はじめに

先日公開した「日本人の8割が加入する[保険]を全て解約した本当の理由」の大きな反響に驚いている、あやちん(@mile_tabiiku)です。

さて今回は、前回の記事中に「解約してはいけない」としていた自動車保険のお話をします。

 

我が家の愛車は昨年の冬に中古で購入した、トヨタのFJクルーザーです。

当然のことながら、購入と同時に自動車保険にも加入しました。

しかし、ここでも安定の失敗をしていることが、学長のお話で明らかに。

 

両@学長
あやさんが加入している自動車保険の「あれ」いらないですよ。

 

あやちん
「あれ」? 「あれ」ってなんですか!? 学長、ぜひ詳しく教えてください!

 

今回の記事のポイントはこの2つ。

 

この記事のポイント
  1. 自動車保険は会社選びを間違えない(代理店ではなく、ネット経由で申し込む)
  2. 自動車保険は不要なオプション、車両保険等をつけない

 

ところで、皆さんは学長が指摘していた「あれ」が何だかわかりましたか?

もし、わからなければ、さっそく自動車保険の基礎知識から一緒に学んでいきましょう。

 

自動車保険の基礎知識

まず、自動車保険には下の2種類があります。

 

  1. 自賠責保険
  2. 任意保険

 

自賠責保険とは、運転者に加入が義務付けられている強制保険のことです。

簡単にその成り立ちをお話しますね。

 

自賠責保険の成り立ち

自賠責保険は他人を死傷させてしまった場合に備えるための保険です。

戦後、高度成長期を迎えた日本にマイカーブームが到来しました。

しかし、急速に自動車が普及したことにより交通事故が増え、「交通事故の被害者が何の補償も受けられずに困窮する」という社会問題に発展したんです。

そのため政府は、交通事故の被害者を救済することを目的とし、自動車損害賠償保障法を制定しました。 これが1955(昭和30)年の出来事です。

さらにその翌年1956(昭和31)年には、全ての車両所有者に対して自賠責保険の加入が義務付けられました。

もし自賠責保険に未加入のまま運転していることが発覚した場合、厳しい罰則が科せられますので、くれぐれもご注意ください。

 

自賠責保険は強制加入なので検討の余地はなく、マイカーを所有する上で発生する必要経費です

 

では、見直すべきポイントはどこか?

言わずもがな、もう1つの自動車保険である任意保険の方ですね。

 

そして、一口に任意保険と言っても、大きく分けて3つの要素を含んでいます。

下の表をご覧ください。

 

▼任意保険を構成する3大要素
任意自動車 賠償責任 <重要:無制限推奨> 対人賠償保険
<重要:無制限推奨> 対物賠償保険
傷害補償 <重要:3,000万円> 人身傷害補償保険
<不要> 搭乗者傷害保険
<検討> 無保険車傷害保険
<検討> 自損事故保険
車両損害 <不要> 車両保険

 

<重要> 契約時に選択必須事項

<不要> 契約する必要がないもの

<検討> 特約項目にあれば予算に応じて検討

 

上から順に項目内容を説明しますが、不要な方は読み飛ばしてもらって大丈夫です。

 

賠償責任保険:対人賠償保険

事故の相手方に対する賠償のための保険です。

契約車両の事故により他人を死傷させてしまった場合に、相手方の治療費や慰謝料などを補償してもらえます。

保険金額は「無制限」としておきましょう。

 

補償対象となるケース
  • 相手の車に乗車していた人を死傷させてしまった
  • 運転中に自転車にぶつかり、相手を死傷させてしまった など

 

賠償責任保険:対物賠償保険

他人の車やものを壊してしまった場合に補償される保険です。

電柱やガードレールなどの公共物を壊してしまった場合にも適用されます。

こちらも保険金額は「無制限」としておくのがおすすめです。

 

補償対象となるケース
  • 運転中に相手の車に激突し、破損させてしまった
  • 他人の家の壁にぶつかり、壊してしまった など

 

障害補償:人身傷害補償保険

自分や同乗者が死傷した場合の治療費や休業損害などを補償してくれる保険です。

保険会社によっては、車外での事故も補償してくれる「車外補償型」がオプションとして選べることも。

車外補償型は、被保険者とその家族等が歩行中や自転車運転・乗車中に自動車と交通事故が発生した場合も補償されます。

自転車保険の加入が義務付けられている自治体にお住まいの方は「車外補償型」オプションも有効活用しましょう。

保険金額は3,000万円程度設定しておけば十分です。

 

補償対象となるケース
  • 契約した車両に乗車中の人が事故でけがをした

 

障害補償:搭乗者傷害保険

人身傷害の上乗せ補償としてオプションで設定できるのが搭乗者傷害保険です。

契約者、同乗者が死傷した際に保険金が支払われます。

搭乗者傷害保険は不要です。

 

障害補償:無保険車傷害保険

事故の相手方が無保険などで、死亡・後遺障害に対して十分な補償を受けられない場合に、治療費や休業損害などが補償される保険です。

自動付帯とオプション加入する場合、現状各社の対応は様々です。

オプションの場合は予算に合わせて加入、非加入を決めましょう。

 

補償対象となるケース
  • 無保険の車と衝突して、後遺障害を負った
  • 当て逃げされて乗車中の人が死亡した

 

障害補償:自損事故保険

相手方のいない単独自損事故などにより死傷した場合に、治療費などが補償される保険。

自動付帯の保険会社がほとんどです。

もしオプションの場合は予算に合わせて加入、非加入を決めましょう。

 

あやちん
ふーん……自動車保険も細かく見ていくといろいろな種類があるんですね。

 

任意自動車保険の節約ポイントは「車両保険」

任意保険の詳細を理解したところで、任意保険の最重要ポイントである車両保険の話に入ります。

車両保険が重要な理由は1つ。

加入するか否かで任意保険代が大きく変わるからです。

 

車両保険は(基本)いらない

ではここで、2017年3月時点での『自動車保険 都道府県別加入率』から全国平均を割り出したものを見てみましょう。

(出典:損害保険料率算出機構「自動車保険の概況」 )

 

▼自動車保険都道府県別加入率の全国平均
対人賠償(74.3%)
対物賠償(74.4%)
搭乗者(27.9%)
人身傷害(68.7%)
車両保険(43.8%)

 

 

多くの方が対人、対物、人身への備えはしっかりされているのがわかりますが、車両保険は50%を切る数字です。

これには上述した節約の意味のほかに、こんな理由があります。

 

  • 修理費として利用しない方がお得なケースがある
  • 免責金額の設定によっては、利用できない可能性もある
  • 車対車の事故のときに過失割合がないなら、相手の保険から補償してもらえる

 

両@学長
つまり、車両保険をつけることによって保険料が倍近く跳ね上がる割に、使えるシーンが少ないんだね。僕があやさんに話していた「あれ」とは、この車両保険のことだったんだ。

 

車両保険あり vs 車両保険なしでいくら安くなるか試算してみた

ソニー損保自動車保険見積サイトを使って、我が家のFJクルーザーの保険料をサイト上で見積もってみました。

まず車両保険ありの結果から。

 

▼車両保険ありの場合

 

安心プランを選択した場合の金額は年間97,690円となりました。

これはかなりの出費ですね。

 

では、車両保険なしに変更したらどうでしょうか。

 

▼車両保険なしの場合

 

安心プランを選択した場合の金額は年間61,450円でした。

差額はなんと36,240円!!

 

たかが36,240円と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、この差額は税引き後所得からの36,240円増えたのと同じことを意味します。

所得にもよりますが、年間約5万円。

月々にすると約4,000円月収がアップしたのと同じ効果になるんです。

 

それでも、高額の割に使いにくい車両保険をあなたは契約しますか?

 

 

本当におすすめできる、自動車保険会社とは?

では最後に、リベラルアーツ大学で検証した、本当におすすめできる自動車保険会社を公開します。

保険会社を見直すだけで年間数万円得する事は多々あるので、ぜひ、この機会に見直してみてくださいね。

 

▼事故後の対応の実績と価格とのバランスが極めて良好な4社
総合評価

会社名 ソニー損保 セゾンおとなの自動車保険 チューリッヒ
ネット専用自動車保険
セコム損保
特徴
  • ダイレクト自動車保険売上15年連続ナンバーワン
  • ネット申し込みで最大10,500円割引
  • 事故率が低い40代・50代の保険料が割安に
  • 楽天「自動車保険満足度ランキング」3年連続で第1位を獲得
  • 事故率が低い28歳~58歳に特化し、割安な保険料を実現
  • 従来の通販型自動車保険よりも保険料をもっと節約!
  • 充実したロードサービス、示談交渉サービスで、事故解決を全面サポート
  • 各種割引制度・契約条件も充実

 

▼低価格で事故対応実績もおおむね良好な4社
総合評価

会社名 SBI損保 アクサダイレクト 三井ダイレクト イーデザイン損保
特徴
  • 「価格.com 自動車保険満足度ランキング2018」総合満足度、保険料満足度第1位。
  • ネット申し込みで最大10,500円割引
  • ネット申し込みで最大20,000円割引
  • 新規申し込みで「dTV見放題90日分」プレゼント
  • UCDAアワードを二年連続受賞
  • HDI「格付けベンチマーク」調査にて最高評価の「三つ星」獲得
    • オリコン顧客満足度調査2018
      自動車保険 事故対応第1位
    • 業界唯一の無事故割引(2%割引)

 

あやちん
自動車保険の料金は一括見積りが便利なので、利用しましょう。

おすすめ契約プラン

これまでの話を踏まえ、自動車保険を契約する際のモデルプランを提示します。

 

対人賠償保険 無制限
対物賠償保険 無制限
人身傷害保険 3000万円
搭乗者傷害保険 不要
車両保険 (基本)不要

 

 

つけておきたい特約

続いて、契約時につけておきたい特約はこちらです。

 

  • 弁護士費用の補償
  • 対物超過修理費用の補償
  • ファミリーバイク特約(原付き所有者の場合)

 

「無保険車傷害保険」と「自損事故保険」は自動で付帯されることが多いので特段気にする必要はありませんが、保険会社によっては特約となっている場合もありますので、契約前にご自身で確認をお願いします。

まとめ

自動車保険についてお話を進めてきましたが、いかがでしたか?

契約時に車両保険をつける、つけないで大きく金額が変わることがよくわかっていただけたかと思います。

私自身は現在、チューリッヒネット専用自動車保険を「車両保険あり」で契約しているため、年間の保険料が約8万円。

見直し時期が来たら再度各社で見積もりを作成し、次年度からは「車両保険なし」で契約します!

 

両@学長
にしても、あやさんのマネーリテラシーどうなっちゃってるの?(笑)

 

あやちん
自分でも恐ろしいぐらい「お金の感覚」が麻痺していることに震えています……

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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