こんにちは、こぱんです!
リベ大では、大切な資産を詐欺やぼったくりなどで減らさないための「守る力」についても情報発信をしています。
▼図解:守る力
地震大国と言われる日本ですが、地震以外の災害も毎年のように発生しています。
同時にSNSの普及によって、災害時はもちろん様々な場面でデマの拡散が増えています。
実は、デマに惑わされる人と投資詐欺にあいやすい人には共通点があるのです。
そこで今回は、両者の共通点4つをリベ大目線で解説します。
- ①自分だけは特別という考えを持っている
- ②とにかく不安を感じている
- ③基礎知識が不足している
- ④単純すぎる現実認識をしている
お金を守る力がなければ、せっかく貯めた資産を簡単に失うかもしれません。
目次
解説動画: 【要注意】「デマに惑わされる人」と「投資詐欺にあう人」の共通点
このブログの内容は下記の動画でも解説しています!
「デマに惑わされる人」と「投資詐欺にあいやすい人」の4つの共通点
共通点①:自分だけは特別という考えを持っている
1つ目の共通点は「自分だけは特別という考えを持っていること」です。
近年は「〇月〇日に大きな地震が発生する」といった根拠のない情報が拡散されることが多々あります。
こういったデマを拡散する人は、「自分が特別に知った情報だから拡散してあげよう」という気持ちに捉われているのです。
そもそも、一般に報道されていない正しい情報を、自分だけが特別に手に入れられる可能性を考えてみてください。
「自分だけは特別な情報を入手できる」と思っていると、ありもしない話に騙されかねません。
「この株、近々上場の予定があるんだよ。
上場すれば価格は数倍以上になるから、確実に儲かる。
普通は手に入らないんだけど、あなただけに特別に譲渡します。」
「そんなの信じないよ!」と思うかもしれませんが、人間は自分が特別だと言われることに弱いものです。
その証拠に、様々な公共機関がホームページで典型的な詐欺のセールストークをアップし注意喚起をしています。
どれだけ「稼ぐ力」や「貯める力」があっても、「守る力」がないことで会社を潰してしまった人もいます。
人間誰もが、自分だけは特別でありたいと考えてしまうモノです。
▼図解:投資詐欺にご用心
共通点②:とにかく不安を感じている
2つ目の共通点は「とにかく不安を感じていること」です。
デマに惑わされてしまう人は、とにかく不安でたまりません。
不安過ぎると判断力が鈍り、不安に引っ張られて行動してしまうので、次のように煽られると高額な情報商材を買いがちです。
情報弱者はどんどん搾取され続ける時代になるからこそ、この商材を買って自由になろう!」
ちなみに、消費者センターなどに寄せられる情報商材の相談は年々増加しています。
2020年は2,500件を超えて過去最高を記録しました。
不安を煽ってぼったくる不安商法は、悪徳商法の代表格です。
どんな詐欺があるのか知っているだけでも、自分の身を守ることに繋がるので覚えておきましょう。
「このツボを買わないと不幸が訪れます」という伝統的な詐欺
最終通達書や最終通告書などの言葉を使った架空請求
話の中に真実を混ぜつつ最後の解決策だけ嘘の詐欺やぼったくり
病気になる可能性を過度に強調する保険のセールストーク
煽るような言葉をかけられると不安になってしまう気持ちは分かります。
しかし、不安だからといって自分に都合の良い話だけを信じてはカモにされます。
共通点③:基礎知識が不足している
3つ目の共通点は「基礎知識が不足していること」です。
デマに振り回されてしまう人は、冷静に正しい知識を得られていません。
もし基礎知識不足のまま行動すると、「元本保証 利回り6%」といった話に騙されてしまいます。
これは2020年に摘発された、ジャパンライフ巨額詐欺事件で実際に使われていたの勧誘文句です。
この詐欺事件では、被害者が10,000人、被害額は約2,100億円にまでのぼりました。
多くの人が被害に遭った詐欺事件ですが、2つの基礎知識があれば騙されることはなかったはずです。
元本保証はあり得ない
預託商法は致命的な欠陥を抱えたビジネスモデル
1つ目の基礎知識は、元本保証はあり得ないことです。
そもそも、元本保証を謳って出資金を集めることは限られた金融機関でしか許可されていません。
もし元本保証を謳っている投資案件などを紹介された場合は、どんな相手が関わっているかを確認しましょう。
2つ目の基礎知識は、ジャパンライフ巨額詐欺事件で使われたビジネスモデルの預託商法には、致命的な欠陥があることです。
消費者は購入したモノの存在を確認できない
消費者は購入したモノの運用を把握できない
こういった欠陥があり、詐欺事件に使われることが多いため、販売預託商法を原則禁止とする預託法の改正が行われる予定です。
また、投資詐欺のほとんどはポンジスキームという手法で行われています。
ポンジスキームとは、高配当の投資案件で出資者を募り、出資額が最高潮になったタイミングで出資元が逃亡する詐欺手法です。
こういった高配当の投資案件に騙されないためにも、利回りの相場を知っておくことも大切です。
▼図解:投資詐欺の見分け方
共通点④:単純すぎる現実認識をしている
4つ目の共通点は「単純すぎる現実認識をしていること」です。
例えば、陰謀論や都市伝説などを本気で信じ込んでいる人は、複雑で理不尽な現実を理解したくないという想いが強い傾向にあります。
そのため、分かりやすく単純なストーリーを想像して、安心したいのです。
- 酷いことが起きるのは悪い人がいるせいだ
- 悪い人がいなくなれば自分の不幸は防げる
しかし、現実はそんなに単純ではありません。
自分に都合の良い現実認識しかできないと、信者ビジネスなどに巻き込まれやすくなります。
この人は素晴らしい人だから
この人の言う通りすれば成功する
この人の言うことは全て正しい
関連動画
→ 【信者ビジネスで大儲け】学長がYOUTUBEで発信し続ける本当の理由
どんなに素晴らしい人でも間違えることはあります。
だからこそ自分の頭で考えることが大切で、誰の言葉であっても妄信するのは避けましょう。
なぜ情報発信をしているのか、という背景まで自分の頭で考えることが大切です。
現実世界は誰かを妄信できるほど単純ではなく、もっと複雑です。
善人と悪人を分類できない
世の中の酷いことが全部悪人のせいではない
善人が良いことしかしないワケではない
同じ出来事も見る角度によっては良くなったり悪くなったりする
立場が変われば物事の捉え方も変わる
今起きていることが何なのか、いろんな角度から自分で考えて理解しなければ自分のお金は守れません。
とはいえ、自分で考えるのにも限界はありますし、自分の考えに自信が持てないこともあるでしょう。
そんな時は、専門家や自分の一歩先を歩いている先輩に相談するのがおすすめです。
リベ大のオンラインコミュニティであるリベシティには、様々な分野で結果を出している人が在籍しています。
まとめ:資産を失わないためにも守る力を伸ばそう
今回の記事では「デマに惑わされる人」と「投資詐欺にあいやすい人」の危険な4つの共通点を紹介しました。
- 自分だけは特別という考えを持っている
- とにかく不安を感じている
- 基礎知識が不足している
- 単純すぎる現実認識をしている
お金に関する情報発信をしていると、様々なお金の質問が届きます。
質問を見て感じるのは、お金を守る力が不足している人が多いことです。
自分だけが特別に良い情報を持っていると勘違いしている
不安に押しつぶされそう
全く勉強せずに投資を成功させようとしている
たった一つだけの正解を探している
お金を守る力は、考え方や姿勢を少し変えるだけで改善できます。
経済的自由を達成するためには、稼ぐ・貯める・増やす・上手に使うのはもちろん、「しっかり守る」ことが大切です。
▼図解:お金にまつわる5つの力
リベ大おすすめ書籍の一冊である、バビロンの大富豪に「危険や天敵から金を堅守せよ」という教えがあります。
関連動画
→ 【すぐに実践できる】90年以上語り継がれている大富豪の7つの教え(アニメ動画)
どうしても貯める力や稼ぐ力が優先されがちですが、守る力がなければ築き上げた資産を一瞬で失いかねません。
バビロンの大富豪はマネー系の原点とも言える書籍であり、お金を貯めて、増やして、守るための原理原則が学べます。
これからもお金にまつわる5つの力をバランスよく育てて、経済的自由に近づいていきましょう。
以上、こぱんでした!
▼「守る力を伸ばしたい」という人に読んで欲しい記事がこちら!
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同じ志を持った仲間と一緒に成長していきましょう!
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