こんにちは、こぱんです!
皆さんは、家計簿をつけていますか?
貯金もなかなか増えないし…。
「家計エリート」の特徴は下記です。
- 金融資産額が平均以上
- 昨年と比較して金融資産が増えている
- 借金が無い
- ちゃんと家計管理をしている
- 老後不安がない
というわけで今回は、
- 金融リテラシーが高く、豊かな家計を築いている「家計エリート」の特徴
- 優良家計を作るためにはどうすれば良いか
を解説します!
目次
解説動画:【平均貯蓄額はいくら?】最新世論調査から判明!家計エリートの特徴5選
このブログの内容は下記の動画でも解説しています!
家計エリートの特徴5つ
2019年11月19日に、金融広報中央委員会から「家計の金融行動に関する世論調査」が発表されました。
これは各家計の資産・負債状況や、お金に対してどのような行動をしているかを調査したものです。
そして調査結果のデータから、豊かな家計を築く「家計エリート」の特徴が分かりました。
- 金融資産額が単身世帯で645万円以上、2人以上世帯で1,139万円以上
- 昨年と比較して金融資産が増えた(増えた人は上位2~3割)
- 無借金である(借金がある人は全体の2~4割)
- 生活設計をしている(家計管理をしていれば上位2~3割)
- 老後の心配がない(老後不安がない人は全体の1〜2割)
つまり、「家計エリート」というのは
- 金融資産額が平均以上
- 昨年と比較して金融資産が増えている
- 借金が無い
- ちゃんと家計管理をしている
- 老後不安がない
という人です。
しかし、これらすべての条件を満たしている人は、かなり少数派です。
では「家計エリート」と「世間一般」にはどのような違いがあるのか、見ていきましょう!
世論調査のデータで見る「世間一般」と「家計エリート」の違い
今回は下記の調査データを参照しています。
調査データから分かった、「世間一般」と「家計エリート」5つの違いを解説します!
- 金融資産の保有状況
- 金融資産の増減状況
- 借入金の状況
- 家計状況
- 老後不安
① 金融資産の保有状況
調査結果による金融資産(貯金、有価証券、保険等)の保有状況は次の通りです。
平均値 | 中央値 | |
単身世帯 | 645万円 | 45万円 |
2人以上世帯 | 1,139万円 | 419万円 |
実際には、平均値より中央値の方が"実感に近い数値"になります。
金融資産の内訳は下記です。
- 貯金…40~50%
- 保険…20~30%
- 有価証券…20~30%
逆に、貯金が全くない世帯は全体の2~5%となっています。
ちなみに、金融資産の保有目的(単身者世帯)は
- 老後の生活資金…57.0%
- 病気や災害への備え…47.4%
- 特に目的はないが、保有していれば安心…27.5%
- レジャー目的…21.0%
といった内訳になっています。
貯金額が下記に該当すれば優良家計である!
- 単身世帯の場合…645万円以上
- 2人以上世帯の場合…1,139万円以上
② 金融資産の増減状況
これは昨年と比較して、金融資産は増えたか?減ったか?の結果です。
【単身世帯】
- 増えた…34.7%
- 減った…26.7%
- 変わらない…38.6%
【2人以上世帯】
- 増えた…22.4%
- 減った…29.2%
- 変わらない…44.9%
去年と比較して、金融資産を増やせている世帯は2~3割しかありません。
収入が減り、資産を取り崩している人が多いというのが、現在の厳しい経済事情です。
▼詳しくは、下記動画をチェック!
③ 借入金の状況
各世帯の借金状況の結果が下記です。
- 借入金のある世帯の割合…19.3%(平均額は341万円)
【借入目的】
- 日常の生活資金…43.7%
- 旅行レジャー資金…16.8%
- 消費財購入…15.7%
まさに地獄に陥ってしまうので、絶対にやめましょう!
では、2人以上世帯の場合を見てみましょう。
- 借入金のある世帯の割合…41.8%(平均額は1,587万円)
【借入目的】
- 住宅の購入…67.1%
- 消費財購入…24.3%
- 子ども関係の費用…11.0%
単身世帯の借入目的よりはまともですが、
- 住宅ローン
- カーローン
- 奨学金 etc...
で負債を抱えている人が多くなっています。
借金は、将来の収入の前借りのようなものです。
自分の未来の時間を売って、お金を手に入れているだけです。
動画のような、"悪い"借金は絶対にやめましょう…!
よって無借金なら優良家計である!
④ 家計状況
予算を立てたり家計簿をつけたりしている人は、かなり少ないのが現実です。
「何にいくら使っているか」すら把握できていない状況の人がほとんどです。
【単身世帯】
- 家計の資産負債バランスを意識したことがない…82.2%
- 生活設計を立てていない…73.2%
【2人以上世帯】
- 家計の資産負債バランスを意識したことがない…64.1%
- 生活設計を立てていない…63.7%
所帯持ちの世帯は、単身世帯に比べると多少マシですが、それでもかなりひどい数字となっています。
全体の7割前後の人が家計管理せず、資産負債のバランスも意識していない状態です。
これでは、
- カーローン貧乏
- 奨学金貧乏
- 住宅ローン貧乏
になる人が多いのも頷けます。
家計管理については下記を参考にしてみてくださいね^^
⑤ 老後不安
ほとんどの世帯が、老後不安を抱えている結果となっています。
【単身世帯】
- 心配である…85.6%
【理由】
- 十分な金融資産がないから…76.2%
- 年金や保険が十分ではないから…57.9%
【2人以上世帯】
- 心配である…81.2%
【理由】
- 十分な金融資産がないから…69.7%
- 年金や保険が十分ではないから…73.3%
厳しい経済状況の中、
- 給与減少
- 増税
- 社会保険料負担増
- 人口減少 etc...
超少子高齢化社会が進み、不安なのはみんな変わりません。
解決策は下記の記事でも詳しく解説しています!
しかし、老後不安のない人は全体の1~2割しかいない。
関連動画
優良家計を作るためにはどうすれば良いか?
90年以上語り継がれる「バビロンの大富豪の7つの教え」というものがあります。
これらを守ることで、お金を【貯め・守り・増やす】力を育てることが出来ます。
- 収入の10分の1を貯金せよ
- 欲望に優先順位をつけよ
- 蓄えた金を働かせよ
- 危険や天敵から金を堅守せよ
- より良きところに住め
- 今日から未来の生活に備えよ
- 自分こそを最大の資本とせよ
① 収入の10分の1を貯蓄せよ
お金持ちになるために真っ先に伸ばすべきなのが「貯める力」です。
収入の10分の1を貯金すれば、あなたの資産は確実に、絶対、100%の確率で増え続けます。
お金にまつわる5つの力のうち、「貯める力」を育てることから始めてみましょう!
② 欲望に優先順位をつけよ
サラ金やリボ払いを使って「本来なら買えないもの」を買うのはありえません。
収入の10分の9で、自分が本当に欲しいものだけを買うべきです。
優先順位をつけることは、逆にお金の悩みから解放されることに繋がります。
③ 備えた金を働かせよ
金融資産保有世帯も、約半分は貯金しか持っていません。
貯金をしても、それ以上のお金は増えていきません。
優良株、優良ファンドを買ってお金を増やすことが大事です。
サラリーマンは報われていませんが、株主は報われている世の中です。
つまり、株主側に回るのが最良の道です。
関連動画
④ 危険や天敵から金を堅守せよ
絶対に、詐欺やぼったくり投資商品にお金を投じないでください。
- 割高新築マイホーム
- 割高新車
- ぼったくり保険 etc...
にお金を取られないようにしましょう。
貯めたお金を失わなければ、いつか必ずお金持ちになれます。
まずは、失敗しがちなお金の罠について学び、知識を付けていきましょう!
もっと詳しく知りたい人は…
ここまでの「バビロンの大富豪の7つの教え」をもっと詳しく知りたい場合は、下記をご覧ください!
これらを守れば、100%家計を改善できます(断言)
最初は面倒に思うかもしれませんが、続けることで必ず習慣付いてきます。
まとめ:自由な人生を生きるには「金融リテラシー」を高めるしかない
▼図解で分かる「家計エリート5つの特徴」