そしてリベ大YouTubeチャンネルが、お金に関する情報発信をスタートしてから、はや5年目です。
両学長はこの期間に、頑張りが「報われる人・報われない人」をたくさん見てきました。
頑張りが報われる人・報われない人、どちらも努力を重ねて頑張っている点は同じです。
報われる人と報われない人の差は、一体どこにあるのでしょうか?
今回の記事は、皆さんに「報われる人になってほしい」という趣旨で作成しています。
先に結論からお伝えすると、頑張りが報われる人・報われない人の違い5選は以下の通りです。
違い①
報われる人:実績のある人の言葉に耳を傾ける
報われない人:実績のない人の言葉に耳を傾ける
違い②
報われる人:失敗する可能性を受け入れて進む
報われない人:絶対に失敗しないように進む
違い③
報われる人:「方向性こそが正義」と考える
報われない人:「努力こそが正義」と考える
違い④
報われる人:とにかくマネする
報われない人:とにかく自己流・自分らしさを追求する
違い⑤
報われる人:「質」と「量」だけではなく、「運」すらも求める
報われない人:「質」か「量」か悩み続ける
以下の図解を見てから記事を読み進めると理解しやすくなるので、参考にしてください。
▼図解:努力が報われる人 報われない人
目次
解説動画:【知らないと沼にハマる】頑張りが「報われる人」と「報われない人」の違い5選
このブログの内容は、以下の動画でも解説しています!
頑張りが「報われる人・報われない人」の違い5選
違い①:誰の言葉に耳を傾けるか
報われる人:実績のある人の言葉に耳を傾ける
報われない人:実績のない人の言葉に耳を傾ける
何かに取り組んで成果を得ようと考えた時、成功するまでには2つのハードルがあります。
- 始める時
- 途中で障害物にあたった時
報われる人は、上記のどちらにおいても成功者の言葉に耳を傾けます。
一方報われない人は、どちらにおいても実績のない人の言葉に耳を傾けます。
数年前、両学長の知り合いが会社を辞めてIT分野で起業したそうです。
彼の奥さんは独立に賛成してくれたようですが、奥さんの両親は大反対。
「一流企業に勤めているから、安心して娘を君のところにやったのに!起業が成功するまでの間、定期的に業績を報告してもらう!」という状況になったそうです。ちなみに彼の義理の父は一度も転職したことがない会社員で、今は子会社に出向して取締役の一人として経営に携わっているとのこと。
義理の父は、「私も新規事業の立ち上げや、不採算事業の立て直しの経験がある。君の起業がうまくいくよう、アドバイスさせてもらう!」と彼に言いました…。
ゼロイチを経験したことがある社長とサラリーマン社長、名前は同じ「社長」ですが、やってきたことは全然違います。
両学長が聞いた限り、このお義父さんのアドバイスは的外れだったそうです。
お義父さんのアドバイス内容は、お金・人・モノ・情報など、全てがそろっている大企業だからこそできる内容ばかりでした。
両学長の知り合いは、お義父さんのアドバイスという名のマウンティングに消耗し、業績は上がらなかったそうです。
結果的にお義父さんから、「私のアドバイス通りにやらないからだ」と言われ続け、すっかりモチベーションを失いました。
- 投資をしたことがない人
→ 「投資は危ない。そんなことはしない方が良い」 - 副業をしたことがない人
→ 「副業するより、本業を頑張った方が良い」 - 起業をしたことがない人
→ 「そんなビジネスアイデアで、成功するワケがない」
報われない人は、「実績のない人」の言葉に心を奪われがちです。
努力を続けるのであれば、誰の言葉に耳を傾けるかという判断を間違ってはいけません。
違い②:失敗についてどう考えるか
報われる人:失敗する可能性を受け入れて進む
報われない人:絶対に失敗しないように進む
両学長含め、皆さんの多くは「失敗するな!間違えるな!」と言われながら育ったのではないでしょうか。
つまり、失敗や間違いは「恥ずかしいこと」として育てられてきたワケです。
このような環境で育つと、投資やビジネスにおいて非常に不向きな性格ができ上がります。
以前からお伝えしている通り、「最速で成功する唯一の方法は、最速で失敗を繰り返すこと」です。
もちろん致命傷は負わずに、同じ失敗を繰り返さないという点には注意する必要があります。
「一定の失敗を受け入れながら、トータルで成功を目指す」というスタンスの人は、かなり報われやすいでしょう。
なぜならこのスタンスの人は、以下のような状態になるからです。
失敗に怯えないので、決断が早く仕事を進めるのが早い。
失敗をすぐに改善できるので、仕事のクオリティが上がる。
失敗の可能性を受け入れているので、パニックにならずモチベーションも下がらない。
決断が遅く、仕事を進めるのが遅い。
失敗を改善するタイミングが少なく、仕事のクオリティも上がりにくい。
失敗すると、すぐにパニックになりモチベーションが下がる。
失敗しないよう慎重に頑張っているにもかかわらず、結果が伴わないワケです。
両学長の場合、1カ月仕事をした結果、失敗がなかったら焦ってしまうそうです。
失敗していないということは、何にもチャレンジしておらず、改善の機会が得られていない状態とも言えます。
両学長は「いかに早く失敗と出会い、それをやっつけるか」という点に執念を燃やしているワケです。
そもそもの前提として、両学長は世間で言うところの失敗を、失敗とは感じていないそうです。
ノリとテンポは、正月の餅つきのような感覚だそうです。
ビジネスパートナーが、「ほい、失敗発生!」と餅をひっくり返して、両学長が「失敗、潰すべし!」と杵を振り下ろすイメージです。
これを繰り返しているうちに、ツヤツヤの美味しいお餅ができ上がります。
「失敗発生 → 改善」のテンポは、リズム良く早ければ早いほど良いです。
報われる人になりたければ、失敗を友達にしましょう。
「致命傷は負わず、同じ失敗を繰り返さない」という点さえ守れば、失敗は皆さんを成功へと導いてくれる「良き友人」になります。
違い③:方向性と努力のどちらを正義と考えるか
報われる人:「方向性こそが正義」と考える
報われない人:「努力こそが正義」と考える
2022年の読書において、両学長がとても入ったフレーズがあります。
それが、「努力は過大評価されている」です。
このフレーズは、エリック・ジョーゲンソン氏の「シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント」という書籍に出てきます。
この書籍についての詳しい内容は、以下の過去記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
- 深夜2時まで副業や資格の勉強を頑張っている。
- 何十万円ものお金を払い、スクールに通っている。
- どんな仕事も、イヤな顔ひとつせず全部引き受けている。
上記のように、時間・お金・労力をどれだけつぎ込んでいるかに焦点を合わせているワケです。
しかし、いくら時間やお金をかけたところで、「稼げず自分に合わない副業、儲からずキャリアアップで評価されない資格」のために頑張っても、報われるはずがありません。
勤める会社に関しても、いくら労力をかけたところで以下のような状態では報われません。
- 人事評価の制度がイケていない会社
- 昇給率が年1%程度の会社
- ちゃんとした上司がいない会社
努力を過大評価している人は、「速く休まず歩きさえすれば、目的地にたどり着ける」と信じているフシがあります。
しかし、実際はそんなことはありません。
海に行きたければ海に向かって歩き、山に行きたければ山に向かって歩く必要があります。
方向を間違えると、どれだけ速く休まず歩いても、行きたいところには行けません。
「努力こそが正義」と考えている人ほど、ゆっくり休みながら歩いた人が報われるのを見ると、「こんな世の中間違ってる!」と考えてしまいがちです。
特に、努力が評価される世界で生きていると、なおさらそのように感じるでしょう。
しかし多くのケースにおいて、間違っているのは世の中ではなく、皆さんが決めた方向性です。
方向性を間違えない最も簡単な方法は、自分が行きたい方向の先を歩いている人に、自分の進むべき道を確認してもらうことです。
両学長は、FIREを目指していた友人に「俺、このやり方を続けてFIREできるのかなぁ?別なことやった方が良い?」と聞かれた時、次のように答えました。
できるで。もう時間の問題や。そのまま続けたらええで!
結果的に友人は2年でFIREを達成し、両学長の周りで「最速でFIREした男」になりました。
もし彼がひとりで思い悩み別の方向性に舵を切っていたら、どれだけ努力しても結果は違うものになっていたかもしれません。
違い④:マネをするか・自己流を追求するか
報われる人:とにかくマネする
報われない人:とにかく自己流・自分らしさを追求する
報われる人は、とにかくマネが上手です。
実際のところ、報われる人は最初は自己流にはあまりこだわりません。
なぜなら、世の中の成功者は皆「個性的」に見えるからです。
個性的というのは他の人とは違う、つまり「彼流」や「彼女流」でやっているとも言えます。
そこで多くの人は、「自分らしいやり方を貫くことが大切なんだ!」と考えてしまうワケです。
個性的な人が世の中に出てくる経緯は、多くの場合以下のような流れになっています。
- 誰かが偶然成功する。(1番目の成功者)
- その人の成功方法をマネて成功する人が現れる。(2番目の成功者)
- 2番目の成功者は、1番目の成功者を追い抜けるようにアレンジを加え始める。
- さらに2番目の成功者は、3番目の成功者に抜かれないように、もっとアレンジを加え始める。
- 皆さんは、自己流全開で大成功した2番目の成功者を見て、「やっぱり、あの人は他の人とは違う!」と考える。
要は自己流のアレンジを加える手前に、成功者のマネがあるワケです。
- 最初がマネ
- 次がアレンジ
最初から自己流で行く人は、報われない可能性が高くなります。
なぜなら自己流の方法は、そもそも成功するかどうか分からないからです。
両学長のYouTubeライブにも、「なかなか結果が出ない」という人から相談がよく来ます。
両学長が「人に会いに行ってますか?」「自分の先を歩いてる人にアドバイスをもらってますか?」「自己流でやってませんか?」と逆に質問すると、「痛い!グサグサくる!」というコメントがよく返ってくるそうです。
マネをしない人は、結局「人を信じていない人」「人の見極めが下手な人」です。
両学長は今、リベ大クリニックやリベ大工務店など、いろいろな事業を立ち上げています。
しかし、今のところ自己流には全くこだわっていないそうです。
うまくいく方法があるのであれば、それをそのままマネしています。
信頼できると思える、「この分野で成功している人」「この分野で実績のある人」の言うことをしっかり聞き、先人の歩いた道を歩んでいるだけとのことです。
「もし、信じるべき人やマネるべき人を間違えたら?」と心配する人がいるかもしれません。
この点は、間違えても大丈夫なようにリスク管理をしておけば大丈夫です。
違い⑤:「質」と「量」についてどう考えるか
報われる人:「質」と「量」だけではなく、「運」すらも求める
報われない人:「質」か「量」か悩み続ける
報われる人は、経済的に成功するためには仕事の「質」と「量」が両方大事ということを知っています。
さらに言えば「運」も大事です。
よって、「質」「量」「運」という3つが全てそろうように行動します。
- 「質」こそが大事だと信じ、ゆっくり丁寧に高クオリティの仕事だけを積み上げる。
- 「量」こそが大事だと信じ、とにかく多くの仕事量をこなす。
- どちらが大事か悩みながら、あっちに行ったりこっちに行ったりする。
- 考えるばかりで動かない。
残念ながら、上記のような人は報われるものも報われません。
仕事の質だけを大事にする人は、「もっと速くやってくれ!」というニーズに応えられず、量だけを大事にする人は、「もっと丁寧にやってくれ!」というニーズに応えられません。
残酷な現実として、経済的に成功するには良い仕事ぶりが求められます。
「質だけで良い」「量だけで良い」というように、どちらか1つでOKと考えるのは甘えです。
たまにリベ大にも、「質と量、どっちが大事ですか?」という質問をいただきます。
もっとストレートにお伝えすると、どっちが大事かという議論よりも、「とっとと両方やりましょう!」というのが正解です。
報われやすい人は、以下のように考えます。
- 「質」も「量」も両方頑張るためには、少なくとも「嫌いな仕事」では無理。
- 好きな仕事で頑張れたら最高だけど、最低限「嫌いな仕事」で頑張るのはやめておこう。
- 「運」が向いた時に良い波に乗れるように、心をオープンにしておこう。
世の中には1,000種類を超えるような、たくさんの職業や副業があります。
実際にやってみた結果、心の声が「この仕事で、質と量を両立させるのは無理だ!」とささやいていれば、方針転換も考えましょう。
「残ったカードの中で、当たりを引く確率が高められたのでOK」と考えるワケです。
ちなみに幸運をつかむためのアドバイスは、以下の過去記事でも詳しく解説しているので、参考にしてください。
甘えずに「質」と「量」の両方を追い求め、「運」をつかむことも意識してください。
皆さんがこの2点に気を付けられると、きっと報われる人になれるでしょう。
まとめ:頑張りが報われる人になり、しっかりと資産を増やしていこう!
今回の記事では、頑張りが「報われる人・報われない人」の違い5選について解説しました。
違い①
報われる人:実績のある人の言葉に耳を傾ける
報われない人:実績のない人の言葉に耳を傾ける
違い②
報われる人:失敗する可能性を受け入れて進む
報われない人:絶対に失敗しないように進む
違い③
報われる人:「方向性こそが正義」と考える
報われない人:「努力こそが正義」と考える
違い④
報われる人:とにかくマネする
報われない人:とにかく自己流・自分らしさを追求する
違い⑤
報われる人:「質」と「量」だけではなく、「運」すらも求める
報われない人:「質」か「量」か悩み続ける
このように整理してみると、報われるか報われないかを決める要因の1つに、人間関係があることが分かります。
以下のように、実績のある人との関係を作ることで、一気に「報われる人」になる可能性が高まります。
- 実績のある人に、アドバイスをもらう。
- 実績のある人に、方向性を確認してもらう。
- 実績のある人のやり方を、マネさせてもらう。
今、人生がうまくいっている人は、学生時代に良い教師や刺激をもらえる同級生と出会っていたり、職場で良い上司や先輩と出会っていたりする人が多いかもしれません。
この点、「お金」や「転職・副業」などについては、まだまだ身の回りにメンターや実績のある人が少ないのが現実です。
数少ない「実績のある人」に出会えるかどうかは、皆さんの未来に非常に強く影響します。
というワケで、最後にリベ大のオンラインコミュニティ「リベシティ」を宣伝して終わりにします。
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