はじめに

私は、これまで加入していた保険を解約したことにより、約500万円の解約返戻金を手にしました。

 

▼保険を解約した話を読む

 

最初から貯蓄と投資に使うことは決めていましたが、そんな時にふと……

 

あやちん
もしかして、住宅ローンの繰り上げ返済に使ったほうがいいのかな?

 

なんて思いがよぎりました。

なぜなら住宅ローン=借金です。

 

借りたものはさっさと返してしまって、心理的に楽になりたいという心境になったからです。

まぁ借金があるのに、投資にお金を回すというのがいいことなのかどうか判断に迷ったという面もあります。

 

しかし結果的には、住宅ローンの繰り上げ返済はせずに投資をしています。

 

なぜその結論に至ったのでしょうか。

この決断の裏には、大きく2つの理由がありました。

 

▼私は楽天証券を利用しています

 

住宅ローンを繰り上げ返済してるのはどのくらい?

 

まず最初に一般的な考えが知りたいと思い、Twitterの自分のアカウントでこんなアンケート調査を実施しました。

 

あやちん
あなたは住宅ローンの繰り上げ返済をしていますか?

 

24時間限りのアンケートでしたが、55名の方に回答をいただきました。

ご協力いただいた方、ありがとうございます!

 

結果は上のツイートのとおりですが、大きく分けると住宅ローンの繰り上げ返済をしている人が20%、住宅ローンの繰り上げ返済はしていない人が80%という結果になりました。

 

繰り上げ返済をしている 20%
繰り上げ返済をしていない 80%

 

ただし、この中には「繰り上げ返済をしたいけど、できていない」と回答した31%の人が含まれています。

そこで今回は、「繰り上げ返済をしている」「繰り上げ返済をしたいけどできていない」51%の方たちに向け、私がまとまった資金を手にしたにも関わらず、住宅ローンの繰り上げ返済をしていない理由をお話します。

 

団信の加入で「もしも」の時は住宅ローンが0円になる

 

住宅をローンを使って購入すると、住宅ローン契約者は「団体信用生命保険」に加入することになります。

この団体信用生命保険(通称:団信)は、住宅ローンの返済中に契約者が死亡、もしくは高度障害になった場合、本人に代わり、生命保険会社が住宅ローンの残金を全額支払ってくれる保険です。

 

あやちん
残高が1万円であろうが2,000万円だろうが、すべて「なかったこと」になります。

 

つまり、私が手元にある500万円を支払うことで得られるメリットは、

 

  • ローン残高が減ったことによる利息の減少
  • 借りたものが返せてホッとしたという安心感

 

ですよね。

安心感という気持ちの問題は脇に置いておくとして、利息の減少がどの程度効果的なのかシミュレーションしてみました。

 

シミュレーション条件

借入額(ボーナス分含む) 3,000万円
うちボーナス返済分 0万円
金利 0.7%
返済期間 35年 0ヶ月
繰上返済時期 0年 1ヶ月
繰上返済額 500万円

 

シミュレーション結果

繰上返済なし 繰上返済
(返済額軽減型)
繰上返済
(期間短縮型)
返済期間 35年 0ヶ月 35年 0ヶ月 28年 7ヶ月
(77ヶ月)
返済額
(通常月)
80,556円 67,073円
(-13,483円)
80,460円
(-96円)
ボーナス月返済額 80,556円 67,073円
(-13,483円)
80,460円
(-96円)
利息 3,833,413円 3,197,620円
(-635,793円)
2,597,894円
(-1,235,519円)
総支払額 33,833,413円 33,197,620円
(-635,793円)
32,597,894円
(-1,235,519円)

【出典:http://loan.mikage.to/loancalc/prepayment/plan/35_0_3000_0_0.7_0_1_500】

 

500万円を一度だけ繰り上げ返済をした場合、返済タイプにもよりますが、約8年間の期間短縮、そして最大123万円の支払総額減少につながることがわかりました。

 

しかしながら、生きている間にいくらせっせと繰り上げ返済をしたとしても、先ほども書いたとおり、契約者が死亡、もしくは高度障害になった場合には住宅ローンの残高は0円になります。

これは自己破産の場合も同様です。

 

 

であれば、生きている間に手元のキャッシュを厚くしておき、積極的に資産運用に回していきましょう。

この超低金利時代ですから、住宅ローン金利以上で運用できる商品は存在します。

 

 

また、団信の内容によっては現在加入している生命保険と保障が重複し、無駄な出費をしている可能性があります。

この機会に合わせて保険の見直しもしておくといいかもしれませんね。

 

あひるくん
あやちんはいらない保険を全部解約したってよ~。

 

▼私は楽天証券を利用しています

 

ローン金利よりも投資によるリターンのほうが大きい

 

繰り上げ返済の結果をシミュレーションした場合、

 

「500万円を一度だけ繰り上げ返済をした場合、返済タイプにもよりますが、約8年間の期間短縮、そして最大123万円の支払総額減少につながる」

 

というのは上述のとおりです。

では、この500万円を10年間積立投資に回した場合を見てみましょう。

 

▼参考画像

 

その結果、500万円が10年間で895万円まで増える結果となりました。

 

両@学長

ただし、一括投資してこの利回りを維持するのは現実的ではありません。

実際には時期の分散を行ったり、期待利回りも下振れすることも想定されます。

しかし、肝心なのは住宅ローンの利息が1%切ってるので、それ以上の利回りで投資出来るなら借りっぱなしの方がお得だという事実ですね。

あやちん
実際には500万円を一括購入に利用せずに、数年に分けて投資するようにしましょうね。

 

▼参考記事

 

投資用語解説:複利効果とは?

複利効果は、資産運用において、リターン(収益)がリターン(収益)を生む効果のことを指します。

これは、運用で得た収益を元本に加えて再び運用することにより、収益が収益を生んで膨らんでいく効果のことを指します。

例えば、定期預金では、元金部分と利息部分の合計を再度預け入れる「元利継続」での運用が該当し、また投資信託では、分配金を現金で受け取らず、分配金を再び同じファンドに投資する「分配金再投資」での運用が該当します。

なお、複利とは、利息の計算方法の一つで、一定期間毎に利息を元本に組み入れ、その元本に対して利息が計算されるもの(利息が利息を生むもの)を言うのに対して、当初の元本に対してのみ、利息が計算されるものを「単利」と言います。――iFinanceより引用

 

もちろん、投資にはリスクが伴いますのであくまで自己判断で行う必要があります。

しかしながら、

 

  • 最大123万円の支払総額減少
  • 約395万円の資産増

 

どちらがいいかは一度よく考えてみる価値のある議題ではないでしょうか。

 

あやちん
私自身は冒頭で示したとおり、繰り上げ返済しない道を選びました。

 

まとめ

 

最初にご紹介したTwitterアンケート調査結果では、住宅ローンの繰り上げ返済を「するつもりがない」と回答された方が18%いらっしゃいました。

私の個人アカウントのフォロワーさんの中には、マネーリテラシーの高い方が少なからずいらっしゃるので、それが反映された結果なのかなと思っています。

 

私は二児の母という立場です。

中学、高校、大学……と、子どもたちの教育にお金がかかるのは目に見えているので、最低限の貯金と生活防衛費を除いたお金は積極的に運用に回し、教育・老後にかかる資産を増やしていきたいですね。

 

教育資金についての考え方はリベラルアーツ大学でもいくつか記事がありますので、ぜひ合わせてご覧ください。

 

▼参考記事

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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