こんにちは、こぱんです!
リベ大では、経済的自由を達成するために「お金にまつわる5つの力」について情報発信をしています。
▼図解:お金にまつわる5つの力
誰もが経済的自由を目指せると伝えているリベ大には、毎日のように様々な質問や相談が届きます。
その中で今回は「大学に行くべきか?」という質問に回答していきます。
まず結論からお伝えすると、大学に行く必要があるかは皆さん自身の人生の目的によって異なるとリベ大では考えています。
以前の日本なら、大学に行くべきだったと言えるでしょう。
なぜなら、奨学金は無利子が一般的で進学しやすく、大卒という肩書が高く評価されていたからです。
しかし、時代とともに常識や正解は変わるものであり、現代は大学に行く以外にも様々な選択肢があります。
そこで、今回の記事では大学に行くべきかを考えるヒントとなる、以下の2点を解説します。
- 大学に進学すべきかを考えるヒント
- 大学に進学するのにおすすめしない3つの考え方
今回の記事を読むことで、皆さん一人ひとりが自分の人生の目的を考えて、大学に行くという選択肢が本当に良いのかを考えるヒントになるでしょう。
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目次
大学に進学すべきかを考えるヒント
まず、大学に進学すべきかを考えるヒントを2点解説します。
- 大学への進学が人生の目的を達成する手段になるかを考える
- 大学に進学しなかった両学長の考え方
大学への進学が人生の目的を達成する手段になるかを考える
大学に限った話ではありませんが、何をするにしても目的の設定は大切です。
大学への進学を考える場合、多くの人が親や学校の先生に相談するのではないでしょうか。
しかし、大学に進学する目的(人生の目的を達成するための大学の必要性)は自分にしか分かりません。
- 自分の人生はどこに向かっていきたいか?
- 何のために大学に行くのか?
- そもそも大学に行く必要があるのか?
リベ大では皆さんの人生で何をどうすべきかを考える準備として、人生の羅針盤である価値観マップの作成が大切だと伝えています。
自分自身の価値観をよく知ることは、自由で豊かな人生を歩むための第一歩と言っても過言ではありません。
▼図解:生き方の指針を作る「価値観マップ」
さて、人生の目的地が分かれば手段も決められます。
例えば、以下のような人は大学へ進学した方が良いと言えるでしょう。
- 医者になりたい → 医大や医学部
- 弁護士になりたい → 法学部
- スポーツを続けたい → 大学の部活やサークルに参加
皆さんが将来実現したいことのために、資格の取得や大学での活動が必要であれば、大学の必要性は高いでしょう。
逆に以下のような人は、人生の目的と照らし合わせると、必ずしも大学に行く必要はないかもしれません。
- 起業したい
- 視野を広げたい
- 大学の友達を作って遊びたい
起業したいなら大学に進学する必要はないかもしれません。
もちろん、大学で学びながら人脈をつくり、起業の準備をすることは可能です。
しかし、大学に通うのにかかる数年間の時間や数百万円の学費は、決して低いコストではありません。
大学に行けば、たくさんの教授や学生と接して、視野を広げられます。
ただし、大学以外にも視野を広げる手段があることを知っておいてほしいです。
- 海外へ行く
- 色んな人に会う
- 本で勉強する
- SNSで情報発信・交換する
まだ人生の目的を決められなくて、遊びながらゆっくり考えたい人もいるでしょう。
その場合は、数年間の時間や数百万円の学費を費やすほどの価値があるかどうかを皆さん自身でよく考える必要があります。
もちろん、大学生活を通じ知り合った人の中で、かけがえのない人に出会えるかもしれません。
ただし、それは大学生活を送らなかった場合も同様です。
他の人が大学に行く年齢で働いて得た経験や出会った人たちもまた、かけがえのないものになります。
大学に進学しなかった両学長の考え方
では、リベ大両学長は大学への進学に対してどのように考えていたのでしょうか。
高校時代に起業した両学長は、学校の先生や周りから様々な意見をもらいました。
- 将来のことをしっかり考えて、大学に進学した方が良い。
- 起業して成功するなんて無理だ。
- IT業なんて、いつまで稼ぎ続けられるか分からない。
しかし、両学長は自分の人生は自分で決めることを大切にし、大学には進学せずにビジネスを続けました。
一部の先生には「将来、大学へ進学しなかったことを絶対に後悔するぞ!」とまで強く言われましたが、現在に至るまで全く後悔をしていないようです。
両学長は、必要なことは必要な時に自分で勉強すれば良いという考え方を持っており、それは今でも変わりません。
▼図解:自由で豊かな人生にするには大人こそ勉強!
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大学に進学するのにおすすめしない3つの考え方
次に、大学に進学するのにおすすめしない考え方を3つ解説します。
- ①なんとなく大学に行く
- ②なんとなく学歴・資格が欲しい
- ③なんとなく大学に行くために奨学金を借りる
考え方①:なんとなく大学に行く
1つ目は、なんとなく大学に行くことです。
「周りの同級生がみんな行ってるから」や「親や先生に勧められたから」という理由だけで大学に行くのはおすすめしません。
両学長は高校生の時、学校の勉強をしっかりしなさいと先生に言われたので、なぜ勉強しないといけないのかと質問したようです。
両学長「なぜ勉強しないといけないのですか?」
先生「勉強しないと良い大学に行けないからだよ。」
両学長「なぜ良い大学に行かないとダメなのですか?」
先生「良い会社に就職できないからだよ。」
両学長「なぜ良い会社に就職しないといけないのですか?」
先生「高い給料がもらえないからだよ。」
両学長「すでに高校生の僕でも稼いでるんですけど。」
先生「…。」
繰り返しますが、人生の目的に対して本当に大学が必要かどうかを、皆さん一人ひとりに考えてほしいです。
もちろん、両学長のように学生の頃からビジネスでお金を稼いでいる人の方が少なく、学生は勉強に集中して良い大学に行くという考え方が一般的でしょう。
しかし、昔ほど大卒自体の希少性が高いワケではなく、大卒だからといって良い会社や仕事に就けるとは限りません。
また、今の時代は多種多様な仕事や働き方があり、会社に入らなくても稼ぐ手段はたくさんあります。
また、良い会社の「良い」は人によって異なります。
自分はどういう人生にして、どんな仕事を通して、何を実現したいのかを考えなければ、良いかどうかは判断できません。
意見を参考にしつつも、盲信や思い込みをせず、最終的には皆さん自身で考えましょう^^
考え方②:なんとなく学歴・資格が欲しい
2つ目は、なんとなく学歴・資格が欲しいという考え方です。
もちろん、大学卒業や資格の取得自体が悪いワケではありません。
その過程で学べることは多くありますし、自分のやりたいことに学歴や資格が必要な人もいるでしょう。
ただし、学ぶためには当然、時間やお金がかかります。
時間やお金は有限であり、全てを学ぶことは不可能なので、どこに集中したいかを考えましょう。
考え方③:なんとなく大学に行くために奨学金を借りる
3つ目は、なんとなく大学に行くために奨学金を借りることです。
奨学金には利子がつくもの、つかないものありますが、借金であることに変わりはありません。
奨学金は他のローンと比べても金利が低い傾向にあるものの、当初の想定以上の負担になることも考えられます。
また、消費者金融と同様に奨学金を返済できないと、信用機関のブラックリストに載ってクレジットカードを作れなかったり、保証人を巻き込んで自己破産したりすることもあり得ます。
このように、奨学金が社会人にとって大きな足かせになる場合も少なくないのです。
実際に、奨学金の負担に苦しむ人の声はネットですぐに検索できます。(参考:奨学金問題対策全国会議「奨学生の声」より)
▼図解:奨学金は借金!それでも大学に行くべき?
ただ勘違いしてほしくないのは、「奨学金を利用して大学に行くことが悪い」と伝えたいワケではないことです。
家庭によって事情や環境は異なりますし、人生の目的を達成するために奨学金を借りて大学で学ぶのはアリだとリベ大では考えています。
あくまでも、世間体を気にして周りが大学に進学するからといった理由で奨学金を借りることに、考え直す余地があるのではないかと伝えたいのです。
大学に行かなかったからといって、恥ずかしいことは何一つありません。
まとめ:人生の目的を明確にして、大学に行くべきかを判断しよう!
今回の記事では「大学に行く必要はあるか?」をテーマに、以下の2点について解説しました。
- 大学に進学すべきかを考えるヒント
- 大学に進学するのにおすすめしない3つの考え方
大学に進学すべきかどうかは、皆さん一人ひとりの人生の目的次第です。
目的を達成する最適な手段が、必ずしも大学へ進学することとは限りません。
高校生で起業した両学長は、自分の人生で何が必要かを考えた結果、大学には進学しませんでした。
大学に進学するのにおすすめしない考え方は以下の3つです。
- ①なんとなく大学に行く
- ②なんとなく学歴・資格が欲しい
- ③なんとなく大学に行くために奨学金を借りる
今では、昔ほど大卒という経歴の希少性が高くはないため、「なんとなく」という理由で大学に行っても、良い会社や仕事に就けるとは限りません。
特に貸与型の奨学金の利用を検討する方は、奨学金が借金であることをしっかり認識しておきましょう。
金利のパワーによって当初の想定以上の負担となり、奨学金の返済に苦しむ社会人も少なくありません。
大切なのは、人生の目的を決めて、そのための手段として大学が必要かどうかを自分で判断することです。
ただ、将来の人生設計を明確にしたうえで大学に行くかを、高校生の時点で判断するのは難しいことでもあるでしょう。
その場合は、家族で話し合ってみましょう。
また、記事の中でも紹介しましたが、人生の目的をハッキリさせたい方は価値観マップの作成がおすすめです。
もし、作り方や将来のことで悩んだら、ぜひリベ大オンラインコミュニティの「リベシティ」を活用してください。
リベシティには、価値観マップ専用のチャットルームがあったり、同じ価値観の仲間に相談ができたりします。
皆さんの人生の責任は、皆さんにしかとれません。
学校では、生きるのに本当に大事なことを全て教えてくれるわけではありません。
だからこそリベ大では、皆さんが自由で豊かな人生を歩めるように「お金にまつわる5つの力」を中心に情報を発信しているのです。
ぜひ皆さんも、人生の目的を自分で考え、たくさんのことを学び、行動していきましょう。
以上、こぱんでした!
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