
こんにちは、こぱんです!
リベ大では、経済的自由を達成するために「お金にまつわる5つの力」について情報発信をしています。
▼図解:お金にまつわる5つの力
2018年10月にお金に関する情報発信を開始してから2年半、リベ大の活動は大きく成長しています。
リベ大YouTubeチャンネルの登録者は、ついに100万人を超えました。
チャンネル登録者数を目標にしてコンテンツを作ってきたわけではありませんが、いざ登録者100万人という大台に乗ってみると素直に嬉しいです。
大台に乗ったことで、今後のリベ大に関する質問が寄せられるようになりましたのでお答えします。
→ ゴールどころか、まだ始まったばかりです。
→ 自由にやりたいと考えているので、行政に働きかけることはありません。
→ チャレンジしたいことは山ほどあります!
ご指摘は当然で、リベ大としてやりたいことはまだ道半ばなのです。
そこで今回は、以下の3つについて解説します。
- そもそもリベラルアーツとは何か
- リベ大が本当にやりたいこと
- リベ大でチャレンジしたい4つの企画
ぜひ最後まで読んでください^^
目次
解説動画:【4つの企画】リベ大が「本当にやりたいこと」と「チャレンジしたいこと」について
このブログの内容は下記の動画でも解説しています!
そもそもリベラルアーツとは何か
まずリベラルアーツについて、以下の2つを解説していきます。
- リベラルアーツとは?
- リベラルアーツ・カレッジとは?
リベラルアーツとは?
リベラルアーツに、統一された明確な定義はありません。
しかし今回は、以下3つの事例からリベラルアーツとは何かを捉えてみましょう。
リベラルアーツの捉え方①
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院長である上田紀行教授は、リベラルアーツを以下のように捉えています。(参考:「リベラルアーツについて知る」)
- 自由人として生きるための学問
- 人間を自由にする技
リベ大では、皆さんのマネーパワーを増大させて自由になる技を教えています。
つまり上田紀行教授の捉え方であれば、今のリベ大のスタンスは、まさにリベラルアーツだと言えるでしょう。
リベラルアーツの捉え方②
次は、書籍「リベラルアーツの学び方」(著:瀬木比呂志)からリベラルアーツとは何か考えてみます。
- 人の精神を自由にする幅広い基礎的学問
- 教養
皆さんは、漫画「こち亀(こちら葛飾区亀有公園前派出所)」をご存知でしょうか?
この漫画では、英才教育を受けた中川圭一さん・秋本麗子さんが「両ちゃんは教養がないわねぇ」というシーンがよく描かれます。
英才教育を受けて、文学・芸術など幅広い教育を身につけてきた人は、リベラルアーツな人の典型かもしれません。
リベラルアーツの捉え方③
最後に、リベラルアーツ教育で有名な桜美林大学の捉え方を紹介します。(参考:桜美林大学公式HP)
- 人間を良い意味で束縛から解放するための知識
- 生きるための力を身につけるための手法
さて、3つの事例を元に、リベラルアーツとは何かを見てきました。
皆さんの中には、フワッとしていて分かりにくいと感じている人もいるでしょう。
そこで視点を変えて、リベラルアーツの起源について見てみます。
リベラルアーツの起源
リベラルアーツの起源は、ギリシャ・ローマ時代まで遡ります。
当時、「自由人」と呼ばれた奴隷でない人が学ぶべき学問こそがリベラルアーツだったのです。
自由人は、「自由七科(じゆうしちか)」と呼ばれる以下の7科目を学んでいました。
- 文法学
- 論理学
- 修辞学(効果的な伝え方を研究する学問)
- 算術
- 幾何学(図形や空間の性質を研究する学問で数学の一種)
- 音楽
- 天文学
自由七科は、自由に生きるために必要な基本的スキルだと考えられていました。
文法学や算術など、いわゆる「読み・書き・算盤(そろばん)」が、はるか昔から自由の学問と呼ばれていたのは興味深い話です。
自由七科を起源として、現代では以下の目的で学ぶ教養や幅広い知識を「リベラルアーツ」と呼ぶことが増えているようです。
答えがない問題に対処するため
総合的な判断力・実行力を養うため
自ら考える力を培うため
リーダーとしての人格形成のため
リベラルアーツ・カレッジとは?
次に、アメリカに存在するLiberal Arts College(リベラルアーツ・カレッジ)を踏まえながら、本来のリベラルアーツ・カレッジはどのような大学なのかを解説していきます。
アメリカの有名大学はUniversity(ユニバ―シティ)と呼ばれ、多くの学部を持つ総合大学です。
- ハーバード大学
- スタンフォード大学
- イェール大学
一方、リベラルアーツ・カレッジは、総合大学であるユニバ―シティとは少し系統の違う大学です。
とは言え、総合大学の劣化版といった位置づけではなく、難易度、評価ともに高く有名な大学も多いのです。
「ハーバードは受かったけど、リベラルアーツ・カレッジに落ちた」とか「両方受かったから、ハーバードを蹴ってリベラルアーツ・カレッジを選んだ」といった高校生もいるほどです。
皆さんご存知の著名人も、リベラルアーツ・カレッジで学んでいた時期があります。
- オバマ元大統領
- ヒラリー・クリントン元国務長官
- スティーブ・ジョブズ
- 研究よりも教育が中心
- 実用性・専門性よりも幅広い知識・教養を重視
- 必ずしも大学院を持たない
- 少人数制が多い
- 基本的に全寮制
リベラルアーツ・カレッジは、いつでもどこでも誰でも学べて、実用的な知識が中心です。
アメリカのリベラルアーツ・カレッジを知っている方からすれば、リベ大が発信している内容に対して、「どこがリベラルアーツなんだ?」という声が届くのも当然かもしれません。
なぜなら、正解のない話題や総合的な判断力を養うテーマを扱うこともありますが、リベ大が伝えている内容の多くはお金の話だからです。
確かに、リベ大が発信している情報内容・発信形態などから考えると「リベ大はリベラルアーツではない!」という意見は間違っていません。
ただ、リベラルアーツが誕生したギリシャ・ローマ時代と現代とでは状況が変わっているので、自由に生きるために必要な知識も違ってきます。
資本主義全盛の現代において、自由に生きるために必須なのはお金の知識です。
また、もともとリベ大が目指しているのは金融教育だけで完結するようなものではありません。
そこで後半では、リベ大が本当にやりたいことについて、具体的な事例を挙げて解説していきます。
リベ大が本当にやりたいこと
現代を生きる人に必須のお金の知識
リベ大が発信していることは2018年以来一貫して変わっておらず、以下のことを発信し続けてきました。
自由に生きる人を増やす
自分らしく豊かに生きる人を増やす
今の日本は戦争もなく、警察・消防・医療・教育等のインフラもかなり整備されていて、基本的に衣食住に困ることはありません。
また社会保障も充実しており、最後の砦として生活保護もあります。
しかし恵まれた環境にいるにも関わらず、マイナスの気持ちを抱えて暮らしている人は少なくありません。
「将来に希望が持てない」
「閉塞感がある」
「イライラする」
「不安だ」
多くの人が閉塞感や不安を感じている原因の1つは、お金の知識が不足していることでしょう。
これまで何度もお伝えしてきましたが、自由の土台はお金です。
自由のない世界で、自分らしく余裕を持って生きるのは不可能です。
ではお金の知識を身につけて、お金を稼ぐことさえできれば幸せに生きられるかというと、そうとも言い切れません。
人が豊かに暮らしていくには、色々なものに触れて教養を深めていく必要があるのです。
- 哲学
- 文学
- 歴史
- 芸術
教養が必要な理由は、お金がないと生きていけませんが、お金だけでは幸せになれないからです。
リベ大の目的と目標
リベ大は、これまで何度も資産5,000万円以上の小金持ちを増やしたいと伝えています。
そして同時に、誰でも小金持ちになれるとも考えています。
関連動画
→ 大金持ちは無理でも「小金持ち」になら誰でもなれる理由(アニメ動画)
しかしここで重要なのは、「リベ大が資産5,000万円以上の小金持ちを増やしたいのは目的ではなく目標」だということです。
- 目的:ゴール(最終到達点)
- 目標:ゴールに近づいていることを確認するための中間指標
リベ大の目的は「自由で自分らしく豊かに生きる人を増やすこと」です。
そして、その目的を達成するための目標(第一ステップ)が、「資産5,000万円以上の小金持ちを増やすこと」なのです。
YouTubeやブログ・SNSを通じて無料の金融教育を提供することは、リベ大の目標を達成するための手段、公開講座の1つに過ぎません。
目的:自由で自分らしく豊かに生きる人を増やす
目標:資産5,000万円以上の小金持ちを増やす(第一ステップ)
手段:YouTubeやブログ・SNSを通じて無料の金融教育を提供する
今は、皆さんの金融リテラシーを上げて、資産5,000万円以上の小金持ちを増やすことを目指しています。
その結果、以下のような人たちが増えてきたら、第一ステップは達成となるでしょう。
- 資産所得を主たる収入として暮らせるようになる
- 生活費十数年分の貯蓄を達成する
- 会社に頼らず自分の好きなことや得意なことで稼げるようになる
- 不景気や時代の変化を乗り切れるだけの十分な貯蓄がある
リベ大の次のステップ
第一ステップが達成できたら、次の目標(第二ステップ)に移ります。
次の目標は、哲学・歴史・芸術など幅広いテーマを扱い、皆さんとより良く生きるための「何か」を共有していくことです。
盤石な土台ができたなら、良い家を建てて皆で楽しく暮らさないともったいないです。
リベ大は、お金以外の哲学・歴史・芸術の分野にまで踏み込んだコンテンツを作る段階に入っています。
自由に自分らしく豊かに生きる人を増やし、皆さんに喜んでもらえて、はじめてリベ大が本当にやりたかった「リベラルアーツ大学」の姿になります。
冒頭でお伝えしたようにリベ大の活動はどんどん大きくなっていますが、まだ始まったばかりです。
次の目標に向かうと言っても、お金の話を完全にやめて全く違うステージに移行するわけではありません。
金融教育も道半ばですし、まだまだ伝えたいことはたくさんあります。
「自由の土台はお金」というスタンスは変わらず、リベ大が発信する情報の中心がお金の内容であることに変わりません。
お金の話をやめて、次の目標に完全移行する。
お金の話を中心に、新しい分野の話題も織り交ぜる。
関連動画
→ 【信者ビジネスで大儲け】学長がYOUTUBEで発信し続ける本当の理由
リベ大がチャレンジしたい4つの企画
今後リベ大は、自由の土台となるお金の話はもちろん、より自分らしく豊かに生きるための教養を含めて、コンテンツの幅をより広げていきます。
チャレンジしたいことは無限にありますが、今回は4つに絞って紹介します。
- ① 専門家とのコラボレーション
- ② スタジオなど自己表現の場所の提供
- ③ アーティストの発掘・留学支援
- ④ リベ大漫画大賞の開催
企画①:専門家とのコラボレーション
チャレンジしたい企画の1つ目は、リベラルアーツのまさに王道である、歴史・文学・哲学・芸術などの各専門家とのコラボです。
歴史や哲学と聞いて、つまらない・堅苦しいと感じた人は、ぜひ実際の問題を一緒に考えてみましょう。
今回は、ハーバード大学のマイケル・サンデル教授の白熱教室という番組でも取り上げられた、「トロッコ問題」にしました。
皆さんがトロッコに乗っていたところ、ブレーキが利かなくなりました。
暴走するトロッコの前方に、5人の作業員がいます。
このままだとトロッコは5人をひき殺してしまいますが、トロッコの進路を変えればその先にいる1人をひき殺すだけで済みます。
トロッコは止められず、線路上の人は逃げられないという大前提がある場合、皆さんはどちらを選びますか?
- A:何もせず、5人に突っ込む
- B:進路を切りかえて、1人に突っ込む
トロッコ問題に対しては、色々な意見が出てきます。
世の中には、何が善で何が悪なのか人によって異なる問題がたくさんあります。
トロッコ問題のように、正解のないものを考える学問が哲学なのです。
皆さんにも、学校で面白い授業をする先生がいて、その科目が好きなったという経験があるかもしれません。
人は、楽しくて面白いことしか勉強したくないものです。
皆さんが興味を持つ内容を発信をするためにも、リベ大は以下のような人とコラボしたいと考えています。
リベ大の理念に共感してくれる。
数あるテーマの中から、皆のためになるテーマを厳選してくれる。
難しいことを分かりやすく、楽しく解説してくれる。
哲学・歴史・文学・芸術と聞くと堅苦しく感じますが、自由に繋がるテーマを楽しく学べるとしたら誰もが興味を持つでしょう。
具体例を挙げるとすれば、以下のようなテーマです。
- 江戸時代の庶民の自由な暮らしぶり
- 自由を求めて4万キロを旅したロシアの漁師の話
- 自由をテーマにした中世の絵画の解説
とは言え、ただ単に自分の興味関心を押し付けるということは望んでいません。
エンターテインメントの視点を持って、相手を喜ばせることができる人が理想です。
- 歴史&文学マニア
- リベラルアーツ分野を専攻する大学教授
- 美術館で勤める学芸員 など
哲学なき成功はあり得ず、歴史に学ばず幸せに生きることも難しいものです。
豊かに生きるために、お金以外のテーマも楽しく学べるコンテンツを一緒に作り上げることを目指していきます。
企画②:スタジオなど自己表現の場所の提供
皆さんも街を歩いていると、ガラス張りのエントランス前で、一生懸命ダンスを練習している人を見かけたことがあるかもしれません。
彼らはスタジオを借りるお金がなく、夜な夜な注意されながら色々なところでダンスや楽器の練習をしているそうです。
そのため、自分のやりたいことをとことん表現できる場所が提供できれば、多くの人に喜ばれそうです。
- いくらでも踊ったり演奏したりできる場所
- どんなジャンルでも練習できる場所
- 自己表現を思い切ってできる場所
- クリエイティブなものが生まれやすい場所