はじめに

「やっと会えたね。ずっとこの日を待ってたんだよ……生まれてきてくれて、本当にありがとう」

これまで経験したことのない痛みを乗り越え、初めて我が子を胸に抱いたときの感動は今でも忘れられない、あやちん(@mile_tabiiku)です。

 

親になった夫、そして私は、

 

あやちん
この子が将来困ることのないよう、ちゃんと親の務めをはたそう!

 

と思うようになりました。

 

ところで、親としての務めとはいったいなんでしょうか。

個人的な考えをあげてみます。

 

  1. 衣食住の環境を整える
  2. 子どもがやりたいと言ったことは挑戦させる
  3. きちんとした教育を施す

 

なかでも、一番お金がかかるのが3番目の教育です。

この教育資金をどうやって貯めるのか、今日はそんなお話をしたいと思います。

 

両@学長
うちは学資保険に入ってるから安心! とお考えの方にこそ、最後まで読んでいただきたいですね。

 

この記事のポイント
  • 教育資金にまつわる、【ある誤解】が解けます
  • 教育資金の正しい貯め方がわかります

 

教育資金は学資保険で貯めるべきという、危険な誤解

子どもが幼稚園から大学入学までの19年間にかかる教育費がいくら必要になるのか、試算したことはありますか?

まずは、子どもの学習費調査(文部科学省平成28年度)より抜粋した、いくつかのパターンを見てみましょう。

ご紹介している費用は子ども一人あたりのものです。

二人なら2倍、三人なら3倍と親の負担は増していきます。

 

▼子どもの教育にかかる費用
幼稚園から大学までオール公立 782.7万円
高校まで公立~私立大学文系 930万円
高校から私立〜私立大学文系 1,105.8万円
 中学から私立〜私立大学理系 1,501.4万円
 小学校から私立〜私立大学理系 2,224.5万円

 

一口に教育資金と言っても、782万円~2,225万円までと進路によって大きな幅があることがわかります。

 

あやちん
親としては金銭的な理由で子どもの夢を諦めさせたくないから、子ども一人あたり2,300万円程度は覚悟しておかなきゃいけないってことか……。

 

ではこのまとまった大金をどのように貯めたらいいのでしょうか?

教育資金を貯める方法として、よく知られているのは学資保険です。

実際に契約している方も多いかもしれませんね。

 

しかし、リベラルアーツ大学としては学資保険とは別の方法を推奨しています。

それが……

 

両@学長
シンプルにインデックス投資で増やしましょう!

 

という考え方です。

そもそも、あなたはなぜ、学資保険を契約しようと思ったのでしょうか。

 

子どもの教育資金として、まとまったお金を貯めたいからですよね。

 

要は、より多くのまとまったお金を一定期間内に貯められれば条件クリアとなるわけです。

 

「お金を貯める」のに一番簡単な方法は貯金です。

 

貯金には、

 

  • いつでも引き出せる
  • 毎月積み立てる金額も自由に調整できる

 

という大きなメリットがあります。

そう、単純にお金を貯めるだけなら貯金で全く問題ないのです。

 

あやちん
そうは言っても、この低金利時代に貯金というのもどうなんでしょう? 学資保険なら、貯金よりも利率が高いものがあるのは事実ですよね?

 

確かに、このご時世に銀行にお金を預けておくのも不安だという気持ちはよくわかります。

では、学資保険よりも利率が高く、より多くのお金が貯まる方法を選べばその不安は払拭されるはずです。

 

というわけで、さっそく学資保険を使った場合と積立投資を行った場合でどちらがよりお金が貯まるのかをシミュレーションしてみました。

 

学資保険 vs 投資、たくさんお金が貯まるのはどっち?

ソニー生命学資保険の場合

  • 毎月の保険料は15,900円
  • 支払い期間は10年間
  • 運用期間は18年間

 

 

シミュレーション結果からわかったこと
支払い総額1,908,000円に対して200万円受け取れるので、返礼率は104.8%とあるが、この返礼率を年利換算した場合は、0.35%で非常に利回りが低いことがわかる。
なお、学資保険で増えた金額は92,000円。

 

積立投資の場合

  • 毎月の積立金は15,900円
  • 支払い期間は10年間
  • 運用期間は18年間(10年間支払った後の8年間、元本を追加せずに運用)

 

 

▼260万円を8年間、元本を追加せずに運用した場合

 

元利合計 4,196,711円
利息 1,596,711
実質金利 61.4143%

 

シミュレーション結果からわかったこと
学資保険と同額、同年月積み立てた結果、支払い総額1,908,000円に対して2,605,682円まで増えることがわかった。

 

さらに、その260万円を元手に(実際は260万を引き出した段階で税金がかかりますが、今回は考慮しないで話を進めます)元本追加せずにさらに8年運用を続けた場合、最終的に手にすることができるお金は、4,196,711円にまで膨らむ計算となった。

つまり、積立投資で増えた金額は2,288,711円となった。

 

最終結果

学資保険を利用した場合は、92,000円だったのに対し、積立投資で増えた金額は2,288,711円。

差額はなんと2,196,711円!

 

両@学長
お金をより多く貯めるのが目的であれば、積立投資のほうが相応しいというのがよくわかっていただけたのではないでしょうか?

 

 

契約前に知っておきたい、学資保険4つのデメリット
  1. 保険会社には倒産のリスクがあります(ペイオフ対象外のため、預貯金のようにお金の保証がありません)
  2. 元本割れするリスクが伴います
  3. インフレになっても満期返戻金は増えないため、教育費が値上がりしたら、教育資金自体が足りなくなる可能性があります
  4. 学資保険の金利は固定のため、契約時の金利が満期まで続きます。世の中の金利が上がっても、契約済みの学資保険の金利は上がりません。
  5. 途中解約すると元本割れすることがほとんどです

 

▼学資保険の真実がわかる関連記事

 

世帯主に何かあった場合の備えは掛け捨て保険で

学資保険は「保険」の名がついているように、学費を積み立てる以外に契約者である親が死亡した場合、それ以降の保険料は支払い不要となる大きな特徴があります。

 

あやちん
備えあれば憂いなし! って言いますから、親にもしものことがあった場合の補償も考えないといけないですよね!

 

それは正解。

しかし、生命保険まで学資保険でまかなう必要はないんです。

 

生命保険には、掛け捨てで割安なものがたくさんあります。

例えば、SBI生命のクリック定期は保険期間10年で月々1,730円(契約する年齢により変わる)です。

その間、契約者が死亡するようなことがあれば、1,000万円を受け取ることができます。

 

 

10年間に支払う金額は、207,600円。

 

そもそもこちらの記事(「日本人の8割が加入する[保険]を全て解約した本当の理由」)にもあるように、40歳から50歳までの間に死亡する確率は女性の場合0.9%・男性の場合1.6%です。
厚生労働省:平成27年簡易生命表より)

 

死亡する確率が極めて低いにも関わらず、学資保険を契約し、保険会社に高い手数料を払って運用してもらうのは、非効率すぎます。

本来、保険は毎月の保険料はできるだけ下げつつ、いざという時に必要な額の補償が受けられるようにしておけば十分なのです。

 

教育費の正しい貯め方とは?

ここまでのポイントをまとめると、教育資金の正しい貯め方が見えてきます。

そのポイントは、

 

両@学長
お金を貯めるのと保険は切り分けて考えましょう!

 

ということです。

 

教育資金の正しい貯め方
  • 教育に必要なお金は投資で効率よく増やす
  • 生命保険は月々の支払い負担が少ない掛け捨てを利用する
  • 数年以内に利用する予定があるお金はシンプルに貯金でためておく

 

わざわざ学資保険という商品を契約し、保険会社に高い手数料を支払って運用してもらう必要はありません。

学資保険の全てを熟知した上での契約であれば別ですが、もしそうでない場合は、物事はシンプルに考えて自分が理解できる商品にお金を預けるようにしましょう。

 

学長からのアドバイス
Q:すでに学資保険を契約しています。
途中解約すると返礼率が下がり、積み立てた金額を下回る額しか戻ってきません。
この場合、学資保険を継続すべきですか?
それとも、解約した方がいいのでしょうか?

 

A:解約したほうがいいことが多いです。
積み立てた金額以下のお金しか戻ってこないのは、損した気分になるので避けたい気持ちはわかります。
しかし、目先の不足分に気を取られて行動せずに、投資に回した場合の大きなリターンを得られないことのほうがはるかに大きなデメリットになります。

ただし、お子様がすでに16歳で払込済などという状況の場合は、解約せずに時期が来たら受け取ったほうがいいかもしれませんね。
このあたりは個々の状況に応じて異なるため、一概に「解約すべし」と言えないのが難しいところですが、解約して他の投資に回した方が得をする可能性が圧倒的に高いことは理解しておきましょう。

 

まとめ

学資保険という名の積立保険は、投資信託+生命保険で構成された商品です。

 

であればいっそのこと、

 

  • 投資信託(インデックス投資を推奨)
  • 生命保険(月々の負担が少ない掛け捨て)

 

と分けて考え、お金の力を最大限発揮させていくというのがリベラルアーツ大学流の考え方です。

 

インデックス投資は、過去のデータを見ても10~20年単位で見ればほぼ100%勝てる投資方法です。

ただ、3年、5年といった短期的な数字を見れば急激に下ることもあります。

ですから、数年後に利用することが決まっているお金は貯金しておくようにしましょう。

 

可能であればその貯金は手を付けずに置いておき、ノーリスクで始められる副業等で稼いだお金を投資に回すというのが理想的な流れです。

副業については、近いうちにリベラルアーツ大学でもご紹介していきます。

 

また保険については、別記事の「お金の増やし方講座」、そして「学資保険ってどうなの? 必要? 不要?」をご覧いただくとより理解が深まりますので、合わせてご覧ください。

 

▼「お金の増やし方講座」保険の支出を抑える編に進む

 

▼「学資保険ってどうなの? 必要? 不要?」に進む

 

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