S&P500を信じる人に伝えたい死角について

こんにちは、こぱんです!

最近、S&P500連動ファンドの人気が高くなっているのをご存知でしょうか?

コロナショックの後、米国は順調に株価を回復させており、ますます注目されています。

あひるくん
中田敦彦のYouTube大学」さんも米国株をおすすめしていたね!

こぱん
販売から1ヶ月で約17万部売れている「お金の大学」や、リベラルアーツ大学でもおすすめファンドとして、S&P500連動ファンドを紹介しています^^

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しかし、S&P500がおすすめであるといった情報が広がっていくと「S&P500に投資していれば絶対に儲かる」といった間違った認識も広がりがちです。

少し勉強すれば、投資に「必ずはない」ことが自然とわかるようになります。

こぱん
しかし「いろんな人がおすすめしているから大丈夫!」と思い込んでしまう初心者さんもいますよね^^

そこで今回の記事では、S&P500の死角について、以下の3点を解説していきたいと思います。

S&P500の死角に関する3つのこと
  1. マイナスになる年もある
  2. S&P500が国際分散投資に勝ち続けるとは限らない
  3. 為替リスクは小さくない

投資初心者向けの内容にはなりますが、米国株投資をしている人にとって、将来パニックを起こさないための良い薬になると思います。

こぱん
ぜひ最後まで読んでいってくださいね^^

そもそも「S&P500って何!?」という人は以下の動画を参考にしてくださいね。

解説動画

S&P500連動のおすすめ投資信託

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解説動画:危険】S&P500に投資すれば絶対に儲かると信じている人に伝えたい3つのこと

このブログの内容は下記の動画でも解説しています!

S&P500の死角1:マイナスになる年もある

S&P500の死角1

死角の1つ目は、必ずしも毎年プラスになるのではなくマイナスになる年もあること。

こぱん
S&P500には、投資の神様であるウォーレン・バフェットが言った以下の言葉が有名です。
ウォーレン・バフェットの言葉
「自分の死後は資産の90%をS&P500連動のインデックスファンドに、残り10%を短期国債に」

日本株のリターンが過去30年で年利1.5%なのに対して、S&P500のリターンは過去30年で年利9.5%です。

あひるくん
投資の神様もおすすめしてるし、過去の実績もバッチリならS&P500に投資すれば儲かりそうだね!

こぱん
あひるくん、一回落ち着こう。S&P500に投資すれば、必ず毎年プラス成績になるわけではないんだよ。以下の図を見てみてね^^

これは過去195年にわたって、米国株の年次リターンを並べてみたもので、ピラミッド状になっているのが分かります。

過去195年間の米国株の年次リターンがマイナスになった回数
  • -40%~-50%:1回
  • -30%~-40%:2回
  • -20%~-30%:6回
  • -10%~-20%:17回
  • 0%~+10%:31回

上記の結果から、57年/195年=約30%、これだけ年次リターンでマイナスの年があることが分かります。

こぱん
10年投資したら3年はマイナスリターンを経験するくらいの確率ですね。

「S&P500に投資すれば必ず儲かる」は間違いです。

長期で見れば報われる可能性が高いけれど、短期的にはマイナスもありえます。しかしこれも「過去のデータ」に過ぎません。

未来のことはわからない

S&P500でもマイナスになる可能性もある

こぱん
この2つはしっかり認識しておきましょう^^

S&P500の死角2:米国株が国際分散投資に勝ち続けるとは限らない

S&P500の死角2

S&P500の死角2つ目は、米国株が国際分散投資に勝ち続けるとは限らないこと。

国産分散投資とは、アメリカだけでなく、ヨーロッパやアフリカ、アジアなど世界中に投資をすることです。

資産運用の世界では、

  • 米国集中投資か
  • 国際分散投資か

これらがよく話題になります。

こぱん
米国人は「米国か、それ以外か」こういった視点で投資をしているようです。

あひるくん
有名ホスト、ローランドさんの「俺か、俺以外か」みたいだね!

世界最強の経済大国で、基軸通貨ドルを持つアメリカを中心に考えて、必要があればアメリカ以外をトッピングする

これが米国人の考える国際分散投資なのです。

ここ数年は、アメリカの一人勝ちが続いているので、国際分散投資派は肩身の狭い思いをしています。

こぱん
米国株に集中投資している人たちに「なんでリターンの悪い日本や欧州、新興国なんかに投資してるの?」と聞かれると、ツラいですね…笑

アメリカが一人勝ちしている状況でも、なぜ国際分散投資をしているかと聞かれれば、理由は明確です。

アメリカが勝ち続ける保証はないから。

下の図を見てみましょう。

この図は1974年~2018年を対象として、

  • 米国株
  • 米国株以外の国際株

どちらが勝ったかが分かるグラフになっています。

このグラフからも分かるように、

米国株が勝っている期間

 米国株が負けている期間

これらはある程度の期間を「循環」しており、決して、米国株が勝ち続けているわけではありません

こぱん
このグラフの米国株の指数はMSCI USA Indexといって、S&P500とは違う指数ですが、似ている指数なので、十分参考になります^^

このグラフの通り、2010年頃から今日に至るまで、“たまたま“米国株が勝ち続けていますが、今後どこまで勝ち続けるかは誰にもわかりません。

こぱん
あひるくんならもし国際分散投資のターンが来た時に、笑って米国ファンドを保有し続けられそう?

あひるくん
う…!あんまり自信ないかも…

こぱん
もし保有し続ける自信がないなら、ポートフォリオのバランスを見直した方が、良いのかもしれないね^^

S&P500の死角3:為替リスクは小さくない

S&P500の死角3

最後の死角は、S&P500自体ではなく、S&P500“連動ファンドの死角”です。

その死角とは、為替リスクが小さくないこと。

こぱん
これはドルではなく、円で生活している日本人にとっては、絶対に避けられないリスクだと言えます。

以下のグラフを見てみましょう。

円換算したS&P500指数

楽天証券)より抜粋

青線:S&P500指数

緑線:為替調整後のS&P500指数の推移

こぱん
青線と緑線が全く重なっていないことが分かりますね。

もし1ドル100円の時にS&P500連動のファンドを購入し、為替レートが1ドル80円になった場合を考えてみましょう。

この場合、S&P500の値動きと関係ないところで、いきなり-20%のダメージを受けることになるのです。

こぱん
ただでさえ値動きが激しい株式に為替変動が加わると、かなり大きな金額が動くことになってしまいます。

過去10年間で、為替変動のレンジは80円~120円と大きな幅がありました。

現在(2020年7月)の為替相場(為替レート)は約107円ですので、

 1ドル80円の時にS&P500ファンドを購入した場合は、為替だけで+33.8%

 1ドル120円の時にS&P500ファンドを購入した場合は、為替だけで-10.8%

こぱん
無視するには大きすぎる数字ですね。

死角1で、S&P500がマイナスになる年もあるとお伝えしました。

暴落と言える水準は過去195年で9回です。

  • -40%~-50%:1回
  • -30%~-40%:2回
  • -20%~-30%:6回

    こぱん
    この時に、もし為替が円高になったとしたら、文字通り「資産の半分が吹っ飛ぶ」ことになるかもしれません。

    確率で言うと、20年に1度は暴落を経験する可能性があることになります。

    これは長期投資を前提に考えると絶対に避けられません。

    あひるくん
    なんだか、月曜日の出社みたいだね。逃げたくても、逃げられない…笑

    S&P500の指数自体が優秀であっても、日本に住んでいる以上「為替リスク」はもれなくついてきます。

    こぱん
    もしS&P500連動ファンドへ投資をしているのに「思ったより利益が出てないな…」と感じたら、為替の影響を受けているのかもしれませんね。

    もし暴落したら不安だと感じる人は以下の動画を参考にしてくださいね。

    解説動画

    index積立投資で米国株が暴落した時はどうすれば良いか?

    【リーマンショック再来?】暴落相場で大損して心が折れかけている人へ

    まとめ:S&P500は他のあらゆる投資に勝てる絶対の選択肢ではない

    まとめ

    最近「S&P500に投資すれば絶対に大丈夫!」とよく耳にするので、基本の基本である大事なところを改めてご紹介しました。

    今回、お伝えしたポイントは以下の3つ。

    S&P500の死角に関する3つのこと
    1. マイナスになる年もある
    2. S&P500が国際分散投資に勝ち続けるとは限らない
    3. 為替リスクは小さくない

    死角の1つ目は、マイナスになる年もあること。

    過去195年のうち、57年/195年=約30%の確率年次リターンがマイナスになる年があります。

    あひるくん
    毎年必ずプラスになるわけではないんだね!

    死角の2つ目は、S&P500が国際分散投資に勝ち続けるとは限らないこと。

    この図から分かるように、勝ち負けは循環しているため、いつ「国際分散投資のターン」が来てもおかしくはありません。

    こぱん
    S&P500は、他のあらゆる投資に勝てる、絶対の選択肢ではないと言えますね。

    死角3つ目は、日本に住む以上、S&P500に投資する場合はもれなく、為替リスクがついてくること。

    S&P500の指数のグラフ・リターンが、そのまま利益になるわけではありません。あくまでも利益は、為替調整後のものになります。

    この10年間だけ見ても、為替レンジは80円~120円と動きがありました。為替だけでも±20%の変動は珍しくありません

    こぱん
    「為替リスクは小さくない」このことはしっかり覚えておきましょう^^

    以上、S&P500連動ファンドとしてへの投資の死角として、

    1. マイナスになる年もある
    2. 国際分散投資に勝ち続けるとは限らない
    3. 為替リスクがついてくる

    これら3つのポイントについて解説してきました。

    「そんなの当たり前じゃん!」と思った方は、きちんと理解できているので、良かったです^^

    あひるくん
    その調子で一緒に資産形成していきましょう!

    一方で、「ちょっと米国に寄り過ぎていたかな」と感じた人は、ポートフォリオを見直してみてください。

    こぱん
    大切なのは、手法ではなく、軸となる考え方です。今回は注意喚起の内容で怖くなってしまったかもしれませんが、考え方を学んでいけば大丈夫ですよ^^

    以上、こぱんでした!

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