こんにちは、こぱんです!
「働き方改革」という言葉が定着し始め、全国的に働き方改革の推進が広がっています。
また、コロナウィルス感染症の対策でもある「時差出勤」、「テレワーク推進」の影響もあり、働き方改革は今後さらに加速していくでしょう。
働き方改革によって生まれた時間を、どう使うかによって、みなさんの生活は以下のように変わります。
時間の使い方が下手:生活がドンドン苦しくなる
時間の使い方が上手:生活がドンドン充実していく
そこで今回は、「働き方改革によって生まれた時間の上手な使い方」に関して、以下の4つのことを解説していきます。
- 働き方改革で得たもの・失ったものとは何か?
- 働き方改革がサラリーマンを豊かにする本当の理由
- 「攻め」に時間を使うとはどういうことか?
- 働き方改革によって生まれた時間で働くということ
頑張れば頑張るほど生活がキツくなる、という生活を送りたくない人は必見です。
目次
解説動画:【間違えると詰む】働き方改革で生まれた時間のGoodな使い方・Badな使い方
このブログの内容は下記の動画でも解説しています!
働き方改革で得たもの・失ったものとは何か?
まず初めに、実際の働き方改革の影響を知るために、エン・ジャパン株式会社が行った以下のアンケートをみていきましょう。
働き方改革で得たもの・失ったものに関するアンケート
- 年齢:35歳以上
- 対象人数:1,861人
- (内、75%の人が「勤務先は働き方改革に取り組んでいる」と回答)
「働き方改革の具体的な内容」に関するアンケートの結果は、以下の通りです。
- 第1位(同率):有給休暇取得の推進(82%)
- 第1位(同率):残業時間の削減(82%)
- 第3位:フレックス勤務など多様な勤務時間の導入(38%)
次に、「働き方改革で得たもの」に関する結果は、以下の通りです。
- 第1位:プライベートの時間(39%)
- 第2位:休日・休暇(34%)
- 第3位:健康的な生活(23%)
最後に、「働き方改革で失ったもの」に関する結果は、以下の通りです。
- 第1位:収入(29%)
- 第2位:仕事へのやりがい(20%)
- 第3位:本業に集中できる時間(16%)
つまり、働き方改革の前後の状況は、以下のようにまとめることができます。
働き方改革前:残業&休みなしで、自分の時間が無かった
働き方改革後:自分の時間は増えたけど、収入が減った
働き方改革がサラリーマンを豊かにする本当の理由
働き方改革が広がる中で1番重要なことは、「働き方改革で生まれた時間」を何に使うのか?ということです。
サラリーマンという働き方の特徴は、「守り」に強く「攻め」に弱いことです。
サラリーマンの「守り」の強さを、具体的にまとめると以下のようになります。
収入が安定している
- 毎月ほぼ定額の給料で簡単には減らない
- 昇給によって本当に少しずつだが収入が増えていく
社会保険が手厚い
- 解雇・離職に備える雇用保険
→失業手当:月給30万円の場合、50~70万円程度もらえる - 休業に備える健康保険
→傷病手当金:最大1年6ヵ月、給料の3分の2がもらえる - 老後に備える厚生年金
→厚生年金:自営業者の2倍以上の水準
クビになりにくい
- 解雇がとても厳しく規制されている
最近は終身雇用や年功序列が崩壊しつつありますが、自営業者やフリーランスに比べれば、サラリーマンはかなり「守り」が強いと言えます。
一方で、サラリーマンにおける「攻め」の弱さを具体的にまとめると、以下のようになります。
収入に上限があり、昇給も遅い
- 上位数%のエリートでも年収は1,000万円程度
- 現在の給料を倍にするには10年~20年かかる
働き方の自由度が低く、時代の波に乗れない
- 場所や時間など、働く上での制約が多い
不労所得にできず、雪だるま式に収入を増やせない
- 働くのを止めると、収入も途絶える
税金は無防備で取られ放題
- 対策をしなければ、税金はドンドン取られる
▼図解で簡単にわかる年収と税金
つまり、サラリーマンという働き方は、以下のようにまとめることが出来ます。
ですが、働き方改革で新しく生まれた時間を「攻め」に活用することで、生活の安定を確保しながら、自由も目指せます。
サラリーマンの具体的な「攻め」とは?
「攻め」に時間を使うということは、副業をしたり、個人事業主になって、事業所得をガッツリ稼ぐことです
事業所得には以下のような特徴があります。
- 誰にどんな価値を提供するか自分で決められる
- 働く時間や場所を選べる
- 取引先も同僚も選べる
- 成果はすべて自分のもの
- 税金をコントロールできる立場になる
(青色申告所得控除、経費の活用、副業の所得には社会保険料がかからない)
▼図解で簡単にわかる税金のコントロール
個人事業主の特徴を生かした副業を始めれば、サラリーマンとしての生活の安定を確保しつつ、個人事業主として大きく稼ぐことが出来ます。
逆に、働き方改革によって生まれた時間で「アルバイト」をすることは、事業ではなく時間の切り売りをする労働です。
サラリーマンと同じ働き方であり、給与所得しか増やせないため、長期的に楽になる可能性はかなり低くなります。
「アルバイト」はおすすめしない副業としても、下記の動画で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
解説動画
一方で、事業的な副業を立ち上げて上手くいけば、以下のような可能性が見えてきます。
- 副業で稼いだお金を運用して、不労所得で生活を下支えする
- 副業を本業にして、自分の理想の働き方で働き続ける
学長の周りにも、副業で大きく稼げるようになり、十分な準備をした上で安全な独立を果たした人も多くいます。
さらにサラリーマンを続ける限り、あくまで「副」業のため、失敗しても全く致命傷になりません。
失敗した場合は、これまで通りサラリーマンの給与で暮らしていけばいいだけです。
もし、給与だけでは家計が赤字になるなら、まずは生活水準を落として貯める力を伸ばしていきましょう。
▼図解で簡単にわかる貯める力
- のちのち時給(時間単価)が上がる余地がある
- 初期投資・ランニングコストが小さい
- 時間や場所の自由がきく
具体的なおすすめの副業については、下記の動画で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
解説動画
→ 【2020年版】 貯金増やしたい!そのうち会社辞めたい!それならこの副業をやろう8選)
→【副業のリスク5選】迷っているサラリーマンは要チェックの副業体験談
働き方改革によって生まれた時間で働くということ
もちろん、働き方改革によって生まれた時間を、以下のことに活用する選択肢も良いでしょう。
- 家事
- 育児
- プライベート
ただ、人生100年時代と言われている現代において、以下のような計画はもはや成り立ちません。
- 20歳~60歳まで40年間働き、資産を蓄える
- 蓄えた資産を使って、60歳~100歳までの40年を生きる
先進国では、「長寿」が人類史上最大のリスクと言われるほど、大きな話題となっています。
結局のところ、誰もが以下のどちらかを選ばざるを得ないのです。
- 今ちょっと頑張って、早めに大きく稼いでしまう
- 今はプライベートを充実させて、細く長く(80歳、90歳まで)働く
ほかの国や地域に比べて、勤務先への満足度がかなり低いということは、以下のデータからも明らかです。
もちろん、仕事に不満が無いのであれば、生涯現役で働くことも悪くありません。
ただ、データからも分かるように、日本のサラリーマンの半分はそんなことを望んでいないでしょう。
満足度の低い労働環境で、永遠に働き続けることがイヤなのであれば、今から行動をしましょう。
具体的には個人事業を立ち上げて、以下のような布陣で攻守のバランスを取ることをおすすめします。
- 左手に盾=サラリーマン
- 右手に剣=個人事業
その結果、個人資産が貯まり、自分のビジネスを回すスキルが育てば、いつか盾(サラリーマン)を捨てられる日も来ます。
まとめ:働き方改革で生まれた時間を「守り」に使わない
リベ大では、働き方改革によって生まれた時間を「攻め」、つまり小さな事業を立ち上げることをおすすめします。
- 左手:鉄の盾(サラリーマン)
- 右手:木の盾(アルバイト)
もし、働き方改革後のサラリーマンの収入では生活が出来ないという人は、以下を検討しましょう。
- 生活支出を見直して減らす(貯める力)
- 転職を検討して収入を増やす(稼ぐ力)
サラリーマンの強みは「守り」だからこそ、守りきれない給与水準では割に合いません。
生活費を見直し、転職で給与水準を上げ、まずは土台を整えましょう。
転職に関しては、下記の記事と動画で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
解説動画
改めて、働き方改革が本当はサラリーマンを豊かにする理由は以下の通りです。
働き方改革で生まれた時間を上手に活用して、今よりも一歩自由に近づいていきましょう。
具体的な副業の始め方も、リべ大公式Youtubeチャンネル(稼ぐ力)、スキルアップチャンネルでも発信していきます。
以上、こぱんでした!
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