こんにちは、こぱんです!
リベ大では、経済的自由に一歩でも近づくための、「お金にまつわる5つの力」について発信しています。
▼図解:お金にまつわる5つの力
誰もが経済的自由を目指せることを伝えているリベ大には、日々色々な相談が届きます。
その中で今回は、蓄財の期間に関する相談を見ていきましょう。
「お金持ちになりたい!」と思った人が100人いたら、おそらく全員が一度は考えることでしょう。
しかし、お金持ちになりたいと考える人ほど、気をつけて欲しいことがあります。
- 長い苦行を続けてお金持ちになれる人は、ほぼいない。(その前に心身に限界がくる)
- 苦行に我慢できず、手っ取り早くお金持ちになろうとしても、成功するのは1,000人に1人。
要するに、お金持ちへの道は苦行だと感じている時点で「栄光の花道」ではなく「断崖絶壁」に向かう道を突き進んでいるのです。
おそらく、苦行だと感じながら進む人の多くは、ゴールまでたどり着けません。
今回の記事では、仕事がツライけど安定しているから手放せない人や、手っ取り早くお金持ちになりたい人に、5つのアドバイスをします。
最後まで読めば、残酷な未来を避けられるかもしれません。
- 我慢に我慢を重ね、苦しみながら20年かけて数千万円の資産を築く。
- 貯めたお金が減る恐怖から、結局お金を使えずに老いていく。
間違ったところにハシゴをかけて登っても、間違ったところに到着するだけです。
登ってから「見たいのはこんな景色じゃなかった」と思っても、時間は戻らないし労力は無駄になってしまいます。
本当に見たい景色を見るために、ぜひ正しいところにハシゴをかけてください。
以下の図解を見てから記事を読み進めると理解しやすくなるので、参考にしてください。
▼お金持ちへの道は苦行なの?
目次
解説動画:【5つのアドバイス】時間をかけてお金持ちになることに耐えられない人に、全力で伝えたいこと(アニメ動画)
このブログの内容は下記の動画でも解説しています!
手っ取り早くお金持ちになりたい人への5つのアドバイス
お金持ちへの道は苦行だと感じている人へ、リベ大が全力で伝えたい5つのアドバイスは、以下の通りです。
- バフェット氏の言葉に耳を傾けよう
- 億万長者たちの言葉に耳を傾けよう
- 早くリタイアをしたい人が伸ばすべきは「稼ぐ力」
- どうしても「増やす力」でアーリーリタイアしたいなら5年経ってから
- 目的地を再確認しよう
アドバイス①:バフェット氏の言葉に耳を傾けよう
手っ取り早くお金持ちになりたいと焦る人に知ってほしいのが、投資の神様ウォーレン・バフェット氏の言葉です。
AmazonのCEOジェフ・ベゾス氏がバフェット氏に質問をした際の答えが、とても参考になります。
バフェット氏の目には、多くの人が最短・最速で金持ちになりたがるせいで、富を築くチャンスを失っているように見えているのです。
苦労をせずに早くお金持ちになりたいという願望は、世界中の人に共通するもので、今も昔も変わりません。
誰もが望むことなのに達成できていない残酷な現実に、冷静に向き合う必要があるでしょう。
リベ大で紹介している「小金持ちになる方法」は、大まかに言うと以下をイメージしています。
上記の方法なら、年利5%を想定すると25年間で約6,000万円の資産を築くことができます。
かなり再現性が高く、誰でもやれば高確率で小金持ちになれる方法ですが、まさに嫌われやすい「ゆっくりお金持ちになる方法」です。
バフェット氏は妻に、「もし自分が死んだら、9割をS&P500インデックスに、1割を米国短期債というポートフォリオで運用するように」と言っているそうです。
これもまた、ゆっくりお金持ちになる手法の1つでしょう。
リベ大としても、皆さんが知りたがる「手っ取り早い・簡単・ノーリスクでお金持ちになる方法」を伝えたい気持ちはあります。
しかし残念ながら、そんな方法は無いのです。
蓄財20年が苦行に感じる理由の1つは「もっと早くラクになる方法があるのでは」という煩悩が、頭のどこか片隅にあるからでしょう。
何度でも言いますが、そんな方法はたとえお金をたくさん払っても存在しないので、高額塾や詐欺に騙されないように注意してください。
「最速で金持ちになろうとするな(=無理をしようとするから富を築くチャンスを失う)。」という投資の神様の発言に耳を傾けて、腰を据えた資産運用に取り組みましょう。
お金持ちを目指す上での適正なリスクの取り方については、タルムードの話も参考になります。
タルムードは、お金持ちが多いユダヤ人の土台となっている書物の1つです。
アドバイス②:億万長者たちの言葉に耳を傾けよう
上記は、億万長者たちが口をそろえて言う言葉の1つです。
資産形成のプロセスは、遠足のように道中も楽しいものなのです。
資産0円から1億円到達までの過程は地獄で、資産1億円を超えたら急に天国になるようなものではありません。
もし、資産形成中の皆さんに充実感ではなく苦しい気持ちがあるなら、歩く道を間違えているのかもしれません。
そんな遠足行かないよね。
名著「となりの億万長者」の作者であるトマス・J・スタンリー博士の書籍で、「1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました」があります。
この書籍によると、経済的な成功要因を備えている人には5つの特徴があるそうです。
- 誠実:誰に対しても正直
- 自己鍛錬:自分で自分をしっかりコントロールしている
- 社会性:人とうまくやっていくことができる
- 配偶者の支えがある
- 勤勉:普通の人より一生懸命働ける
上記の5つは、スピリチュアルや個人的な感想ではなく、学術的な統計調査に基づく客観的な話です。
苦しいことを無理に頑張る力や、嫌なことにひたすら耐え続ける力は、上記の経済的成功の要因にはなりません。
資産形成の過程がツライと感じている人の多くは、資産形成がツライのではなく、今の会社で仕事を続けるのがツライのではないでしょうか。
また、日本の会社は年功序列・終身雇用型なので、良くも悪くもある程度未来が読めてしまいます。
「このままいけば、20年後には〇〇万円貯められる…。」といった計算をしてしまうと、仕事がツラくても辞められなくなってしまうでしょう。
なぜなら、将来手に入ることが見込まれる収入を既得権益化してしまうからです。
しかし、リベ大は人生を豊かにしてくれない既得権益は不要だと考えます。
お金のために、やりたくもない仕事をやり続けて人生を浪費することはおすすめしません。
うまくいっている資産形成のプロセスには、必ず充実感があります。
お金持ちになるまでの過程そのものに、価値を感じるのです。
皆さんは、どちらを魅力的に感じますか?
リベ大では楽しく過ごしながら、30年後お金持ちになる道をおすすめします。
充実感よりも「苦行感」の方が強い人は、進路変更を考えてみましょう。
アドバイス③:早くリタイアをしたい人が伸ばすべきは「稼ぐ力」
- アドバイス①:バフェット氏「ゆっくり金持ちになればいい。」
- アドバイス②:隣の億万長者たち「資産形成は、プロセスそのものに価値がある。」
2つのアドバイスを受けても、なおリタイアまでの時間を短縮したい人におすすめなのは、「稼ぐ力」を鍛えることです。
▼図解:稼ぐ力
なぜなら、稼ぐ力があれば圧倒的に資産形成のスピードを上げられるからです。
仮に、5,000万円貯めることを考えてみると、その差をはっきりと理解できるでしょう。
- 年200万円貯金できる人:25年
- 年500万円貯金できる人:10年
ドンドン稼いで貯められれば、投資の力に頼るまでもなく、リタイアまでの期間は大幅に短縮できるのです。
また、稼ぐ力を高めることをおすすめする理由は、他にも3つあります。
事実として、厚生労働省の2019年の国民生活基礎調査によると、年収1,000万円超の世帯は、共働きを含んで全世帯の約12%もいます。
共働きにせよ、ひとりで稼ぐにせよ、全体で見ると年収1,000万円超を達成できる確率は12%だということです。
これは、決して実現不可能な数字ではありません。
少し大雑把な計算ですが、9世帯に1世帯は、以下のような年収1,000万円世帯のポテンシャルがあるワケです。
- 世帯の手取り年収:約800万円
- 生活費:年間300万円(月25万円)
- 貯金額:年間500万円
ただ、収入が増えれば増えるだけ使ってしまう人が多いので、上記のポテンシャルを発揮できていない家庭は多いです。
しかし、次のうちどちらの方が再現性が高いかを考えてみてください。
- 資産500万円を投資で10倍に増やす
- 年収300万円を年収700~1,000万円にする
断言しますが、後者のほうが再現性が高いです。
そう断言できる理由の1つとして、リベ大に届く数多くのリアルな体験談があげられます。
ご存知の方も多いですが、リベ大は様々な媒体で発信活動をしています。
これらの媒体や、オンラインコミュニティのリベシティを通じて、視聴者・読者の皆さんから毎日山のように「喜びの報告」が届きます。
両学長もスタッフも、とても嬉しい気持ちで眺めています。
皆さんが「稼げる気がしない」と思っているのは、学校や会社で年功序列・終身雇用の世界で生きる術しか教わってこなかったからです。
具体的な稼ぎ方に関しては、リベ大のブログやYouTubeチャンネルで解説しているので、一緒に稼げるようになりましょう!
僕もコツコツ頑張るぞ〜!
アドバイス④:どうしても「増やす力」でアーリーリタイアしたいなら5年経ってから
それでも短期間でアーリーリタイアしたいという人もいるでしょう。
そんな人は、1年間に増える資産額を算出する式を思い出してください。
- これ以上、①収入が増やせない。
- これ以上、②支出を減らせない。
- ①収入も②支出も変えられないけど、経済的自由にできるだけ早く到達したい。
→ ③運用利回りをアップさせるしかない。
つまり、リベ大が小金持ちになるための方法として推奨・想定する年利5%ではなく、リスクを承知で年利20%から数百%での運用を目指す方法を取るのです。
そんな「増やす力」を活用して最速でリタイアする典型パターンは、大きく分けて3つあります。
パターン①:個別株・仮想通貨などへの集中投資
まず1,000万円を個別株や仮想通貨に集中投資して、3~4倍にします。
次に増やした3,000万円を、同様に集中投資して、さらに3~4倍にします。
無事に2回大きく勝ったら、1億を超える資産を持つお金持ちになります。
ただ、そもそも勝てず、勝ってもやめられないという罠もあります。
パターン②:FXなど、信用取引を使ったトレード
1,000万円を元手に借金をして、億単位のお金を動かして数万~数百万円の利益を積み上げる手法です。
そもそも勝てなかったり、寝れない日々を過ごすことになりがちです。
夜はぐっすり眠りたいよ…。
パターン③:不動産投資で借金王になる
1,000万円を元手に諸費用等を払いつつ、3億円分の物件をフルローンで購入します。
ただし、現在は銀行融資が厳しくなっているので、実際に行うのは難しいでしょう。
税引き後キャッシュフロー1.5%で運用して、年収450万円を達成すればお金持ち達成です。
とはいえ、不動産投資で勝ったかどうかは、将来売る時まで分かりません。
いずれのパターンにせよ、非常に大きなリスクをとっています。
また、信用取引・借金を利用しているケースでは、破産する可能性もあります。
リベ大は、イチかバチかのギャンブルをやるなとは言いません。
ただ、どうしてもやりたい人は、以下のことを理解しておきましょう。
ギャンブルをやる以上は、カモになってはいけません。
資産運用には資産運用のノウハウがあり、ギャンブルにはギャンブルのノウハウがあります。
1,000万円を握りしめてギャンブルするのは、最後の手段です。
まずはお金にまつわる5つの力を育てて、5年間で1,000万円超の資産を築きましょう。
「こんな生活を続けていても、人生は変わらない。」
「でも、このままじゃイヤだ。一発勝負に出よう。」
5年かけて1,000万円以上の資産を築いたあと、それでも賭けに出たい人が生きるか死ぬかのギャンブルの世界に足を踏み入れることは、否定しません。
たった一度の自分の人生、どう使うかはその人の自由だからです。
とはいえリベ大は、生きるか死ぬかのギャンブルに出なくても、自由に豊かな人生を送られる人が増えるように、情報発信を続けていきます。
アドバイス⑤:目的地を再確認しよう
アドバイス①〜④までを読んで、こう思ってしまった人はいませんか?
「やっぱり、なんだかテンションが上がらない。」
「何度考えても、お金持ちになるまでの道のりは苦行にしか思えない。」
「転職するなんて、無理(したくもない)。」
「今の会社で出世するなんて、無理(したくもない)。」
「副業をするなんて、無理(したくもない)。」
「集中投資や信用取引なんて、無理(したくもない)。」
「不動産投資で借金するなんて、無理(したくもない)。」
上記の様に考えてしまう人は、おそらく目的地そのものを間違えています。
- 登りたくもない山に登っているから、苦行だと思う。
- 登りたくもない山を登るためのエネルギーは、なくて当然。
- 登りたくもない山を登るためにリスクを負うなんて、誰だってイヤ。
リベ大は、すべての人が経済的自由を達成するべきだとは考えていません。
FIREや小金持ちについて、実は興味がない人もいるでしょう。
マスコミなどに不安を煽られて「お金がないと、とにかく大変だ。」と思い込んでいるだけの人も多いかもしれません。
生きていく中で、達成したい目標は人それぞれです。
- 山に登りたい
- 海に潜りたい
- 月に行きたい
みんなが同じ目標を目指す必要は、全くありません。
繰り返しますが、お金持ちになることに興味が無い人は、それで良いのです。
ムリにお金を貯めたり、がむしゃらに稼いだり、資産運用したりしなくても、平和に楽しく生きている人はたくさんいます。
お金にまつわる5つの力を鍛えようと挑戦した結果、「自分の望んでいた生活ではないな」と思ったら、それも大きな財産です。
発明王と呼ばれたトーマス・エジソン風に言えば、うまくいかない方法を発見したと言えます。
うまくいかない方法を発見できる人は、いずれうまくいく方法も発見できるものです。
リベ大は「お金は自由で豊かな暮らしの土台」と考え、お金にまつわる話を続けています。
- 磨くべきお金にまつわる5つの力
- 誰もが小金持ちになるための考え方
- 再現性の高いFIREプラン
しかし、これらもあくまで考え方のひとつに過ぎないということです。
音楽性が合わない人はいるでしょう。
みなさん自身が死ぬ前に、いい人生だったと思えるためには、一体何が必要なのでしょうか。
何でもムリだと考えてしまいがちな人は、あらためて価値観マップやタイムバケットを通じて、人生の目的を考えてみてください。
まとめ:5つのアドバイスを元にお金持ちへの栄光の花道を歩もう。
今回は、時間をかけてお金持ちになるのに耐えられない人に向けて、以下5つのアドバイスを解説しました。
- バフェット氏の言葉に耳を傾けよう
- 億万長者たちの言葉に耳を傾けよう
- 早くリタイアをしたい人が伸ばすべきは「稼ぐ力」
- どうしても「増やす力」でアーリーリタイアしたいなら5年経ってから
- 目的地を再確認しよう
バフェット氏の言葉「ゆっくり金持ちになりたい人なんていないよ。」を思い出してください。
「最速で金持ちになろうとするな(無理をしようとするから富を築くチャンスを失う)」というメッセージを理解できるでしょう。
お金持ちへの道にショートカットはありません。
資産形成は、ツライ・やめたい・やってられないといった、苦行ではありません。
「苦行感」がある時は、何かを変えなければいけないサインです。
経済的自由を達成するまでの期間を短縮するポイントは、「稼ぐ力」です。
日本では全世帯のうち、年収1,000万円以上の世帯が約12%もいるため、決して実現不可能ではありません。
稼ぐ力を伸ばすための情報もリベ大では発信し続けているので、ぜひ一緒に成長していきましょう。
ギャンブルでアガリを目指すことをやるなとは言いませんが、最後の手段とすべきです。
まずは5年頑張ってからでも、決して遅くはありません。
「転職するなんて、無理(したくもない)。」
「今の会社で出世するなんて、無理(したくもない)。」
「副業をするなんて、無理(したくもない)。」
「集中投資や信用取引なんて、無理(したくもない)。」
「不動産投資で借金するなんて、無理(したくもない)。」
上記のような考え方の人は、そもそもお金との距離感を見直しましょう。
誰もがお金持ちを目指す必要はありません。
今回の記事が、「手っ取り早くお金持ちになりたい」と急いでしまっている人の心に届くよう願っています。
急ぎ過ぎて落とし穴に落ちないように、ぜひ注意してください。
リベ大は、これからも「時間はかかるけど再現性高く小金持ちになる方法」を発信し続けていきます。
以上、こぱんでした!
「お金にまつわる5つの力」を磨くための実践の場として、オンラインコミュニティ「リベシティ」をご活用ください♪
同じ志を持った仲間と一緒に成長していきましょう!
140万部発行された、「お金の大学」。
情報を最新化・新規コンテンツ追加して【改訂版】としてパワーアップ!(なんと52ページ増量!)
貯める・増やす・稼ぐ・使う・守る…一生お金に困らない「5つの力」の基本をまとめた一冊!
▼「引き続き、お金持ちを目指して勉強したい!」という方に読んで欲しい記事がこちら!