年収3,000万円の世界に到達できるかどうかのポイントです。
日本人の多くは、以下のように「お金を燃やせない人」が多く、結果として年収3,000万円に到達できないのです。
元本保証が大好き
給料や年金など、「与えられる側」の立場に慣れてる
将来に備えて、ため込むことが大好き
リベ大が「小金持ち」をおすすめする理由
これまでの内容をまとめると、年収3,000万円以上に到達できる人は限られています。
2.ビジネスを当てた事業家
トップエリートになれるのは上位0.5%の人だけです。
一方で、事業家としてビジネスを当てるには、以下のマインドが必須です。
自分の稼ぎ・資産を最優先する
本能を克服して「他人にお金を払う」
お金持ち(資産1億円以上)、大金持ち(金融資産5億円以上)になるには、以下のいずれか(または全部)をバグらせる必要があります。
- 収入
- 支出
- 投資利回り
理論的・確率的に考えて、誰もが必ずお金持ちになれる方法は存在しないと思った方が良いでしょう。
その一方で、日本という国に生まれた幸運を活かせば、誰でも小金持ちにはなれます。
→ 転職や副業によって達成できる
→ 家・保険・車・教育費・通信費など大きなところで失点しなければ達成できる
→ インデックス投資をすれば達成できる
この小金持ちチューニングで、純金融資産5,000万円オーバーの小金持ちは、かなり高い確率で達成できます。
誰もが憧れるお金持ちっぽい生活がしたいよ~。
「上手にお金を燃やす」には訓練が必要だからこそ、ぜひ副業などを通じて少額ずつ他人にお金を払う経験を積んでください。
▼図解:「稼ぐ力」
多少の失敗は当たり前だと考えて、大けがしないように練習しましょう。
そうすることで、少しずつ上手にお金を燃やせるようになるはずです。
10回勝負して1回勝てたら、10点以上入るのがビジネスの世界ですから、多くの打席に立つことが大切です。
だからこそ年収をバグらせたい人は、金持ち列車の重要な事実を理解しましょう。
エリートが乗っている金持ち列車は、途中乗車ができない
事業家が乗っている金持ち列車は、途中乗車ができる
その上で、以下の経路で取り組むことをおすすめします。
- まずは「小金持ち列車」に乗る
- その上で「稼ぐ力」と「お金の上手な燃やし方」を鍛えることに注力する
- そして、途中の駅で「事業家が乗る金持ち列車」に乗り換える
なお、「人に対する上手なお金の払い方」などの詳しい話は、リベ大のオンラインコミュニティ(リベシティ)で学ぶことができます。
さらに、学長マガジンではリベ大両学長の事業家目線の話もたくさん聞けるため、興味のある人は、ぜひご参加ください。
まとめ:お金持ちになるために「人にお金を払おう」
今回は、多くの人が年収3,000万円に届かない2つの理由を解説しました。
理由①:トップエリートになれないから
- 民間で年収2,500万円超の人は上位0.5%
- 公職では、官僚トップ・大臣クラスでようやく3,000万円前後
理由②:お札の上手な燃やし方が分からないから
- ひと一人が稼げる金額には限界がある
- 年収3,000万円超を狙うなら、仕組化は必須
組織に雇われている場合、年収3,000万円を狙うのはほとんど不可能です。
優秀な遺伝子を持ち、幼少時から英才教育を受けて、時に運をつかみ、勝負に勝ち続けてきた人だけが到達できる世界です。
また、自分で事業をする際にも、返ってくる保証がない中で、人にお金を払わないといけません。
お金を稼ぎたい・貯めたいと考えるのは自分自身ですが、自分の銀行口座から他人の銀行口座にお金を送ることが必要なのです。
ただ多くの人は、この「受け取ることより、渡すことを考えなければならない」という矛盾を克服できないため、稼ぐことができないのです。
もし、みなさんが年収3,000万円以上稼ぎたいと言うのであれば、以下の経路をおすすめします。
- まずは「小金持ち列車」に乗る
- その上で「稼ぐ力」と「お金の上手な燃やし方」を鍛えることに注力する
- そして、途中の駅で「事業家が乗る金持ち列車」に乗り換える
これこそ、大失敗するリスクが低く、成功するチャンスを残せるバランスの良い取り組み方です。
お金にまつわる5つの力をバランスよく鍛えながら、「稼ぐ力」をバグらせる努力をしていきましょう。
適正なリスクを取る
仕組化する
人にお金を払う
また、良い組織づくりの方法や、良い人材を集める方法については、リベシティに参加してみてください。
リベシティには経営者も多く参加しているので、きっと良いアドバイスをもらえるでしょう。
そして、他者にたくさんお金を払える経営者が増えると、経済も良くなっていきます。
これからも、しっかり学んで、行動して、自由への道を歩んでいきましょう。
以上、こぱんでした!
「お金にまつわる5つの力」を磨くための実践の場として、オンラインコミュニティ「リベシティ」をご活用ください♪
同じ志を持った仲間と一緒に成長していきましょう!
140万部発行された、「お金の大学」。
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