こんにちは、こぱんです!
リベ大では、経済的自由を達成するために「お金にまつわる5つの力」について情報発信をしています。
▼図解:お金にまつわる5つの力
5つの力を伸ばすためにはインターネットの活用が不可欠です。
貯める力
- ふるさと納税:楽天市場などの利用
- 格安SIM:オンライン受付のみの場合あり
稼ぐ力
- ブログ:サーバーやドメインなど利用
- せどり:リサーチ作業でWebアプリの利用
- プログラミング:HPやアプリ制作
増やす力
- ネット証券:楽天証券やSBI証券を利用
- つみたてNISAやiDeCo:ネット証券から申し込みも可能
守る力
- フィッシング詐欺:騙されないためにIT知識が必須
使う力
- 自己投資:ネット上には無料でも有用な情報が多数
- PC購入:適切なスペックのパソコン選び
このように経済的自由を達成するための力を伸ばすためには、インターネットに関する理解力を示すITリテラシーの向上が大切となります。
人によってインターネットに対する抵抗感は様々だと思いますが、リベ大ではインターネットの仕組みに関する質問をいただくことも多いです。
そこで今回は次の2点を解説します。
- インターネットの基本知識である5つの用語の意味
- 誰もが一度は気になったことがある質問への回答
以下の図解を見てから記事を読み進めると理解しやすくなるので、参考にしてください。
▼図解:初心者向けインターネット用語
目次
解説動画:【インターネットの基本】知らないと恥ずかしい7つの用語について解説【ゼロから学ぶITスキル】
このブログの内容は下記の動画でも解説しています!
IT知識の有無で得すること損すること
今の時代、誰もが当たり前にスマートフォンやパソコンで、色々なサイトを見たりサービスを使ったりしています。
そんな中で、さまざまな問題に直面した方もいるのではないでしょうか。
- サーバーがダウンした
- ウイルスにかかった
- サイトが見れない
インターネットが面白くなくなる
ネット詐欺に遭いやすくなる
必要以上に怖がる
恐怖心につけこまれて無駄な機器やサービスを買ってしまう
ブログやプログラミングを難しく感じる
今回の記事のテーマは、興味がわかないかもしれません。
しかし、ITの知識を身につけると大きなメリットがあるのです。
インターネットを安全に楽しく使える
ネット詐欺に遭いにくくなる
ブログやせどりなどの副業が始めやすくなる
プログラミングやデザインなどの理解が早くなる
ITの知識はインターネットを使ったことがある人、つまり皆さん全員に関係のあることです。
今回は基礎知識として5つの用語を分かりやすく解説していきます。
インターネットの基本である5つの用語
今回の記事で解説するのは次の5つの用語です。
- ①ネットサーフィン
- ②Webブラウザ
- ③サーバー
- ④IPアドレス
- ⑤ドメイン
基本用語①:ネットサーフィン
皆さんはスマートフォンやパソコンで日々、様々な情報を見ています。
ネットサーフィンとも呼びますが、多くの人が「ネットを見てる」や「ネットで調べる」といった言葉を使っているはずです。
では、そもそもネットを見る仕組みを理解してる人はいるでしょうか。
ネットを見るために、スマートフォンとサーバーの間では、以下のような通信が行われています。(※サーバーについては後ほど解説します。)
スマートフォン:サーバーへ欲しい情報を要求する
サーバー:リクエストされた情報を返す
例:You Tubeを見たい時
スマートフォン:「https://www.youtube.comを見せて!」
サーバー:「YouTubeの情報はこれだよ!」
このように、スマートフォンからサーバーに「情報を見せて!」と要求することをリクエストと呼び、サーバーが情報を返すことをレスポンスと呼びます。
人間のやり取りと同じで、皆さんが先生に「〇〇教えて!」とリクエストすると、先生が解説をレスポンスしてくれるようなモノです。
基本用語②:Webブラウザ
先ほど、サーバーに対して情報を要求(リクエスト)して、情報の返信(レスポンス)を受けることでネットを見られると解説しました。
Webブラウザとは、リクエストするために使われるアプリケーション(アプリ)です。
- Google Chrome(グーグル・クローム)
- Safari(サファリ)
- Internet Explorer(インターネットエクスプローラー)
スマートフォンやパソコンは、Google ChromeやSafariを通してサーバーにリクエストしたり、レスポンスを受けたりしているのです。
Webブラウザを使えばインターネットが見れるという認識で問題ありません。
Twitterやメルカリには、それぞれのサーバーとやりとりができる専用のアプリがあります。
専用のアプリを使うことで、情報が見やすかったり特別な操作ができたりします。
基本用語③:サーバー
ここまで何度もサーバーという言葉が出てきました。
サーバーとはリクエストに対してレスポンスを返す、パソコンの一種です。
詳しい機能などを解説すると難しいので割愛しますが、電源を付けっぱなしでインターネットに接続させるコンピューターという認識で問題ありません。
ちなみに、皆さんが利用しているパソコンも、サーバー専用のOS(ソフトウェア)を入れて設定すればサーバーにできます。
パソコンをサーバーとして利用するには設定が必要です。
そのため、設定しなければレスポンスを知らない間に返すことはありません。
基本用語④:IPアドレス
インターネットを見る仕組みとして、「サーバーにリクエストを送りレスポンスを受け取る」と解説しました。
さて少し頭を切り替えて、今度は皆さんが誰かに手紙を送るときをイメージしてみてください。
このとき、手紙を届けるには相手の住所が必要となります。
その住所に当たるのがIPアドレスです。
IPアドレスとは「172.217.25.195」のような数字の羅列で構成されています。
例えば「172.217.25.195」はGoogleのIPアドレスです。
そのため、Webブラウザで「172.217.25.195」を検索すればGoogleが表示されます。
また、一つのサービスが複数のIPアドレスを持つこともあり、「172.217.25.195」と「172.217.14.195」と「172.217.26.100」は全てGoogleのIPアドレスです。
Google:172.217.25.195
Facebook:31.13.82.36 Yahoo!:183.79.250.123このように、IPアドレスさえ分かれば見たいHPにアクセスができます。
皆さんが普段から目にしているのは、「https://www.youtube.com」のような文字の羅列なはずです。
LINEで「この動画が面白いよ!」と友達に送る時も「https://www.youtube.com~~」といった形式が使われています。
なぜなら、IPアドレスという住所だけでは大きな不便が生じるからです。
基本用語⑤:ドメイン
ドメインとはインターネット上の住所みたいなモノ
IPアドレスに、住所のように分かりやすい名称を割り当てたのがドメインです。
IPアドレスとドメインの関係は、GPSの座標と住所を考えると分かりやすいでしょう。
→ GPSの位置情報(例:北緯35度30分36秒)
→ 特定の場所を表しているが数字の羅列で分かりにくい
ドメイン→ 手紙の宛先(例:大阪市北区リベ町1-2-3-101)
→ 認識しやすく覚えやすい
ドメインがあるおかげで、私たちはインターネットを便利に利用できるのです。
例えばGoogleで「facebook.com」と検索すると、自動で「31.13.82.36」を検索したことになります。
このように、ドメインを入力したらIPアドレスに変換してくれる作業を「名前解決」と呼び、作業を行うサーバーをDNS(ドメインネームシステム)サーバーと言います。
具体的な流れは以下の通りです。
①スマートフォン:「DNSサーバーさん、facebook.comのIPアドレスを教えてください。」
②DNSサーバー:「31.13.82.36です。」
③スマートフォン:「31.13.82.36(facebook)さんのサイトを見たいので情報をください!」
④facebookのサーバー:「これです。」
現実世界だと、交番で道を聞く時のことをイメージすると分かりやすいかもしれません。
①皆さん:「お巡りさん、facebook.com駅の住所を教えてください。」
②お巡りさん:「facebook.com駅の住所は31.13.82.36です。行き方はこうですよ。」
③皆さん:「facebook.com駅に着いた!facebook.comさん、新幹線のチケットをください。」
④facebook.com駅:「これをどうぞ。」
プログラミングやブログアフィリエイトをする人が覚えておくと良いこと
ちなみに、ここから先は上級編になるので、プログラミングやブログに興味がなければ、読み飛ばしても大丈夫です。
世の中の全てのIPアドレスが、1つのDNSサーバーに入っているワケではなく、いくつかの階層に分かれています。
なぜなら、攻撃されたり、紛失したりすると大混乱するからです。
先ほど同様に、以下を例にして流れを確認してみましょう。
①皆さん:「大阪府さん、facebook.com駅の住所を教えてください。」
②大阪府:「大阪市が情報を持っているから大阪市に聞いてください。」
③皆さん:「大阪市さん、facebook.com駅の住所を教えてください。」
④大阪市:「大阪市北区の区役所が情報を持っているから北区役所に聞いてください。」
⑤皆さん:「北区役所さん、facebook.com駅の住所を教えてください。」
⑥北区役所:「facebook.com駅は31.13.82.36にあります。」
上記のようなやり取りが「〇〇.com」と検索した途端にスマートフォンやパソコンの裏側では行われているのです。
図で表すとこのようになります。
5つのインターネット基本用語のまとめ
ここまで、インターネットの基本用語5つを解説しました。
- ①ネットサーフィン
- ②Webブラウザ
- ③サーバー
- ④IPアドレス
- ⑤ドメイン
ネットで情報を見るためには、スマートフォンやパソコンからサーバーに「情報をください」と要求する必要があります。
その要求をリクエストと呼び、サーバーが情報を返すことをレスポンスと呼びます。
リクエストとレスポンスのやり取りを行うためのソフトがWebブラウザです。
- Google Chrome(グーグル・クローム)
- Safari(サファリ)
- Internet Explorer(インターネットエクスプローラー)
サーバーとは、24時間電源付けっぱなしでインターネットに繋がっているパソコンです。
世界中のどこかに実際に設置されており、レスポンスやリクエストのやり取りをするために必要となります。
皆さんのパソコンも設定を行えば、サーバーとして利用可能です。
リクエストを送るためにネット上の住所であるIPアドレスが必要です。
IPアドレスは数字の羅列であり、スマートフォンやパソコンは理解してくれますが、人間にとっては覚えにくいモノです。
IPアドレスを人間でも覚えやすいように文字の羅列に置き換えたモノがドメインです。
ドメインを入力して、IPアドレスに自動変換してくれる作業は名前解決と呼ばれており、変換作業をしている場所がDNSサーバーです。
ここまで解説したインターネットの知識は、普段ネットを使っている人のほとんどが知りません。
一度「ポチっ」と押している間に、皆さんのスマートフォンやパソコンの裏側では様々なやり取りが行われています。
サーバーは世界中に設置されており、皆さんのスマートフォンが地球の裏側にあるサーバーと通信しているイメージをしたら、少しロマンを感じませんか?
皆さんのインターネットに対する抵抗感が少しでも薄れてくれたら嬉しいです。
インターネット関連のよくある質問
ここからは以下の質問に対して回答していきます。
質問①:Googleって結局何なの?
Googleとはネットにある情報の検索サービス(検索エンジン)であり、簡単に言うと超高機能のタウンワークみたいなモノです。
先ほどドメインがあると便利と伝えましたが、「facebook.com」や「yahoo.co.jp」など覚えやすくなっても、全ては覚えられません。
仮にサイトにたどり着いても、サイト内のどこに情報が載っているのか探すのも大変です。
Google(検索エンジン)は情報がある場所を探す手間を省いてくれます。
例えば、「学長 株式投資」と検索すれば、Googleが「学長の株式投資の情報が載っているサイトはここだよ」と教えてくれるのです。
質問②:自分のパソコンにもIPアドレスってあるの?
パソコンをネットに接続していれば、そのパソコンにもIPアドレスが自動で割り当てられます。
理由は複雑なので割愛しますが、IPアドレスは固定ではなく頻繁に変わります。
専門用語では「動的IP」と呼ばれますが、「IPアドレスは変わるんだな」という認識で問題ありません。
ちなみに、もしパソコンをサーバーとして活用する場合は、IPアドレスが変更になると不都合が起きるため、固定IPにする必要があります。
もし固定IPにしたければ、プロバイダに相談すれば大丈夫だよ。
質問③:IPアドレスが分かったら自分の住所がどこまで特定されるの?
SNSなどで「IPアドレスで相手の住所が分かる」といった情報を見たことがあるかもしれません。
IPアドレスには、分かる情報と分からない情報があります。
分かる情報
- 国
- 地域(都道府県)
- IPアドレスを保有している組織
- 通信プロバイダ
分からない情報
- 名前
- 住所
- 性別
- 年齢
- 詳しい位置情報
ここで覚えておいて欲しいのがIPアドレスで分からない情報です。
家庭用のインターネット回線を使用しいる場合、使っているプロバイダや大まかな住んでいる地域までは分かります。
また、会社や学校のインターネット回線を利用している場合は、学校や会社名まで分かることもあります。
ネットの振り込め詐欺は、IPアドレスで分かる情報と分からない情報の差を悪用しているのです。
「あなた、やましいサイトにアクセスしましたよね?」
「あなた、大阪府に住んでますよね?」 「プロバイダはOCNを使ってますね?」 「会社は株式会社〇〇じゃないですか?」