
これから投資をはじめたいあなた!この講座を読むと「投資のルール」を知ることができます。
投資の重要性については過去の回でご説明していますので、「そもそもなぜ投資をするの?」という方はさかのぼってみてください。
- 【第1回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」基本の考え方編
- 【第2回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」家の支出を抑える編
- 【第3回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」保険の支出を抑える編
- 【第4回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」車の支出を抑える編
- 【第5回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」サラリーマンの税金編
- 【第6回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」個人事業主の税金編
- 【第7回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」投資をはじめてみよう編
- 【第8回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」投資商品を知ろう編
- 【第9回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」株と投資信託の基本編
- 【第10回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」不動産で騙されたくない編
目次
投資商品はどんなものか知ろう
まずは世の中に、どんな投資商品があるのかを知りましょう。それぞれの商品のメリット・デメリットをわかりやすくご紹介します。
そもそも、世の中の投資商品は、大きくいうと4つにわけられます。
- 「株」
- 「債券」
- 「不動産」
- 「商品・現物」
小難しい表現をすることもありますが、あとの金融商品はすべてこれらの派生です。
※外国為替取引であるFXは第8回講座では割愛しています
株式投資
株式投資は、かんたんにいうと、会社へ投資することです。
「株を買う」とはどういうことかというと、まず会社が株券を発行して、会社のオーナーの権利を分割します。
そしてその分割された権利=株券を購入することで、あなたはその会社に投資ができます。
株に投資するというと、こむずかしいグラフやチャートを眺めているイメージがあるかもしれませんが、それはすこし偏っているイメージです。
たとえばトヨタの株を買って、あとは何もせずもっているだけでも会社に投資していることになります。
株のメリット
①株は流動性が高いので、簡単に売ったり買ったりできる
②株は買ったら、売る以外は何もしなくていいので楽
③株は値段が大きく変わることがある
- 株は流動性が高いので、簡単に売ったり買ったりできる
- 株は買ったら、売る以外は何もしなくていいので楽
- 株は値段が大きく変わることがある
株のデメリット
①株は流動性が高いので、日々の値動きが気になる
②株は自分の力ではコントロールできない
③株は値段が大きく下がることもある
- 株は流動性が高いので、日々の値動きが気になる
- 株は自分の力ではコントロールできない
- 株は値段が大きく下がることもある
「個別株」と「投資信託(ファンド)」
たとえばトヨタやソフトバンクなどの企業の株をそれぞれ購入することを「個別株」を買うといいます。
一方で、Apple、Google、FacebookなどのアメリカのIT企業ばっかりをあつめた株のパック売りや、日本の不動産ばかりをあつめた株のパック売りなど、たくさんのパック売りも存在します。
こういった、パックで株を購入するやりかたを「投資信託」といいます。投資信託は、ファンドという言い方もできます。
- 個別株と投資信託(ファンド)という買い方がある
- 投資信託(ファンド)は99%の人がぼったくられてしまう
債券
債券とは、かんたんに言うと「借用書のようなもの」です。債券の種類として「国債」や「社債」があります。
社債
「社債」とは「会社が発行する借用書」です。
例えば、「あなたから100万円借りたら、年間金利1%を払うので、1年後に101万円にして返します。」という約束の借用書のようなものを、会社が発行します。
会社の債券なので、社債です。
国債
「国債」とは「国が発行する借用書」です。社債とおなじような内容の借用書を国が発行します。
国の債券なので、国債です。
債券のメリット
①債券は満期保有すれば額面全額を受け取れる
②債券は何もしなくていいので楽
- 債券は満期保有すれば額面全額を受け取れる
- 債券は何もしなくていいので楽
債券のデメリット
①債券のリターンは決まっている
②債券の発行元が潰れたらお金はかえってこない
③債券は自分の力でコントロールできない
- 債券のリターンは決まってる
- 債券の発行元が潰れたらお金はかえってこない
- 債券は自分の力でコントロールできない
債券の特徴
昔から「債券は株と反対の動きをする」と言われていました。しかし、最近はそうとも言えなくなってきていますので、ここはざっくり覚えておいてもらえば大丈夫です。
※債券には大きく分けると、個人取引の生債券と、市場で売買できる公共債券などがありますが、今回の講座では割愛します。
- 債券は借用書のようなもの
- 会社が発行する借用書は社債と呼ぶ
- 国が発行する借用書は国債と呼ぶ
不動産
不動産とはつまり「人に貸す家」のことです。家だけじゃなくて「駐車場」を貸したり、「倉庫」を貸したり、「オフィス」を貸したりすることも不動産に当てはまります。
皆さんも、一度は不動産を借りたことがあるかと思いますが、貸してくれるオーナーさんがいますよね。
不動産のメリット
①盗難や紛失のリスクがない
②毎月家賃が入る
③家賃や内装などを自分の力でアップグレードできる
- 盗難や紛失のリスクがない
- 毎月家賃がはいる
- 家賃や内装などを自分の力でアップグレードできる
- 銀行の融資を受けて購入できる
不動産のデメリット
①換金性が悪い
②リフォームや借り主とのやりとりなどに手間がかかる
③売る時まで損か得かわかりづらい
④価格は下がり続ける不動産が多い
⑤いい物件に出会うのが大変
価値があがる物件や、すぐ人が住んでくれる物件は1000件に3件しかないって言われてるらしいです。
⑥たくさんの資本金が必要
- 換金性が悪い
- リフォームや借り主とのやりとりなどに手間がかかる
- 売る時まで損か得かわかりづらい
- 価格は下がり続ける不動産が多い
- いい物件に出会うのが大変
- たくさんの資本金が必要
商品・現物
現物投資とはつまり、
- 金
- プラチナ
- 原油
などなどを所有することです。なかでも代表的な「金」に着目します。
金のメリット
金は世界恐慌などの有事の際に価格があがる性質がある
金のデメリット
①金は盗難や紛失リスクがある
- 金は世界恐慌などの有事の際に価格があがる性質がある
- 金は不動産のように家賃を産まないし、株のように成長しない
- 盗難や紛失のリスクがある
- 金だけでなく、プラチナや原油なども該当する
投資商品のまとめ
株のまとめ

- 株は流動性が高いので、簡単に売ったり買ったりできる
- 株は買ったら、売る以外は何もしなくていいので楽
- 株は値段が大きく変わることがある
- 株は流動性が高いので、日々の値動きが気になる
- 株は自分の力ではコントロールできない
- 株は値段が大きく下がることもある
- 個別株と投資信託(ファンド)という買い方がある
- 投資信託(ファンド)は99%の人がぼったくられてしまう
債券のまとめ
- 債券は満期保有すれば額面全額を受け取れる
- 何もしなくていいので楽
- 債券のリターンは決まってる
- 債券の発行元が潰れたらお金はかえってこない
- 債券は自分の力でコントロールできない
- 債券は借用書のようなもの
- 会社が発行する借用書は社債と呼ぶ
- 国が発行する借用書は国債と呼ぶ
不動産のまとめ
- 盗難や紛失のリスクがない
- 毎月家賃がはいる
- 家賃や内装などを自分の力でアップグレードできる
- 銀行の融資を受けて購入できる
- 換金性が悪い
- リフォームや借り主とのやりとりなどに手間がかかる
- 売る時まで損か得かわかりづらい
- 価格は下がり続ける不動産が多い
- いい物件に出会うのが大変
- たくさんの資本金が必要
- 家・アパートだけでなく、駐車場やオフィス、倉庫を貸すことも不動産に含まれる
商品・現物のまとめ
- 金は世界恐慌などの有事の際に価格があがる性質がある
- 金は盗難や紛失リスクがある
- 金は不動産のように家賃を産まないし、株のように成長しない
- 金だけでなく、プラチナや原油なども該当する
- 【第1回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」基本の考え方編
- 【第2回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」家の支出を抑える編
- 【第3回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」保険の支出を抑える編
- 【第4回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」車の支出を抑える編
- 【第5回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」サラリーマンの税金編
- 【第6回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」個人事業主の税金編
- 【第7回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」投資をはじめてみよう編
- 【第8回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」投資商品を知ろう編
- 【第9回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」株と投資信託の基本編
- 【第10回】貯金ゼロからはじめる「お金の増やし方講座」不動産で騙されたくない編