とらたぬ
2018年6月19日に「メルカリ」が上場しました。このイベントで一番儲けたのは誰なのか?それを考えてみましょう

 

この記事で伝えたいこと
◯IPO投資の概要
〇「株式」の保有がお金持ちへの道。株式投資をしよう!

 

IPO投資とは

IPO(株式公開とは)

あひるくん
フリマアプリで有名な「メルカリ」がIPOしたって聞いたんだけど、IPOってナニ?銭形警部?

 

それはICPO(国際刑事警察機構)ですね。IPOとは株式公開のことで、Initial Public Offeringの略語です。

 

あひるくん
いにしゃる ぱぶりっく おふぁりんぐ

 

例えば、トヨタや任天堂の株は、証券口座を開設すれば誰でも買うことができます。よく、株価がニュースになったりしますよね。

一方で、街なかにある中小企業の株式は、誰でも買うことができるわけではありません。株価だって分かりません。これらの株は未公開株と言われています。

 

あひるくん
誰でも買えるのが公開株、買えないのが未公開株なのね

 

その通りです。未公開株を、公開株にする。つまり、誰でも買えるようにするのがIPO(株式公開)というわけです。

メルカリの株式も、IPOによって誰でも買うことができるようになりました。

 

あひるくん
株式公開するとなんかいいことでもあるの?

 

莫大な資金を調達することができます。今回のIPOで、メルカリは1,300億円もの資金を手に入れたと言われています。

これはあくまで例えですが、創業者が持っている100億円の自社株を1,400億円で売れば、1,300億円の儲けになります。そういうイメージです。

 

あひるくん
なんで100億円の株式が1,400億円で売れるの?そんなのおかしいじゃん

 

投資家達は、株式の価値が将来1,400億円以上になると考えるからですね。つまり、成長を期待されているということです。

このタイミング・価格で株式を手に入れても、十分値上がりが期待できるという判断です。

 

あひるくん
なるほどねぇ。会社も投資家も、win-winになれる可能性があるってことだね

 

さて、このIPOに関連して、比較的勝率の高い株式投資があります。それが「IPO投資」です。

ここまでのまとめ
IPOとは株式公開のこと
〇株式公開されると、誰でもその会社の株を買えるようになる
〇株式公開によって、会社は資金調達ができる。投資家は値上がり益を期待できる

 

IPO投資とは

IPO投資は、ざっくりいうと「IPO直前の株を抽選で手に入れて、上場後に即売却する」投資法です。

あひるくん
ふーん。抽選かー。上場したら自由に買えるのに、なんでわざわざ上場直前に買うの?なんかいいことあるの?

 

「株式の価格が、上場後の価格より安いことが多い」というメリットがあります。

 

あひるくん
上場直前に安く買って、上場した後値上がりしたら売ろうっていうことだね

 

これがどのぐらいの確率で上手くいくかというと、直近3年について見てみるとこんな感じです。

  • 2016年 70勝21負1分(勝率76.1%
  • 2017年 84勝10負0分(勝率89.4%
  • 2018年 34勝4負0分 (勝率89.5%

(参考:96ut.com 玄人「IPO分析結果一覧リスト」)

気をつけなければいけないのは、この結果はかなり「相場の雰囲気に影響される」ということです。

2009年、2010年あたりは、そもそもIPOの件数が20件ぐらいしかありませんでした。そして、勝率は45%~68%ぐらいです。これではあんまり旨味がないですよね。

IPO投資は、現在のように相場の雰囲気が良ければ、それなりの勝率を狙える投資方法ということです。

あひるくん
抽選に当たればその時点で8割方勝てる投資ってことだね。面白い投資方法もあるもんだねぇ

一番儲けたのは誰?メルカリのIPO関係の資料をチェック

あひるくん
じゃあさ、メルカリの上場のときにもさ、IPO投資した人がめっちゃ儲けてるのかな?

 

IPO投資した人は、上場直前にメルカリ株式をゲットした人です。その人たちも確かに儲かったのですが、メルカリ上場にからんで、もっともっともーーーっと儲けている人がいます

この記事で強調したいのは、むしろこの部分です。

 

あひるくん
誰!?それは誰!?

 

もともとメルカリ株式を持っていた人たちです。

  • どんな人達が
  • どれくらい持っていたのか

公式資料に基づいてチェックしてみましょう。

 

資料の確認方法

上場前(IPO投資がされる前)の株式の持ち主&持ち株数は、以下の方法で、誰でも調べることができます。

①「東京証券取引所」で検索。HPへ。

 

②「上場会社情報」→「新規上場・市場変更・上場廃止」→「新規上場会社情報」を選択

 

選択するとこんな画面に。

 

③「会社名」&「Iの部(注6)」のPDFファイルを開く

 

開くとこんな画面に。

 

④「株主の状況」を見る

目次を見ると

 

190ページへ行くと

 

あひるくん
おー!すごい!誰が何株もってるか、名前と住所まできっちり書いてある!…メルカリ以外のIPOのときでも、この方法を使えば調べられるんだね。

(参考:日本取引所グループ 新規上場会社情報 ㈱メルカリ「新規上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)」等)

 

個人株主のリスト

あひるくん
結局メルカリの大株主たちは、どのくらいの資産を持ってることになるの?

 

では、メルカリ個人株主の一覧を見てみましょう。彼らは、創業者である山田氏から何らかの経緯で株式を引き受けたメンバーであり、要するに「仕事仲間」です。

 

あひるくん
す、すごい金額だね…に、にせんひゃくろくじゅうごおくえん…

 

純金融資産保有額が5億円以上の世帯をさして、「超富裕層」と呼ぶことが多いようです。

この「超富裕層」の世帯数は、野村総合研究所の調査によれば、日本中で7.3万世帯程度。ざっくり全体の0.1%ちょっとです。(参考:㈱野村総合研究所「日本の富裕層は122万世帯、純金融資産総額は272兆円」)

 

あひるくん
5億円以上の世帯が1,000に1つしかないのに、メルカリの創業・立ち上げ間もない頃からのメンバー達は…!!

 

10位以降にも、従業員たちの名前がズラリと載っています。彼らの多くはまだ30代~40代前半ですが、そろって超富裕層の仲間入りです。

個人投資家達がIPO投資で「数十万円の利益」で喜んでいる一方で、リスクをとって事業を立ち上げ、そして拡大してきたメンバーは、ビックリするような資産を手にしているのです。

※先ほど紹介した方法で、新規上場企業の大株主たちはすべて調べることができます。会社を上場させるほど力のあるメンバーですから、今の時代、ググればすぐに経歴が出てきます。興味のある方は、ぜひ調べてみて下さい

株式こそが現代の錬金術と言えるかもしれません。

 

米国のユニコーン企業数は日本の57倍!?

あひるくん
ボクもIPOしたいけど、そんな会社作れないし...IPO投資でガマンかな…

 

お金持ちを目指すなら、株式投資にはチャレンジしておくべきかなと思います。何と言っても、世界のお金持ちは皆、なんらかの形で株式を保有しています。

けれども、IPO投資には、難しい点もあります。抽選にあたらないとIPO株を手に入れることができないという点です。そして、利益も比較的少額です。

 

なお、日本には、メルカリを除くユニコーン企業(※)は、「プリファード・ネットワークス」1社しかないと言われています。

※ユニコーン企業とは、「10億ドル(1100億円)以上の企業価値が見込まれる未上場企業」のこと。

Cbingsightsの統計によれば、ユニコーン企業数が一番多いのはアメリカです。なんと114社もあると言われています。

(参考:日本経済新聞「企業価値、22社が100億円以上 NEXTユニコーン調査」、
Glo Tech Trends「ユニコーン企業最新レポート2018年3月時点(まとめ)」など)

 

あひるくん
どひゃー!メルカリクラスの企業が114社もあるのか。やっぱりアメリカはすごいね

 

株式投資の「企業の成長の恩恵を受ける」という点に着目すれば、ユニコーン企業がたくさん生まれるアメリカのような国に投資するのは悪くない選択肢です。

多くの投資家にとって、どの会社に投資すれば儲かるのか、見極めるのは困難です。

ですから、IPO投資のようなミクロの投資ではなく、アメリカのような、経済が強い国の企業全体にマクロな視点で投資するのが良いと思います。

世界中で荒稼ぎをする老舗企業だけではなく、若いハイテク企業にもまるっと投資することができます。

あひるくん
全体に投資って、そんなのどうやるの?

 

例えば、楽天VTIという投資信託を購入するという手段があります。

詳しくは、こちらの記事↓をご覧ください。

結局、世の中リターンが欲しければ相応のリスクをとるしかありません。IPOで一番儲けたのは創業メンバーですが、それは彼らが並々ならぬリスクを引き受けているからです。

IPO投資の利益が少額にとどまるのは、リスクが低いからです(IPOで手に入れた株を長期保有することで、いずれ2倍、3倍となる可能性も否定できませんが、多くの企業は上場後に株価が低迷してしまいます)。

いずれにせよ、確かなのは大なり小なり「株式」には人をお金持ちにするパワーがあるということです。

自ら事業を立ち上げてIPOする力のない普通の人々にとって、ありとあらゆる株式会社に広く投資してその恩恵を受けられる「楽天VTI」のような金融商品は、現代におけるひとつの福音なのかもしれません。

あひるくん
ボクもお金持ちのあひるになりたいっ!株主になるぞ…!

 

▼楽天証券無料資料請求はこちら

おすすめの記事