こんにちは、こぱんです!
リベ大では、経済的自由を得るために「稼ぐ力」についても発信しています。
▼図解:稼ぐ力
サバンナ思考?
「サバンナ思考」は、『なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか?』と言うタイトルの書籍の中で紹介されていました。
サバンナというのは、アフリカ・南アメリカなどの熱帯・亜熱帯の草原地帯のことで、
- ライオン
- キリン
- シマウマ
など、数多くの動物が生息するエリアです。
「経済的に豊かになりたい!」という想いを持っている人にとって、もれなく知ってほしい素晴らしい考え方です。
早速結論ですが、
お金に縁がある人は、誰もが「サバンナ思考」を持っている。
お金に縁がない人は、「サバンナ思考」を持っていません。
「貯金口座の残高、今のままでいいや」という人以外は、ぜひ「サバンナ思考」について学んでください。
- サバンナ思考を紹介した著者の紹介と概要
- リベ大両学長の実体験を例にサバンナ思考について解説
両学長含め、ビジネスを成功させたことがある人なら、誰もがこのサバンナ思考に対して
「そうそう!これが大事!」
と思うはずです。
ですので、ぜひ考え方をマスターしてください。
考え方を身につけるために、必ずしも大金や長い時間をかける必要はありません。
人生を変えるきっかけは、ちょっとしたところに転がっています。
それが、今日、この時かもしれません。
ぜひ、本気になってご覧ください^^
以下の図解を見てから記事を読み進めると理解しやすくなるので、参考にしてください。
▼図解:お金を呼ぶサバンナ思考
目次
解説動画:【お金に縁がない人必見】お金を呼ぶ「サバンナ思考」について解説
このブログの内容は下記の動画でも解説しています!
書籍の著者・概要について
まず、著者「村山太一」さんについて簡単に紹介します。
1975年、新潟県で生まれ。
調理の専門学校を卒業後、料理人の道へ。
イタリアで最長の26年間、三ツ星を維持したレストラン「ダル・ペスカトーレ」で副料理長に抜擢。
2011年5月、東京都目黒区に「レストラン ラッセ」をオープンし、9年連続で一ツ星を獲得。
誰が見ても成功者だと思いますが、料理人として素晴らしい腕前を発揮する一方で、レストランの経営者としては、常に悩みがあったようです。
長時間労働が常態化して、人間関係は最悪
経営上の損益はいつもギリギリ
スタッフも自分も幸せじゃない状態
「このままではマズイ」と思った村山さんが打った、起死回生の一手が「サイゼリヤでバイトする」というものでした。
サイゼリヤは「外食産業」の超優良企業なので、ビジネスモデルという意味で最高の教科書だと判断したんでしょう^^
それでも「イタリアで超有名・国内屈指の三ツ星レストランで副料理長を務めた人」が、「高校生スタッフの後輩としてサイゼリヤで指導を受ける」というのは、大きなギャップがあって面白いですよね。
サイゼリヤで経営を学んだ結果、なんと自身が経営するレストランが奇跡の大改革を遂げました。
スタッフ一人当たりの売上高:850万円→1850万円に上昇
経常利益率:8%アップ
労働時間:16時間→9時間半へ削減
従業員数:9人→4人(効率化により、半分の人員で回せるようになった)
経営者もスタッフも、みんなが幸せな状態を作れたようです。
コロナで日本中の飲食店が苦しんだ2020年3月~5月に、レストランラッセは「黒字」を達成し、業界内では「飲食業界の奇跡」だと言われたそうです。
ちなみに村山さんは、勉強が不得意で自分のことを「偏差値37のバカ」だと言っています。
そんな村山さんが、なぜコロナでも生き残れたのでしょうか?
その「成功原則」は、書籍の中で詳しく語られています。
いくつか紹介されている考え方のうちの1つが、今回紹介する「サバンナ思考」というわけです。
では、「サバンナ思考がいったいどんな思考法なのか?」を解説していきます^^
サバンナ思考について
サバンナ思考を方程式で説明すると、以下の通りです。
テレビ番組で
- サバンナで、ライオンが狩りをしていて
- シマウマを捕まえて、かぶりついて捕食する
というシーンを見たことがあるかもしれません。
サバンナのような弱肉強食の世界では
- 「油断すると、人生が終わってしまうかもしれない」という危機感を持って
- 注意深く周りを観察して「何か、いつもと違うことが起きている」と気づいて
- すぐに行動を起こさなければ
あっという間に、食べられてしまいます。
書籍に書いてあったことではありませんが、両学長が「おぉ!サバンナ思考はスゴイぞ」と感じたのは、サバイバルの原則を掛け算で表現したところにあります。
掛け算なので、どれかの項がゼロなら最終的な答えもゼロになってしまいます。
「全部そろわないと生き残れない」という残酷な事実を
「サバンナ思考」というイメージしやすく、簡単な言葉で
シンプルな公式にまとめた
ところに大きな価値があると感じたそうです。
①危機感
危機感だけを持って日々を過ごしている人は、ただのネガティブな人です。
「給料・賞与がカットされちゃったらどうしよう」
「投資で大損したらどうしよう」
「老後、お金が足りなくなって、破産したらどうしよう」
考えているだけでは決して人生は好転しないし、実際にトラブルが起きると人のせいにしてしまいがちです。
危機感というのは、単独では全く意味がありません。
②気づき
気づきがある人は、ただ危機感を持っているだけの人よりは、少しだけ進んでいます。
「世の中の仕組み的に、投資する人と投資しない人の格差は開いていくものだよね」
「若い投票者・若い政治家が少ないから、少子高齢化対策は進まないだろうな」
「このままじゃまずい」という危機感から、気づきが得られるところまで思考が進むと「次に打つべき一手」が見えてきます。
日本の人口動態が、急速に改善される見込みがない以上、日本の税・社会保障制度の仕組みは緩やかに悪化していくことが目に見えています。
かといって投票者・政治家の年齢を考えると、若者に有利な政治が行われる可能性は、決して高くありません。
だからこそ
- 政治を変えていく関わりを持とうとする一方で、
- 「自助努力」により、社会の変化に備えないといけません。
「気づき」を得られるかどうかは、普段から危機感を持って過ごし、いかに周囲を「注意深く観察できるか」にかかっています。
自分のことをシマウマだと考えた時に
- 風向き
- 茂みの揺れ
- 水場の雰囲気
- 周りの動物や鳥の様子
これらを観察して、「普段と違う」「何かが変わった」ことに気づくことが重要です。
もし、何の気づきもなく生きているのだとしたら、ライオンにとって「イージーな獲物」になっている可能性があります。
もし危機感があり、
気づきを持っていたとしても、
行動を起こせなければ、ライオンに食べられる未来は変えられません。
近づいてくるライオンを見ながら、「まだ大丈夫」と行動を起こさずにいたら、最後は食べられて終わりです。
- 食事をあきらめてでも、距離を取る
- 仲間の群れに戻る
- 今度は、ライオンが居ない餌場を探す
などの行動を取らなければ、生き残ることはできません。
最近、ついに東洋経済でも「YouTube」特集がされました。
年収数千万~数億円のYouTuberが派手に紹介されて
YouTuberがいかに儲かるか
YouTubeというプラットフォームがいかに今後有望か
ということが書かれていました。
2019年12月時点で、YouTubeは、日本国内でも超巨大検索サービスに匹敵するレベルにまで成長しています。
- Google:7,299万人
- Yahoo!:6,884万人
- YouTube:6,366万人
ちなみに、YouTubeで、今一番人気のあるジャンルって何なの?
「 アーティスト・音楽家のライブや楽曲」の他には、
「 バラエティ・ゲーム実況などのエンタメ」が人気ジャンルの上位を占めており、
「 時事・政治といったニュース」は9位です。
つまり、YouTubeで勉強しようという層は、まだマイナーなのです。
そのため、リベ大YouTubeを毎日見ている人は
現状に危機感があって
将来を良くするための、気づきを得たい
というマジメな人達がほとんどです。
そのため、リベ大YouTubeやリベ大ブログを読んでいる人達の多くが、サバンナ思考の「危機感×気づき」のところまで来ていると感じています。
③行動力
最後にもう一歩必要なのが、行動力です。
繰り返しになりますが、サバンナ思考は掛け算で成立している考え方です。
「①危機感・②気づき・③行動力」全てがない人
「①危機感・②気づき」はあるけど、「③行動力」がない人
どちらにしても「いつかライオンに食べられる」という点では、どんぐりの背比べです。
「行動しろっていうけど、それが難しいんだよね…」
と思ってしまう人がたくさんいるのもわかります。
だから、そのヒントをたくさん発信しているのです。
行動力を発揮できない主な原因は、以下の2つです。
- 原因①:リスクや失敗が嫌
- 原因②:めんどくさい
「リスクや失敗」については、「適正なリスクをとろう」と、過去にタルムードなどを通じて解説してきました。
「めんどくさい」については、以下の行動で解消されていく可能性が高いです。
小さな成功体験を積み重ねていくこと
環境を変えること
付き合う人を変えること
とはいえ、基本的には「いかに自分の人生を大切に思うか」にかかっています。
「めんどくさい」という気持ちに1回負けるごとに、皆さんの人生はゆるやかに右肩下がりになります。
ここばかりは、リベ大がフォローするのが難しいところなので、ぜひ自ら奮起してください^^
両学長のサバンナ思考について
最後に、両学長自身の体験について紹介しておきます。
両学長は、この「サバンナ思考」で充実した生活を手に入れています。
両学長は、高校生で起業をして、今までずっと会社を経営してきました。
でも、ある日こんな危機感を抱いたそうです。
「人生に終わりがあるように、会社という組織にも、必ず終わりがくる。
ビジネスモデルの寿命が短くなっているこの時代に、1つの会社・ビジネスにこだわって経営を続けるのは果たして正解なのか…?」
この地球で、初めて自動車が誕生したのは1769年のことだそうです。
それから約150年の歳月を経て、1908年にアメリカでT型フォードが登場しました。
日本で純国産の乗用車「トヨペット・クラウン」が誕生したのは、T型フォードが誕生してから約50年後、1955年のことです。
世界で初めて車が誕生してから、日本で純国産の乗用車が誕生するまでには長い時間がかかりました。
- アメリカ:初めて自動車が誕生してから、約150年
- 日本:アメリカで大衆車が誕生してから、さらに約50年
皆さんの中には
「生まれてから、まだ50年も経ってない」という人も多いと思います。
しかし、2000年代に入ってスピード感がガラリと変わりました。
- 2007年:iPhone(初のスマホ)誕生
- 2008年:Android端末登場
新しいアプリやWebサービスが生まれると、競合他社がすぐに、より高性能な新サービスを作ってしまう時代です。
そこで、両学長は考えました。
「こんな時代に、いつまでも前時代的な会社組織に縛られてたら、生き残っていけへんわ(笑)
なにか、良い形の経営はないものか…」
これが、学長がずっと抱いていた危機感です。
こんなに移り変わりの激しい時代に、同じビジネスを永遠に続けることを前提に
- 年功序列
- 終身雇用
を保証して、経営者・従業員がいつまでも同じところで働き続けることに未来を感じなかったのです。
モヤモヤを抱えながら、いろいろと試行錯誤しました。
- 週休3日・週休4日にチャレンジ
- 最新のIT機材を会社負担で揃える
- フルリモート・フルフレックスでの勤務環境を整える
- 役職をなくす
- 冬休みを40日間にして、使い切ることを条件に別枠のボーナスを出す
- スタッフに「1年有給」をあげる
- 社員の副業を全力サポートする
- 「時短家電」をプレゼントして、生産性を高める取り組みをする
そして、世の中をよく観察したそうです。
その中で気づいたのは
バイト・契約社員的なポジションの人でも、正社員よりモチベーションが高い人がいる
給料の低い人でも、給料の高い人よりモチベーションが高い人がいる
ということです。
要するに、雇用形態や給料水準よりも、別のことを重視している人達がいるのです。
自分の能力を活かせているかどうか
自分の好きな人と働けているかどうか
裁量を与えられているかどうか
この場合、就業規則・雇用契約のような「一律のルール」は邪魔でしかありません。
- スタッフひとりひとりが「それぞれ一番欲しがっているもの」を渡す
- その代わりに、スタッフの才能をチームに提供してもらう
というシンプルな関係性を作った方が、組織が強くなると気づいたわけです。
今、両学長が経営している会社は、組織力がどんどん増しています。
理念に共有する仲間だけが集まっている
それぞれが、自分が優先的に望むものを手に入れている(金銭的な報酬、休み・勤務時間、リモート、評判、実績等)
全員が個人事業主ですが、一生懸命プロとして仕事をやってくれています。
月々10万円稼げたら良くて、程よい距離感で仕事がしたい人
学長と一緒にガッツリと面白い事業を作りたい人
他社に勤めながら、学長の仕事を手伝っている人
子供との時間をメインにしつつ、働く人
実績を積み上げるために頑張っている人
契約書はなくても理念と信頼で繋がっているため、「信頼雇用」と呼んでいます。
それでも、結果として組織がどんどん強くなっています。
両学長は、いろいろなビジネスをやったりサービスを作ったりしていますが、リベ大の運営に関しても良い流れに乗っています。
その結果、理念に共感してくれる腕の良いスタッフも予算も増えました。
いい流れに乗れているのも、サバンナ思考で考えた結果だと思います。
昔抱いた危機感を放置せずに
様々な試行錯誤のなかで気づきを得て
その気づきを、現実の組織に落とし込むために行動し続けてきた
両学長の会社は、現時点で「会社2.0」とまではいかずとも、「会社1.5」ぐらいまではきたように思います。
従来の株式会社ではなく、器は会社ですがちょっと新しい会社のかたちです。
この辺の話も、リベシティ内では「学長マガジン」で、毎日配信しています。
毎日YouTubeを更新して、さらに学長マガジンも毎日更新するのは、実際かなり大変なようです(笑)
リベ大はもともとビジネス目的ではなく、友達や家族向けに始めた情報発信のため、儲けは最優先ではありません。
両学長も儲けだけを最優先にしていたら、いくら人の生活が豊かになって欲しいとはいえ、労力に合わないので、やってられないとのことです(笑)
とはいえ、ちゃんと両学長にもメリットがあります。
両学長自身が、リベ大をやっていて貴重な財産になっているものの一つが「人との出会い」です。
いろんな人に出会って話して、学長自身の人生にも彩りを与えてもらっている
お金では買えない、価値観の合う仲間との出会い
自分の能力を、人に必要としてもらえるのは嬉しい
さらに、理念に共感してくれた人を、リベ大のスタッフとしてリクルートすることができることもメリットです。
お金儲け最優先の関係じゃないからこそ、
- 「この人と一緒に事業をやってみたい」
- 「この人とこんなことをやったら面白そう」
という、価値観の合う居心地の良い仲間を探せる側面もリベシティにはあるのです。
これからも
- リベ大不動産
- リベ大農場
- リベ大ジム etc…
など、いろいろなサービスを作って「今よりも一歩自由になれる人」を増やし続けたいと思っています。
「リベシティで、収入や資産を増やしたい!」
「新しい働き方・リベ大の運営に興味があるかも!」
「学長流のサバンナ思考をもっと知りたい!」
と言う人は、ぜひリベシティをのぞいてみて下さい^^
最初の一カ月は完全無料で、無料期間中に退会すれば1円もかかりません。
「会社1.5」の実態が垣間見えると思いますし、収入・資産を増やしてる会員がたくさんいます。
危機感を抱くにも
気づきを得るにも
行動を起こすきっかけになるにも
とても良い場所になっています。
まとめ:サバンナ思考は掛け算。適正なリスクをとってどんどん行動していこう
書籍「なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか?」で紹介されていた「サバンナ思考」について、解説しました。
東京都目黒区でレストランを経営する村山さんが、コロナ禍でも黒字で乗り切ることができた理由は「サバンナ思考」があったからです。
サバンナ思考というのは次の式で表現できます。
- 「油断すると、人生が終わってしまうかもしれない」という危機感を持って
- 注意深く周りを観察して「何か、いつもと違うことが起きている」と気づいて
- すぐに行動を起こさなければ
変化の早い時代を生き抜くことはできません。
- ビジネスセンスのある人
- お金を呼ぶことができる人
は、必ずサバンナ思考を持っています。
サバンナ思考は「掛け算」でできているため、「3つのうち、1つか2つはできている人」も、「何もできていない人」と同じです。
残酷なようですが、3つ揃って初めて意味があるのです。
リベ大のYouTubeを見ている人は、非常に勉強熱心で
危機感がある
気づきを持っている
という人は大勢います。
あとは即行動するだけなので、リスクや失敗を恐れずにどんどん行動していきましょう。
コロナ禍、少子高齢化など、色々厳しい状況が続いていますが「サバンナ思考」で豊かな生活を手に入れましょう!
以上、こぱんでした!
「お金にまつわる5つの力」を磨くための実践の場として、オンラインコミュニティ「リベシティ」をご活用ください♪
同じ志を持った仲間と一緒に成長していきましょう!
140万部発行された、「お金の大学」。
情報を最新化・新規コンテンツ追加して【改訂版】としてパワーアップ!(なんと52ページ増量!)
貯める・増やす・稼ぐ・使う・守る…一生お金に困らない「5つの力」の基本をまとめた一冊!
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