こんにちは、こぱんです!
リベ大では、正しい節約と節税で支出のバランスをコントロールする「貯める力」に関する情報を発信しています。
▼図解:貯める力
そんな中、引っ越し費用に関する質問も多く寄せられます。
「引っ越し費用を安く済ませる方法はないでしょうか?」
「引っ越し費用もぼったくりが多いのでしょうか?」引っ越し費用は、知識があればかなり費用を下げられる可能性がある一方、実のところ交渉は面倒だと感じる人もいるでしょう。
そこでリベ大では、「”交渉次第”の引越しよりも”交渉しない”で良い引越しを」をテーマにした「リベ大引越センター」を立ち上げました。
この記事では、引っ越し費用を安くするための交渉方法について解説しますが、ストレスなく安心できる引っ越し業者を利用したいという人は、リベ大引越センターの利用も検討してみてください。(対応エリアをご確認ください)
自分で引っ越し業者と交渉をする場合、「20万円から8万円になった!」といった、当初の値段から半額以下になったような事例も多数存在します。
また、そもそも引っ越しの専門業者以外に頼む方法もあるので、選択肢として知っておきましょう。
今回の記事では、引っ越しに関して必要な知識を解説します。
- 4つの引っ越し方法の「メリット・デメリット」
- 引っ越し費用を安くする4つのポイント
今回の記事を読めば、引っ越しの際の選択肢が広がります。
そして、自分にあった方法で、なるべく費用をおさえて引っ越せるでしょう。
なお、今回の記事の元になった動画はこちらです。
目次
4つの引っ越し方法の「メリット・デメリット」
早速、4つの引っ越し方法とメリット・デメリットを紹介します。
それぞれどんな人におすすめなのかも解説しますので、参考にしてください。
- ①引っ越し専門業者に依頼する
- ②運送業者に依頼する
- ③便利屋さんのような専門外の業者に依頼する
- ④個人で行う
方法①:引っ越し専門業者に依頼する
1つ目は、引っ越し専門業者に依頼することです。
引っ越しと聞いてまず思い浮かぶのは、専門業者への依頼でしょう。
メリットとデメリットは、以下の通りです。
荷造りや荷解き、家具の設置も頼めるため、自分の時間を節約できる。
業者によっては、手厚い各種補償などがつく。
料金が高い。
業者がほとんどの作業をやってくれる上に、業者によっては荷物の補償もあります。
しかしその分、料金は高くなりがちです。
引っ越し専門業者をおすすめできるのは、以下のような条件で引っ越しをする人でしょう。
- 長距離の引っ越しをする人
- 荷物が多い人
- 高価なものを配送する人
方法②:運送業者に依頼する
2つ目は、運送業者に依頼することです。
日本郵便やクロネコヤマトなど、荷物の運送を手掛ける業者に依頼し、配送を任せます。
メリットとデメリットは、以下の通りです。
引っ越し専門業社に比べて、料金を安く抑えられる。
荷造り・荷解きなどは、自分で行う必要がある。
荷物の補償がない場合も多いので、確認が必要。
引っ越し専門業者よりも料金は安いことが多いですが、あくまで運送をする業者なので、割り切らなければならない場面もあるでしょう。
運送業者をおすすめできるのは、以下のような条件で引っ越しをする人でしょう。
- 引っ越しの荷物が少ない人
- 運送中や搬入中の破損リスクが低い荷物のみを送りたい人
方法③:便利屋さんのような専門外の業者に依頼する
3つ目は、近年増えている町の便利屋さんのような専門外の業者に依頼することです。
探してみれば「もともと引っ越し業界で働いていて、独立した」という経歴の人も見つかるかもしれません。
便利屋さんに頼むメリットとデメリットは、以下の通りです。
運送業者よりもさらに料金が安い。
追加費用はかかるものの、柔軟に作業を依頼できる。
作業員は、必ずしも配送や引っ越しの専門家ではない。
荷物の補償がかけられない。
長距離の引っ越しの場合、料金が高額になる場合もある。
安い上に、引っ越し以外の荷造りや荷解きといった作業を頼めるのが魅力です。
便利屋さんをおすすめできるのは、以下のような条件で引っ越しをする人でしょう。
- 短距離で荷物の少ない人
- 引っ越し作業だけでなく、旧居の清掃や他の作業なども依頼したい人
方法④:自分で行う
4つ目は、レンタカーや自家用車を使って個人で引っ越しを行う方法です。
自分で引っ越しを行うメリットとデメリットは、以下の通りです。
費用はほぼ交通費・ガソリン代だけで済む。
好きなタイミングで引っ越しできる。
すべて自分で行わなければならないため、労力がかかる。
誰かに手伝ってもらわないと、荷物の搬入出に苦労する。
とにかく安く済み、業者のスケジュールに合わせる必要がない点は魅力です。
しかし、家具や家電を運ぶことを考えると、すべて自分ひとりで行うのには限界があります。
自力での引っ越しをおすすめできるのは、以下のような条件で引っ越しをする人でしょう。
- 短距離で極端に荷物の少ない人
- 荷物を詰める大型の車を所有している、または運転できる人
- 作業の協力者を見つけられる人
引っ越し費用を安くする4つのポイント
それでは、実際に引っ越し費用を安くするポイントを見ていきましょう。
- ①大手に頼まず個人に頼む
- ②相見積もりを取る
- ③一番安くなる時期や時間帯を希望する
- ④自分ができる範囲の作業や準備は行う
ポイント①:大手に頼まず個人に頼む
ポイントの1つ目は、大手に頼まず個人に頼むことです。
引っ越しの際、最も多くの人が利用するのは、大手の引っ越し専門業者でしょう。
大手なら安心して頼めると思う人もいるでしょうが、大手は広告費にお金をかけているところも多く、その分の費用を消費者の金額に反映しています。
大手以外の個人業者といっても、以前大手で働いていた人や、現在進行系で大手の下請けをしている人も多いです。
そのため、サービス品質は大手と変わらないこともあります。
大手よりもCMのコストや手数料がかかっていない分、安くなりやすいのです。
大手に頼まない場合、業者を探す方法は色々あります。
くらしのマーケットやジモティは、エアコンのクリーニングやハウスクリーニングなど、さまざまなサービスを個人に直接頼めるプラットフォームです。
口コミも見れて、価格が安いことも多いので、大手以外で引っ越し業者を探したい人は、ぜひチェックしてみてください。
ポイント②:相見積もりを取る
ポイントの2つ目は、相見積もりを取ることです。
「大手に頼まないと安心できない」人も、一社だけで即決するのはおすすめしません。
なぜなら、かなり高い料金になってしまうことが多いからです。
引っ越し業界では、初回見積もりで実際の金額の数倍を提示する慣習が存在します。
何社か相見積もりを取った結果、最初に見積もりを取った業者の4分の1以下になるケースもあるのです。
また、家に来て見積もりをしてもらう場合は、なるべく同じ時間帯に来てもらうと良いでしょう。
立ち会いの時間が短縮できる上に、初回の見積もりで他社との競争を意識した価格を提示してもらえる可能性が高いからです。
引っ越し業者は星の数ほどいるので、必ず相見積もりを取りましょう。
それぞれの会社に確認するのが面倒な場合、複数の会社に一括見積もりができる「引越し侍」がおすすめです。
一括比較サービスなら、引っ越しの荷物や住所、引っ越し希望日など、いっぺんに入力できます。
大半の業者からは希望日での引っ越しの可否や、大まかな見積金額がメールで送られてくるでしょう。
ただし、一部の業者は電話してくることもあるので、その点は心づもりをしておいてください。
また、安くするために相見積もりを取ると言っても、追加料金がかかりやすいポイントは把握しておきましょう。
- 長距離(県外への引っ越しなど)
- エレベーターがない
- 道幅が狭くて家の前まで車が入れない
引っ越し費用を安くするための努力は大事ですし、ぼったくられないように気をつけるべきですが、お願いする業者にかかる負担も考慮するようにしましょう。
ポイント③:一番安くなる時期や時間帯を希望する
ポイントの3つ目は、一番安くなる時期や時間帯を希望することです。
まず、可能なら繁忙期の引っ越しは避けましょう。
具体的には、以下の時期が高くなりやすいです。
- 3月中旬〜4月上旬
- 年末
- GW
- 夏休み
- 冬休み
上記の時期は、引っ越しが多く人手が不足しがちで、価格が相場の1.5〜2倍になってしまうこともあります。
できれば避けたほうが良いですが、時期を選べない場合はスケジュールを押さえるためにも早めに依頼をしましょう。
また、時間帯指定せずにいわゆる「フリー便」を使えば料金を抑えられます。
早朝や夜など、引っ越し業者の空き時間で作業ができると、料金が安くなることもあるのです。
ポイント④:自分ができる範囲の作業や準備は行う
ポイントの4つ目は、自分ができる範囲の作業や準備は行うことです。
具体的には、以下のようなことが挙げられます。
- 荷造り
- 不用品の処分
- 不足分のダンボール手配
他の3つのポイントと比較すると金額は小さいかもしれませんが、知っておいて損はないでしょう。
まとめ:面倒くさがらずに、ポイントを押さえて引越し費用を安くしよう!
今回は4つの引っ越しの方法と、引っ越し費用を安くする4つのポイントを紹介しました。
引っ越し費用を安くする方法は分かったものの、良い業者を探したり業者と交渉したりすることを面倒と感じる人もいるかもしれません。
そこで記事の冒頭で解説したように、リベ大では「”交渉次第”の引越しよりも”交渉しない”で良い引越しを」をテーマにした「リベ大引越センター」を立ち上げました。
ストレスなく安心できる引っ越し業者を利用したいという人は、ぜひリベ大引越センターの利用を一度検討してみてください。(対応エリアをご確認ください)
- ①引っ越し専門業者に依頼する
- ②運送業者に依頼する
- ③便利屋さんのような専門外の業者に依頼する
- ④個人で行う
長距離で荷物が多い引っ越しや、荷物の補償が欲しい人は引っ越し専門の業者がおすすめです。
距離が遠くても荷物が少ない人は、一定額までの補償がある運送業者へ頼むのも良いでしょう。
さらに、荷物が少ない人の中でも短距離の引っ越しであり、旧居の清掃や他の作業も依頼したいときは便利屋さんがおすすめです。
自力での引っ越しは、かかる費用を最低限に抑えられますが、荷物を載せた車を運転できたり、協力者を見つけたりする必要があるので、少しハードルは高いかもしれません。
ちなみに、4つの方法のなかで1つに絞る必要もないことを覚えておきましょう。
例えば、荷物の搬入出は大手の引越し業者に依頼して、エアコンや洗濯機の設置など割高になりがちなオプションの作業は個人に頼むこともできるのです。
- ①大手に頼まず個人に頼む
- ②相見積もりを取る
- ③一番安くなる時期や時間帯を希望する
- ④自分ができる範囲の作業や準備は行う
図解▼:引っ越し費用を安くするコツ
大事なことは、安く抑えるための手間を面倒くさがらないことです。
仮に引っ越し費用が5万円安くなったとすると、時給1,000円の人なら50時間分になります。
一方で、相見積りをして金額を見比べるのには、1日もかかりません。
浮いた費用で家族や友達とおいしいご飯を食べたり、好きなことに使ったりできることを考えれば、取り組む価値は大きいでしょう。
引っ越し費用に限らず、無駄なお金を払わないために大事なことは、相場を知ることです。
相場を知らないと、高いコストを支払うことになりがちですし、こと金融商品の場合は騙されて大金を失う可能性もあります。
比較することで商品の相場を知れますし、良い業者の見分け方もわかってきます。
自分が欲しい情報を得るのに便利な検索能力も磨かれるので、何かサービスや商品を購入するときには、まず比較することをクセづけましょう。
以上、こぱんでした!
「お金にまつわる5つの力」を磨くための実践の場として、オンラインコミュニティ「リベシティ」をご活用ください♪
同じ志を持った仲間と一緒に成長していきましょう!
140万部発行された、「お金の大学」。
情報を最新化・新規コンテンツ追加して【改訂版】としてパワーアップ!(なんと52ページ増量!)
貯める・増やす・稼ぐ・使う・守る…一生お金に困らない「5つの力」の基本をまとめた一冊!
▼「貯める力を伸ばしたい!」という人に読んでほしい記事がこちら!