
こんにちは、こぱんです!
この記事では、両学長のライブ配信をもとに、PHPの脆弱性ニュースへの向き合い方と、自宅のルーターやセキュリティソフトの見直し方を紹介します。
ルーターの買い替え基準や選び方、レンタルルーターと光回線10ギガプランの落とし穴もまとめました。
一般の利用者が本当にやるべきことと、やらなくていいことが分かる内容です。
PHPの脆弱性とは?一般の利用者にできることはない

結論から言うと、PHPの脆弱性はサイトを作って公開している側の話です。
普通に使っているだけの人にできることは、何もありません。
PHPとは、世の中のウェブサイトの約7割で使われているプログラミング言語。
家で例えると、裏側の基礎や配線のようなものです。
厳密にはもう少し設計書寄りですが、なんとなくのイメージが掴めれば十分でしょう。
そこに、10段階で9.2という、かなり深刻なセキュリティホールが見つかりました。
情報を盗まれるだけでなく、遠隔でサイトごと乗っ取られるレベルです。
厄介なのは、穴を塞ぐ修正プログラムの配り方でした。
↓
②修正前と修正後を見比べると、穴の場所がハッカーにも分かる
↓
③AIなら一瞬で見比べられ、穴が開いたままのサイトも世界中から探せる
↓
④23時にすぐ修正を当てる時間との勝負に
間に合わない会社は一時的にサイトを閉じています。
首相がXで対策を呼びかけるほどの事態になりました。
一方で「今夜はネットを使わない方がいい」「ルーターの電源を抜いておく」といった話も出回っていました。
家の電気を消しても水道を止めても、穴が開きっぱなしなら泥棒は入ってきますよね。
PHP脆弱性の対応が必要なのはWordPressブログの運営者など

対応が必要なのは、次のような人です。
- WordPressでブログを書いている人
- ホームページ制作業者
- エンジニア
- 自分でウェブサービスを公開している人
ブログ=PHPと思っておいていいくらいですね。
レンタルサーバー側で対策してくれているところもあります。
自分の状況が分からない場合は、AIに次のように聞いてみてください。
ホームページの管理を外部に任せている人は制作会社に確認を
ホームページの管理を外部に任せている人は、制作会社に一言入れておいた方が安心です。
「こういうニュースが出ていて心配になったのですが、対応してもらえていますか」と聞くだけでOK。
初期費用30万円・月2万5千円で、作ったあとは放置という業者もいます。
そういうところは、対策もしていない可能性が高いでしょう。
守る側は何回守っても、1回破られたら負けの世界。
一流企業でも情報が漏れている今、100%大丈夫とは、残念ながらどこの会社も約束できません。
→ 【守る力】仕組み預金は解約すべき?タイムズ情報漏洩の対策も解説
古いルーターの乗っ取りはFBIも注意喚起

PHPの陰に隠れていますが、自分で手を動かすべきなのはこちら。
FBI(アメリカ連邦捜査局)は2025年5月、サポートが終わった古いルーターが乗っ取られ、犯罪の中継地点に使われていると注意喚起を出しました。
2010年以前のルーターは、もうメーカーの更新が届いていない可能性が高いとされています。
(出典:FBI IC3「Cyber Criminal Proxy Services Exploiting End of Life Routers」2025年5月7日)
ルーターは、家のネットと外をつなぐ中継地点です。
ここに入られると、次のようなことが起こります。
- 入力したIDやパスワードを盗み見られる
- 本物のサイトにつなぐ直前で、偽サイトに切り替えられる
- 不正アクセスの踏み台にされる
Googleからちゃんと検索して飛んでも、裏で偽サイトに差し替えられたら、私でも気付かないと思います。
「盗まれるものなんて無い」という人もいるでしょう。
でも、偽サイトに飛ばされたり踏み台にされたりは、誰にでも起こり得ることです。
管理者パスワードが初期のままになっていないか
特に多いのが、ルーターの設定を変えるための管理者パスワードが初期のままのパターン。
Wi-Fiにつなぐパスワードとは別ものです。
IDもパスワードも「user」、パスワードが「password」や「1234」。
大げさではなく、こういう設定がとても多いのが実情です。
見守りカメラも同じで、乗っ取ったカメラの映像を一覧で公開している海外サイトには、日本の家の映像もたくさん出ています。
昔は一軒ずつ試すのに手間がかかりましたが、AIのおかげでハッカーの生産性が上がってしまいました。
嫌な上がり方ですね。
ある方から「Claudeに家のルーターをチェックしてもらったら、管理パスワードが未設定でした」という相談がありました。
それは誰でも入れる状態です。
管理者パスワードが未設定や初期のままなら、すぐに設定しておきましょう。
ルーターの型番をAIに聞いてセキュリティを確認
やることはシンプルです。
↓
②「これ、セキュリティ的に問題ないですか」と聞く
↓
③最後はルーターの管理画面とメーカーの公式情報で確かめる
AIは、サポートが終了しているか、ファームウェア(ルーターのソフト)が古いままかまで調べてくれます。
AIにルーターを確認してもらったら脆弱だと言われ、すぐに買い替えたという声もありました。
ルーターの買い替え判断基準3つとおすすめの選び方

判断の基準は次の3つです。
②サポート中→ファームウェア(中のソフト)を必ず更新
③買い替えの目安→約5年
③は感覚的な目安ですが、古いモデルを買うと、その分早く時代遅れになります。
機種や設定次第なので、5年を過ぎたら即アウトというわけではありません。
買い替えるなら1万円以内で十分
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 予算 | 1万円以内で十分 |
| おすすめ | バッファロー(初心者でも設定が分かりやすい) |
| 価格の例 | 人気ランキング1位でも約8,000円 |
選び方は、価格.comのルーター売れ筋ランキングでトップ10以内、1万円以内のものにしましょう。
TP-Linkは、今から選ぶならわざわざ選ばなくても良い、という感覚です。
今使っている人が大慌てで替えるほどではないので、次の買い替えの時に考えれば大丈夫です。
設定画面で迷ったら、パスワードや接続IDを隠してスマホで写真を撮り、「この画面が出ているけど次どうしたらいい?」とAIに聞けば進められます。
高速プランのCMほどの速度は、まず出ません。
それより、ルーターを変えた方が速くなることも多いです。
古いルーターの捨て方
古いルーターは、自分の持ち物なら初期化してから、自治体の分別に沿って普通にゴミで出してOK。
気になるなら、物理的に壊してから捨てるといいでしょう。
レンタルルーターと光回線10ギガプランの落とし穴

ついでに、落とし穴を2つ潰しておきましょう。
レンタルルーターは約1年4ヶ月で購入より高くなる
まずはレンタルルーターです。
購入:約8,000円→約1年4ヶ月で元が取れる
しかもレンタル品は、古い機種になりがちです。
性能が低いレンタルルーターを月980円で4年間契約していて、47,040円損したという相談もありました。
調べたら、3,500円で買えるものだったそうです。
光回線の10ギガプランは一般家庭には不要
次に、光回線の10ギガプランです。
家庭では10ギガどころか、1ギガも実際には出ません。
一般家庭なら、数十Mbps出れば十分。
動画の画質も変わらないので、プロゲーマーでもない限り必要ないプランです。
知っているかどうかで、毎月数千円の差がつく話ですね。
セキュリティソフトは不要|標準のセキュリティ機能で十分

こういうニュースが出ると、電気屋でセキュリティソフトがよく売れます。
でも結論、セキュリティソフトは要りません。
昔は役に立った時代もありましたが、今はAppleもMicrosoftも、標準でちゃんとしたセキュリティ機能を付けてくれています。
Windowsでも大丈夫。
むしろ入れると、動作が重くなることもあるくらいです。
個人で使うパソコンやスマホなら、標準の防御機能がオンになっているかと契約内容を確かめたうえで、有料のウイルス対策ソフトは解約してOK。
浮いたお金で、美味しいランチに1回行けますね。
→ 自己投資の正しい定義とは?残クレとセキュリティソフトが無駄金な理由
知識があるかどうかで、ムダな出費も、効かない対策に振り回されることも減らせます。
セキュリティも、お金を守る力の一つです。
まとめ
- PHPの脆弱性はサイトを公開している側の話で、一般の利用者にできることはない
- 「ネットを使わない」「ルーターの電源を抜く」は対策にならない
- WordPressでブログを書いている人などは、AIでPHPのバージョンやセキュリティの問題をチェックする
- ホームページの管理を外部に任せている人は、制作会社に対応状況を確認する
- ルーターの管理者パスワードが未設定や初期のままなら、すぐに設定する
- ルーターの型番をAIに聞き、最後は管理画面とメーカーの公式情報で確かめる
- サポート終了なら買い替え、サポート中はファームウェアを更新、買い替えの目安は約5年
- 選ぶなら価格.com売れ筋トップ10以内・1万円以内
- レンタルルーターは約1年4ヶ月で購入より高くなり、10ギガプランは一般家庭には不要
- 個人のパソコン・スマホなら、標準機能と契約内容を確かめたうえで有料のウイルス対策ソフトは解約してよい


















