はじめに

あなたの勤め先には、「持株会」はありますか?

 

持株会とは?
持株会(もちかぶかい)とは、持株制度により株式を取得する組織である。

持株制度とは、「金銭を拠出し会社の株式を取得する仕組み」である。

持株会の参加者は手間をかけずに少額の資金で投資ができ、会社は安定株主を形成できるというメリットがある。

なお、株式の取得にはドル・コスト平均法等が用いられる。(Wikipediaより)

 

この持株会にはいくつか種類がありますが、私は従業員持株会というものに加入していました。

 

従業員持株会は、会社及び子会社等の従業員が、当該会社の株式取得を目的とする組織のことです。

多くの企業において、従業員持株会の加入者に奨励金が支給されており、私の会社も同様でした。

 

そんな持株会を、私は退会しました。

 

そもそも持株会に入ったのは、入社が決まった時点で親に勧められたからです。

当時、資産運用について何もわかってなかった私は、「あるなら入っておこう」程度の軽い気持ちで加入し、毎月1万円(ボーナス月に3万円)分の自社株を持株会を通して買い増ししていきました。

 

これが私の資産運用最初の一歩です。

 

持株会加入のメリット

 

親の勧めと「そういう制度があるから」という理由だけで加入した持株会ですが、私にとっては以下のようなメリットがありました。

 

それは、

 

  1. 株価や日本経済を気にするようになった
  2. 知らない間に大量の株が積み上がっていた

 

ことです。

 

それまではニュースで話題になる程度のことしか興味が持てなかった自分が、日本経済新聞を定期購読するようになり、通勤途中に読んでいました。

 

あひるくん
へ~。経済や投資に興味を持つ一歩になったわけだね!

 

 

そして、入社後、自社の株価が高騰した時に保有する株の売却をしたのです。

 

あやちん
理由は、マイカーが欲しかったからです。

 

当時20代半ばの私は、実家住まいでしかも部屋を妹と共有していたこともあり、自分だけの空間が確保したい一心でマイカーを購入したんですね。

 

当然、マネーリテラシーは今以上に低い時代でしたから、リセールバリューも特に意識せず、ただ好きな車種を購入し、数年間保有していました。

 

逆に言えば、自社株を売却したのはこの1回限りで、現在も軽く1,000株以上を保有しています。

 

持株会を退会した理由


私が持株会を退会したのには理由があります。

それは、社内事情が変わったから。

 

あやちん
転職や退職が原因ではなく、会社のグループ再編により、持株会の対象企業から外れたんですね。

 

なので、自分の意志というよりも必然的に退会をせざるを得ない状況となりました。

会社側からは持株会と同じようなスタイルで引き続き自社株の購入が続けられるプランも用意されていましたが、私自身はこれを機に退会を選びました。

 

私が持株会を退会することを決めた理由はたった1つ。

 

資産の一極集中は大きなリスクであると考えたからです。

 

今のご時世、どんな一流企業だっていつどうなるかなんて誰にもわかりません。

しかも、起業して5年で約8割の会社がなくなるともいわれている中、大切なお金を預金感覚で持株会に預けておくことの怖さに今さらながらに慄きました。

 

残った株はどうする?

現在、私の手元にある自社株はすべて売却予定です。

そして、売却後は約900万円の現金を手にすることになります。

 

このお金も一部は生活防衛費として置いておくにしても、基本的には資産運用に回します。

 

現在、通称楽天VTIこと「楽天・全米株式インデックス・ファンド」という投資信託商品をつみたてNISA、そして証券口座を通して購入していますので、次の一手をどうするか検討中です。

 

▼参考記事

 

住宅ローンの繰り上げ返済はしません

私は住宅ローンを抱えている身ですが、まとまった資金ができたとしても繰り上げ返済に活用することは考えていません。

 

いろいろな考え方があるかもしれませんが、この超低金利時代は借金を返すことに躍起になるよりも手元の現金を厚くしておき、いい投資商品が出てきたらすぐに動ける体制を作っておくほうが大切だという考えからです。

 

そのあたりの話は、以下に書いていますので、ぜひ合わせてご覧ください。

 

▼参考記事

 

検討している投資先は楽天VT

 

さて、楽天VTIに続いての投資先として検討しているのが「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」(通称:楽天VT)。

 

この楽天VTは、「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)」という株式指数に連動した動きを目指しているインデックスファンドです。

 

まずはざっくりとその特徴をご紹介します。

 

楽天VTの特徴

商品名 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
特長
  • 全世界株式にローコストで分散投資
  • 「バンガード®・トータル・ストック・マーケットETF」に実質的に投資
  • 先進国・新興国など約47カ国の株式に投資
  • 約8,000銘柄で構成されるこの指数は、全世界の時価総額の98%をカバー
コスト
  • 買付時の手数料は無料(ノーロードファンド)
  • 投資信託でかかる信託報酬は年0.1296%(税込)
購入方法
  • 日本円で少額からの積立投資も可能
  • NISA、つみたてNISA対象
運用管理費 年0.2296%(税込)程度

 

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスってなに?
「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」は、大型株、中型株および小型株まで網羅する全世界の株式市場の動向を表す時価総額加重平均型の株価指数です。

 

構成銘柄は、米国、欧州および日本などの先進国株式に加えて、中国やインドなどの新興国株式を含み、その数はおよそ8,000銘柄にもおよびます(2018年4月末現在)。

 

なお、「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)」は、委託会社が「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」に日々の為替レートを乗じて算出したものです。

 

楽天VTは、上の表にもあるとおり、全世界株式市場全体に投資することができる投資信託です。

では、楽天VTを通じ、実際にどんな会社の株に投資できるのか見てみます。

 

 

Apple、マイクロソフト、Amazon、Facabook、Google……組入上位10銘柄のうち9銘柄が米国株です。

国・地域別の構成比も合わせて確認しましょう。

 

 

米国が53%、日本が8.4%。

日米だけで61.4%を占めていることがわかります。

 

あひるくん
全世界株式と言えども、どの国もまんべんなくというわけにはいかないんだね~。

 

あやちん
そうだね。私は楽天VTIを買ってるから、分散投資の面から考えると中国やインドといった新興国に投資するというのも1つの方法かもしれないなぁ。

 

楽天VTチェックポイント1:投資先はどこか?

楽天VTの投資先は全世界株式です。

しかし、その組入国は日米で全体の60%以上を占めています。

 

先進国・新興国など約47カ国の株式(約8,000銘柄)に投資し、全世界の時価総額の98%をカバーしています。

 

楽天VTチェックポイント2:運用方法は?

楽天VTは円換算ベースのFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動するように、機械的に買っていくインデックスファンドです。

▼インデックスファンドのイメージイラスト

 

インデックスファンドの対抗として、ファンドマネージャーがより高い成果を求めて投資を行っていくアクティブファンドもあります。

楽天VTはアクティブファンドではないので、詳細な説明は避けますが、その特徴を表にまとめていますので、ざっくりと確認しておきましょう。

 

あやちん
あなたも耳にしたことがある「ひふみ投信」はアクティブファンドです。

 

▼インデックスファンドとアクティブファンド特徴比較表
インデックスファンド アクティブファンド
運用の目的 指数に連動させる 指数を上回る
投資の手法 分散投資 集中投資
保有コスト 比較的低い 比較的高い
リスク 低い 高い

 

楽天VTチェックポイント3:基準価額は?

2018年8月6日現在の基準価額は10,590円です。

 

基準価額の過去の推移と現在の水準を本家VTで確認してみました。

 

 

リーマンショックがあった2008年に大きく下落しているものの、それ以降は順調に価値を高めていることがわかりますね。

楽天VTは金融庁が定めたつみたてNISA対象商品ですから、比較的安心して購入することができる投信の1つと言えます。

 

楽天VTチェックポイント4:分配金は?

楽天VTIの分配金はありません。

分配金が入金されると配当所得として課税(普通分配金に対して20.315%)されます。

分配金がないということは、国内分の税金を先送りする効果があるとも言えますね。

 

両@学長

毎月分配型は毎月分配金がもらえる、と喜んで購入する人が多いですが、これは絶対にNGです。

毎月分配金を支払う=その分高い手数料を支払うことが多く、毎月分配型に見られるほとんどの投資信託が自分が積み立てた分を取り崩しているだけの特別分配金と呼ばれるタイプで、決して得しているわけではありません。

 

楽天VTチェックポイント5:純資産総額は?

楽天VTは総資産総額100億円目前まで達し、今も資産を増やし続けています。

純資産総額が大きいということは、それだけ資金が集まっており、安定した運用が可能であることを表しています。

 

▼楽天VTの純資産総額(月次レポートより)

 

楽天VTチェックポイント6:リスクとコストは?

投資には当然元本割れのリスクがあります。

 

しかし、だからと言ってインフレリスクを考慮せずにお金を銀行に預けておくだけでは資産が目減りするのをただ眺めているのと同じことです。

 

▼参考記事

 

楽天VTは、米国を中心に世界中の株に投資ができる商品です。

1つの国に投資するのは怖い、投資先の選定が面倒、なるべくリスクの低い投資商品を選びたいという方にとってはとても購入しやすい商品ですね。

 

まとめ

 

さて、ここまで楽天VTについて調べてみましたが、すでに楽天VTIを購入している、日本市場に興味はない私にとっては、あまり現実的な選択ではなくなってきました。

 

分散という意味では、米国以外の有望な新興国に投資する「楽天・新興国株式インデックス・ファンド」(通称:楽天VWO)も気になるところなので、次回記事でじっくり考えてみます。

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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