
こんにちは、こぱんです!
リベ大では、今より少しでも経済的に豊かになれる方法を発信しているので、金利や利息はなるべく払わないことを推奨しています。
毎月の支払いも厳しいし、一時的にリボ払いにしようかな…
クレジットカードでの支払いは便利ですが、リボ払いへの変更は、たとえ一時的であってもオススメできません。
貯金があるなら、貯金から支払いを行うべきです。
また、今後のクレジットカードの利用は、毎月の給料の額と相談しつつ、きちんとコントロールしましょう。
金利は、以下のようなものです。
「味方」につければ、非常に頼もしい
「敵」に回せば、非常に恐ろしい
- 「お金持ちになりたい」
- 「お金に悩み続ける人生がイヤ」
という人は、金利のパワーを甘くみてはいけません。
そこで今回は、金利のパワーについて解説します。
- 利息を禁止・制限している宗教がある
- 金利には人生を破壊する力がある
目次
解説動画:【禁止してる宗教アリ】〇〇のパワーについて詳しく解説
このブログの内容は下記の動画でも解説しています!
利息を禁止・制限している宗教がある
金利は、歴史的・宗教的にさまざまな扱いを受けてきました。
中でも印象的なのが、以下の3つの宗教です。
- イスラム教
- ユダヤ教
- キリスト教
これらの宗教では、利息に関して、あらゆる制限・禁止を行いました。
各宗教の利息に対する見解を知り、人間が“利息とどうやって付き合ってきたのか”確認していきましょう。
イスラム教
イスラム教で利息が禁止されているのは、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
聖典に、こう書かれています。
「利息を取るものは、あの世で地獄の劫火から永遠に出してもらえないだろう」
聖典では、利息は以下のように認識されていたことがわかります。
神さまの意思に反するモノ
倫理的に許されないモノ
ユダヤ教
ユダヤ教は、ユダヤ人の民族宗教なので、
- 同胞(ユダヤ人)
- 外国人(異教徒)
2者間の扱いに違いがありました。
聖書には、以下のように記載されています。
「外国人には利子を付けて貸してもいいが、同胞には利子を付けて貸してはならない。」
つまり、聖書が言いたいのは以下のことです。
利息の力を借りて、仲間が繁栄するのは許容できる
利息の力によって、仲間が苦しむのは絶対に許容できない
キリスト教
キリスト教でも、16世紀の宗教改革までは利息をとることは禁じられていました。
現代でも、宗派によっては
高利の利息
複利での利息
は禁止されています。
宗教で利息を禁止・制限していた事実を甘く見てはいけない
これまで解説した通り、以下の宗教では利息の禁止・制限がありました。
- イスラム教
- ユダヤ教
- キリスト教
一方で、仏教では利息は禁じられておらず、金貸しは正しい職業のひとつとされています。
仏教において禁じられているのは、以下の職業です。
武器や酒、毒などの売買
盗賊
死刑執行人
漁師
裁判官
殺生につながらない金貸しは、何の問題もありませんでした。
むしろ、寺院は民間にお金を貸したり、明治期には生命保険会社を設立したりと、積極的に金利や手数料を利用していました。
とはいえ、世界の人口74億人のうち、半数以上の人が信じる宗教で、利息の受け渡しは禁止・制限されています。

(東京基督教大学「JMR調査レポート」より抜粋)
この事実を、侮ってはいけません。
ここまで金利が禁止・制限されている理由は、金利には「人生を破壊する力」があるからです。
(参考:吉村文成「利息を禁止した宗教の智恵」)
金利には人生を破壊する力がある
利息の力の大きさは、ちょっと計算してみればすぐに分かります。
今の日本は歴史的な超低金利時代ですが、それでも「普通の暮らし」のために借金を使うと、生涯で1,000万円近い利息を払うことになるのです。
言い換えれば、利息を払わないで暮らせば、手元に1,000万円も残すことができるということです。
一方、「普通」以上に利息を払った場合、ほとんど金利を払うだけの人生になりかねません。
まさにお金の奴隷です。
例えば、アコムやプロミスなどの消費者金融を使い、以下の条件で借金をしたとします。
- 借入額…50万円
- 年利…18%
- 期間…30年放っておく
→50万円の借金は7,100万円にまで膨らみます。
日本人の平均年収は400万円ちょっとなので、17~18年飲まず食わずで働いて、やっと返済できるレベルです。
100年に一度の金融危機と言われた、2008年のリーマンショックのきっかけは、サブプライムローン問題でした。
庶民が高金利の住宅ローンを返せなくなったことで、世界を巻き込む経済危機に発展しました。
これだけ破壊力のある金利の力は、敵に回せばひたすら利息を払うだけの人生になります。
借金・利息で人生が狂った人は、本当にたくさんいます。
逆に考えれば、金利を味方につければこれほど頼もしい力もありません。
庶民にとっての悪魔は、お金持ちにとっては天使にもなります。
つまり、金持ちになりたければ「自分がお金を貸す側に回れ」ということです。
現代では、金貸し事業をやらなくても「出資する」ことで、似たようなメリットを享受できます。
株主になることで、これまで見てきた金利のパワーを自分のために活用することができます。
例えば、以下のように活用できます。
- 投資額…月5万円
- 利回り…5%
- 継続年数…30年間
→元本1,800万円が3,400万円へ膨らみます。
ここからわかる確かなことは、「金利を敵にまわすと、お金持ちには絶対なれない」ということです。
ぜひともこの強い力を味方につけて、賢く付き合っていきましょう。
- 住宅ローン
- カーローン
- 奨学金ローン
- カードローン(リボ払い)
など、気軽にローンが組める世の中だからこそ、自分がやっていることの意味をよく考えてください。
まとめ:金利の力は絶大

金利はとても大きな力を持っています。
その破壊力は昔からよく知られていたため、各宗教が「利息を取ると地獄に落ちる」などと言って、戒めてきました。
- イスラム教
- ユダヤ教
- キリスト教
これらの宗教では、今でも利息の受け渡しが禁止・制限されています。
また、たとえ宗教上で禁止・制限されていなくても、法律上で高金利は制限されています。
ここからも分かるとおり、金利・利息は制限が必要なくらいに、恐ろしいパワーを持っていることがわかります。
現代の日本で普通の暮らしをしていても、1,000万円近い利息を支払っている場合があります。
利息について、マジメに考えることで
お金持ち
経済的自由
に近づくことができます。
また、借金の中でもリボ払いは、実質の年利が15%程度と超高金利なので、注意が必要です。
年利15%で50万円借りて、30年間放置すると、借金は3,300万円になります。
繰り返しになりますが、金利の力は絶大です。
「敵」にまわせば、人生を破壊するほど恐ろしい
「味方」につければ、それだけでお金持ちに近づくほど頼もしい
何も考えずに暮らしていると、「知らない」というだけで、人生の自由や豊かさから遠ざかってしまうことがあります。
しっかり知識武装をして、人生を一歩ずつ確実に良くしていきましょう。
以上、こぱんでした!
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