こんにちは、こぱんです!
リベ大では、自分のスキルと考える力で、どんな時代・状況でも十分な収入を得る力、「稼ぐ力」に関する情報発信もしています。
▼図解:稼ぐ力
リベ大は「再現性が高い方法で、資産5,000万円超の小金持ちになろう」というコンセプトでコンテンツを作り続けています。
- 「貯める力」を鍛えて、支出を月5万円減らす。
- 「稼ぐ力」を鍛えて、月5万円の収入を上げる。
- 「貯める力」と「稼ぐ力」を鍛えて得た10万円を、優良インデックスファンドで15~20年以上運用する。
皆さんの中には、小金持ちを目指し「稼ぐ力」を伸ばそうと努力している人も多いでしょう。
そんな「稼ぐ力」を構成する要素の一つに、ポータブルスキルがあります。
ポータブルスキルは、以下のような稼ぐ力を伸ばしたいすべての人にとって、仕事の土台となる重要なスキルです。
小金持ちになるまでの時間は、稼ぐ力によって決まると言っても過言ではありません。
そこで今回の記事では、稼ぐうえで重要なポータブルスキルに関して以下の4つを解説します。
- ポータブルスキルとは
- 今後ポータブルスキルの重要性が高まる理由
- おすすめのポータブルスキル5選
- ポータブルスキルの鍛え方
ポータブルスキルの定義として、厚生労働省が公表しているものがあります。
しかし、今回の記事ではこの定義に準拠しているわけではありませんので、その点ご承知おきください。
(参考:厚生労働省「ミドル層のキャリアチェンジにおける支援技法」より)
以下の図解を見てから記事を読み進めると理解しやすくなるので、参考にしてください。
▼図解:お金を生む ポータブルスキルとは?
目次
解説動画:【鍛え方も伝授】お金を生むポータブルスキル5選
このブログの内容は下記の動画でも解説しています!
ポータブルスキルとは
ポータブルスキルとは、持ち運び可能なスキルのことです。
例えば、リベ大両学長がYouTube運営で使っている「人に何かを説明するスキル(プレゼンスキル)」は、ポータブルスキルの一つでしょう。
なぜならプレゼンスキルは、YouTube運営だけでなく「人に何かを説明する機会」すべてに役立つスキルだからです。
他にも以下のようなものが、ポータブルスキルとしてあげられます。
- コミュニケーション力
- 時間管理術
- 文章力(ライティングスキル)
65歳で定年を迎える今の時代、職業人生は短く見ても40年以上あります。
その間に、何度も担当部署が変わるかもしれませんし、人によっては、転職して業界や職種が変わるかもしれません。
そんな時に、どれだけ洗練されたポータブルスキルを持っているかが、皆さんの仕事の評価や経済的成功に影響してくるというワケです。
つまり、どんな業種や職種、時代背景でも対応できる「汎用性の高いスキル」がポータブルスキルと言えます。
一方、「今、その場所で、その人に」しか使えず、持ち運びできないスキルを「アンポータブルスキル」と呼びます。
- ほとんど使われなくなった、古いITソフトウェアやシステムの利用スキル。
- 所属する会社独自の社風の中で、うまくやっていくスキル。
- 所属する会社のキーパーソン(社長、役員、部長など)だけに可愛がられるスキル。
- 上司のハンコに対して、美しい角度でお辞儀するようなハンコが押せるスキル。
ここまでの解説を読んで、アンポータブルスキルにネガティブな印象を持つかもしれませんが、そんなことはありません。
なぜなら、以下のようなトガった専門性もアンポータブルスキルに含まれるからです。
- 特定業種でしか使わない、専門的なスキル。
- 特定職種でしか使わない、専門的な技術。
例えば、車の修理に関するスキルは、住宅の営業マンに転職したら使えなくなります。
しかし車の修理スキル自体は、専門的でお金を稼ぐ源泉になるコアスキルなので、「稼ぐ力」を伸ばすうえで大切なスキルとも言えるでしょう。
実際、ポータブルスキルしかない人は「なんでもできるけど、なんにもできない人」という評価をされがちです。
私たちの誰もが、ポータブルスキルとアンポータブルスキルの両方を持っています。
そこで「稼ぐ力」を高めるうえで重要なことは、以下の3つです。
- 自分が今使っているスキルがどちらなのかを、認識しておくこと。
- 自分の戦略に合わせて、スキルの比率を決めること。
- 各スキルのうち、どれを伸ばすか決めること。
例えば、「私は、定年までこの会社でうまくやっていきたい」という人は、アンポータブルスキルを重視しても問題ありません。
なぜなら、その会社の社風や文化、人脈、オペレーションに精通して、社内で唯一無二の存在になるのも、成功戦略の一つだからです。
しかし、アンポータブルスキルを重視した場合、想定外の事態が起きた時に「外で通用しない可能性」というリスクがあることを認識する必要があります。
一方、「今の会社に不満はないけれど、どこに行っても通用する人材になりたい」と考える人は、ポータブルスキルの比率を高めなければいけません。
このタイプの人のリスクは「外で通用する前に、中で通用する人材になってくれ」と、社内で冷遇される可能性があることです。
いずれのケースにしても、そもそも「自分が使っているスキルは、ポータブル・アンポータブルのどちらか?」を認識しておく必要があります。
ここまで読んで「ポータブルスキルもアンポータブルスキルも極限まで伸ばしたい!」と考える人もいるかもしれません。
しかし以下の理由から、どのスキルを伸ばすかの取捨選択はとても重要と言えます。
- 無限にスキルを学ぶ時間はない
- 無限にスキルを覚える容量(メモリ)はない
- 同時にスキルを無限に使えるワケではない
私たちには「容量(メモリ)」がありますので、すべてのスキルを極限まで伸ばすのは不可能です。
また、もし皆さんが1,000個のスキルを持っていたとしても、現状で使えるスキルが1つだけなら、999のスキルは活躍の場がなく、無駄になってしまいます。
今後は、ポータブルスキルの重要性が高まってくるのは間違いないよ^^
今後ポータブルスキルの重要性が高まる理由
一般論として、今後はポータブルスキルの重要性が高まるでしょう。
その理由は、主に以下の2つです。
- ①人材の流動化
- ②企業やビジネスモデルの短命化
理由①:人材の流動化
ポータブルスキルの重要性が高まる理由1つ目は、人材の流動化です。
転職者数はリーマンショック以降伸び続けており、総務省統計局の調査によると、2019年の転職者数は過去最多となる351万人でした。
またここ最近は、若い世代を中心に「転職への抵抗感がなくなっている」というデータもあります。
以下は、2019年に株式会社ジャストシステムが行ったアンケート結果をまとめたものです。
- ポジティブ:53.1%
- ネガティブ:14.3%
さらに、転職の印象を年代別で見ると以下の通りでした。
20代
- ポジティブ:68.9%
- ネガティブ:9.0%
30代
- ポジティブ:54.7%
- ネガティブ:18.8%
40代
- ポジティブ:50%
- ネガティブ:11.6%
50代
- ポジティブ:37.5%
- ネガティブ:18.8%
理由②:企業やビジネスモデルの短命化
ポータブルスキルの重要性が高まる理由2つ目は、企業やビジネスモデルの短命化です。
米国を代表する大企業500社で構成される「S&P500」に選出されるには、厳しい採用基準をクリアする必要があると過去記事でも解説しました。
1970年代は、S&P500に選出されると30年~35年はポジションを守れましたが、今後は15年~20年ほどしかこのポジションを守れないと予測されています。
つまり、昔の半分ほどの時間で王座から転落してしまうのです。
私たちの職業人生は約40年あります。
寿命が100歳まで伸びそうなことを考えると、定年は70歳、75歳と後ろにズレて職業人生が50年を超えてくるかもしれません。
しかし企業やビジネスモデルの旬は、大企業でさえ15~20年になっているのです。
一度就職したら定年まで勤められた今までと違い、今後は2回、3回と業界や職種を変えるのは普通になっていくでしょう。
もし、皆さんに十分なポータブルスキルがあり「どこでも誰とでもやっていける」という自信があるのなら、皆さんの生涯賃金は手堅く守られます。
なぜなら、不測の事態が起きても、会社を渡り歩いたり独立したりして、生涯現役を貫けるからです。
一方で、「転職・独立」に以下のような不安を抱いている人も少なくないでしょう。
「自分なんかを雇ってくれる会社はないだろうな。」
「会社のカンバンを使えなくなれば、食べていけないだろうな。」
「私はどこでもやっていける!」という人は、必ず以下の2つのスキルを持っています。
厳選されたアンポータブルスキル(トガった専門性)
十分なポータブルスキル
これからの時代に取り残されないためにも、2つのスキルを磨いていく必要があります。
「でも、どうやって2つのスキルを磨いたら良いんだろう」と疑問に思う人も多いでしょう。
アンポータブルスキルは、皆さんの好きや得意によって伸ばす内容が異なってきますので、一概に「この専門性に特化して伸ばそう!」と伝えることはできません。
一方で、ポータブルスキルは汎用スキルなので、「このスキルは鍛えておこう!」と伝えることが可能です。
そこでここからは、おすすめのポータブルスキルとその鍛え方について解説します。
おすすめのポータブルスキル5選
リベ大おすすめのポータブルスキルは以下の5つです。
- ①ライティングスキル
- ②ポジティブシンキング
- ③タイムマネジメント
- ④思考術
- ⑤会計スキル
おすすめスキル①:ライティングスキル
リベ大おすすめのポータブルスキル1つ目はライティングスキル、いわゆる「文章力」です。
仕事をしていると、日々いろいろな場面で文章力が試されます。
- 日報や週報を書くとき
- 企画書や報告書を書くとき
- 同僚や取引先にメールするとき
- 転職活動で履歴書を書くとき
両学長と一緒に働いているスタッフの人たちは、ライティングスキルが軒並み高いそうです。
ライティングスキルが高い人の文章は、主に以下のような特徴があります。
- 読みやすく分かりやすい
- 趣旨が明快
- 論理的
- 読み手を不快な気分にさせない
PRESIDENTによると、年収500万円台の社員のうち58.3%が「書くことが苦手」と回答した一方で、年収1,500万円以上の社員のうち「書くことが苦手」と答えたのは36.4%だったそうです。
(参考:PRESIDENT Online「年収500万vs1500万の「書く力」と「稼ぐ力」」より)
今後も以下の2人の間には、収入面で大きな差がついていくでしょう。
文章力があるおかげで、稼ぎ続けられる人。
文章力がないせいで、稼ぐチャンスを逃す人。
文章力があるかないかで、昇進や取れる仕事の数、仕事の単価などが大きく変わってきます。
ちなみに、ライティングスキルと同様にタイピングスキルも重要と言えるでしょう。
なぜなら、オフィス事務やプログラマなどの仕事をしている人は、タイピングの速さが生産性に直結するからです。
おすすめスキル②:ポジティブシンキング
リベ大おすすめのポータブルスキル2つ目は、ポジティブシンキングです。
「ポジティブシンキング」と聞くと、以下のイメージを持つ人もいるかもしれません。
- 本当はツラいのに、無理して明るく振る舞う。
- キラキラワードを連発しながら、ポジティブを押し売りする。
- モノゴトを多面的に見る
- より良い側面に目を向けて表現する
では、30万部越えのベストセラー「言い換え図鑑」をもとに、ポジティブシンキングの具体例を紹介しましょう。
- 例①:同僚に「カラオケに行こう!」と誘われたときの伝え方
「カラオケは苦手だから、行きたくない。」
「カラオケは苦手だから、カラオケ以外だとありがたいな。」
- 例②:仕事で「それ、前にも言ったのに!」と思ったときの伝え方
「先日もお伝えしましたが…。」
「説明が分かりづらく失礼しました。」
例①では、否定ではなく、肯定で終わらせているのがポイントです。
この場面で伝えたいのが「カラオケが嫌だ」ということだけなので、好ましい表現は後者と言えるでしょう。
例②では、相手の理解不足でなく「自分にも改善点があるのでは?」という点に着目して伝えているのがポイントです。
多面的に見て表現を変えることで、相手との関係もより良くなりますし、自分の説明スキルも伸ばせます。
言葉は人間を形作る大きな要素の一つと言えますし、実際、相手と良い関係を築ける人は、語彙も豊かな人が多いです。
ぜひ皆さんも「本当はこうしたい!こう伝えたい!」という部分に光を当てて、表現したいことをポジティブな言葉に言い換えてみてください。
- 私にはできない
→ どうすれば私でもできるだろう?
- Aはやってはいけない
→ Bをやろう
- だからダメだと言ったでしょ
→ 次からは気をつけようね
おすすめスキル③:タイムマネジメント
リベ大おすすめのポータブルスキル3つ目はタイムマネジメント、いわゆる「時間管理術」です。
タイムマネジメントが得意な人はどこでも成果を出しますし、タイムマネジメントが苦手な人はどこでも成果を出せません。
理由はシンプルで、優先順位づけがヘタだからです。
では、以下のグラフをご覧ください。
「重要度」を縦軸、「緊急度」を横軸にとったマトリクスです。
タイムマネジメントが苦手な人は、以下のような業務の進め方をします。
緊急度が高い業務をやらず、緊急度の低い業務に集中する。
→ AやCのエリアを無視して、BやDを優先する。
重要度の高い業務をいつ行うのか、日程に落とし込まない。
→ いつまで経ってもAやBに取り組まない。
どこでも評価される人は、必ず自分の業務の重要性と緊急性を整理して、限られた業務時間の中で、最適な力配分を行います。
タイムマネジメントは、90%の人が「私はできている」と答える一方で、実際にできているのは10%程度というスキルです。
おすすめスキル④:思考術
リベ大おすすめのポータブルスキル4つ目は、思考術です。
思考術とは、例えば以下のようなものです。
- クリティカルシンキング
→ あえて批判的な目線でモノゴトを分析する。
- ラテラルシンキング
→ 人と異なる視点で意見を出す。
- 仮説思考
→ 「もしかしたら、こうではないか」という仮説を立てて課題解決する。
- ゼロベース思考
→ 今までの前提や常識を捨て、ゼロから「あるべき」を考える。
- オプション思考
→ とにかく「選択肢」を出す。
もし子供が3人いて、リンゴが2個しかない場合、皆さんならどのように分けますか。
よくある回答は「各リンゴを3等分して合計6切れにし、子供に2切れずつ分ける」というものです。
一方、ラテラルシンキングの発想は「リンゴを絞ってジュースにして、3人で分ける」となります。
以上のようなたくさんの思考術を持っている人は、まるで家電や家具のプロの修理屋のようだと言えるでしょう。
プロの修理屋はペンチやドライバー、スパナなどたくさんの道具を持っており、状況に合わせて最適に選び、使いこなすことで、様々なトラブルを解決できます。
もし皆さんが課題解決できないのなら、状況に適した「思考術」という道具を持っていないか、選び出せないか、使いこなせないかが原因です。
例えば、「これから皆で新規事業を立ち上げよう!」というスタートの段階で、クリティカルシンキングで議論すれば、「あいつは批判ばかりで役に立たないし、やりづらい」という評価をつけられてしまいます。
思考術とは、プログラミングスキルのように1,000時間かけて学ぶものではなく、単なる「考え方」「モノの捉え方」です。
そのため、センスの良い人は「そういうものがある」と知るだけで、すぐ使えるようになるでしょう。
おすすめスキル⑤:会計スキル
リベ大おすすめのポータブルスキル5つ目は、会計スキルです。
会計スキルは、会社や個人事業の決算書を作ったり、他社の決算書を分析したりするスキルで、多くのお金に強い人たちがおすすめしているスキルです。
- ウォーレン・バフェット氏
- ロバート・キヨサキ氏
- 堀江 貴文氏
簿記は経理マンなどの専門スキルだと思われがちですが、簿記3級程度の知識はポータブルスキルであり、教養の1つです。
会計スキルがあると、以下のようなたくさんのメリットがあります。
- 自分の会社の経営状態が分かる
- 自分が担当している事業の収益性が分かる
- 日本経済新聞や経済雑誌などの理解が深まる
- 株式投資や不動産投資に役立つ
- 副業や個人事業に役立つ
- 転職時に転職先の経営状態を分析するのに役立つ
また、会社で評価されるには、自分の働きを会社の利益目線で伝える必要があります。
上記のような自分の働きを会社の利益目線で伝えるためには、会計知識が必須と言えるでしょう。
現代社会では、基本的に資本主義のルールをベースに経済が動いています。
そして、その資本主義社会を支えるインフラが会計です。
会計の根本的な考え方は、おそらく今後100年200年と変わらずに受け継がれていくでしょう。
それだけ完成度の高い、美しく洗練されたスキルなのです。
▼図解:簿記とFPを学ぶべき5つの理由
関連動画
→ 【最高の基礎教材】本気でお金持ちになりたいなら簿記とFPを学ぶべき5つの理由(アニメ動画)
ポータブルスキルの鍛え方
ここまでの解説を読んで「大切なのは分かったけれど、どうすればポータブルスキルを鍛えられるんだ!」と思った人も多いでしょう。
そこで、リベ大おすすめのポータブルスキルの鍛え方をお伝えします。
ポータブルスキルを無料で鍛えたい場合
ポータブルスキルを無料で鍛えたい場合は、勤務先を使いましょう。
例えば、以下のような方法です。
- ビジネス講座に通わせてもらう。
- 書籍を購入してもらう。
- 会社に講師を呼んでもらう。
- 頼れる先輩にランチをごちそうして、テクニックを伝授してもらう。
- 実務を通じて学ぶ。
会社はお互いがwin-winの関係でいられる限り、「報酬を受け取りつつ、スキルを学べる」最高の訓練所ですので、ぜひ有効活用してください。
ポータブルスキルを有料で鍛えたい場合
「会社には頼れないし、自力でトレーニングするしかない」という人は、身銭を切って学びましょう。
この場合、有料ビジネスセミナーに通ったり、有料オンライン講座を受講したりするなど様々な方法がありますが、一番お手軽なのは書籍から学ぶことです。
そこで、書籍からスキルを学ぶおすすめの方法をお伝えします。
- ①習得したいスキルに関する書籍を複数選ぶ
- ②選んだ書籍を1日で飛ばし読みする。
- ③書籍の内容が重複している部分を、5~10個のポイントに要約する。
- ④要約したポイントを実務に活かす。
では、具体例として書籍から「ライティングスキル」を伸ばす方法をお伝えします。
まずは、Amazonで「ライティング」や「文章術」と検索して書籍の一覧を出し、3~5冊選びましょう。
同様に「ライティング 雑誌」「文章術 雑誌」と検索して雑誌の一覧を出し、2~3冊選びます。
選んだ書籍を読むために、丸1日の時間を確保しましょう。
短期間で書籍からスキルを身につけるポイントは、飛ばし読みをして1日ですべての本に目を通すことです。
飛ばし読みする際には、それぞれの本で重複している内容がないか意識して読んでみましょう。
なぜなら、複数の本で重複している内容が「重要な箇所」だからです。
重複している内容が分かれば、その内容を5~10のポイントに要約します。
要約する内容に正解はないので、皆さんがピンときた内容だけまとめれば大丈夫です。
例えば、ライティングスキルの要約は以下のようになるでしょう。
- 全体像を先に見せる
- 結論は最初に書く
- 短く書く
- 難しい言葉を使わない
- 指示語や接続詞を多用しない
要約したポイントをアウトプットして、実務に生かしましょう。
そうすれば、必ず今よりスキルアップした自分になれます。
実際、上記の方法はコンサル業界の人が、新しい業界の担当になった時に使う方法の1つです。
ちなみにコンサル業界の人は、人脈や資金力を活かして、以下のプロセスを踏むこともありますが、私たちはそこまでの余裕やお金もないので、実践する必要はないでしょう。
- 業界の第一人者にインタビューする。
- 業界トップクラスの実務家や講師からレクチャーを受ける。
- 最新のデータベースにアクセスして、最先端の調査報告書や論文を読む。
ただし、重要なポータブルスキル5つのうち会計スキルは、本の飛ばし読みでポイントを拾う学習法でなく、クレアールの通信講座を受講するのをおすすめします。
なぜなら、クレアールの講座は内容が分かりやすいうえに価格も安く、コスパが最も良いからです。
クレアール
もし、なるべくお金をかけずに会計スキルを学びたいなら、簿記系YouTuberのふくしままさゆきさんのチャンネルをはじめ、自分に合う無料学習の媒体を検討すれば良いでしょう。
簿記3級レベルなら、YouTubeなどを使った独学でも習得可能です。
リベ大が一番おすすめするポータブルスキル習得方法
リベ大では、今回紹介したポータブルスキルを身につけるには、ブログが最適と考えています。
リベ大がポータブルスキルを習得するのに、ブログが最適だと考える理由は以下の通りです。
- ライティング力が身につく。
- タイピングスピードが上がる。
- 読者に好かれるポジティブシンキングが身につく。
- 本業とブログ副業の両立で、タイムマネジメントのスキルが身につく。
- 「こういう読者ニーズがあるのでは?」という仮説思考も鍛えられる。
- 「自分の主張を、批判的な目で見直すと?」というクリティカルシンキングも身につく。
さらに、ブログの運営規模が大きくなると、以下のようなコミュニケーションスキルが問われる場面も多数出てきます。
- 広告主との企画会議(マーケティングスキルも必須)
- 広告代理店の人との単価交渉
- 外注ライターさんのマネジメント
しかも、ブログの場合は月3万円~5万円、うまくいけば100万円以上稼げるチャンスがあるだけでなく、新しい仲間と出会うきっかけにもなります。
もし、やりたい副業や伸ばしたいスキルアップ手段がないなら、ブログに挑戦してみましょう。
ブログは「お金を稼げなくてもスキルが残る」という意味では、かなりリスクの低い選択肢です。
まとめ:これからの時代に重要なポータブルスキルを鍛えて「稼ぐ力」を高めよう
▼図解で分かる「お金を生むポータブルスキルとは?」
今回の記事では、これからの時代に重要なポータブルスキルについて解説しました。
- ポータブルスキルとは
- 今後ポータブルスキルの重要性が高まる理由
- おすすめのポータブルスキル5選
- ポータブルスキルの鍛え方
ポータブルスキルとは、持ち運び可能なスキルのことです。
つまり、いつでも、どこでも、誰とでも、仕事をするうえで役に立つスキルと言えるでしょう。
皆さんは、ポータブルスキルとアンポータブルスキルの2つを持っていますが、「稼ぐ力」を高めるために重要なのは以下の3つです。
- 自分が今使っているスキルがどちらなのかを認識しておくこと。
- 自分の戦略に合わせて、スキルの比率を決めること。
- 各スキルのうち、どれを伸ばすか決めること。
今後ポータブルスキルの重要性が高まる理由は、以下の2つです。
- 人材の流動化
→ 終身雇用が崩れ、転職が当たり前になっている。 - 企業やビジネスモデルの短命化
→ 企業やビジネスモデルの旬は、大企業でさえ15~20年になっている。
人は40年50年と働く一方で、企業やビジネスモデルはそこまで持続できません。
リベ大がおすすめするポータブルスキルは、以下の5つです。
- ①ライティングスキル
→ 読む側の視点に立ち、明解で分かりやすい文章を書く力。
- ②ポジティブシンキング
→ 思考や言葉を、より建設的に言い換える力。
- ③タイムマネジメント
→ 的確な優先順位付けによる時間管理術。
- ④思考術
→ クリティカルシンキングやゼロベース思考などの様々な考え方を、状況に合わせて最適に選び、使いこなす力。
- ⑤会計スキル
→ 会社や個人事業の決算書を作ったり、他社の決算書を分析したりする力。
リベ大おすすめのポータブルスキルの鍛え方は、以下の4つです。
- ①会社を使う。
- ②自腹で有料ビジネスセミナーに通ったり、有料オンライン講座を受講したりする。
- ③複数メディア(書籍、動画、雑誌、web記事など)から多くの情報を集めて、1日で一気にインプットする。
- ④ブログに挑戦する。
何と言っても、リベ大が一番おすすめするポータブルスキルの鍛え方は、④の「ブログに挑戦する」です。
この記事を読んで「ポータブルスキルを鍛えるために、ブログに挑戦しよう!」と思った人は、以下の記事を参考にブログを始めてみましょう。
ブログの開設方法から投稿までの手順を丁寧に解説していますので、ぜひ参考にしてください。
また、ブログに挑戦する中で誰かに相談したいことも出てくるでしょう。
そんな時はぜひ、リベ大オンラインコミュニティ「リベシティ」を活用してください。
「ブログ・アフィリエイト部」という専用チャットもあり、挑戦する中で分からない事や相談したいことがあれば、気軽に多くの仲間に相談できます。
どこでも使えるポータブルスキルと、自分の好きや得意を活かした専門性の高いアンポータブルスキルの両方をバランスよく伸ばしていきましょう。
そうすれば、どんな時代が来ても困ることなく、自分の力で稼いでいけます。
以上、こぱんでした!
▼「稼ぐ力を伸ばしたい」という人に読んでほしい記事はこちら!
「お金にまつわる5つの力」を磨くための実践の場として、オンラインコミュニティ「リベシティ」をご活用ください♪
同じ志を持った仲間と一緒に成長していきましょう!
140万部発行された、「お金の大学」。
情報を最新化・新規コンテンツ追加して【改訂版】としてパワーアップ!(なんと52ページ増量!)
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