こんにちは、こぱんです!
リベ大では、経済的自由を達成するために「お金にまつわる5つの力」について情報発信をしています。
▼図解:お金にまつわる5つの力
情報発信をしていく中で、「お金持ちになりたい!」と願う多くの人から、リベ大へ質問が寄せられています。
SNSやブログを見ていると、自分と同じ年齢でも年収が高く、多くの資産を持ち、羨ましい生活をしている人が大勢います。
このようなお金持ちと、なぜ差がついていくのでしょうか?
私ももっとお金が欲しいので、差を縮めるためのアドバイスを頂けると嬉しいです。
「親から受け継いだ遺伝子が優秀」、「実家が資産家で英才教育を受けた」など、先天的な要素は言い出すとキリがありません。
そこで今回は、全員が一斉に「よーい、ドン!」でスタートした場合、どこで差がついていくかという観点で回答します。
先に結論から伝えておくと、差がつくポイントはチャンスを掴めるかどうかです。
「チャンスの神様には前髪しかない」とは、チャンスが目の前にやってきたらすぐに掴まないと、二度とチャンスは掴めないという意味のことわざです。
ギリシャ神話に登場するカイロスがモデルとなっています。
カイロスはギリシャ語で「チャンス(機会)」を意味し、風貌が特徴的な美少年だそうです。
そこで今回は、「神様の前髪」を掴める人と掴めない人、つまりチャンスを掴める人と掴めない人の違いを3つ解説します。
また、後半ではリベ大がおすすめする、経済的に成功する方法も紹介します。
- チャンスを掴めない人の3つの特徴
- 経済的に成功する方法
目次
解説動画:【事実】お金持ちになれる人となれない人の決定的な違い
このブログの内容は下記の動画でも解説しています!
チャンスを掴めない人の3つの特徴
- ① 相場を知らない
- ② 相場との乖離理由を分析できない
- ③ 勇気がない
特徴①:相場を知らない
チャンスを掴めない人の特徴の1つ目は、相場を知らないことです。
相場とは、市場で取引されるモノの時価や価値のことを言います。
例①:株式投資
まず、株式投資を例に考えてみましょう。
2021年2月25日時点で、トヨタの株は約7,900円でした。
7,900円が高いのか安いのか、買うと得なのか損なのかを判断するには、比較できる情報が必要です。
- 日産やホンダなど他の自動車メーカーと比べる
- 世界の他の自動車メーカーと比べる
- 他業種企業の業績や株価と比べる
例②:不動産
次は、不動産を例に挙げます。
大阪市北区にある以下のマンションは、最寄駅から徒歩3分の4LDKで2,880万円です。
では、上記の物件が高いか安いかを皆さんはどうやって判断しますか?
そのためには、例えば以下のような情報が必要かもしれません。
- 近隣のマンションの値段
- 全国と比較した場合の大阪市の相対評価
- 戸建てやアパートとの比較
例③:転職
最後に、転職を例に考えてみましょう。
皆さんが転職活動をしていたとして、自分が応募できそうな求人が30件見つかりました。
年収レンジは、およそ400~500万円ほどです。
30件という求人量が多いのか少ないのか、400~500万円という年収は高いのか低いのかは、以下のようなことを調べないと判断できません。
- 好景気の求人数と比べる
- 不景気の求人数を比べる
- 自分と同じような能力や経験を持っている人の年収レンジ
先ほど例に挙げた株式投資や不動産投資、転職で共通しているのは、相場を知らなければ自分の目の前の状況がチャンスかどうか判断できないところです。
とある不動産投資スクール(有料・高額)では、投資するエリアを決めたら、毎日100件必ずネットで物件をチェックさせているそうです。
30日で3,000件、2~3ヵ月もやれば、しっかり相場観が身につくでしょう。
相場観を身につけると、相続案件や業者の売り急ぎなどでお得な物件が突然現れた時、それがチャンスだと分かるようになります。
関連動画
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相場を知らない人は、目の前の出来事をチャンスだと認識できません。
モタモタしているうちに、神様は目の前を通り過ぎ、他の人に取られてしまうのです。
リベ大では、コロナショックが起きる前から、転職で成功するには本人の能力だけでなく市況が大切だと伝えていました。
いくら優秀でも、就職氷河期のように、求人がなければどうしようもないからです。
就職氷河期に大学を卒業した人や転職時期を迎えた人は、どんなに優秀でも全く就職先・転職先がありませんでした。
就職氷河期で就職先がないのは、本人の努力とは別次元の話です。
最近では、コロナショック前まで売り手市場の傾向が続いていました。
- 求人数の多さ
- 待遇の良さ
転職市場の相場を知っている人なら、コロナショック前の転職は平時や不況時と比較して有利であり、大きなチャンスだったと分かるでしょう。
売り手市場を生かし、年収アップに成功した人が多くいましたが、コロナ騒ぎのせいで急速に状況が変わってきています。
結局、チャンスをチャンスとして認識し掴みにいけるかは、相場を知っているか否かが大きく影響したということなのです。
特徴②:相場との乖離理由を分析できない
チャンスを掴めない人の特徴の2つ目は、相場との乖離(かいり)理由を分析できないことです。
お金の世界では、相場との乖離=チャンスです。
普段は5,000万円の家が4,000万円で売られていた
いつもは5件しか求人がないのに30件に増えた
適正年収300万円の自分に年収500万円のオファーがきた
一見大きなチャンスに思えますが、考えなければならないのは、相場と乖離している理由です。
例えば皆さんに向かって、遠くから10人が走ってきました。
皆さんは普段から相場を意識していたので、遠目でもそのうちの1人が「チャンスの神様」だと分かりました。
神様が目の前を通ったので「エイヤ!」と前髪を掴んだら、前髪が抜けてしまったのです。
→ シロアリが住み着いていた
→ 退職者が絶えないブラック企業で普通の人の2倍働かされるだけだった
世の中には、チャンスの神様のフリをしたものがたくさんあります。
皆さんは、チャンスの神様らしき人物が視界に入ってから目の前を通り過ぎるまでに、相場との乖離理由をしっかり分析する必要があるのです。
乖離の理由を分析してみると、結果は3つしかありません。
- 本当にチャンスだった
- 相場並みだった(チャンスに見えていただけ)
- 相場以下だった(ただの罠)
当然ながら、「抜けない前髪」は、「1.本当にチャンスだった」場合だけです。
乖離理由の分析ができない人は、チャンスを掴めないどころかババを引くハメになります。
特徴③:勇気がない
チャンスを掴めない人の特徴3つ目は、勇気がないことです。
あとは手を伸ばしてチャンスを掴むだけにもかかわらず、どうしても掴めない人がいるのです。
→ 目の前を通るまでにホンモノかどうか分析した
→ 目の前にきたら掴むだけなのに手を伸ばさない
誰の目にも見えるチャンスなら誰もが掴んでしまうので、お得さは全くありません。
自分にしか見えていないチャンスというのは、他の人から見ればチャンスではないのです。
つまり、チャンスを掴む本質は、人とは違うことをすることです。
人と違うことをする勇気がない人は、残念ながら行動を起こすことができません。
特に、他者との横並びを重視する教育を受けていると、相場から離れたことや人と違うことするのは、かなり難しいでしょう。
なぜなら、人と違うことをするのは恐怖を伴うからです。
恐怖を感じるのは本能なので、克服するにはトレーニングが必要なこともあります。
リベ大両学長は、少し変わったタイプの人らしく、人と違うことをすることにあまり恐怖を感じません。
人から「変わってるね!」とよく言われますが、学長としては至って普通のつもりです。
周りと違っていたので、学生時代はよく怒られました(笑)
時代と能力が噛み合ったので良かったですが、もし横並びの組織に学長がいたらポンコツ社員だったかもしれません。
でも、結果として「人の行く裏に 道あり 花の山」でした。
人の行かない道にこそ、チャンスの神様がゴロゴロいるものなのです。
勇気を出せるようになるには、小さな成功を積み重ねて、自信をつけていく必要があります。
初めから大きなチャンスを掴もうとせず、小さなチャンスを掴んでいき、自分の判断力や決断力を鍛えていきましょう。
経済的に成功する方法
チャンスを掴む姿勢を身につけるために伸ばすべき力
経済的に成功するには、「お金にまつわる5つの力」を育てる必要があります。
そして、チャンスを掴む姿勢が身につくために特に重要な力は、「稼ぐ力」と「増やす力」です。
前述の「チャンスを掴めない人の3つの特徴」に当てはまる人は、資産を作るのが難しいでしょう。
▼図解:稼ぐ力・増やす力
まず、「増やす力」に関係するのは、株式投資や不動産投資などの投資による資産所得です。
投資については、以下のように相場が目に見える仕組みがあるため、調べればすぐに相場が分かります。
- 株価:証券口座やYahoo!ファイナンスを見る
- 不動産:不動産投資ポータルサイトを見る
一方で、「稼ぐ力」に関係する給与所得は相場が分かりにくいです。
求人サイトでは、基本的な応募条件や職務内容は確認できますが、意識的に行動しないと相場はわからないので「迷子」になりがちです。
例えば年収を例に挙げると、以下のような状態が想定できます。
→ レンジが広すぎる
→ 何ができればいくらもらえるのか全然分からない
ただ、実際に転職活動をしてみないと、自分の相場が全く分からないのが実態です。
相場を知らなければ、このままで良いのかダメなのか、自分の価値を高めるためにどんなことをすればいいのか判断できません。
- 自分は会社に買い叩かれているのか?
- 十分な評価をしてもらえているのか?
- 外の世界にはもっと良いチャンスがあるのか?
終身雇用や年功序列を前提とした世界では、人材価値の相場観がなくても、新卒で入社した会社で定年まで働けば良かったでしょう。
しかし現在、終身雇用や年功序列は崩壊の真っ只中にあります。
「株式投資や不動産投資だけでやっていく!」と覚悟を決めている人は良いですが、もっとチャンスを掴みたい人は、自分という大事な資産を安売りしてはいけません。
自分が持つ労働力を大事に扱いたい人
もっと良いチャンスがあるなら掴みたい人
自分の相場を把握する仕組みを意識的に作る
さて、ここまでの話を読んで、自分の相場を把握する大切さを理解した人も多いでしょう。
その上で、チャンスを掴みたい人にリベ大がおすすめするのは、自分の相場を把握する仕組みを意識的に作ることです。
学長の友人で、自分の市場価値を常に気にかけている人がいます。
半年に1回、必ず転職エージェントと面談して以下のことを確認しているそうです。
- 自分を必要としてくれる企業はどれぐらいあるか?
- 企業に求められているスキルを身につけられているか?
- 良い年収オファーが貰える状態を維持できているか?
マメなメンテナンスをしているからこそ、チャンスが来た時に掴めるのです。
コロナウイルスの感染が拡大する中でも、求職者側の熱は全く下がっていないそうです。
会社のコロナ対応に嫌気がさして転職を意識する人も増えており、テレワークになった状況を活かして、転職エージェントや採用企業とオンライン面談をしている人も多いとのことです。
コロナ禍により、オンラインで採用活動をする一歩先を行く企業は、経済不況に負けない強いビジネスを持っている可能性が高いと言えるでしょう。
また、今は自宅にいながら、電話やビデオ通話・チャットやメールで、転職エージェントからのコンサルが受けられます。
以下のような気持ちを少しでも感じているなら、まずは転職エージェントに相談しましょう。
- 「自分の相場を知りたい」
- 「もっと従業員想いで、勤務環境が整った企業を探したい」
- 「不況にも負けないビジネスをしている会社で働きたい」
自分に合ったエージェントに相談するのが、相場を知る唯一とも言える方法です。
「どの転職エージェントが良いのか分からない」という人は、リベ大が厳選した転職エージェントから選んでみてください。
転職エージェントへの相談は無料ですから、興味のある方はぜひ申し込んでみましょう。
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在職されていない方・職歴のない方向け転職エージェント
- 利用できるのは18歳~35歳の人
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- 未経験職種へのチャレンジも含め、まずは面談して状況確認するのがおすすめ
※30秒で登録完了→先方から連絡→個別面談という流れです
まとめ:行動を積み重ねてチャンスを掴む力を身につけよう
今回は、チャンスを掴めない人の3つの特徴を解説しました。
相場を知っていると、遠くから「チャンスの神様」が走ってくるのが見えるようになります。
相場を知らない人は、そもそも神様の姿が全く見えません。
お金の世界では、チャンス=相場との乖離ですが、世の中にはチャンスの神様のフリをした偽物がたくさんいます。
こちらに走ってくるまでの間に分析してみると、正体がわかります。
- 本当のチャンス
- 相場並み
- 相場以下
乖離理由をしっかり分析できる人だけが、本当のチャンス(抜けない前髪)を掴めるのです。
チャンスを掴む本質は、人と違うことをすることです。
勇気がないと、目の前の髪の毛を掴めません。
ですが、勇気がただの無謀にならないように、以下のような小さな成功体験を積み重ねていきましょう。
- 少額から株式投資を始めてみる
- 規模の小さい物件から不動産投資を始めてみる
- 転職するつもりがなくてもエージェントに相談してみる
- 自分が気になった企業に応募してみる
相場観
乖離の分析力
勇気
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周りと比べて劣等感を持ってしまったり、成功している人との差に自信をなくしてしまったりすることもあるでしょう。
実際にスゴイ人はたくさんいて、比べていたらキリがありません。
しかし、自分の人生は自分だけのものなので、常に自分の人生を今より良くすることに注力するべきです。
知識をつけて、経験を積んでいけば、チャンスを掴める人になれるでしょう。
チャンスの神様は意外と近くにいるものですが、神様が見えるようになるには、学びと行動が必要なのです。
以上、こぱんでした!
「お金にまつわる5つの力」を磨くための実践の場として、オンラインコミュニティ「リベシティ」をご活用ください♪
同じ志を持った仲間と一緒に成長していきましょう!
140万部発行された、「お金の大学」。
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貯める・増やす・稼ぐ・使う・守る…一生お金に困らない「5つの力」の基本をまとめた一冊!
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