こんにちは、こぱんです!
リベ大では、鉄壁のリスク管理で貯めた資産を減らさない力、「守る力」に関する情報も発信しています。
▼図解:守る力
皆さんも今後の人生で、お金を持っている、持っていないに関わらず「お金を貸してほしい」と言われることがあるかもしれません。
しかし、たとえ少額でも絶対にお金を貸してはいけません。
なぜなら、皆さんにとって良いことは何一つないからです。
精神面だけ見ても、お金を貸すと様々な嫌な気分を味わうことになります。
「もう少し待ってほしい」と言われて、なかなか返してもらえないモヤモヤ感。
お金のことに全く触れず、何食わぬ顔されるイライラ感。
たとえ、お金が返ってきたところで相手との信頼が深まるワケでもありません。
返済時に、「もう少し貸してくれても良いじゃないか!」と逆恨みされることもあるでしょう。
そこで今回は、お金を貸す行為に関する2つのことを解説します。
- お金を貸すと失う2つの大切なもの
- 大切なものを失わないための3つの対策
なお、今回の記事のもとになった動画はこちらです。
目次
お金を貸すと失う2つの大切なもの
お金を貸すと、皆さんは大切なものを2つ失ってしまいます。
- ①お金
- ②人
お金を貸すと失う大切なもの①:お金
お金を貸すと失うもの1つ目は、大切なお金です。
当然ですが、貸したお金が返ってこなければ、貸した分のお金を失ってしまいます。
「お金をあげるつもりで貸したら良い」という人もいますが、実際にはお金を返してもらえなくても平気な人は少ないはずです。
実際、お金を貸すことで大金を失ってしまう人は珍しくありません。
リベ大両学長も昔はたくさんの人にお金を貸してきましたが、返さない人の方が多かったそうです。
お金を貸すと失う大切なもの②:人
お金を貸すと失うもの2つ目は、大切な人です。
お金を借りに来るのは付き合いの浅い人ではなく、以下のような深い関係の人がほとんどです。
- 兄弟
- 親戚
- 恋人
- 友達
このような関係性の人は、自分にとって大切にしたい人であることが多いでしょう。
しかし一度、金銭的なトラブルが発生すれば、今まで築いた関係は壊れてしまう可能性が極めて高いです。
皆さんにも「たくさんの借金があってどうしようもないヤツだけれど、仲は良い」という友達がいるかもしれません。
しかしお金の貸し借りをしてしまうと、その関係すら壊れてしまうのです。
わざわざお金を貸してまで、大切な人を失うリスクを取る必要はありません。
きちんと断れば、大切な関係を壊さずに済むのです。
お金を貸すのではなく「新興国の不動産投資」といった投資案件の紹介なら、お金を出してあげても良いのではと思う人がいるかもしれません。
しかし、まともな案件なら個人からではなく、金融機関などからお金を借りられるはずです。
金融機関が貸してくれないような案件だからこそ、個人から借りようとするのです。
また、投資案件にお金を出した人の中には、以下のように言う人もいるでしょう。
しかし、たとえ法的な手続きを取ってお金を返してもらえても、お金を貸す前の関係には戻れません。
▼図解:投資詐欺の見分け方
大切なものを失わないための3つの対策
お金の貸し借りによって、大切なお金や人を失うと理解していても、実際に頼まれると断れない人がいるかもしれません。
そこで、大切なお金と人を失わないための3つの対策をお伝えします。
- ①「お金を貸さない人」と相手に認識してもらう
- ②「本当に大切な友人はお金を借りに来ない」という認識を持つ
- ③「大切な人だからこそお金を貸さない」という認識を持つ
対策①:「お金を貸さない人」と相手に認識してもらう
大切なものを失わない1つ目の対策は、「お金を貸さない人」と相手に認識してもらうことです。
自分はお金を貸さない人だと認識してもらえれば、相手はお金を借りに来なくなるでしょう。
もしお金を借りに来る人が現れても、きっぱり断ることが大切です。
- 過去、トラブルに遭ったから貸さない。
- 貸せるだけのお金を持っていない。
あいまいな態度をとっていると、断りづらい状況を作ってしまうだけです。
実際、両学長が周囲にお金を貸していた頃は、友達だと思っていた人から「お金を貸してほしい」と土下座されたことがあるそうです。
対策②:「本当に大切な友人はお金を借りに来ない」という認識を持つ
大切なものを失わない2つ目の対策は、「本当に大切な友人はお金を借りに来ない」という認識を持つことです。
お金を借りに来る人は、皆さんのことを大切には思っていません。
「別に関係が切れてもいいや」と思っているか、自分のことしか考えていないのです。
お金が必要なら、金融機関などの第三者から借りれば良いのです。
もしお金を借りに来る人が現れても、「ああ、この人は自分のことを大切にしてくれていないんだ」と思えば、断りやすいでしょう。
対策③:「大切な人だからこそお金を貸さない」という認識を持つ
大切なものを失わない3つ目の対策は、「大切な人だからこそお金を貸さない」という認識を持つことです。
先ほども解説した通り、お金を貸すと人間関係が壊れてしまいます。
さらにお金を貸すことは、相手のためにもなりません。
なぜなら、相手の自立する力や自分で解決する力を奪ってしまうからです。
本当の応援とは、自立する力や自分で解決する力を身につけてもらうことです。
「あなたにお金を貸すと、あなたのためにも良くないし、関係が崩れてしまう。だからお金は貸さない。」と相手のためにもしっかり伝えましょう。
関連動画
→ 他人を変える方法【他人は変えられないが気づきの種は蒔ける】
まとめ:お金を貸すと大切な「お金」と「人」を失う
今回は、お金を貸すと失う2つのものと、失わないための3つの対策について解説しました。
お金を貸すと失う大切なものは以下の2つです。
- ①お金
- ②人
貸したお金が返ってこなければ、貸した分のお金をなくしてしまいます。
「お金をあげるつもりで貸したら良い」という人がいますが、実際にはお金を返してもらえなくても平気な人は少ないでしょう。
また、お金を貸すことで、資産のほとんどを失ってしまった人もいるのです。
お金を借りに来る人は、自分にとって深い関係の人、つまり大切な人であることが多いです。
- 親戚
- 兄弟
- 恋人
- 友達
もし一度、金銭的なトラブルが発生すれば、今まで築いた関係は壊れてしまう可能性が極めて高いです。
「お金を貸してほしい」と言われても、きちんと断ってお金を貸さなければ、大切な関係を壊さないで済みます。
お金を貸して大切なお金と人を失わないための対策は、以下の3つです。
- ①「お金を貸さない人」と相手に認識してもらう
- ②「本当に大切な友人はお金を借りに来ない」という認識を持つ
- ③「大切な人だからこそお金を貸さない」という認識を持つ
皆さんがお金を貸さない人だと認識してもらえれば、相手はお金を借りに来なくなるでしょう。
相手がお金を借りに来なければ、余計な気まずさを感じることもありません。
お金を借りに来る人は、皆さんのことを大切には思っていません。
「別に関係が途切れてもいいや」と思っているか、自分のことしか考えていないのです。
そのため、もしお金を借りに来る人が現れても、「ああ、この人は自分のことを大切にしてくれていないんだ」と思えば、断りやすいでしょう。
お金を貸すことは相手を応援する行為のようですが、実は相手の自立する力や自分で解決する力を奪ってしまう行為です。
「お金を貸すことは、借りた人のためにもならない」と思えば、強い意思をもって断れるでしょう。
お金を貸すと大切なお金だけでなく、大切な人まで失ってしまいます。
お金を貸さないのも、みなさんの大切な資産(お金や人)を守る力の一つです。
良い人間関係は、豊かな人生には欠かせないものですから、お金を貸さない意味をしっかり覚えておいてください。
関連動画
→ 人生を幸せにするのは何?複数のコミュニティを持つ事の大切さ
以上、こぱんでした!
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